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サイオステクノロジー株式会社 Saman Part 1 では、Elastic Agent Skills の概要とインストール方法を紹介しました。 Part 2 では、 Claude Code とローカル Elasticsearch を実際につなぐ手順 を、ステップバイステップで紹介します。最後まで進むと、自然言語で Elasticsearch にクエリを投げられるようになります。 本記事の手順はすべてローカル環境で実際に動作を確認しています。Elastic Cloud Serverless との接続は Part 3 で紹介します。 目次 検証環境 全体像:接続に必要なもの 1. CA 証明書 2. .env ファイル 3. Agent Skills Step 1:プロジェクトフォルダを作る Step 2:CA 証明書を取得する コンテナ名を確認する 証明書をコピーする Step 3:.env ファイルを作る 注意点が 2 つあります Step 4:接続を確認する Step 5:Agent Skills をインストールする フラグの意味 なぜこの 2 つから始めるのか インストール後の確認 Step 6:Claude Code を起動して接続を確認する Step 7:使用例 1 — ES|QL でデータを分析する カテゴリ別の売上集計 Step 8:使用例 2 — ログを調査する よくあるエラーと解決方法 エラー 1:.env が見つからない エラー 2:Elasticsearch に接続できない エラー 3:npm パッケージが見つからない 互換性についての注意:動かなかった例 実例:kibana-dashboards スキル スキルを追加する まとめ 参考資料 Elastic 公式ドキュメント Elasticsearch Labs ブログ GitHub リポジトリ 検証環境 本記事で使用した環境は以下の通りです。 macOS(Apple Silicon、M4) Docker Desktop Elasticsearch 9.3.1(Docker、3ノード構成、セキュリティ有効) Node.js Claude Code v2.1.117 OS や Elasticsearch のバージョンが異なると、パスや挙動が変わる可能性があります。 全体像:接続に必要なもの Claude Code からローカル Elasticsearch にアクセスするには、 3 つ のものが必要です。 1. CA 証明書 Docker で起動した Elasticsearch は HTTPS 通信を使っており、自己署名証明書(自分で発行した証明書)が使われています。通常の通信ではブラウザや CLI がこの証明書を信頼しないので、 証明書ファイルを取り出して Claude Code に渡す必要があります 。 2. .env ファイル Elasticsearch に接続するには、URL、ユーザー名、パスワード、証明書のパスといった情報が必要です。これを 環境変数として一箇所にまとめておくファイルが .env です。 .env を使うメリット: 接続情報を一箇所で管理できる パスワードをコードに書かなくて済む スキルのスクリプトが環境変数を自動で読み込める 3. Agent Skills Claude Code に Elasticsearch の使い方を教えるスキルです。Part 1 で紹介した通り、 npx skills add コマンドでインストールします。 Step 1:プロジェクトフォルダを作る 接続情報と証明書を管理するフォルダを作ります。 mkdir ~/claude_skills cd ~/claude_skills このフォルダで Claude Code を起動することが重要です。 Claude Code はスキルを、起動したディレクトリの .claude/skills/ から読み込みます。 Step 2:CA 証明書を取得する コンテナ名を確認する まず、Docker コンテナ名を確認します。 docker ps --format "{{.Names}}" Elasticsearch のコンテナは、利用している Docker Compose やセットアップによって様々な名前になります。例えば次のような名前です: es01 deploy_stack-es01-1 elasticsearch-master-0 elasticsearch Elasticsearch 関連のコンテナ名をメモしておいてください。 以降の手順で使います。 証明書をコピーする コンテナ名が確認できたら(本記事では es01 を例にします)、証明書をコピーします。 docker cp es01:/usr/share/elasticsearch/config/certs/ca/ca.crt ./http_ca.crt 証明書の場所は Docker の設定によって異なります。上記のパスで見つからない場合は、以下で探せます。 docker exec es01 find /usr/share/elasticsearch -name "*.crt" 2>/dev/null Step 3:.env ファイルを作る ~/claude_skills/ フォルダに .env ファイルを作り、接続情報を書きます。 export ELASTICSEARCH_URL=https://localhost:9200 export ELASTICSEARCH_USERNAME=elastic export ELASTICSEARCH_PASSWORD=<your-password> export ELASTICSEARCH_CA_CERT=/Users/<username>/claude_skills/http_ca.crt 注意点が 2 つあります 1. 各行の先頭に export を付ける export がないと、 source .env を実行しても環境変数がスキルのスクリプトまで渡りません。後述する「よくあるエラー」の原因になります。 2. ELASTICSEARCH_CA_CERT は絶対パスで書く ./http_ca.crt のような相対パスにすると、スキルが実行されるディレクトリによっては証明書を見つけられません。 Step 4:接続を確認する .env ファイルが正しく書けているか、curl で確認します。 source ~/claude_skills/.env && curl --cacert "$ELASTICSEARCH_CA_CERT" \ -u "$ELASTICSEARCH_USERNAME:$ELASTICSEARCH_PASSWORD" \ "$ELASTICSEARCH_URL/_security/_authenticate" 成功すると、以下のようなレスポンスが返ります。 { "username": "elastic", "roles": ["superuser"], "authentication_type": "realm" } Step 5:Agent Skills をインストールする ~/claude_skills/ フォルダで以下のコマンドを実行します。 npx skills add elastic/agent-skills -a claude-code \ -s elasticsearch-authn \ -s elasticsearch-esql \ --yes フラグの意味 GitHub リポジトリに記載されているフラグの一覧です。 フラグ 説明 -a, --agent インストール先のエージェントを指定(例: -a claude-code ) -s, --skill スキル名を指定してインストール(例: -s elasticsearch-esql ) -g, --global プロジェクトではなくホームディレクトリにインストール -y, --yes 確認プロンプトをスキップ --all 全スキルを全エージェントにインストール --list インストールせずにスキル一覧を表示 --yes を付けると、「インストールしますか?」という確認が自動的にスキップされます。 出典: elastic/agent-skills GitHub Repository なぜこの 2 つから始めるのか GitHub のリポジトリには次のように書かれています。 原文(英語): “Install the cloud and elasticsearch auth skills — most other skills depend on them — then add only the skills relevant to your workflow.” 日本語訳: cloud スキルと elasticsearch auth スキルをインストールし(多くのスキルがこれらに依存しています)、それからワークフローに関連するスキルだけを追加してください。 まず認証スキルを入れ、その上に必要なスキルを追加していくのが推奨の順序です。 インストール後の確認 スキルは Claude Code を起動したプロジェクトフォルダの .claude/skills/ に配置されます。 ls ~/claude_skills/.claude/skills/ # elasticsearch-authn/ elasticsearch-esql/ Step 6:Claude Code を起動して接続を確認する .env ファイルと同じフォルダで Claude Code を起動します。 cd ~/claude_skills claude 起動したら、チャットに入力します。 .env ファイルを読み込んで、Elasticsearch に接続し、利用可能なインデックスの一覧を表示してください。 成功すると、Claude Code がインデックスの一覧を取得して表示します。 Step 7:使用例 1 — ES|QL でデータを分析する Kibana のサンプルデータを使って、ES|QL クエリを試してみましょう。 Kibana( http://localhost:5601 )の「Add data」メニューから eCommerce サンプルデータをまだ追加していない場合は、先に追加してください。 カテゴリ別の売上集計 チャットに入力します。 kibana_sample_data_ecommerce インデックスを使って、 カテゴリ(category)別の売上合計(taxful_total_price)を 高い順に並べた ES|QL クエリを実行してください。 elasticsearch-esql スキルが起動し、インデックスのフィールド構造を確認してから、正しい ES|QL 構文でクエリを生成・実行します。 実行された ES|QL クエリ: FROM kibana_sample_data_ecommerce | STATS total_sales = SUM(taxful_total_price) BY category | SORT total_sales DESC Step 8:使用例 2 — ログを調査する 次は kibana_sample_data_logs インデックスを使ったログ調査です。Kibana の「Add data」から Logs サンプルデータを追加してから試してください。 まず、 observability-logs-search スキルを追加します。 npx skills add elastic/agent-skills -a claude-code \ -s observability-logs-search --yes スキル追加後、Claude Code のチャットに入力します。 kibana_sample_data_logs インデックスで、 直近のログから最もバイト転送量が多いリクエストを 上位 5 件表示してください。 Elastic Observability Labs のブログには、このスキルの設計について次のように書かれています。 原文(英語): “The key shift is that the request is outcome-first. The skill captures implementation details such as API order, field expectations, and verification steps.” 日本語訳: 重要な変化は、リクエストが「結果から始まる」点です。スキルは、API の呼び出し順序、フィールドの期待値、検証ステップなどの実装の詳細をカバーします。 つまり、「どの API を呼ぶか」「どのフィールドを使うか」はスキルが判断します。ユーザーは「何を知りたいか」を自然言語で伝えるだけです。 出典: Elasticsearch Labs — Agent Skills for Elastic Observability よくあるエラーと解決方法 エラー 1:.env が見つからない (eval):source:1: no such file or directory: .env 原因: Claude Code が .env を相対パスで探したが、実行時のカレントディレクトリが異なる。 解決方法: .env の読み込みに絶対パスを使う。 source /Users/<username>/claude_skills/.env または、 .env があるフォルダで Claude Code を起動する。 エラー 2:Elasticsearch に接続できない Set one of these environment variable combinations: 1. ELASTICSEARCH_CLOUD_ID + ELASTICSEARCH_API_KEY 2. ELASTICSEARCH_URL + ELASTICSEARCH_API_KEY 3. ELASTICSEARCH_URL + ELASTICSEARCH_USERNAME + ELASTICSEARCH_PASSWORD 原因: .env ファイルの各行に export が付いていないため、環境変数がスキルのスクリプトに渡されていない。 解決方法: .env の各行の先頭に export を追加する。 # NG ELASTICSEARCH_URL=https://localhost:9200 # OK export ELASTICSEARCH_URL=https://localhost:9200 エラー 3:npm パッケージが見つからない Error [ERR_MODULE_NOT_FOUND]: Cannot find package '@elastic/elasticsearch' 原因: スキルの Node.js スクリプトが必要とするパッケージがインストールされていない。 解決方法: スキルのフォルダで npm install を実行する。Claude Code は自動で対処することもあります。 cd .claude/skills/elasticsearch-esql && npm install 互換性についての注意:動かなかった例 現時点では、Agent Skills は Elastic Cloud Serverless との互換性を最大化 して設計されています。 原文(英語): “This initial technical preview release focuses on skills with maximum compatibility for Elastic Cloud Serverless” 日本語訳: この最初のテクニカルプレビューリリースは、Elastic Cloud Serverless との互換性を最大化することに重点を置いています。 出典: Elasticsearch Labs — Agent Skills for Elastic ローカル Elasticsearch 9.x では、一部のスキルが動作しない場合があります。本記事の検証でも実際にエラーが発生したので、共有します。 実例:kibana-dashboards スキル 以下のコマンドで kibana-dashboards スキルをインストールし、Claude Code に Kibana ダッシュボードの作成を依頼しました。 npx skills add elastic/agent-skills -a claude-code \ -s kibana-dashboards --yes ダッシュボード作成を依頼すると、以下のエラーが発生しました: Error: Invalid version number. Received "2023-10-31", expected a string containing _only_ a finite, whole number greater than 0. スキルのスクリプトが、バージョン番号として "2023-10-31" (日付形式)を送信していますが、Elasticsearch 9.x は整数のバージョン番号を期待しています。 この挙動はローカルの Elasticsearch 9.x 特有のもので、Elastic Cloud Serverless では動作する可能性があります。 Part 3 で Serverless での検証結果を紹介します。 スキルを追加する ワークフローに合わせて、後からスキルを追加できます。 npx skills add elastic/agent-skills -a claude-code \ -s <スキル名> --yes インストール済みのスキルを確認するには: npx skills list スキルを追加した後、Claude Code の 再起動は不要 です。スキルはチャットから自然言語で依頼するだけで、自動的に読み込まれます。 出典: Elastic 公式ドキュメント — AI agent skills for Elastic まとめ 本記事では、ローカル Elasticsearch と Claude Code をつなぐ手順を、実際に動作確認しながら紹介しました。 接続に必要なもの 項目 内容 CA 証明書 Elasticsearch の HTTPS 通信を信頼するために必要(Docker コンテナから docker cp で取得) .env ファイル 4 つの環境変数( export 付き、絶対パス) 起動場所 .env と同じフォルダで Claude Code を起動 スキルの場所 起動したフォルダの .claude/skills/ (プロジェクトローカル) 動作確認できたスキル elasticsearch-authn :認証 elasticsearch-esql :ES|QL クエリ observability-logs-search :ログ調査 動作しなかったスキル(ローカル Elasticsearch 9.x) kibana-dashboards :バージョン番号の互換性エラー Part 3 では: Elastic Cloud Serverless を使って、ローカルで動かなかったスキルを含む、より幅広い検証結果を紹介します。 MCP Apps を使った Elasticsearch との連携方法を紹介します。お楽しみに! 参考資料 Elastic 公式ドキュメント AI agent skills for Elastic | Elastic Docs Elasticsearch Labs ブログ Agent Skills for Elastic: Turn AI agents into Elastic experts Agent Skills for Elastic Observability GitHub リポジトリ elastic/agent-skills The post Claude Code で Elastic Agent Skills を試す、 Part 2 ローカル接続編 first appeared on Elastic Portal .
サイオステクノロジー株式会社 Saman 目次 機能紹介編 Agent Skills とは? Context Engineering というアプローチ なぜ Agent Skills が必要か 課題 1:ES|QL は新しい領域 課題 2:API サーフェスが広く深い 課題 3:ベストプラクティスは訓練データにない Agent Skills でカバーされている領域 スキルは組み合わせ可能(Composable) インストール方法 準備:Node.js が必要 方法 1:npx を使う(推奨) オプション:特定のスキルだけをインストール オプション:特定のエージェントにインストール 方法 2:ローカルで管理したい場合 サポートされているエージェント スキルを最新に保つ npx でインストールした場合 ローカルクローンの場合 セキュリティに関する重要な注意事項 まとめと次のステップ 参考資料 機能紹介編 AI コーディングエージェント(Claude Code、Cursor、GitHub Copilot など)は強力ですが、Elasticsearch や Kibana の使い方になると、うまくいかないことがあります。「この構文は合っているのか」「この API の呼び出し方でいいのか」といった疑問です。 Elastic Agent Skills は、この悩みを解決するために Elastic が公開した オープンソースのスキルパッケージ です。エージェントに Elastic の専門知識を直接与えることができます。 では、何ができるのか、どうインストールするのか、見ていきましょう。 Agent Skills とは? まずシンプルに説明します。 Agent Skills は、AI エージェントに特定の領域の専門知識を教える「説明書」です。 各スキルは、以下を含む自己完結型のフォルダとして提供されます: SKILL.md ファイル — スキルの説明と指示が書かれた中心ファイル 補助スクリプトやリソース — 必要に応じて追加される エージェントは起動時にスキルの name と description フィールドを読み込みます。そして、マッチするタスクが検出されたタイミングで、該当スキルの詳細な指示を動的に読み込みます。 この仕組みによって、エージェントは普段は軽量に動作しながら、必要なときだけ深い専門知識にアクセスできます。 Context Engineering というアプローチ Agent Skills の考え方は「Context Engineering」という概念に基づいています。エージェントに正しい「文脈」を与えることで、より正確な結果を得るという考え方です。 Elastic Labs の記事には、次のように書かれています: スキルが有効になると、エージェントは適切なタイミングで、適切な文脈(クエリ構文、API パターン、検証ロジック、実例)にアクセスできます。結果として、最初の試みで正しくタスクを完了できます。 なぜ Agent Skills が必要か Elastic Labs の記事では、AI コーディングエージェントが Elastic のような特定プラットフォームで苦戦する理由を、3 つ挙げています。 課題 1:ES|QL は新しい領域 Elasticsearch 独自のクエリ言語 ES|QL は、LLM にとって馴染みが薄い言語です。 LLM は主に SQL で訓練されていますが、ES|QL はパイプベースのクエリ言語で、構文も関数もセマンティクスも異なります。エージェントは、もっともらしく見えるがパースできないクエリを書くことが多くあります。 Agent Skills はこのギャップを埋めます。 課題 2:API サーフェスが広く深い Elasticsearch、Kibana、Elastic Security は、数多くの API を公開しています。 Elasticsearch、Kibana、Elastic Security は、検索、取り込み、アラート、検出ルール、ケース管理、ダッシュボードなど、数百の API を公開しています。 一般的な訓練データだけを持つエージェントは、どのエンドポイントを呼び出すべきか、リクエストボディはどう構成すべきかを推測で判断することになります。 課題 3:ベストプラクティスは訓練データにない semantic_text を使うべきか、カスタム埋め込みパイプラインを使うべきか? 10GB の CSV にはどんな ingest pipeline を構成すべきか? 汎用エージェントは、こういった Elastic 固有の知識を、整理された形で持っていません。 Agent Skills でカバーされている領域 Elastic が公開している Agent Skills は、以下の領域をカバーしています(v0.1.0 初回リリース時点)。 Elasticsearch API との対話(検索、インデックス管理、クラスタ管理) Kibana のコンテンツ管理(ダッシュボード、アラート、コネクタなど) Elastic Observability のドメイン専門知識 Elastic Security のドメイン専門知識 Agent Builder 内で効果的なエージェントを作る知識 スキルは組み合わせ可能(Composable) スキルは、モノリシックではなく、モジュラーに設計されています。エージェントは、手元のタスクに関連するスキルだけを読み込みます。 ES|QL クエリを書いているとき?ES|QL スキルが有効になります。結果からダッシュボードを作りたい?ダッシュボードスキルが引き継ぎます。セキュリティアラートを調査中?トリアージスキルが、調査の進行に応じてケース管理や応答スキルに連鎖します。 インストール方法 では、実際にインストールしてみましょう。 準備:Node.js が必要 Agent Skills をインストールするには、npx が必要です。まず確認しましょう。 node –version npm –version どちらも出力されれば OK です。なければ nodejs.org からインストールしてください。 方法 1:npx を使う(推奨) 最も簡単な方法です。以下のコマンドを実行してください。 npx skills add elastic/agent-skills このコマンドを実行すると、対話的なプロンプトが表示され、スキルと対象エージェントを選択できます。 オプション:特定のスキルだけをインストール すべてのスキルが必要ではない場合、個別にインストールできます。 # Elasticsearch ES|QL スキルだけ npx skills add elastic/agent-skills@elasticsearch-esql # 複数指定 npx skills add elastic/agent-skills -s elasticsearch-esql -s kibana-dashboards オプション:特定のエージェントにインストール 複数のエージェントを使っている場合、特定のものだけをターゲットできます。 # Claude Code と Cursor にインストール npx skills add elastic/agent-skills -a claude-code -a cursor 方法 2:ローカルで管理したい場合 Node.js がない環境、または git で管理したい場合は、リポジトリをクローンできます。 git clone https://github.com/elastic/agent-skills.git cd agent-skills ./scripts/install-skills.sh add -a <agent-name> サポートされているエージェント Agent Skills は、複数の AI コーディングエージェントで動作します。 エージェント インストール先 Claude Code .claude/skills Cursor .agents/skills GitHub Copilot .agents/skills Windsurf .windsurf/skills Codex .agents/skills OpenCode .agents/skills Cline .agents/skills Gemini CLI .agents/skills Roo .roo/skills スキルを最新に保つ Elastic Agent Skills は定期的に更新されます。 npx でインストールした場合 最新バージョンをチェック: npx skills check アップデート: npx skills update ローカルクローンの場合 git pull ./scripts/install-skills.sh add -a <agent-name> –force –force フラグにより、既存のスキルが上書きされます。 セキュリティに関する重要な注意事項 Elastic Labs の記事には、使用する前の注意として、次のように書かれています。 AI コーディングエージェントは、実際の認証情報、実際のシェルアクセス、そして多くの場合、実行しているユーザーの完全な権限で動作します。エージェントをセキュリティワークフローに向けるとき、リスクは高まります。検出ロジック、応答アクション、機密性の高いテレメトリーへのアクセスを、自動化システムに渡すことになるからです。 特にセキュリティ系のワークフローで使う場合は、以下を評価するよう推奨されています: エージェントがアクセスできるデータは何か エージェントが取ることのできるアクションは何か エージェントが予期せぬ挙動をした場合、何が起こるか まとめと次のステップ Agent Skills とは: AI コーディングエージェント(Claude Code、Cursor など)に Elastic の専門知識を与えるスキルパッケージ オープンソース、Apache 2.0 ライセンス Elasticsearch、Kibana、Observability、Security、Agent Builder など複数の領域をカバー インストール方法: npx skills add elastic/agent-skills で簡単インストール 複数のエージェントに対応 次のステップ: Part 2 では、実際に Claude Code で Agent Skills を使いこなす方法 を紹介します。 参考資料 本記事の執筆に使用した参考資料: Elastic 公式ドキュメント: AI agent skills for Elastic | Elastic Docs Elasticsearch Labs ブログ: Agent Skills for Elastic: Turn AI agents into Elastic experts GitHub リポジトリ: elastic/agent-skills Agent Skills Open Standard (agentskills.io) The post Elastic Agent Skills とは 、インストールから始めるPart 1 first appeared on Elastic Portal .
Elastic Stackの可視化を担うKibana。 普段、ブラウザ上のGUIからダッシュボードを作成したり、ログを検索したりするのに使っている方が多いはずです。 しかし、Kibanaの真のポテンシャルは、その裏側に用意されたREST APIにあります。 今回は、Kibana APIを活用して、開発者やSREが運用を「手作業」から「コードによる管理」へとシフトさせるための主要なAPIとその活用シーンについて解説します。 目次 なぜKibana APIを使うのか? 押さえておきたい3つの主要APIカテゴリー 1. Saved Objects API 2. Spaces & Security API 3. Alerting & Actions API 実践:APIを叩いてみる 1. 全ダッシュボードを ndjson 形式でエクスポートする 2. Dev Tools からデータビューの一覧を取得する 運用を加速させるためのTips 主要エンドポイント一覧(抜粋) まとめ なぜKibana APIを使うのか? GUIは直感的で便利ですが、スケールするシステムや厳格な構成管理が求められる現場では、以下のような課題に直面します。 環境構築の自動化(IaC) ステージング環境で作り込んだダッシュボードやインデックスパターンを、人的ミスなく本番環境へ一括デプロイしたい。 マルチテナント管理 数十、数百の「Space(スペース)」を作成し、ユーザー権限(RBAC)を動的に割り当てたい。 動的なアラート設定 外部システム(TerraformやCI/CDパイプライン等)と連携して、監視対象の追加に合わせてアラートの閾値を自動更新したい。 これらを解決するのがAPIによる自動化です。 押さえておきたい3つの主要APIカテゴリー Kibana APIは非常に豊富ですが、運用の自動化においてまず押さえるべきは以下の3点です。 1. Saved Objects API Kibanaにおける最も重要なAPIです。ダッシュボード、ビジュアライゼーション、データビュー(旧インデックスパターン)などの「設定データ」を操作します。 活用例 _export / _import エンドポイントを使用して、ダッシュボードのバックアップや環境間移行をCI/CDに組み込む。 2. Spaces & Security API Kibana内の独立したワークスペースである「Space」や、ロールベースのアクセス制御(RBAC)を管理します。 活用例 組織変更や新規プロジェクト発足時に、専用のSpaceと閲覧権限を持つロールをスクリプトで一括生成する。 3. Alerting & Actions API 監視の要となる「ルール(Rules)」と「コネクター(Connectors)」を管理します。 活用例 サービスデプロイ時に、そのサービス専用のSlack通知設定と異常検知ルールを自動でセットアップする。 実践:APIを叩いてみる 1. 全ダッシュボードを ndjson 形式でエクスポートする 外部からAPIを呼び出す際は、認証情報と kbn-xsrf ヘッダーが必要です。 curl -X POST "http://localhost:5601/api/saved_objects/_export" \ -H 'kbn-xsrf: true' \ -H 'Content-Type: application/json' \ -u 'elastic:<password>' \ -d '{ "type": "dashboard", "includeReferencesDeep": true }' > all_dashboards_export.ndjson Note includeReferencesDeep: true を指定することで、ダッシュボードに関連付けられたチャートやデータビューもまとめてエクスポートできます。 2. Dev Tools からデータビューの一覧を取得する Kibana内の「Dev Tools」を使えば、認証を意識せずにAPIを試せます。 Kibana APIを叩く際は、パスの先頭に kbn: を付加するのがルールです。 GET kbn:/api/data_views 運用を加速させるためのTips API Keyの活用を検討する 自動化スクリプトでは、ユーザー名/パスワードではなく「API Key」を発行して利用するのがセキュリティ上のベストプラクティスです。 バージョン互換性に注意 Elastic Stackのバージョンアップにより、レスポンスの構造が変わることがあります。アップグレード前には必ず公式の変更履歴を確認しましょう。 「GUIで作ってAPIで抜く」が最短ルート Saved ObjectsのJSON構造をゼロから書くのは困難です。一度GUIで理想のダッシュボードを作り、それをGET APIで取得してテンプレート化するのが効率的です。 主要エンドポイント一覧(抜粋) 機能カテゴリ エンドポイント (ベースパス) 説明 Saved Objects /api/saved_objects/_export ダッシュボード等のエクスポート Data Views /api/data_views データビューの管理 Alerting /api/alerting/rules/_find アラートルールの検索・取得 Connectors /api/actions/connectors SlackやWebhook等の通知先管理 Security /api/security/role ロールの作成・管理 Spaces /api/spaces/space スペースの作成・管理 Status /api/status Kibana自体の稼働ステータス確認 詳細な仕様は、 Kibana API Reference (Official) を参照してください。 まとめ Kibana APIを使いこなすことで、Kibanaは単なる「可視化ツール」から、システムの一部として組み込める 「運用プラットフォーム」 へと進化します。 「毎回同じダッシュボードを手で作っているな」と感じたら、それが自動化のサインです。 まずは、よく使う設定のエクスポートあたりから手を付けてみてはいかがでしょうか? The post Kibanaを「ツール」から「プラットフォーム」へ:Kibana APIで実現する運用自動化の第一歩 first appeared on Elastic Portal .
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