Laboratory Automation Developers Conference 2023

2023/09/15(金)12:00 〜 2023/09/16(土)19:00 開催
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イベント内容

更新情報

2023-09-14 00:00 参加登録(オンライン参加チケットのみ受付中)の締め切りを9/16 [土] 19:00まで延長しました。
2023-09-13 23:59 現地参加チケットの登録を締め切りました。
2023-09-08 19:45 オンライン参加チケットの上限を400に増枠しました。
2023-08-24 17:30 オンライン参加チケットの上限を300に増枠しました。
2023-07-27 15:30 講演セッション情報を公開しました。
2023-07-21 19:00 プログラムを公開しました。
2023-07-03 10:00 開催概要を公開しました。

開催概要

名 称 Laboratory Automation Developers Conference | LADEC2023
会 期 2023年9月15日 [金] -16日 [土]
会 場 現地会場:理化学研究所 生命機能科学研究センター(兵庫県神戸市中央区港島南町2-2-3)
    オンライン会場:Zoom配信(講演のみ)
主 催 ラボラトリーオートメーション研究会
後 援 理化学研究所 生命機能科学研究センター
    産業技術総合研究所 人工知能研究センター
    東京大学 先端科学技術研究センター
    神戸大学 先端バイオ工学研究センター
    神戸大学大学院 科学技術イノベーション研究科
    慶應義塾大学 環境情報学部
    慶應義塾大学 総合政策学部
    慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科
    科学技術振興機構(JST)
    神戸医療産業都市推進機構
    神戸市
言 語 日本語

LADECとは

 LADECは、ラボラトリーオートメーション(研究の自動化)に関する議論・情報交換・交流のための学会です。
 生命科学分野を中心とした研究の自動化は世界的潮流となりつつあります。一方で、その開発・実装を妨げる深刻な問題のひとつとして、ノウハウや情報が世界中に散逸しており、開発者は孤軍奮闘せざるを得ず、新規参入者は前例となる情報をうまく入手できないという悪循環がありました。LADECはこの問題を解決するため、自動化現場の第一線で活躍する開発者・技術者・研究者が所属や立場の垣根を超えて一堂に会する場を作るべく開催されます。
 年齢や所属、職位に関係なく自動化に興味のある人間、ロボット、AIのみなさまのご参加をお待ちしております。

LADEC2023コンセプト

 LADEC2023は本年で3回目の開催となります。初開催となった2020年は2月に対面での開催を計画しておりましたが、感染症の影響を受け10月にオンラインでの開催となりました。2021年も同様にオンラインでの開催となりましたが、本年ついに現地での開催が現実のものとなる見込みです。LADEC2020は約600名、LADEC2021では800名を上回る方々にご参加いただき、月例勉強会もオンラインのハイブリッド開催が定着しました。このような流れのなか対面での開催となるLADEC2023は"現地での交流"を軸として、2日間の開催を通してオンライン開催を上回る活発な議論、現地でしか得られない体験と交流を実現します。
 特に、自動化によって達成された成果の発表に留まらず、ラボラトリーオートメーションに必要な生命科学・ハードウェア・ソフトウェアの研究開発現場の生の声を直接共有できる場を提供することを目指しています。 参加にあたり、職種や業界などの制限はありません。ニッチな開発トーク仲間を探したい方から自動化界隈の空気感を見てみたい方まで、それぞれお好みのスタンスでご参加いただければと思います。

プログラム

2023年9月15日(金)
時刻 内容 演者等
12:00 開場
13:00-13:10 🌐オープニング
13:10-13:40 🌐講演1 創薬研究現場で人との協働が可能な細胞培養実験ロボットICHIROの開発
松本 佳子(エーザイ株式会社)
13:40-14:10 休憩・交流・自由議論 現地会場では現地ならではの交流企画を開催予定です
14:10-14:40 🌐講演2 ロボットメーカーからみたラボラトリーオートメーション
澤田 洋祐(株式会社デンソーウェーブ)
14:40-16:00 休憩・交流・自由議論
16:00-18:00 🌐特別講演 AI×ロボットが切り拓くライフサイエンスの未来
夏目 徹(産業技術総合研究所)
18:00 意見交換会

🌐:オンライン配信の対象

2023年9月16日(土)
時刻 内容 演者等
12:00 開場
13:00-13:10 オープニング
13:10-14:10 ポスターセッション1
ロボットラボ見学
14:10-15:10 ポスターセッション2
ロボットラボ見学
15:10-15:40 休憩・交流・自由議論
ロボットラボ見学
15:40-16:10 🌐講演3 次の発見を目指して:あなたはラボオートメーションに何を期待しますか?
須山 英悟(中外製薬株式会社)
16:10-16:40 休憩・交流・自由議論
16:40-17:10 🌐講演4 アステラス製薬のiPS細胞創薬自動化の取り組み
生田目 一寿(アステラス製薬株式会社)
17:10-17:40 休憩・交流・自由議論
17:40-18:10 🌐講演5 ラボラトリーオートメーションの基盤研究
神田 元紀(理化学研究所)
18:10-18:20 🌐クロージング
18:20-19:00 交流・自由議論・撤収

🌐:オンライン配信の対象

特別講演演者紹介

AI×ロボットが切り拓くライフサイエンスの未来/夏目 徹(産業技術総合研究所)

夏目さんは、汎用ヒト型ロボットLabDroid「まほろ」®️の生みの親です。超高感度にタンパク質を定性・定量するプロテオミクス解析を実装する過程で特定のスタッフの匠の技の自動化に迫られました。その後数多くの失敗を経たのちにLabDroid「まほろ」の誕生に至っているとのことですが、本講演では、最終講義として、これまでの研究半生をたっぷり2時間枠、裏話満載でお話しいただきます。

講演セッション演者紹介

創薬研究現場で人との協働が可能な細胞培養実験ロボットICHIROの開発/松本 佳子(エーザイ株式会社)

松本さんは細胞培養のための実験ロボットICHIROを開発しています。人との協業が可能な双腕のヒト型ロボットNEXTAGE®️と無人搬送車(AGV)を組み合わせることで、培地交換などの培養動作や遠心分離機・セルカウンターなどの周辺機器の利用を通して細胞培養に求められる広域な動作の実装と自動化に成功しました。本講演では、ICHIROの開発経緯や将来展望から苦労話まで幅広くお話しいただきます。
参考:エーザイ、実験室内で人間と協業可能な実験ロボットを開発

ロボットメーカーからみたラボラトリーオートメーション/澤田 洋祐(株式会社デンソーウェーブ)

澤田さんは協働ロボットCOBOTTA®️シリーズの商品企画を手がけています。製造現場や工場への実装に加えて、AIとプロ棋士の将棋対決「電王戦」で用いられた電王手くんや抹茶をたてるロボットなどのワンフックある開発も多く手がけており、ロボットの社会実装を広く探求しています。本講演では、自動車・電気・機械・食品・研究室におけるそれぞれのロボット利用の特徴や着目点をもとに、ロボットメーカーからみたラボラトリーオートメーションについてお話しいただきます。
参考:“使えない協働ロボット”打破へ、「COBOTTA PRO」で目指したもの

次の発見を目指して:あなたはラボオートメーションに何を期待しますか?/須山 英悟(中外製薬株式会社)

須山さんは創薬シーズ探索と最適化を推進するラボオートメーションの研究開発に携わっています。特に低分子・抗体創薬を目的として、多種のロボットの連携からワークフローへの機械学習の適用まで幅広く実践的な開発に取り組まれています。本講演では、現在開発・運用している技術の総論から、ラボラトリーオートメーションが生み出す価値についての展望までをお話しいただきます。
参考:デジタルを活用し実験自動化 新薬創出プロセスを革新する、中外製薬のラボオートメーション

アステラス製薬のiPS細胞創薬自動化の取り組み/生田目 一寿(アステラス製薬株式会社)

生田目さんはiPS細胞を用いた自動細胞分析プラットフォームMahol-A-Baの開発に携わっています。従来研究者が行っていた細胞培養操作(匠の腕)を汎用ヒト型ロボットLabDroid「まほろ」®️が担い、分化した細胞の活性や、薬理作用の評価(匠の眼)を「Screening Station」が担うことで、膨大なデータをAIにより解析可能としたシステムです。本講演では、研究者・AI・ロボットの協働が生み出す創薬研究の価値や取り組み事例を交えてこのプラットフォームを紹介いただきます。
参考:アステラスのDX戦略シリーズ Vol.2:人×AI×ロボットの協働で創薬を加速

ラボラトリーオートメーションの基盤研究/神田 元紀(理化学研究所)

神田さんはロボットによる生命科学研究が当たり前になるという来たるべき未来に向けて、ロボットとAIが自律的に実験条件を試行錯誤をするシステムの開発や、ラボラトリーオートメーションのコミュニティ設立に携わっています。本講演では、周辺の研究開発や業界全体の動向を交えながら、ラボラトリーオートメーションの基盤研究の最先端をお話しいただきます。
参考:再生医療用細胞レシピをロボットとAIが自律的に試行錯誤

参加対象者

  • Laboratory Automationにまつわる開発者およびユーザー*
  • 自動化に興味のある生命科学分野などの研究者(学生を含む)
  • ロボット・IT・生命科学などのビジネスに携わる方
  • 関連の技術、機器等の開発や研究に携わる方

* 自作の自動化装置やソフトウェアを開発している方、フローサイトメーターや分注機などの既に売られている自動化装置を使っている方、マイクロ流路、顕微鏡、画像処理、有機化学、マテリアルサイエンス分野などで自動化を試みている方を含みます

参加登録時の注意点

  • 本イベントの参加には参加登録が必要です。
  • 事前参加登録は本ページにて行います。
  • 事前参加登録にはconnpassのアカウントが必要です。
  • 先着順での登録となります。

現地参加チケットをお申込みの方へ

  • 現地参加者は全員「自己紹介ボード」の事前提出と必須とします
  • 現地参加チケットは先着順・100名まで発行します。
  • 当日受付にて参加費2023円をお支払いください(おつりはありません、学生は無料)。
  • 当日受付にて本人確認を行いますので、本人確認書類をお持ちください。
  • 本人確認書類はマイナンバーカード、パスポート、保険証、社員証、学生証、賞状、家に届いた手紙などなんでもOKです。
  • 希望者はポスター発表・実機展示が可能です。希望者過多の場合は先着順となります。
  • 現地参加の学生向けに旅費支援を実施します(下記参照)

自己紹介ボード

  • A4・1枚・横向きで自己紹介用のPDFを作成し、事前に提出をいただきます。
  • 提出いただいたPDFは事務局で印刷し、当日掲示板に掲示します。
  • プロフィール画像(顔写真からSNSアイコンまでなんでもいいです、名札にも使われます)と研究内容/開発製品/趣味などがわかる情報を盛り込んでください。
  • 研究内容を使用する場合は必ず事前に必要な許可を参加者ご自身で取得してください。
  • 登録フォームと作成例は後日ご案内します。

学生向け旅費支援

  • 旅費支援として、居住地に応じた固定額を現地でお支払いします。(北海道・沖縄県=5万円、近畿(2府5県)=1万円、その他(海外・地球外含む)=3万円)
  • 以下を全て満たす方が対象です。
    1. 2023年9月15日時点で学部生・大学院生である
    2. 参加登録時に旅費支援を申し込んだ
    3. 先着20名
  • 対象者には後日別途案内を送付します。
  • 当日は「学生証」と「住所がわかるもの」を持参してください。
  • 開催期間中のスタッフ・運営のサポートに立候補することが可能です。希望者は参加登録時にお申し込みください。(おそらく知り合いがたくさんできます)
  • スタッフ立候補の方は、前日の9月14日 [木] 午後からご参加ください。別途連絡をします。

ポスター・実機展示発表

  • 参加登録のアンケートにて「ポスター発表する/実機展示発表する」を選択してください。
  • ポスター用パネルは事務局で用意します。
  • ポスター位置は自由席制とし、場所指定は行いません。貼付位置は自由ですので、場所取りは重要です。
  • ポスターの他、ソフトウェア・ハードウェアの実機展示・デモも可能です。
  • (ポスター以外の方)展示に際して必要なスペース(必要な場合は電源仕様)を8月21日 [月] までに事務局(ladec2023 at googlegroups .com)へお知らせください
  • ポスター貼付・実機設置は初日の開場後から可能です。
  • 紛失・破損・怪我等の事故について主催者は一切の責任を負いません。

オンライン参加チケットをお申込みの方へ

  • 参加登録者のみが視聴可能です。
  • オンライン配信は一部プログラムのみです。
  • タイムシフト放送はありません。生放送一度きりです。
  • ZoomとDiscordを利用します。
  • 講演内容の配信はZoomで行います。
  • 演者への質問はDiscordのみから受け付けます。
  • セットアップ方法や接続URLは参加登録後の画面上部「参加者への情報」欄に表示されます。

協賛

アステラス製薬株式会社
エピストラ株式会社
ダイダン株式会社
TEGAMI Robotics合同会社
テカンジャパン株式会社
株式会社デンソーウェーブ
ナカライテスク株式会社
株式会社ニコン
株式会社ビジョンケア
fuku株式会社
株式会社MOLCURE
株式会社IDDK
八洲薬品株式会社
ロボティック・バイオロジー・インスティテュート 株式会社
株式会社 安川電機
株式会社日立製作所
梅馨堂合同会社
エムエス機器株式会社
フナコシ株式会社
和研薬株式会社
アジレント・テクノロジー株式会社
神戸バイオロボティクス株式会社
株式会社シンプロジェン
株式会社ナレッジパレット
(2023年9月12日時点)

問い合わせ

LADEC2023事務局
ladec2023 at googlegroups .com

※事前参加登録の開始時にリマインダが欲しい方は こちらのページの画面右上の「メンバーになる」ボタンから登録してください。開催案内がメールで届きます(connpassの自動送信機能)。

注意事項

※ こちらのイベント情報は、外部サイトから取得した情報を掲載しています。
※ 掲載タイミングや更新頻度によっては、情報提供元ページの内容と差異が発生しますので予めご了承ください。
※ 最新情報の確認や参加申込手続き、イベントに関するお問い合わせ等は情報提供元ページにてお願いします。
情報提供元ページ(connpass)へ

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