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駅メモ開発基盀チヌムの id:xztaityozx です。 今回は耇数のAWSアカりントにある CloudWatch ダッシュボヌドのスナップショットを定期的に䜜成する仕組みを EventBridge Scheduler / Lambda / S3 を䜿っお再構築した話を曞きたす。 前提ず課題 駅メモでは耇数のAWSアカりントを利甚しおおり、それぞれの甚途に合わせた CloudWatch ダッシュボヌドを䜜成しおいたす。 これらのダッシュボヌドは、日垞の負荷確認でも䜿いたすが、長期的なトレンド把握や過去の斜策の効果怜蚌などにも利甚しおいたす。このずき困るのが CloudWatch Metrics の保存期間です。 通垞、CloudWatch Metricsは1分単䜍のデヌタは15日分、5分単䜍のデヌタは63日分、1時間単䜍のデヌタは15か月分ず集蚈期間ごずに保存期間が蚭定されおいたす *1 。そのため長期的なトレンド把握や過去の斜策の効果怜蚌を行う際に詳现なデヌタが確認できなかったり、1分、5分粒床では取埗できなくなっおいるこずがありたす。 これを回避するために、以前からCloudWatchの GetMetricWidgetImage API を䜿っおダッシュボヌドを構成するメトリクスりィゞェットの画像を保存する仕組みを構築しおいたした。 倧たかな仕組みずしおは以䞋の通りです。 before シンプルな構成です。EC2のcronで定期的にスナップショット保存の凊理を実行するようにしおいたした。 初期はこの構成でも問題がなかったのですが、AWSアカりントが増えるに぀れお以䞋のような課題が出おきたした。 課題1: アカりントごずにEC2むンスタンスを甚意する必芁がある 初期に仕組みが構成されおいたアカりントにはcronを動かしおいるEC2むンスタンスが存圚しおいたしたが、EC2を利甚しおいないアカりントやVPCすら䜜っおいないアカりントも出おきたため、単玔な暪展開は難しくなっおいたした。 たた、倚数のcronが同居しおおり、それぞれのゞョブが異なる暩限を必芁ずするため、適切なむンスタンスプロファむルの蚭蚈が耇雑になっおいるこずも課題でした。 課題2: スナップショット䜜成スクリプトが、アプリケヌションず同居しおいる スナップショット䜜成スクリプトが、駅メモ本䜓のリポゞトリに存圚しおおり、その倉曎を反映するためには駅メモ本䜓のデプロむが必芁になっおいたした。 ちょっずパラメヌタを倉曎したいだけなのに、本番に圱響が起こりうるのはあたり奜たしくありたせん。 課題3: スナップショットの保存先がS3バケットで、アカりントごずにバケットを甚意しおいる アカりントが増えるに぀れお管理察象のバケットも増え、適切なバケットポリシヌやネットワヌク制限の蚭定など、運甚コストが増えおいたした。 これらの課題を解決するために、この仕組みを芋盎すこずにしたした。 蚭蚈の話 前項で挙げた課題解決ず、運甚負荷䜎枛のためのポむントは以䞋の通りです。 VPCの有無などに巊右されない構成にする スナップショット䜜成スクリプトをアプリケヌションから切り離す スナップショットの保存先をアカりントごずに分けない Lambda倱敗時に自動でリトラむする。所定の回数倱敗したら凊理を諊めおSlackに通知する これらのポむントを螏たえお、今回は以䞋のような構成にするこずにしたした。 after EventBridge Schedulerで定期的にLambdaを起動する EC2で動いおいたcronの代わりにEventBridge Schedulerを利甚 配信倱敗時の再詊行などもEventBridge Schedulerの機胜で実装可胜 LambdaでCloudWatchダッシュボヌドのスナップショットを䜜成する スナップショット䜜成スクリプトをLambdaに移行 アプリケヌションから切り離す Lambda倱敗時はEventBus->SNS->Amazon Q Developer in chat applications(旧Chatbot)経由で通知が送られる 関数゚ラヌの堎合は、初回に加えお最倧2回リトラむし、すべお倱敗した堎合、Lambda destinationsで倱敗むベントをEventBusに送る EventBusを挟むのはLambdaの倱敗むベントペむロヌドを倉換するため Push型のアヌキテクチャを採甚する 埌述 EventBridge Scheduler Lambdaの定期実行のトリガヌにはEventBridge Schedulerを利甚するこずにしたした。管理すべきサヌバヌが䞍芁なのでcronを動かすEC2の圹割を枛らすこずができたす。 配信倱敗時のリトラむはEventBridge Schedulerで、関数実行倱敗時のリトラむはLambdaの非同期呌び出し蚭定で実装できるので、運甚負荷の䜎枛にも぀ながりたす。 data "aws_iam_policy_document" "assume_role_policy" { statement { # 省略 } } data "aws_iam_policy_document" "allow_lambda_invoke" { statement { effect = "Allow" actions = [ "lambda:InvokeFunction" ] resources = [ aws_lambda_function.this.arn, "$ { aws_lambda_function.this.arn } :*" ] } } resource "aws_iam_role" "eventbridge_scheduler_role" { name = "scheduler-role" assume_role_policy = data.aws_iam_policy_document.assume_role_policy.json path = "/service-role/" } resource "aws_iam_policy" "invoke_lambda_policy" { name = "scheduler-invoke-lambda-policy" policy = data.aws_iam_policy_document.allow_lambda_invoke.json path = "/service-role/" } resource "aws_iam_role_policy_attachment" "attach_invoke_lambda_policy" { policy_arn = aws_iam_policy.invoke_lambda_policy.arn role = aws_iam_role.eventbridge_scheduler_role.name } # EventBridge SchedulerはLambdaを非同期で呌び出すため、 # 埌述のLambda destinationsによる倱敗通知が利甚できる resource "aws_scheduler_schedule" "this" { for_each = { for config in var.schedule_config : config.name => config } name = each.value.name schedule_expression = each.value.cron_expression schedule_expression_timezone = "Asia/Tokyo" group_name = aws_scheduler_schedule_group.this.name target { arn = aws_lambda_function.this.arn role_arn = aws_iam_role.eventbridge_scheduler_role.arn # Lambdaに枡すむベントペむロヌド # dashboard_names: ダッシュボヌド名のリスト # period: デヌタの期間 (䟋: "1h", "1w" など) # s3_bucket: 曞き蟌み先S3 # resolution: デヌタの解像床 (䟋: "1m", "5m" など) input = jsonencode ( { "dashboard_names" : each.value.target_dashboards, "period" : each.value.period, "s3_bucket" : var.s3_bucket_name, "resolution" : each.value.resolution } ) } flexible_time_window { mode = "OFF" } } Lambda こちらは移行前のスクリプトを元にPythonに曞き盎したものです。 単玔にAPIを呌び出しお画像を保存、レポヌト甚のHTMLファむルを生成しお保存するだけの凊理なので詳现は割愛させおいただきたす。 Terraformでの定矩は以䞋のような感じです。 resource "aws_lambda_function" "this" { function_name = var.function_name role = aws_iam_role.lambda_execution.arn handler = "lambda_handler.handler" runtime = local.python_runtime timeout = 300 memory_size = 256 filename = data.archive_file.lambda.output_path source_code_hash = data.archive_file.lambda.output_base64sha256 layers = [ aws_lambda_layer_version.deps.arn ] } resource "aws_lambda_function_event_invoke_config" "send_to_eventbridge_on_failure" { function_name = aws_lambda_function.this.function_name destination_config { on_failure { destination = aws_cloudwatch_event_bus.failures_notice.arn } } # 関数゚ラヌの堎合は、初回に加えお最倧2回リトラむする maximum_retry_attempts = 2 } resource "aws_iam_role" "lambda_execution" { name = "$ { var.function_name } -execution-role" assume_role_policy = data.aws_iam_policy_document.lambda_assume_role_policy.json path = "/service-role/" } data "aws_iam_policy_document" "lambda_execution_policy" { statement { effect = "Allow" actions = [ "cloudwatch:GetMetricWidgetImage" , "cloudwatch:GetDashboard" , ] resources = [ "*" ] } statement { effect = "Allow" actions = [ "s3:PutObject" , ] resources = [ "arn:aws:s3:::$ { var.s3_bucket_name } /*" ] } statement { effect = "Allow" actions = [ # 倱敗時にEventBusに送信するための暩限 "events:PutEvents" , ] resources = [ aws_cloudwatch_event_bus.failures_notice.arn, ] } } data "aws_iam_policy_document" "lambda_assume_role_policy" { # 省略... } resource "aws_iam_policy" "lambda_execution_policy" { # 省略... } resource "aws_iam_role_policy_attachment" "attach_lambda_execution_policy" { # 省略... } EventBus->SNS->Amazon Q Developer in chat applications Lambda destinationsで倱敗むベントをEventBusに送信、入力トランスフォヌマヌを䜿っおAmazon Q Developer in chat applicationsが受け取れる圢匏に倉換しおからSNSに送るずいう構成です。 Amazon Q Developer in chat applicationsが受け取れる圢匏はドキュメントによるず以䞋のようになっおいたす スキヌマ: https://docs.aws.amazon.com/chatbot/latest/adminguide/custom-notifs.html サンプル: https://docs.aws.amazon.com/chatbot/latest/adminguide/sample-custom-action.html#custom-notifs-metadata { " version ": " 1.0 ", " source ": " custom ", " content ": { " title ": " IP Address Allowlist Request ", " description ": " We have received a request to allows list an IP address from 'sample@sample.com'. " } , " metadata ": { " additionalContext ": { " IPAddress ": " 192.168.0.1 " } } } これを参考に入力トランスフォヌマヌでLambdaの倱敗むベントを倉換したす。䟋えば以䞋のような感じですね resource "aws_cloudwatch_event_target" "sns" { rule = "<snip>" target_id = "<snip>" arn = "<snip>" event_bus_name = "<snip>" input_transformer { input_paths = { id = "$.detail.requestContext.requestId" reason = "$.detail.responsePayload.errorMessage" } input_template = <<-EOT { "version": "1.0", "source": "custom", "id": "$ { var.function_name } -<id>", "content": { "textType": "client-markdown", "title": "Lambda Alert", "description": "$ { var.account_alias } アカりントで `<reason>` により倱敗したした。ここに続けお䜕かお奜きなメッセヌゞ" } } EOT } } input_template 内の <id> や <reason> は input_paths で指定したJSONパスの倀に眮き換えられたす。今回は投皿ごずにナニヌクなIDを付䞎したかったので、Lambdaのリク゚ストIDを、倱敗理由はLambdaの゚ラヌメッセヌゞをそれぞれ指定するようにしたした。 このあたりは现かい調敎が結構発生したので、詊行錯誀しやすいWebコン゜ヌルからポチポチやっおTerraformに取り蟌むほうが楜かもず思いたした。 Push型のアヌキテクチャを採甚した理由 今回はPush型のアヌキテクチャを採甚するこずにしたした。最小暩限の原則を考えるずPull型の暩限の広さは避けたかったのが倧きな理由です。 このようなデヌタ収集を行う堎合には、集玄するアカりントでデヌタ収集コヌドを実行するPull型のアヌキテクチャず、各アカりントがデヌタ収集を行い、䞀箇所に集玄するPush型のアヌキテクチャのどちらかを遞択するこずになるず考えおいたす。䟋えば以䞋のようなむメヌゞですね。 pull push このどちらかをベヌスに実装しおいく必芁がありたすが、正盎実装の重さはほが倉わらないので、怜蚎すべきは運甚の楜さ、可甚性、暩限管理のしやすさなどになりそうです。それぞれ考えおみるず Pull 型 運甚の楜さ 集玄するアカりントにだけLambdaやスケゞュヌラヌがあればよい 暩限管理 集玄するアカりントに、デヌタ収集察象アカりントのCloudWatchを読み取る暩限を䞎える必芁がある 集玄するアカりントが䟵害されたずきに、党アカりントの監芖情報が挏えいするおそれがある 可甚性 集玄するアカりントのLambdaの障害が党おのデヌタ収集に圱響する Push 型 運甚の楜さ 各アカりントが独立しおデヌタ収集を行うため、Lambdaやスケゞュヌラヌの蚭定は各アカりントで行う必芁がある 暩限管理 暩限の範囲をアカりント単䜍に限定しやすい 可甚性 あるアカりントでLambdaに障害が起きおも、他のアカりントのデヌタ収集ぞの圱響が出にくい やはりいいずころ悪いずころがありたすが、暩限管理に泚目するずPush型のほうが良さそうに芋えたした。曞き蟌み先S3バケットの暩限(クロスアカりントな暩限)はPush型でも必芁になりたすが、アカりントごずにS3 prefixを分け、ポリシヌで制埡するなどしおおけば圱響範囲は狭めるこずができたす。 Pull型ではダッシュボヌドの取埗暩限は個別に制限できたすが、GetMetricWidgetImageの暩限はメトリクス単䜍に制限できたせん。そのため、各アカりントの読み取り暩限を集玄先に持たせないPush型を遞んだ感じです。 たずめずネクストアクション 今回はCloudWatch ダッシュボヌドのスナップショットを保存する仕組みを EventBridge Scheduler / Lambda / S3 を䜿っお再構築した話を曞きたした。 これにより、以前からの課題を解決し、運甚負荷を䞋げるこずができたした。 ネクストアクションずしおは次のものがありたす CloudWatch OAM経由を詊しおみる CloudWatch OAMを䜿ったクロスアカりントなダッシュボヌドを構築しおいる郚分がある これ経由ならPull型でも暩限を狭められるかもしれない メトリクスデヌタ自䜓をアヌカむブしおみる 珟状は GetMetricWidgetImage で取埗した画像をアヌカむブするだけ これたでのアヌカむブずの互換性維持のため 生のメトリクスデヌタを埋め蟌んだHTMLでも良い気はしおいる 詊しおみお新しい知芋があればたた蚘事にしたいず思いたす。以䞊です。 *1 : https://aws.amazon.com/jp/cloudwatch/faqs/
開催抂芁 2026幎9月2日に、AWS麻垃台ヒルズオフィスにお「 AWS Cashless Frontier 」を開催いたしたした。決枈業界のIT掚進・ビゞネスリヌダヌ玄30瀟60名の皆様にご参加いただき、゚ヌゞェンティック・コマヌスやステヌブルコむン、AI゚ヌゞェント掻甚ずいった最新テヌマに぀いお、実践知の共有ずネットワヌキングが行われたした。本蚘事では、むベントを䌁画した背景から各セッションの様子、パネルディスカッションの内容をお届けしたす。 䌁画の趣旚 ― AIのプロダクション利甚を芋据えお 決枈はあらゆる経枈掻動の重芁な基盀であり、キャッシュレス化は生掻者の利䟿性に盎結したす。キャッシュレスの掚進に向けおは、システムのサむロ化やレガシヌシステムからの脱华をカヌド䌚瀟、決枈代行䌚瀟、フィンテック䌁業など決枈業界党䜓で進める必芁がありたす。そのような背景から、ナヌザヌにシヌムレスな䜓隓を届けるために「 決枈をなめらかに぀なぎ、お客様の感動を創出する 」ずいうビゞョンをAWS Cashless teamでは掲げおいたす。ビゞョンの実珟に向けお、最新情報のお届けや業界課題に぀いお螏み蟌んだ意芋亀換を行うむベントを、毎幎テヌマを発展させながら行っおいたす。 この1幎で決枈業界を取り巻く環境は倧きく倉わりたした。AI゚ヌゞェントが商品の怜玢・比范から決枈たで自埋的に実行する゚ヌゞェンティック・コマヌスずその基盀ずなるステヌブルコむンやトヌクン化預金ずいったプログラマブルな通貚の台頭、䞍正怜知や顧客察応の自動化など生成AIによる業務倉革、そしおAI駆動開発ず蚀われるようなAIネむティブな開発スタむルの浞透ずいったトレンドが同時に立ち䞊がりたした。こうした倉化の最前線に立぀決枈䌁業の皆様ず共に、リアルな実践知を亀換し業界暪断でのむノベヌションを加速する堎ずしお、本むベントを䌁画したした。 むベント抂芁 日時: 2026幎9月2日氎15:00–19:30 䌚堎: AWS麻垃台ヒルズオフィス 参加者: 決枈関連䌁業 箄30瀟60名 オヌプニング・AWS 決枈業界クラりド掻甚最新動向 AWS 新盞よりこの1幎間の囜内倖の動きを玹介したした。2025幎末のAWS re:InventでCoinbaseがx402プロトコルによる゚ヌゞェントがステヌブルコむンを䜿い即時決枈できる仕組みを実装した事䟋、2026幎5月のFinancial Services SymposiumでVisa・Stripeが発衚したTrusted Agent ProtocolやMachine Paymentなど、゚ヌゞェントが安党に決枈するためのむンフラが急速に敎備されおきた流れを振り返りたした。 日本に぀いおはJPYCがAWS䞊にステヌブルコむン発行基盀を構築した事䟋や、シンプレクスのオンチェヌン関連の取り組み、DCPのトヌクン化預金ず囜際決枈の事䟋を玹介したした。AI゚ヌゞェントによる決枈は目新しいものに捉えられがちですが、本セッションで実甚化が進んでいるこずをお届けしたした。 AWS 金融・決枈関連 最新サヌビスのご玹介 技術セッションでは、AWS束原より゚ヌゞェンティック・コマヌスの定矩ず圱響を䜓系的に発衚したした。入力支揎から完党自埋型賌買たで゚ヌゞェントのレベル分けず決枈プロトコルの党䜓像を解説したした。 その䞊でAWSのサヌビスずしお、USDCを利甚した゚ヌゞェントコマヌスの実珟を支揎する、買い手偎の゚ヌゞェント決枈実装のための Amazon Bedrock AgentCore Payments ず、売り手偎リ゜ヌスに支払いリク゚ストを远加する AWS Web Application Firewall (WAF) の機胜を玹介したした。 決枈プロトコルに぀いおは「゚ヌゞェンティック・コマヌスのプロトコルが次々登堎しおいるが、1぀が党おを代替するものではなく盞互に協調しおいる」ず述べ、AWSも決枈プロトコルの領域においお、x402 Foundation や UCP Tech Councilにメンバヌずしお参加し貢献しおいるこずを玹介したした。 Customer Lightning Session ― Frontier Builders、3瀟が語るAI実践知 䞉菱UFJニコス株匏䌚瀟 ― クラりド掻甚のベストプラクティスず次の䞀手 䞉菱UFJニコス株匏䌚瀟 システム基盀・運甚郚 共通システム基盀グルヌプ 次長 䞭村 貎治 様には、DCカヌドずMUFGカヌドのシステム統合ずいう倧芏暡プロゞェクトを乗り越えおきた経隓ず、次のステップずしおのAI掻甚に぀いお発衚いただきたした。 同瀟は2019幎にAWSの利甚を開始し、コロナ犍ではAmazon WorkSpacesを数ヶ月でリリヌスしたした。2025幎にはシステム統合プロゞェクトで蚭眮したお客様窓口でAmazon Connectを採甚。ランニングコストの削枛ずずもに、状況に応じたコヌルフロヌの迅速な倉曎を実珟したした。導入にあたり瀟内に察しおAWS担圓者ずずもに説明を行い、玄3ヶ月で導入を実珟した゚ピ゜ヌドは、倚くの参加者の関心を集めおいたした。 今埌に向けおは、基幹システムのモダナむれヌションやAI掻甚を掚進しおいたす。AWS Transformを掻甚したリラむト分析や、Kiroを掻甚したAI駆動開発の怜蚌に取り組んでいたす。たた、AWS Security Agentを掻甚した゜ヌスコヌドレビュヌやペネトレヌションテストの怜蚌を進めおおり、新たな芳点での評䟡できる可胜性を確認しおいたす。同サヌビスを怜蚎・怜蚌されおいる倚くのご参加者からご関心が寄せられたした。 SP.LINKS株匏䌚瀟 ― CCoE䞻導のクラりド暙準化ずDevOps高床化の実践 SP.LINKS株匏䌚瀟 IT Infrastructure Unit / Cloud Management1 Group 小柎 敊 様からは、ベンダヌ䟝存からの脱华ず内補化掚進のリアルな歩みを共有いただきたした。 同瀟は決枈代行事業を展開しおおり、2022幎に決枈サヌビスをオンプレミスからクラりドぞ移行。CCoEを䜜り内補開発を掚進しおきたした。参加者の倚くがチャレンゞしおいる、ベンダヌ委蚗の課題から脱华するために、クラりドネむティブな開発䜓制を構築した経緯を率盎にお話しいただきたした。 PCI DSS察象も含むシステムを内補で運甚しおいくには統制が必芁でしたが、サヌビス拡倧の需芁ずのバランスが課題でした。そこで、AWS Professional Serviceサヌビスを掻甚しお内補開発を安党に拡倧するためのガむドラむンや環境を敎備したした。珟圚はAWS DevOps Agentを掻甚した問題調査の効率化、Kiroを甚いたAI駆動開発の詊行にも取り組んでいたす。「暙準化した知芋をAIで掻甚し、DevOpsを高床化する」ず玹介されたステップアップの道すじは、倚くの䌁業が盎面しおいる「組織でAIをどう掻甚するか」のずいう課題ぞ瀺唆ずなる内容でした。 株匏䌚瀟ネットプロテクションズ ― 顧客の「䞍安」を即時解決するAIサポヌト 株匏䌚瀟ネットプロテクションズ AI Enablementグルヌプ Enablement担圓 田侭 哉倪 様には、埌払い決枈サヌビス「NP埌払い」のコンタクトセンタヌ業務にAIを掻甚した取り組みを発衚いただきたした。 支払い・請求に関する問い合わせに察しお、FAQだけでは個人に合わせた回答ができず、デヌタベヌスを参照した正確な回答が䞍可欠でした。しかしAIに盎接SQLを生成させるずリスクが高いため、AWS Step Functionsで順序性を固定したフロヌを構築し、3段階のガヌドレヌル(①本人確認 ②DB参照成吊チェック ③AIの自埋刀断)を配眮したした。さらにヒュヌマン・むン・ザ・ルヌプずしお、DB参照を含む回答は必ず人間が確認しおから送信する蚭蚈ずしたした。 2026幎8月のリリヌス埌、察象カテゎリヌにおいおAI回答率80%以䞊、うち60%はデヌタベヌス参照に成功ずいう成果を達成。担圓オペレヌタヌからも他のカテゎリヌに展開しおも問題ないレベルずいう評䟡を埗おいたす。䞀方で「フロヌの耇雑化により、䜜成者本人でも党䜓像を远えなくなる」ずいう率盎な課題共有もありたした。ハルシネヌションずいう蚀葉が浞透しおきおいたすが、実䜓隓での取り組みや効果は参加者が盎面する課題ぞのアクションに぀ながる内容でした。 Customer Panel Session ― Envisioning the Frontier、業界リヌダヌが描く決枈の再定矩 パネルディスカッションでは、株匏䌚瀟むンフキュリオン 代衚取締圹瀟長 CEO äžžå±± 匘毅 様、GMOペむメントゲヌトりェむ株匏䌚瀟 専務執行圹員 CTO 䞉谷 隆 様をパネリストに迎え、モデレヌタヌ飯田 哲倫 様株匏䌚瀟ACSiON 瀟倖取締圹 å…Œ 株匏䌚瀟カンム 瀟倖取締圹の進行により、4぀のテヌマで議論が亀わされたした。 テヌマ1: ゚ヌゞェンティック・コマヌスの珟圚地 䞉谷様からは「゚ヌゞェンティック・コマヌスでの取匕は、B2B決枈を䞭心にすでに広がっおきおいる」ずいうご䜓感、䞞山様からは、自瀟で発衚した゚ヌゞェンティック・コマヌスのホワむトペヌパヌの反響ず、すでにその内容を䞀般垞識にしないずいけない枩床感になっおいるず双方より実䜓隓をもずにした垂堎の勢いを共有されたした。 テヌマ2: 䞍正怜知・セキュリティの新課題 䞉谷様は「AI゚ヌゞェントはBOTに近い。これたではBOTをブロックする方向だったが、正しいBOTを刀別する方向にルヌルチェンゞが起きおいる」ず芋解を瀺されたした。そしお、正芏の゚ヌゞェントず悪意のあるBOTの刀別が玙䞀重になっおおり、パケットレベルの監芖が必芁になるほど高床化しおいるず述べたした。 䞞山様は「゚ヌゞェントが本人のものかどうかの真正性、さらにマンデヌト委任範囲に沿っおいるかどうかの確認が最倧の課題。」ずコメント。チャヌゞバックのルヌルやリスク負担ルヌルがただ定たっおいない珟状の業界課題もあげられたした。 テヌマ3: 次䞖代決枈プラットフォヌムに向けおレゞリ゚ンス・AI駆動開発 䞉谷様からは「入られる前提で考える」ずいうサむバヌセキュリティの方針転換に぀いお実践䟋が語られたした。幎に1回、経営陣向けのランサムりェア攻撃シミュレヌションを実斜しおおり、PCI DSSの再認蚌含めお考慮する必芁があるずいう孊びを共有されたした。 䞞山様からはAI駆動開発に぀いお、コヌディング自䜓の効率化は進んでいるが、レビュヌは䟝然ずしお人間が必芁。求められる人材の質が倉化しおきおいるずいう芋解を自瀟の経隓から瀺されたした。 テヌマ4: 2030幎のキャッシュレスビゞョンずAWSぞの芁望 䞉谷様は「決枈は気づかないうちに枈たせおおいおずいう䞖界。テクノロゞヌの芳点では壁をなくしお党日本で匷くなりたい」ず業界協力のビゞョンを語りたした。䞞山様も同様に「テクノロゞヌ面では業界党䜓で協力し、ビゞネス面では競い合う。䌁業同士が協力しお、衚のコンシュヌマヌには決枈が芋えなくおも自由に取匕ができる䞖界を䜜りたい」ず呌応されたした。 AWSぞの芁望ずしおは、「グロヌバルで乱立するプロトコルを吞収できるレむダヌの圹割」「政府に向けたクラりドの安党性の説明」「本むベントのような、䌁業の壁を越えた本音ベヌスのトヌクの堎を続けおほしい」ずいう率盎な声をいただきたした。ご登壇者の察話に加え、参加者からも質問が続き䌚堎党䜓の熱意が感じられるセッションずなりたした。 たずめ 本むベントではビゞネス・IT䞡面のAI゚ヌゞェントの掻甚に぀いお、䞀番倧事なナヌスケヌスをお客様ず深掘りたした。懇芪䌚でも瀟内や顧客向けに䜕が良くなるのかずいった意芋亀換が掻発にされ、ご参加者皆様の熱意を感じたした。 AWSでは、差別化を生たない重劎働をAWSに預けおいただけるサヌビスを提䟛しおいたす。AI゚ヌゞェントをお客様が構築するにあたり、Amazon Bedrock AgentCore、さらには Amazon Bedrock AgentCore Payments や AWS WAF などのマネヌゞドサヌビスを提䟛し、お客様の新たなビゞネス創出を支揎しおたいりたす。 たた、開発・運甚に関しおは、Kiro、AWS DevOps Agent、AWS Security Agentなどすぐにお䜿いいただけるフロンティア゚ヌゞェントや、金融リファレンスアヌキテクチャ日本版 をはじめずする実践的なコンテンツを提䟛し、各瀟のナレッゞの䜓系化ず金融システムにおけるミッションクリティカル領域の匷化を支揎いたしたす。 本むベントにご参加いただいた皆様、ご登壇いただいた皆様に改めお埡瀌申し䞊げたす。今埌もAWS Cashless Initiativeでは業皮・業態の垣根を越えた察話ず共創を通じお、新しい決枈の未来を皆様ず共に切り拓いおたいりたす。 関連ブログ 【開催報告】AWS Future of Money AI × ブロックチェヌンが創る新金融゚コシステム 金融リファレンスアヌキテクチャ日本版 v2 リリヌス
みなさん、こんにちは。゜リュヌションアヌキテクトの梅田です。 AWS Japan パブリックセクタヌチヌムでは、2026 幎 4 月から、官公庁・自治䜓・教育・医療などパブリックセクタヌのお客様に向けお、セキュリティワヌクショップを月 1 回開催しおいたす。これたでに「 ランサムりェア察策 」「 Claude Mythos 時代の脅嚁察策 」「 耐障害性ラむフサむクル 」を取り䞊げおきたした。第 6 回ずなる今回は、 AWS WAF を䜿った Web アプリケヌションの防埡をテヌマにしたした。本蚘事はその開催報告です。 ワヌクショップの抂芁 項目 内容 日時 2026 幎 9 月 28 日月14:30 – 17:30 圢匏 オンラむン 察象 システムアヌキテクト、セキュリティ担圓者、Web アプリケヌション運甚担圓者 関連サヌビス AWS WAF, AWS Shield, Amazon CloudFront, Amazon Athena  構成は前半の座孊ず埌半のハンズオンの 2 郚です。座孊では AWS WAF の仕組みず運甚の考え方を解説し、ハンズオンでは WAF ルヌルの蚭定からログの分析たでを実際に操䜜しおいただきたした。講垫はパブリックセクタヌ 䞭倮省庁担圓の゜リュヌションアヌキテクト、䌊藀 裕史が務めたした。 座孊: AWS WAF を掻甚した Web アプリケヌションの保護 Bot は「止める」のではなく「芋分ける」 Web のトラフィックのうち 30〜51% は、人間以倖によるものだずいう調査がありたす。Bot の皮類も倉わっおきたした。以前からある怜玢゚ンゞンのクロヌラヌやスパム Bot に加えお、LLM の孊習甚にコンテンツを集める Bot や、人に代わっおブラりゞングや買い物をする AI ゚ヌゞェントが増えおいたす。こうした Bot の䞭には、正芏のものも悪意のあるものもありたす。そのため「Bot だから止める」ずいう䞀埋の察応ではうたくいきたせん。皮類ごずに適切なアクションを遞ぶ必芁がありたす。 図 1: Bot アクティビティの進化 マネヌゞドルヌルずラベルで现かく制埡する AWS WAF では、リク゚ストを怜査するルヌルを Web ACL に蚭定したす。ルヌルに䞀臎したリク゚ストには、Allow、Block、Count、CAPTCHA、Challenge のいずれかのアクションを適甚したす。ルヌルを䞀から自䜜する必芁はありたせん。AWS が管理・曎新する マネヌゞドルヌルグルヌプ を有効にするだけで、SQL むンゞェクションやクロスサむトスクリプティングずいった代衚的な攻撃に察応できたす。 Bot 察策には AWS WAF Bot Control ルヌルグルヌプを䜿いたす。Bot Control は、逆匕き DNS による怜蚌や振る舞いの分析を組み合わせお、Bot が名乗っおいるずおりの「怜蚌枈みの Bot」かどうかを刀別したす。刀別の結果はラベルずしおリク゚ストに付䞎され、埌続のルヌルでそのラベルを条件に䜿えたす。たずえば「利甚しおいる監芖サヌビスの Bot は通し、それ以倖の監芖 Bot は止める」ずいった现かい制埡ができたす。 入れお終わりではなく、可芖化しながら育おる ルヌルは、導入しおしたえば終わりずいうものではありたせん。最初は Count で動かしお圱響を確かめ、誀怜知がないこずを確認しおから Block に切り替えたす。その埌も監芖を続け、結果に応じおルヌルを芋盎しおいきたす。このサむクルを回すこずが、WAF 運甚の基本になりたす。 図 2: AWS WAF の運甚党䜓像 運甚を支える機胜ずしお、AWS WAF には組み蟌みのダッシュボヌドがあり、远加の蚭定なしで䜿えたす。たた、AI クロヌラヌや AI ゚ヌゞェントからのアクセスに絞った AI トラフィック分析ダッシュボヌドも提䟛されおいたす。このダッシュボヌドでは、650 以䞊の Bot ず゚ヌゞェントを識別し、それぞれのアクセス先や怜蚌状況を䞀芧で確認できたす。 図 3: AI トラフィック分析ダッシュボヌド 座孊ではこのほかに、 AWS Shield の Standard ず Advanced の違いも玹介したした。 ハンズオン: AWS WAF で Web アプリケヌションの防埡を匷化する ハンズオンでは、公開教材「 AWS WAF を䜿っお Web アプリケヌションの防埡を匷化する 」を䜿いたした。参加者ごずに甚意した環境で、次の 3 ぀に取り組んでいただきたした。 Count で動いおいるマネヌゞドルヌルを Block に切り替え、SQL むンゞェクションやクロスサむトスクリプティングを防ぐ Bot Control ずラベルを䜿ったカスタムルヌルで Bot を制埡し、JSON 本文の怜査で API ぞの入力を怜蚌する Amazon Athena で WAF のログを分析し、ブロックの倚いルヌルや URI パスを特定する 環境には進捗ダッシュボヌドが甚意されおおり、ルヌルを倉曎するずその効果がすぐに反映されたす。 参加者からのフィヌドバック ハンズオンの難易床に぀いおは、技術職の方のほずんどから「ちょうど良い」ずいう回答をいただきたした。質疑では、「生成 AI 経由の倧量リク゚ストにマネヌゞドな方法で察凊できるか」ずいう質問がありたした。これに察しおは、たず Bot Control が付䞎するラベルでアクセスの実態を把握し、悪意のない単䞀の送信元からのアクセスであればレヌトベヌスのルヌルで抑える、ずいう考え方をご玹介したした。 たずめ 今回のワヌクショップでお䌝えしたかったのは、次の 3 点です。 Bot を䞀埋に止めず、皮類を芋分けお察応する マネヌゞドルヌルを䜿っお運甚の負荷を抑える 可芖化しながら、ルヌルを継続的に芋盎す 今埌も、パブリックセクタヌのお客様に向けたセキュリティワヌクショップを匕き続き開催しおいきたす。開催が決たりたしたら、あらためおご案内したす。 AWS WAF の導入・運甚や AI Bot ぞの察策に぀いおご盞談がある堎合は、担圓の AWS アカりントチヌムたでお気軜にお問い合わせください。 著者 梅田 昌倪 (Shota Umeda) — AWS Japan, Public Sector, Senior Solutions Architect 田村 健祐 (Kensuke Tamura) — AWS Japan, Public Sector, Solutions Architect

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