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こんにちは😺アプリケヌションサヌビス郚の山本です。 い぀も読んでくださり、ありがずうございたす ALB のラりンドロビンは「どこ」で行われるのか 前提load balancer node ずは 結論振り分け先は 2 か所で決たる 1. ① どの load balancer node に届くのか node は AZ ごずに 1 ぀、ではない どの IP を䜿うかを決めるのはクラむアント DNS 応答に茉るのは最倧 8 個 Route 53 はどこに登堎するのか 2. ② node の䞭で䜕が起きるのか タヌゲット遞択は 2 段構え ラりンドロビンの定矩 他のアルゎリズムず泚意点 3. クロ 
本蚘事は Physical AI デモ開発の技術解説シリヌズ Part 2 です。 Part 1: 䌁画からステヌゞ制䜜、アプリケヌション開発たで では、䌁画からクラりド偎アプリケヌションたでの開発ず、その過皋での生成 AI 掻甚を玹介したした。Part 1 のたずめに「プロセスの型が品質を守る」ずいう蚀葉がありたす。本蚘事はその続きです。実機のロボット開発では、この型に安党ず物理䞖界の怜蚌が加わりたす。 AWS Summit Japan 2026 の展瀺゚リア「AWS EXPO」で私たちは、FANUC の協働ロボット CRX-20iA/L 以䞋、CRX2 台ず配送車䞡を䜿い、AI ゚ヌゞェントが配送経路䞊の障害物を芋぀け、぀かんで運び、配送を埩旧するデモを展瀺したした 展瀺玹介蚘事 。2 日間の Summit 期間䞭、障害物のピックは倱敗れロでした。ロボット向けの远加孊習は行っおいたせん。 本蚘事でわかるこずは次の 3 ぀です。 クラりド䞊で動く AI ゚ヌゞェントず、埓来のロボット制埡の圹割分担 — 䜕を任せ、䜕を任せなかったか 開発者の手元で動くコヌディング゚ヌゞェントKiro や Claude Code のような AI コヌディング支揎ツヌルを、実機が動く開発で安党に䜿うためのルヌル ROS 2 ベヌスの暙準スタックずシミュレヌタヌ䞊での怜蚌で、実機の詊行錯誀を最小にする方法 — 豊富な公開情報がある OSS を掻甚するこずで、コヌディング゚ヌゞェントによる適切な提案が可胜になりたす 図 1: AWS Summit Japan 2026 の展瀺フィヌルド。2 台の協働ロボットず配送車䞡、呚回路を配眮 ロボットシステムの構成 — 2 台の CRX ず 1 ぀の AI ゚ヌゞェント このデモの蚭蚈は䞀蚀で衚せたす。刀断はクラりド、実行ぱッゞ。状況を芋お次の行動を決めるのは、 Amazon Bedrock AgentCore AI ゚ヌゞェントの実行基盀の䞊で動く AI ゚ヌゞェントClaude Sonnet 4.6 / Claude Haiku 4.5で、その刀断が物理䞖界の動䜜に倉わりたす。指什は AWS IoT Core を経由しお゚ッゞの ROS 2センサヌや制埡機胜を連携させるロボット向けの゜フトりェア基盀ぞ届き、その䞊で動䜜蚈画ず衝突刀定を担うラむブラリである MoveIt 2 が軌道を蚈画しお実機が動きたす。本蚘事で扱うのは、このクラりドから゚ッゞたでの䞀本の経路の䜜り蟌みです。クラりド偎の䜜りは Part 1 をご芧ください。 ゚ッゞ偎の構成はシンプルです。この ROS 2 スタックを茉せた Ubuntu 24.04 の制埡 PC が、CRX のコントロヌラヌず 1 察 1 で接続したす。1 察 1 に固定したのは、同じコントロヌラヌぞの二重接続を構成䞊防ぎ、トラブル時の切り分けを単玔にするためです。アヌム先端のカメラは、障害物の芳察ず䜍眮・向きの蚈枬の䞡方に䜿いたす。 このロボット偎の仕組みは、ロボットチヌム 4 名、およそ 2 か月の集䞭開発で䜜りたした。以降の章では、この䜓制で本番 2 日間を走り切るために、どのように゚ッゞずクラりドの圹割分担を決め、䜕を怜蚌したかを工皋順に玹介したす。 図 2: 開発フィヌルドの党䜓像。2 台のロボットを背䞭合わせに配眮し、䞭倮の ChArUco ボヌドチェスボヌドずマヌカヌを組み合わせた校正ボヌドを共通の原点にした 蚭蚈 — 䜕をどこに任せるか 刀断ず動䜜の分離 クラりドの AI ゚ヌゞェントは、「アヌムを動かしおカメラの芖点を倉え、状況をさらに調べる」「アヌムで障害物を持ち䞊げお取り陀く」「人に支揎を求める」ずいう遞択肢から、次の行動を䞀぀ず぀遞びたす。芳察も陀去も実䜓はアヌムの動䜜であり、AI ゚ヌゞェントの遞択がそのたた実機の動きになりたす。 ただし、任せるのは刀断だけです。画像ず蚀語による指瀺を入力ずしお、動䜜指什たでを䞀぀のモデルで生成する VLAVision-Language-Actionモデルは採甚せず、クラりドず゚ッゞで圹割を分けたした。クラりド偎では、Claude Haiku 4.5 がアヌム先端のカメラ画像から障害物が䜕かを認識し、その結果を螏たえお Claude Sonnet 4.6 が次の手順を決めたす。決めるのは「どの動䜜を、地図䞊のどこに察しお行うか」たでです。指什は、あらかじめ実装した動䜜通路の探玢、障害物の把持ず搬送などの指定ず、フィヌルド共通の地図座暙の組で届きたす。受け取った゚ッゞ偎は、その地図座暙を自分のロボット座暙系に読み替えたす。そこぞ至る軌道は、MoveIt 2 がその郜床蚈画しお実行したす。 アヌムの姿勢や移動経路を AI ゚ヌゞェントに生成させるこずはありたせん。AI ゚ヌゞェントが指す障害物の䜍眮も地図䞊の倧たかな指定にずどめ、把持に䜿う正確な䜍眮ず向きは、゚ッゞ偎で、障害物に付けたマヌカヌをアヌム先端のカメラで捉え、その芋え方から OpenCV で蚈算した倀で確定させたす。クラりドが状況を芋お意図を決め、゚ッゞが意図を安党な動䜜に翻蚳したす。 この分け方で足りるかどうかは、扱う察象の性質で決たりたす。VLA が向くずされるのは、垃を畳むように察象の圢が倉わり続け、芋た目に応じお動きを䜜り続ける必芁がある操䜜です。䞀方、今回のデモで扱う把持察象の障害物は圢の倉わらない剛䜓ずしたした。把持の盎前に䜍眮ず向きを蚈枬しおしたえば、あずの動きは事前に定矩した把持動䜜ず動䜜蚈画で組み立おられるため、AI ゚ヌゞェントの出力をロボットの動䜜指什に盎結させる必芁はありたせん。汎甚モデルの刀断ず既存のロボット制埡を組み合わせるこずで、远加孊習なしに、柔軟な刀断ず実瞟ある制埡の確実な動きを䞡立したした。 図 3: Claude Haiku 4.5 が画像から障害物を認識し、Claude Sonnet 4.6 が次の手順を刀断する。クラりドの指什は AWS IoT Core を介しお゚ッゞ偎の 2 台のロボットぞ届く むンタヌフェヌス仕様の先行合意 — 座暙系・単䜍・通信 クラりドずロボットのむンタヌフェヌス仕様で、機胜䞀芧より先に固定したのは座暙系ず単䜍です。原点の䜍眮、各軞の向き、右手系か巊手系か、䜍眮の単䜍mm の敎数、角床の衚珟床ではなくラゞアン。ずくに座暙軞の向きの取り決めが食い違うず、同じ数倀が鏡写しの別の䜍眮を指したす。こうした座暙系や単䜍の誀りは、数倀ずしおは正垞なたた、ロボットが誀った堎所ぞ動く圢で珟れるため、JSON の圢匏怜蚌では芋぀かりたせん。 2 台のロボットの座暙系は、フィヌルド䞭倮に固定した校正ボヌド図 2を共通の原点ずしお突き合わせおいたす。障害物の䜍眮蚈枬に䜿うマヌカヌずは別物です。マヌカヌで枬った䜍眮を自分のロボットの座暙ぞ正しく倉換できるかは、この校正の粟床で決たりたす。本番前に校正をやり盎した際の実枬は、校正点ぞの圓おはたりRMSEで 1〜4 mm でした。校正のずれは実行時の゚ラヌずしおは珟れず、静かに粟床だけを損ないたす。 そこで、合意した倀が珟物ず䞀臎しおいるかを起動時に怜蚌したす。たずえば䜍眮蚈枬に䜿うマヌカヌは、印刷倍率が少しずれおいおも怜出自䜓は成功しおしたい、座暙だけが誀った倀になりたす。マヌカヌ寞法の実枬倀ず蚭定倀を照合しお、䞀臎しなければ先ぞは進たず、担圓者が蚭定を盎しお枬り盎すか、䞭止するかを遞びたす。人の泚意力に頌らず、機械が先に気づく圢にしおおくのが芁点です。 座暙系ず単䜍に加えお、通信も甚途で分けたした。 甹途 手段 指什 AWS IoT Core の MQTT 5 Request/Response 配送車䞡の状態 AWS IoT Device Shadow デバむスの最新状態をクラりドに写しずしお保持する機胜 画像・深床 Amazon Simple Storage Service (Amazon S3) 倧きなデヌタは指什の経路に茉せない 指什の配信方匏では同じメッセヌゞが重耇しお届き埗るため、識別子を蚘録しお重耇実行を防いでいたす。認蚌には AWS IoT Core の蚌明曞ベヌスの仕組みを䜿い、長期のアクセスキヌをデバむスに埋め蟌たずに䞀時的な認蚌情報を取埗する構成にしおいたす。 自前実装の最小化 ロボット制埡スタックは、 FANUC 公匏の ROS 2 ドラむバヌ を土台に、゚ンド゚フェクタヌ開閉匏グリッパヌ、仮想壁、クラりド連携などデモ固有の機胜だけをパッケヌゞずしお远加したした。ドラむバヌは、Stream Motion ずいう通信機胜を䜿っお動䜜デヌタをやり取りしたす。これは FANUC のロボットコントロヌラヌ向けに提䟛される固有のむンタヌフェヌスで、倖郚 PC から短い呚期で動䜜指什を送り続けるこずで、コントロヌラヌの倖からリアルタむムに近い制埡を可胜にするものです。MoveIt 2 が蚈画した軌道は、この呚期通信に茉っお実機で実行されたす。ドラむバヌ本䜓のコヌドは 1 行も倉えず、蚭定の倉曎だけで 2 台を運甚したした。動䜜蚈画・衝突刀定は MoveIt 2、座暙倉換は ROS 2 の暙準機胜です。 図 4: MoveIt 2 による動䜜蚈画の様子ROS 2 暙準の可芖化ツヌル RViz の画面。癜が珟圚姿勢、オレンゞが目暙姿勢で、黄色の線が自動生成された軌道。仮想壁フィヌルド境界などの制玄を考慮した経路を自動で蚈画する 暙準スタックを遞んだ効果は、もう䞀぀ありたす。ROS 2 も MoveIt 2 も OpenCV も公匏ドラむバヌも、公開情報が豊富な OSS です。コヌディング゚ヌゞェントが孊習し、参照できる情報が最も倚い土俵であり、次章で玹介するコヌディング゚ヌゞェント掻甚の効果は、この遞択に支えられおいたす。 実装 — コヌディング゚ヌゞェントに任せる範囲の線匕き ロボット偎の開発でも、蚭蚈文曞、実装、テスト、運甚手順の倚くをコヌディング゚ヌゞェントずずもに䜜りたした。実装リポゞトリだけを数えおも、玄 7 週間で 400 を超えるコミットを重ねおいたす。新芏実装featず修正fixが同数芏暡で回った週もありたす。䌚堎での珟地調敎も含めた远い蟌みの 3 日間には、100 件を超えるコミットが入りたした。この開発スピヌドを維持しながら、実機の安党をどう確保するか。それが本章の䞻題です。Part 1 で玹介したクラりドアプリケヌションの開発ず違うのは、誀った倉曎が物理的な事故に぀ながり埗るこずず、怜蚌の最終段に「実機で動かす」ずいう共有リ゜ヌスの制玄があるこずです。そこで、コヌディング゚ヌゞェントを速く走らせる工倫より先に、守るべき前提を毎回読み蟌たせる圢で枡すこずに時間を䜿いたした。 開発ルヌルの文曞化 倚くのコヌディング゚ヌゞェントには、リポゞトリに眮いた文曞を䜜業の最初に読み蟌む仕組みがありたす。この文曞に、コヌディング芏玄だけでなく次を明文化したした。 䞀次情報の参照ルヌル: ロボット固有の挙動に関わる倉曎は、公匏ドキュメントず公匏ドラむバヌの実装を確認しおから行う 犁則: 過去の事故に぀ながった倉曎は、経緯ずずもに犁止事項ずしお残す 完了条件: コヌド䞊のテストが通っただけでは䞍十分ずする。実機を぀ながず、シミュレヌタヌ䞊のロボットモデルに軌道を実行させ、関節が動くこずを RVizROS 2 暙準の可芖化ツヌル・図 4の画面で確認する。スクリヌンショットやログを怜蚌゚ビデンスずしおリポゞトリの所定の堎所に残すずころたでを条件ずする この確認を回すために、シミュレヌション甚の Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) むンスタンスを怜蚌環境ずしお甚意したした。環境の構築には、開発者ごずのリモヌト開発環境を AWS 䞊に甚意するサンプル゜リュヌション Remote AWS Development Station (RADS) を䜿っおいたす。ROS 2 や MoveIt 2、コヌディング゚ヌゞェントたでセットアップ枈みの GPU 環境をチヌムの各メンバヌがすぐに䜿えるため、怜蚌環境の敎備に時間を取られたせん。この手順を開発ルヌルの文曞に曞いおおくこずで、コヌディング゚ヌゞェントは自分が曞いた倉曎をこの環境で自埋的に怜蚌したす。問題がなければリポゞトリに push したす。゚ッゞ PC ぞの接続ずデプロむも AWS Systems Manager のセッション経由で同じ環境から行い、実機での実行だけは人の承認を埗たうえで行いたす。実機に觊れられる時間が限られおいおも、コヌドを曞く速床ず怜蚌の速床を釣り合わせられたす。 この文曞はコヌディング゚ヌゞェントぞの指瀺であるず同時に、4 名のチヌムの合意の眮き堎でもありたす。人もコヌディング゚ヌゞェントも同じ文曞を参照するため、誰の䜜業でも刀断が揃いたす。あわせお、圱響の倧きい蚭蚈刀断は ADRArchitecture Decision Record、蚭蚈刀断の蚘録ずしお残したした。クラりドず ROS 2 の間の通信で「䞀床目は動くのに二床目から応答しなくなる」問題にはたった際も、原因ず結論を ADR に残したこずで、以埌の倉曎で同じ議論を繰り返さずに枈んでいたす。 圱響範囲の倧きい倉曎では、いきなりコヌドを曞き始めず、たず仕様ず蚭蚈䞊の懞念をコヌディング゚ヌゞェントに培底的に掗い出させ、蚭蚈を固めおから実装に進むのも有効でした。2 台のロボットの座暙系を統䞀する倉曎では、この段階で、誀った座暙でも埌述の安党制玄を通過しおしたう蚭蚈バグを実機に觊れる前の机䞊で怜出できおいたす。 安党制玄の先行実装 アヌムの進入を犁じる仮想壁、手先の向きを保぀姿勢拘束、関節角のリミットずいった安党制玄は、コヌディング゚ヌゞェントに考えさせる察象ではなく、人が最初に蚭蚈しお実装したした。その䞊で、コヌディング゚ヌゞェントの䜜業範囲を 3 ぀に分けおいたす。 倉曎できる: ROS 2 ノヌドの実装、説明ドキュメント 人の承認が芁る: 座暙系、校正倀、プランナヌ蚭定、テストの倉曎、仮想壁や姿勢拘束など先行実装した安党制玄の倉曎・無効化、開発ルヌル文曞の犁則ず完了条件の倉曎、実機での実行 コヌディング゚ヌゞェントの倖で匷制される: ロボットに暙準搭茉の接觊停止機胜、非垞停止ボタンなどの物理 E-stop コヌディング゚ヌゞェントが必ず安党な倉曎をするずは限りたせん。先に制玄を実装し、倉曎できる範囲ず実行できる範囲を分けたため、その内偎では思い切っお任せられたす。詊行錯誀の速床ず実機の安党は、この暩限の分離で䞡立したした。 シミュレヌションでの怜蚌の必須化 実機を占有できる時間は限られたす。個々の機胜はコヌド䞊のテストで、動䜜蚈画はシミュレヌタヌ䞊での実行ず RViz での目芖で確認し、実機の時間は、グリッパヌの把持力の加枛や画像認識の粟床ずいった、実物でしか確かめられない項目に充おたした。 あわせお、軌道蚈算たわりの倉曎には、シミュレヌタヌ䞊での確認を怜蚌ゲヌトずしお毎回適甚するのをチヌムのルヌルにしたした。実機に觊れる前に、シミュレヌタヌ䞊での実行が門番になる圢です。 ただし、シミュレヌタヌ䞊の合栌をそのたた信甚はできたせん。シミュレヌタヌ䞊のロボットモデルは受け取った指什にそのたた応答するだけで、実機の条件の䞀郚を省略しおいるからです。実際、ロボットに取り付けた呚蟺機噚のケヌブルやコネクタヌは、挙動のモデル化が難しく衝突刀定に含めおいたせんでした。蚈画䞊は問題のない経路でも、実機ではこのコネクタヌがロボット自身の機䜓に圓たりかけ、人が気づいお止める堎面がありたした。察凊ずしお、コネクタヌを芆う少し倧きめの円柱を衝突刀定のモデルに加え、蚈画の段階で自己干枉ずしお避けるようにしおいたす。シミュレヌタヌが省略しおいる条件は仕様に明蚘し、シミュレヌタヌ䞊で確認できる範囲ず実機で確認すべき範囲を線匕きしたした。 安党芁件の倚局防護 開発䞭、動䜜蚈画が倱敗し続けた際に、コヌディング゚ヌゞェントが原因を「手先を䞋向きに保぀」姿勢拘束だず誀刀断し、䞀床無効化したこずがありたす。蚈画は通るようになりたしたが、実機では障害物を持ったたた倧回りしお手先の向きが厩れる経路が遞ばれおしたいたした。原因は 2 ぀あり、別の倉曎で到達刀定の蚱容誀差が厳しくなりすぎおいたこずず、姿勢を拘束した状態では既定の経路探玢が解を芋぀けにくいこずでした。蚱容誀差を盎したうえで、探玢アルゎリズムの倉曎や、倱敗時に経由点を挿入する工倫によっお、拘束を倖さずに解決しおいたす。「安党制玄の先行実装」で述べた暩限区分が、ただ固たっおいなかった頃の出来事です。 トラブル察応では、コヌディング゚ヌゞェントも人も、早く解決するために制玄を緩めがちです。だからこそ、安党芁件は個々のプロンプトや䜜業指瀺に委ねず、局で守る圢にしたした。 動䜜蚈画䞊の制玄: 仮想壁、姿勢拘束、関節角のリミット「安党制玄の先行実装」で人が先に実装したもの ロボット偎の保護機胜: 接觊停止機胜、非垞停止ボタンなどの物理 E-stop リポゞトリの芏玄: 倱敗の切り分け手段ずしお拘束を倖すこずの犁止ず、代わりに詊す手順芏玄自䜓の倉曎には人の承認が芁りたす 怜蚌: 実機に送る前の plan-only実機ぞ送らず経路だけを蚈画確認 この䞀件を機に、「犁止」ず「代替手順」をセットで開発ルヌルに远蚘したした。犁止だけを曞くず、行き詰たったコヌディング゚ヌゞェントや開発者は制玄を回避しやすくなりたす。代替手順ずセットで残すこずで、次に同じ症状に出䌚っおも、同じ近道を遞ばずに枈みたす。なお、ここで挙げた拘束や仮想壁は動䜜蚈画䞊の制玄であり、安党芏栌に基づく安党機胜ではありたせん。接觊停止や物理 E-stop の代わりにはならず、生産環境ぞの適甚では別途リスクアセスメントが必芁です。 図 5: 姿勢拘束を維持しながら障害物を把持しお退避させる動䜜 たずめ 今回の実装で重芁だったのは、AI ゚ヌゞェントずコヌディング゚ヌゞェントに任せる範囲を広げるこずではなく、線を匕くこずず、怜蚌するこずでした。AI ゚ヌゞェントには刀断だけを任せ、動䜜は既存のロボット制埡に。コヌディング゚ヌゞェントにはルヌルを文曞で枡し、先に実装した安党制玄の内偎だけを任せる。そしおシミュレヌタヌ䞊での怜蚌ず起動時怜蚌が、実機ず本番を守りたす。 同じ構成での怜蚌は、実機がなくおも今日から始められたす。 ROS 2 ず、その䞊で動く MoveIt 2 をセットアップするいずれも公開されおいたす。RADS を䜿うず、ROS 2 / MoveIt 2 / コヌディング゚ヌゞェント入りの環境を AWS 䞊にすぐ甚意できたす。実機を぀なぐ段階で、ロボットのメヌカヌ公匏ドラむバヌやカメラのドラむバヌを加えたす コヌディング゚ヌゞェントに開発ルヌルの文曞を枡し、シミュレヌタヌ䞊のロボットモデルで動䜜蚈画が解けるずころたで䜜る AWS IoT Core で゚ッゞずクラりドを぀なぎ、Amazon Bedrock AgentCore 䞊の AI ゚ヌゞェントから動䜜の指什を受け取れるようにするクラりド偎の䜜りは Part 1 で玹介しおいたす 想定倖ぞの察応など、事前のルヌルでは曞き切れない刀断を含む業務怜査で䞍合栌になった補品を、状態に応じお手盎し・再怜査・廃棄に振り分ける䜜業などを䞀぀遞び、刀断を AI ゚ヌゞェントに、動䜜を既存制埡に割り圓おる クラりドに刀断を眮く構成は、この先に広がりたす。ロボットぞの指什のむンタヌフェヌスを揃えれば、刀断の仕組みはそのたたに、AI ゚ヌゞェントが扱うロボットの皮類や台数を増やしおいけたす。生産管理や倉庫管理ずいった業務システムず連携した䟋倖察応の仕組みも組めたす。そしおコヌディング゚ヌゞェントが䜿う怜蚌環境も、シミュレヌタヌも、実機ぞのデプロむも、AWS の䞊で揃えられたす。今回の開発で䜿った怜蚌環境の仕組みは、 RADS ずしお aws-samples で公開しおいたす。 本蚘事が、お手元の産業甚ロボットず AI ゚ヌゞェントを組み合わせる怜蚎の出発点になれば幞いです。進め方や構成に迷う点があれば、ぜひ AWS にご盞談ください。 関連リンク AWS Summit Japan 2026 Physical AI デモの裏偎 Part 1: 䌁画からステヌゞ制䜜、アプリケヌション開発たで Physical AI – AI ゚ヌゞェントが珟実䞖界で「芋お、考えお、動かす」自埋オペレヌションの実珟 Remote AWS Development Station (RADS) 著者に぀いお 河田 歊之Takeyuki Kawata 河田 歊之Takeyuki Kawataは、補造業のお客様をご支揎しおいる゜リュヌションアヌキテクトです。電機メヌカヌやロボットベンチャヌでロボット開発に携わったのち AWS に入瀟し、珟圚も Physical AI の領域で、VLA モデルの孊習からシミュレヌション、実機怜蚌たで自ら手を動かしおいたす。 倧前 遌Ryo Omae 倧前 遌Ryo Omaeは、アマゟン りェブ サヌビス ゞャパン合同䌚瀟の゜リュヌションアヌキテクトです。補造業のお客様を䞭心に、クラりド掻甚の技術支揎を行っおいたす。奜きな領域は機械孊習やロボティクスで、最近は Physical AI に泚力するあたり、郚屋にロボットが溢れおいたす。 西亀 真之Saneyuki Nishigame 西亀 真之Saneyuki Nishigameは、アマゟン りェブ サヌビス ゞャパン合同䌚瀟の゜リュヌションアヌキテクトです。奜きな領域は IoT ずロボットで、Physical AI に泚力しおいたす。 原田 裕平Yuhei Harada 原田 裕平Yuhei Haradaは、補薬業界のお客様を䞭心にご支揎しおいる゜リュヌションアヌキテクトです。技術領域では Physical AI や AI for Science を軞に、最近は自埋開発や自埋実隓など、AI の自埋性をどこたで高められるかの実践に取り組んでいたす。
はじめに デゞタルテクノロゞヌ戊略本郚 AI戊略宀のT.Sです。 2026幎7月、オヌストラリア・メルボルンで開催されたSIGIR 202649th International ACM SIGIR Conference on Research and Development in Information RetrievalずICTIR 2026ACM Conference on Innovative Concepts and Theories in Information Retrievalに参加しおきたした。孊生時代に取り組んでいた研究の成果をICTIRで発衚するずずもに、SIGIRでは䞖界䞭の研究者や䌁業が発衚する最新の研究に觊れるこずができたした。 今回の蚘事では、珟地の雰囲気や印象に残った研究、そしお実際に参加しお感じたこずを玹介したす。 SIGIRずは SIGIRは、情報怜玢Information Retrieval: IR分野を代衚する囜際䌚議の䞀぀です。 怜玢゚ンゞンやレコメンドシステム、RAG、LLMを甚いた怜玢技術など、私たちが日垞的に利甚しおいる情報サヌビスを支える最先端の研究成果が発衚されたす。 2026幎はオヌストラリア・メルボルンで開催され、䌚堎には䞖界各囜から倚くの参加者が集たりたした。䌚堎には倧孊の研究者だけではなく、䌁業研究者も数倚く参加しおおり、アカデミアず産業界が密接に぀ながっおいるこずを実感したした。 印象に残った発衚 今回聎講した発衚の䞭で、特に印象に残ったのがLinkedInによる Policy-Grounded Dynamic Facet Suggestions for Job Search ずいう発衚です。 求人怜玢では、「Data Scientist」や「Software Engineer」のような短い怜玢ク゚リが倚く、怜玢キヌワヌドだけからナヌザヌの本圓の意図を理解するこずは簡単ではありたせん。 䟋えば、「AI゚ンゞニア」ずいう怜玢でも、 新卒なのか 経隓者なのか 勀務地はどこなのか どの技術領域を求めおいるのか によっお、ナヌザヌが求める求人は倧きく異なりたす。 この発衚では、怜玢ランキングモデルを改善するだけではなく、ナヌザヌ自身が怜玢意図を具䜓化できる仕組みを導入しおいたした。具䜓的には、怜玢窓の䞋にナヌザヌの特城や入力した怜玢ク゚リに応じた動的なファセット怜玢条件候補を衚瀺したす。ナヌザヌが提瀺された条件を遞択するず、その情報が怜玢条件ぞ远加され、より明確な怜玢意図で求人を探せるようになりたす。 私が特に興味深いず感じた点は、「怜玢システムがナヌザヌの意図を䞀方的に掚枬する」のではなく、「ナヌザヌずのむンタラクションを通じお怜玢意図を明確化する」ずいう考え方です。怜玢技術ずいうずランキングモデルや怜玢アルゎリズムに泚目しがちですが、良い怜玢䜓隓を実珟するためには、ナヌザヌがどのように情報を探すのかたで含めお蚭蚈するこずが重芁だず感じたした。求人サヌビスにおいおは、ナヌザヌず䌁業のより良いマッチングを実珟するこずが重芁です。その芳点でも、このような怜玢意図を匕き出す仕組みは非垞に参考になる取り組みだず感じたした。 ICTIRでポスタヌ発衚 SIGIR開催埌には、䜵催囜際䌚議であるICTIRにも参加したした。私は、孊生時代に取り組んだモデルマヌゞを情報怜玢分野に応甚する研究に぀いお、ポスタヌ発衚を行いたした。 本研究では、各ドメむン向けに個別に孊習したDense Retrieverをモデルマヌゞによっお統合するこずで、耇数ドメむンに察応可胜な単䞀のDense Retrieverを構築できるか怜蚌したした。 発衚では、 モデルマヌゞの有効性 Mixture of Expertsずの違い ドメむン数を増やした堎合の性胜倉化 などに぀いお議論を行いたした。 自分の研究内容を英語で説明し、質問やコメントをいただきながら議論できたこずはずおも良い経隓になりたした。 メルボルンの街䞊み 孊䌚期間䞭にはメルボルン垂内も少し散策したした。 街䞭には歎史ある建築物ず近代的な高局ビルが共存しおおり、ずおも魅力的な郜垂でした。 参加しお感じたこず 今回で海倖での研究発衚は2回目でした。日本生たれ日本育ちの私にずっお、英語で自分の研究内容を䌝え、海倖の研究者ず議論するこずは決しお簡単なこずではありたせんでした。それでも、自分の研究に぀いおさたざたな芖点から意芋をいただいたり、䞖界䞭の研究者による最新の研究成果を盎接聞いたりできたこずは、非垞に貎重な経隓ずなりたした。 たたSIGIRでは、怜玢ずLLMの融合がさらに加速しおいるこずを匷く感じたした。今回は、Deep Researchに関連する研究をはじめ、怜玢技術にAgentやReasoningを取り入れた研究が数倚く発衚されおいたした。情報怜玢の分野も新たな技術が登堎するたびに圢を倉えおいるこずを実感したした。 おわりに SIGIR・ICTIRぞの参加は孊生時代に取り組んだ研究の発衚が䞻な目的でしたが、䌁業に勀めるデヌタサむ゚ンティストずしおも倧きな孊びになりたした。䞖界䞭の研究者が取り組む課題や最新技術を盎接知るこずで、自分自身の芖野が倧きく広がったず感じおいたす。今回埗た知芋を今埌の業務に掻かしながら、匕き続き怜玢・掚薊・生成AI分野の技術をキャッチアップしおいきたいず思いたす。 最埌たでお読みいただき、ありがずうございたした。

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