【NVIDIA x MATLAB】5G・無線通信へのAI適用法
イベント内容
【NVIDIA x MATLAB】5G・無線通信へのAI適用法
概要
人工知能(AI)は、私たちの生活や仕事においてハードウェア/ソフトウェアが果たす役割を大きく変えようとしています。各技術分野において、AIを利用することで競争上の優位性を獲得しており、無線通信業界においてもAI活用のトレンドは、例外ではありません。
特に次世代の無線システムは、過酷な環境下で動作する必要があり、様々な種類の干渉がシステムレベルの課題を増大させます。無線通信受信器は、効率的なスペクトル管理を必要とするシステムに多数のアプリケーションがあります。この厳しい状況のなか、無線通信では、今までの技術に加えてAIの活用が進んでいく事が期待されています。
本セミナーでは、NVIDIA様をお招きし、5GへのAI適用に関するトレンドやユースケースについてご紹介します。
※当セミナーのご登録情報は、NVIDIAおよびMathWorksに共有されます。
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タイムスケジュール
時間 | 内容 |
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14:00〜14:40 | AIで高度化する5G & Beyond 5G NVIDIA デベロッパーリレーションズマネージャー (Telecom AI & 5G/B5G) 野田 真 (のだ まこと) 昨今、AIの進歩に伴い、通信業界においてもその適用範囲が広がってきています。特に、これから本格展開が進むと見込まれている5Gにおいては、OAMなど既存のAI活用分野のみならず、RIC(RAN Intelligent Controller)やMIMOの最適化など、新たな分野でのユースケースが活発に研究・議論され、実装に向けた様々な取り組みが行われています。本セッションでは、この分野のトレンドをいくつかのユースケースとともにご紹介し、考慮すべき技術要素などについても考察します。 |
14:45〜15:15 | 無線通信システムのための機械学習、ディープラーニングの活用法 MathWorks Japan アプリケーションエンジニアリング部 田中 明美 近年、ディープラーニングや機械学習は無線通信においても活用が始まっています。しかしながら、専門知識が必要であったり、どのようなネットワークを使用すると従来の手法と比較して効果的かなど探索のための労力も必要であることから、すぐに試せないという課題があります。 そこで本セッションでは、MATLAB®が提供するディープラーニングのワークフローを「5G 信号とLTE信号を識別するディープラーニングを使用したのスペクトルセンシング」の例を中心にご紹介します。この例には、無線信号にセマンティックセグメンテーション手法を適用し、広帯域スペクトル内のスペクトルコンテンツの識別方法やソフトウェア無線機で実信号をキャプチャし、トレーニングされたネットワークのパフォーマンステストを行う方法が含まれます。 他にも、オートエンコーダを利用した例や特徴を求めるためにウェーブレット変換を利用し変調方式の分類を行いNVIDIA Jetsonに実装した例に関しても、簡単に概要をご紹介します。 |
登壇者
野田 真 (のだ まこと)
NVIDIA デベロッパーリレーションズマネージャー (Telecom AI & 5G/B5G)
2002年より現在まで一貫して通信技術に携わる。
2020年よりNVIDIAにて通信領域のデベロッパーリレーションズに従事しており、現在は主に通信業界へのAI、そしてアクセラレーテッドコンピューティングの普及に邁進中。
田中 明美 (たなか あけみ)
MathWorks のシニアアプリケーションエンジニア
セルラーシステム基地局向けLSI/FPGA開発に従事。無線通信向けプロトタイプハードウェアのエンジニアを経て、2009年より現職。ローカル5G、Bluetooth、衛星通信などの通信システムを中心に、信号処理、画像処理、ソフトウェア無線およびHDLの実装の支援を行う。また、電子情報通信学会/スマート無線研究会(SR)の幹事団としても活動している。
参加費
無料
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