サーバーワークス の技術ブログ

EMCCを手早く構築する手順その1 - OS 構成と Oracle Database インストール編

こんにちは、テクニカルサポート課の 佐藤 光晃です。 本ブログは検証を目的とした Oracle Enterprise Manager Cloud Control 13c Release 5 (本記事作成時点で最新バージョン、以下 EMCC) を EC2 インスタンスに手早く構築する手順の内、OS での前提条件クリア、および、Oracle Database をインストールするブログとなります。 ■手順 1) EC2 インスタンス、および、OS 側の準備 ★ 2) Oracle Database

【DevOps】Blue-Green デプロイのメリットを掘り下げてみる

デプロイ戦略の中の一つ、Blue-Green デプロイのメリットについて掘り下げて書いた記事です。 Blue-Green デプロイはデプロイの成功率が高い、ダウンタイムが少ない、ロールバックが容易と言われますが、それぞれの意味を掘り下げています。

【AWS CLI】 スクリプトを利用して 1 度にAmazon Bedrockの複数モデルに質問を投げてみる

こんにちは。AWS CLI が好きな福島です。 はじめに スクリプト まとめ 質問内容 ① 回答 AI21 Labs(ai21.j2-ultra) Anthropic(anthropic.claude-v2) Cohere(cohere.command-text-v14) 質問内容 ② 回答 AI21 Labs(ai21.j2-ultra) Anthropic(anthropic.claude-v2) Cohere(cohere.command-text-v14) 終わりに はじめに Amazon Bedrock では複数のモデルを利用することができますが、 claude-v2 がテキスト生成…
AWS

【AWS CLI】Amazon Bedrockを利用して複数のモデル を使ってみる

こんにちは。AWS CLI が好きな福島です。 はじめに 追記 利用可能なモデルを確認する AI21 Labs のモデルを使ってみる ai21.j2-ultra の実行 Amazon のモデルを使ってみる amazon.titan-embed-text-v1 の実行 Anthropicのモデル を使ってみる anthropic.claude-v2 の実行 Cohere を使ってみる cohere.command-text-v14 の実行 Stability AI(プレビュー) のモデルを試してみる stability.stable-diffusion-xl の実行 終わりに

macOS Sonoma (14.1) をクリーンインストールして tmux + powerline-status をセットアップした (備忘録かも)

こんにちは、アプリケーションサービス部の千葉です。 さっそくですが、macOS のメジャーアップデートのタイミングで OS のクリーンインストールをする運用をしています。 目的・意図としては以下のとおりです。 定期的にクリーンインストールすることで、環境を清潔な状態にしておきたい アクティブではないプロジェクトの開発環境を破棄 適当な場所に作ったまま

Amazon Bedrockの入出力に個人情報が含まれていたらAmazon Comprehendでフィルタする

サーバーワークスの村上です。 ハロウィンが終わり11月になりました。224cmルーキー、ウェンバンヤマによるスレンダーマンの仮装を貼っておきます。 Happy HalloWemby!📺 Spurs/Suns, 10pm/et on TNT pic.twitter.com/ZCNU1f5oBh— NBA (@NBA) 2023年10月31日 構成 動作 フィルタしない場合 ユーザーからの入力をフィルタする場合 Amazon Bedrockからの出力をフィルタする場合 想定しないユースケース

macOS Sonoma (14.1) をクリーンインストールして tmux + powerline-status をセットアップした(備忘録かも)

こんにちは、アプリケーションサービス部の千葉です。 さっそくですが、macOS のメジャーアップデートのタイミングで OS のクリーンインストールをする運用をしています。 目的・意図としては以下のとおりです。 定期的にクリーンインストールすることで、環境を清潔な状態にしておきたい アクティブではないプロジェクトの開発環境を破棄 適当な場所に作ったまま

ECSでBlueGreen DeployをCDKで試す記事 part2

CS1の石井です。 今回の記事は前回の「ECSでBlueGreen DeployをCDKで試す記事 part1」の記事の後編です。 こちらはパイプラインを用いてB/Gデプロイを行う実装となります。 ※本記事もコードだけ欲しい人は「早速結論」の項目まで飛んでください。 記事を書いた動機 part1に続き、B/Gデプロイの話をCDKで実践したいと思っていました。 ただ、B/GデプロイはCI/CD環境との組み合わせ
CS

Transcribeの出力をLambdaで自動フォーマット

こんにちは!2023年10月にサーバワークスに入社し、現在IE課にて修行中の山永です。早くも入社してから1ヶ月が経ったことに驚きです。 はじめに 試してみる システム構成 Lambda関数のソースコード S3へのアップロードでTranscribeジョブを作成 Transcribeの出力をCSVに整形 おわりに はじめに 弊社では社内やお客様とのコミュニケーションにGoogle Meetを標準で利用しています。
AWS

AWS Health が 組織のヘルスイベントをEvent Bridgeに集約することができるようになりました

こんにちは、営業推進課の島村です。 10/5にリリースされた、AWS Health に関するアップデートについてまとめていきたいと思います。 概要やユースケース、実際に必要な設定など記載していきます。 マルチアカウント環境でAWSを運用している方で、ヘルスに関する運用が楽になるアップデートでもあるので 気になる方はぜひチェックしてみてください。 aws.amazon.com 概要 AW
AWS

Cloud9でPython3.12.xへバージョンアップする

東北のサウナー、小菅です。 AWSのCloud9上でPythonを使って検証をしようとしましたが、 「Pythonのバージョンアップってどうやるんだっけ?」と言いつついつもググるんですが よくわからないエラーが出たりしては他の記事を辿り・・・となりがちです。 備忘のためこの記事に残しておこうと思います。 現行バージョンの確認 pyenvのインストール Pythonのインストール イン

新機能 Multi-VPC ENI アタッチメントを検証しつつ他のサービスと比較する

マネージドサービス部 佐竹です。 本ブログでは、新機能である Multi-VPC ENI アタッチメントを検証しつつ、これまでのサービスとの比較検討を行ってみました。また本機能の制限として「同じ Availability Zone (AZ) であること」と「同じ AWS アカウント内であること」が前提の機能となっています。
AWS

【Amazon Athena】パーティションを使ってマルチアカウントのCloudTrailログ検索を高速化する

エンタープライズクラウド部の松田です。こんにちは。 今回はパーティションを活用して、マルチアカウント環境における、AWS CloudTrailログの検索を高速化する方法をご紹介します。 1. はじめに 2. 事前準備 クエリ結果の場所を設定する データベースを作成する 3. テーブル作成(パーティション分割なし) 4. テーブル作成(パーティション分割あり) 5. クエリ実行 パー

マルチアカウントへの権限集約のポイントと必要な移行ステップ

こんにちは! エンタープライズクラウド部技術2課の日高です。 今回はマルチアカウントへの「権限集約のポイントと必要な移行ステップ」についてブログを記載しようと思います。 はじめに マルチアカウントにおけるユーザー認証方法の選択基準 マルチアカウントにおけるユーザー認証への移行手順 全体像 No.1 アセスメント(情報収集) No.2 IAM権限設計 権限設計 MFA

アクティブ・ブック・ダイアローグという読書会スタイル

はじめに こんにちは。アプリケーションサービス部の兼安です。 肌寒くなってきましたね。先日、こちらの読書会イベントに参加させていただきました。 agile-hiroshima.connpass.com イベントの内容は、リンク先をご覧ください。 今回は、イベントで行ったアクティブ・ブック・ダイアローグ(ABD)という読書会スタイルがとても面白かったので、その紹介をしたいと思います。