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ノーコード/ローコード

ノーコードとは技術者でないユーザーでもコード(プログラム)を書かずにソフトウェア・アプリケーションを構築できるようにすること、またはそれを実現するためのツールです。

一般的にノーコードツールは、ビジュアルインターフェースを持ちドラッグアンドドロップで操作することが可能で、ユーザーが迅速かつ容易にアプリケーションを作成、テスト、デプロイできるようにしています。

ノーコードツールを活用すると、ユーザーはプログラミング言語を学んだり、開発者を雇ったりすることなく、ビジネスプロセスの自動化、Webおよびモバイルアプリケーションの作成、ワークフローの構築を行うことができます。
また、テンプレートやモジュール、一般的なソフトウェア・アプリケーションとの統合機能があらかじめ用意されていることが多く、簡単に使い始めることができるため、開発時間を短縮することができます。
アプリケーションのパフォーマンスとユーザーエンゲージメントを追跡するための分析・監視ツールが提供されている場合もあります。

ローコードは必要に応じてある程度のコードを記述します。
必要な知識や技術はノーコードよりも多いですが、機能拡張の自由度は高まるため、よりカスタマイズされたアプリケーションを構築することが可能です。

ノーコードやローコードの浸透によって開発の高速化とコスト削減が期待されています。

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はじめに Informaticaの Intelligent Data Management Cloud(IDMC)(※1)では、 Business 360 Console のページコンポーネントを活用することで、ユースケースに応じたカスタム画面を柔軟に構築することが可能です。 ※1 Intelligent Data Management Cloud 略称はIDMC。旧称はIICS。 Informaticaのカスタム画面機能は、従来のシステム開発のように個別に画面を開発する必要がなく、定義したデータモデルをもとに、ノーコード/ローコードで画面構成を最適化できる点に特長があります。 本
なぜGoogle Workspaceは組織の力を引き出すのか Google Workspaceは、個人の力に頼るのではなくチーム全体の生産性向上を重視するGoogle独自の思想を体現しています。その本質は、単に個人の作業を効率化するだけでなく、従来の情報を送る・交換するやり方から、クラウド上で共有するコラボレーションの働き方へ、仕事のあり方そのものを根底から変える力を持つ点にあります。
以前、運用高度化のためにGoogle CloudでAIチャットボットを作成したのですが、MicrosoftではどのようなAIツールがあるのか…気になったので調べてみました。 本記事では、「Microsoft Copilot Studio」と「Azure AI Foundry」の機能や特徴を徹底比較します。ぜひAI開発ツール選定の参考にしてください。 Microsoft Copilot Studioとは? 企業が独自のAIアシスタント(Copilot)を作成したり、既存の「Microsoft Copilot for Microsoft 365」を自社向けにカスタマイズしたりするための ローコード開発プラットフォーム です。 以前は「Power Virtual Agents」と呼ばれていたサービスが、最新の生成AI(ChatGPTのような大規模言語モデル)を組み込んで大幅に進化・改称したものです。 概要 - Microsoft Copilot Studio Microsoft Copilot Studioを使用してインテリジェントな AI エージェントを簡単に構築できます。 ローコード インターフェイスを使用して、プラットフォーム間でエージェントを作成、カスタマイズ、展開します。 learn.microsoft.com 最大の特徴(なぜローコード・ビジネス向けなのか?) プログラミング知識が不要(ローコード/ノーコード) 画面上のドラッグ&ドロップや、自然言語でAIアシスタントを構築できます。エンジニアだけでなく、業務部門の担当者(人事、総務、営業企画など)が自らAIを作ることが可能です。 自社の独自データとの連携が簡単(RAGの実現) Copilot Studioを使えば、自社のWebサイト、SharePoint内の社内マニュアル、PDF文書などを指定するだけで、「自社の独自情報に基づいて回答するAI」を数分で作れます。 業務の自動化(アクションの実行)   「Power Automate」などのツールと連携し、「社内システムへデータを入力する」「休暇申請を提出する」「メールを送信する」といった実際の業務プロセスをAIに代行させることができます。 Microsoft 365のCopilotを拡張できる すでにTeamsやWordなどで使っている「Copilot」に対して、自社独自のプラグイン(拡張機能)を追加し、より自社の業務にフィットした有能なアシスタントに育てることができます。 ビジネス導入におけるメリット 開発スピードとコストの大幅削減 ローコードであるため、社内の人間が数日〜数週間で構築・改善のサイクルを回せます。 エンタープライズ級のセキュリティとガバナンス Microsoftの堅牢なセキュリティ基盤の上で動くため、入力したデータや社内情報が外部のAI学習に利用されることはありません。IT部門がしっかり管理・統制を効かせることができます。 「会話のシナリオ」と「生成AI」のいいとこ取り 「必ずこの順番で質問して、手続きを進める」といった厳格なルール(シナリオベース)と、「マニュアルから自由に回答を生成する」(生成AIベース)を自由に組み合わせて、柔軟かつ正確なAIを作れます。 Azure AI Foundryとは? Azure AI Foundryは、開発者やデータサイエンティストが、高度なカスタマイズを伴う独自の生成AIアプリケーションやAIエージェントを設計・構築・評価・運用するための、 統合的なプロコード開発プラットフォーム です。 ※以前は「Azure AI Studio」と呼ばれていたサービスを中心に、MicrosoftのAI開発ツール群を統合し、リブランディングしたプラットフォームです。 Microsoft Foundry とは - Microsoft Foundry Microsoft Foundry は、開発者が安全で安全で責任ある方法で AI を使用してイノベーションを推進し、未来を形成できるようにする信頼できるプラットフォームです。 learn.microsoft.com 最大の特徴(なぜプロコード・高度なAI開発向けなのか?) 世界中のあらゆるAIモデルを自由に選べる・育てられる OpenAIの「GPT-4」だけでなく、Metaの「Llama」、Googleのモデル、Microsoftの軽量モデル「Phi」など、数千種類のAIモデル(モデルカタログ)から用途やコストに合わせて最適なものを選択できます。 複雑で大規模なRAG(自社データ連携)の完全制御 Copilot Studioでも自社データ連携(RAG)は可能ですが、AI Foundryでは「数百万件の文書」「複雑な社内データベース(SQLなど)」を対象にした、高度な検索システムを構築できます。 プロンプトフロー(複雑な処理の流れの構築) 「ユーザーの質問を受け取る」→「データベースを検索する」→「Pythonコードで計算処理をする」→「AIに回答を作らせる」といった、複雑な処理のパイプラインを、視覚的なツールとコードを組み合わせて緻密に設計・デバッグできます。 厳格なテストと「責任あるAI」の実装 Azure AI Foundryには、AIの回答精度を定量的に評価したり、不適切な入出力を自動でブロックしたりする、プロフェッショナル向けの強力なテスト・安全管理機能が備わっています。 ビジネス・開発におけるメリット 圧倒的な自由度とカスタマイズ性   プロンプトから検索アルゴリズム、使用するモデルに至るまで、開発者がすべてをコントロールできます。 スケーラビリティ(拡張性)とパフォーマンス Microsoft Azureの強力なクラウドインフラストラクチャ上で動作するため、世界中の何百万人ものユーザーが同時にアクセスするような大規模な商用アプリケーションにも耐えられます。 エンタープライズのセキュリティとコンプライアンス 企業の閉域網(VNet)の内部だけでAIシステムを完結させるなど、金融機関や政府機関でも採用されるレベルの極めて厳格なセキュリティ要件を満たすシステム構築が可能です。 Microsoft Copilot Studio と Azure AI Foundry の比較表 比較項目 Microsoft Copilot Studio Azure AI Foundry 一言で言うと 「手軽にAIアシスタントを作るツール」 「AIシステムを根本から開発するツール」 主な利用者 業務部門、IT管理者、プロメーカー 開発者、データサイエンティスト、AIエンジニア 必要なITスキル プログラミング不要 (ドラッグ&ドロップ、自然言語で指示) プログラミング必須 (Python、C#などを用いたコーディング) プラットフォーム SaaS(Microsoftが管理) PaaS(Azureサブスクリプション内で自己管理) 展開チャネル Teams、Outlook、Webなど API、Functions、Web、コンテナなど 主なビジネス活用シーン(ユースケース) Microsoft Copilot Studio Copilot Studioで作ったAIは、社内外のさまざまな場面で活躍します。 【社内向け】社内ヘルプデスク(情シス・人事・総務) 「交通費の精算方法を教えて」「パスワードを忘れた」といった社員からのよくある質問にAIが自動回答。マニュアルを読み込ませておけば、担当者の負担が激減します。 【社外向け】カスタマーサポート(顧客対応) 自社製品の取扱説明書やFAQサイトを学習させたAIをWebサイトに設置。24時間365日、顧客の問い合わせに高精度な自然言語で対応します。 【営業支援】社内データ検索アシスタント 「〇〇製品の最新の在庫状況と、過去の提案書を出して」とTeamsでAIに頼むと、社内データベースから情報を引っ張ってきて要約してくれます。 Azure AI Foundry Azure AI Foundryは単なる社内向けチャットボットの枠を超えた、自社のコアビジネスや製品に直結するAI開発で使われます。 【自社製品へのAI組み込み】BtoB/BtoC向けの機能拡張 自社が提供している業務システムやスマホアプリのなかに、「独自のAIアシスタント機能」を開発してAPI経由で組み込むことができます。 【高度な業務自動化】自律型AIエージェントの開発 「在庫管理システム」「会計システム」「メールソフト」など複数のシステムをAIが自律的に横断し、状況を判断して業務を遂行する「エージェントAI」を構築できます。 【専門領域の特化型AI】医療・金融・法務などの専用AI 一般的なAIでは理解できない専門用語や社内独自のルールを、ファインチューニングによって深く学習させた、その業界・企業専用のAI開発ができます。 まとめ Microsoft Copilot Studioは、プログラミング知識がなくても自分たちの業務を助ける「AIアシスタント」を自ら作り出せます。一方で、Azure AI Foundryを使えば、高度なAIシステムを構築することも可能です。 これらを組み合わせて使うこともできるので、組織の目的に合わせて最適なAI開発ツールを選択してみてください!

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