
ノーコード/ローコード
ノーコードとは技術者でないユーザーでもコード(プログラム)を書かずにソフトウェア・アプリケーションを構築できるようにすること、またはそれを実現するためのツールです。
一般的にノーコードツールは、ビジュアルインターフェースを持ちドラッグアンドドロップで操作することが可能で、ユーザーが迅速かつ容易にアプリケーションを作成、テスト、デプロイできるようにしています。
ノーコードツールを活用すると、ユーザーはプログラミング言語を学んだり、開発者を雇ったりすることなく、ビジネスプロセスの自動化、Webおよびモバイルアプリケーションの作成、ワークフローの構築を行うことができます。
また、テンプレートやモジュール、一般的なソフトウェア・アプリケーションとの統合機能があらかじめ用意されていることが多く、簡単に使い始めることができるため、開発時間を短縮することができます。
アプリケーションのパフォーマンスとユーザーエンゲージメントを追跡するための分析・監視ツールが提供されている場合もあります。
ローコードは必要に応じてある程度のコードを記述します。
必要な知識や技術はノーコードよりも多いですが、機能拡張の自由度は高まるため、よりカスタマイズされたアプリケーションを構築することが可能です。
ノーコードやローコードの浸透によって開発の高速化とコスト削減が期待されています。
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はじめに 東芝テック株式会社は、流通・小売業界やさまざまなワークプレイスに向けたソリューションを開発、提供しています。POS システムにおいては国内外でトップシェアを誇るリーディングカンパニーであり、グローバルリテールプラットフォーム「ELERA」による小売業務全体のデジタル化を支援しています。ELERA は、「タッチポイント」「ソリューション」「データサービス」の 3 軸でビジネスを展開し、高い拡張性とリアルタイムな情報活用によって現場の課題解決を支援することで、店舗運営の効率化や意思決定の高度化につなげます。パートナーとの連携を通じてデータ活用を軸に、店舗運営と顧客体験に革新をもたらす『リテール共創基盤』として、次世代の消費体験を形にしていきます。 この度、東芝テック株式会社は AWS の技術支援のもと、AI エージェント を活用した店舗運営支援ソリューションを開発し、2026 年 3 月3日~6日まで、東京ビッグサイト(国際展示場)で開催される「リテールテックJAPAN 2026」にてデモンストレーションを行います。本ブログでは、この新しいソリューションを解説致します。 小売業界が直面する課題 現代の小売業界では、デジタル化の波とともに、店舗運営の複雑さが増しています。売り場責任者は日々、膨大な売上データ、在庫情報、顧客動向を把握しながら、収益性を最大化するための意思決定に迫られています。しかし、多くの店舗では、ベテラン担当者の経験と勘に頼った運営が続いており、データ活用の恩恵を十分に受けられていないのが現状です。 特に深刻な課題となっているのが、データ分析に熟練の知見が必要とされることです。多くのスーパーマーケットの店舗では、数十種類にも及ぶ帳票に加え、日次・月次の売上集計、商品別売上分析、時間帯別売上分析など重要な情報が蓄積されますが、これらを読み解いて適切な判断を下すには複数年にわたる現場経験が必要とされています。新人スタッフや若手の売り場責任者にとって、予算達成率の数字から、具体的にどのような対策を講じるべきかを判断することは容易ではありません。 さらに、小売業界全体に共通する課題として、多くの店舗システムではデータの更新頻度に制約があり、リアルタイムな状況変化への対応が困難な状況です。例えば、午前中に特定の商品の売れ行きに変化が生じても、その情報を即座に把握して適切なタイミングで値引きや陳列変更といった対策を打つことは困難です。さらに人手が限られる中で、他の商品情報も踏まえ、どの商品から優先的に対応すべきかを判断するのは困難です。 また、部門横断的な分析も大きな課題です。例えば青果部門の責任者が、関連商品である鍋スープの売上動向を把握して連動した販促を行いたくても、部門ごとに分かれた組織構造や、各部門に蓄積された専門知識の分断により、総合的な判断を行うことは困難です。異なるシステムに散在するデータの統合に加え、部門間でのナレッジ共有や協調的な意思決定プロセスの確立が技術的・組織的な課題となっています。 店舗運営支援ソリューションの価値 本ソリューションは、これらの課題を解決し、小売業界に革新的な価値をもたらします。AI エージェントが小売業者の POS データや別システムのデータベースに格納された在庫情報、カメラや温湿度計などの IoT センサーによって生成されるデータなどを継続的にモニターし、あらかじめ設定したシグナル(売れ足が平常時より鈍い等)を検知すると、取るべき施策(値引きの必要性やタイミングの判断等)を自動的に分析し、売り場責任者のスマートフォンに具体的な推奨アクションを即座に通知します。これにより、従来は気づかれなかった売上機会を把握し、タイムリーな対応が可能になります。 ポイントは、ベテラン担当者の豊富な経験と知見、店長の施策の方向性を、管理画面から自然言語でインプットするだけで、現場でノーコードで AI エージェントを開発できることです。これらのエージェントは、従来の AI チャットボットとは異なり、24時間365日バックグラウンドで働き続けることできるため、PC やスマートフォンで担当者が質問文を入力せずとも、重要なビジネスシグナルを見落とすことがありません。結果として、データに基づく具体的で実行可能な施策を、適切なタイミングで実行することで、省人化に寄与しながら売上向上や廃棄削減を目指すことができます。 アーキテクチャ POS data analysis agents は、バックグラウンドで定期的に実行され、あらかじめ設定されたベテラン担当者の業務知識から生成されたプロンプトに基づいて POS データを分析し、施策を提案します。また、提案した施策に対して、店舗担当者の追加の質問を受け付け、データに基づいてパーソナライズされた対話を行います。 活用されている AWS サービスと、AI エージェントの構造 本ソリューションは、AWS の生成 AI サービスと、サーバーレスアーキテクチャを組み合わせた構成により実現されています。AI エージェントとは、事前に設定された目標を達成する自律型 AI システムです。従来のソフトウェアと異なり、事前定義済みのワークフローを必要とせず、AI エージェント自身がタスクを立案し、自動で実行することができます。AI エージェントの最もシンプルな定義は、 1) モデル 、 2) ツール 、 3) プロンプト 、の 3 つの要素の組み合わせです。 本ソリューションでは、下記の AWS サービスを活用しています。 Amazon Bedrock は、AI エージェントの「モデル」に利用しています。Claude 4.5 Sonnet の高度な自然言語処理能力により、ベテラン担当者から自然言語で与えられた業務知識を理解し、エージェントへ与える「プロンプト」に変換します。また、Amazon Bedrock は リアルタイムデータとデータベーススキーマを入力に SQL を生成する役割も持ちます。これにより、刻々と変化する状況に対応した施策を提案します。 Amazon Bedrock AgentCore は、効果的なエージェントを大規模かつ安全に構築、デプロイ、運用するためのエージェントプラットフォームです。AgentCore サービスの一つである AgentCore Runtime は、AI エージェントやツールをデプロイして実行するための、安全でサーバーレスの専用ホスティング環境を提供します。本ソリューションでは、AWS が開発したオープンソースの SDK である Strands Agents SDK を利用して開発した AI エージェントを AgentCore Runtime にデプロイしています。AI エージェントには、データベースに対して SQL を実行したり、 Amazon DynamoDB に対して推奨アクションを登録するなどの「ツール」が与えられていて、必要なタイミングで実行することができます。また、 AgentCore Memory は、AIエージェントが過去の対話を記憶できるようにするサービスです。本ソリューションでは、PC やスマートフォンを通じて AI エージェントが担当者と会話をする際に、過去の会話に基づいたパーソナライズされた応答を実現しています。 Amazon DynamoDB は、一桁ミリ秒のパフォーマンスを実現する、サーバーレス NoSQL フルマネージドデータベースです。本ソリューションでは、ベテラン担当者の豊富な経験と知見に基づいて生成されたプロンプトや、AI エージェントによって生成された推奨アクションが保存されています。 Amazon EventBridge は、イベントを使用してアプリケーションコンポーネント同士を接続するサーバーレスサービスです。これにより、スケーラブルなイベント駆動型アプリケーションを簡単に構築できます。本ソリューションでは、定期的に AI エージェントを起動させるために使用されます。 AWS の技術支援を活用した開発プロセス 本ソリューションは、東芝テックが AWS の技術支援のもと開発しました。開発プロセスでは、まず AWS のサンプルソリューション を活用したワークショップを実施し、東芝テックから提供された POS データを用いて AI エージェントの可能性を検証しました。このワークショップを通じて、小売業界特有の課題と AI 活用の方向性を明確化することができました。 続いて、AWS のプロトタイピングプログラムを活用し、具体的なソリューションの実装支援を行いました。東芝テックの豊富な業界知見と、AWS のクラウド・ AI 技術を組み合わせることで、従来解決が困難だった課題へのソリューションが実現しました。 本プロジェクトをリードした、東芝テック株式会社 執行役員 リテール・ソリューション事業本部 副事業本部長、同プロダクト・プランニング&クリエーションセンター長の石川 尚氏は、AWS との連携についてこのようにコメントしています。 東芝テックは、AIやクラウド技術の活用を通じて、小売業界のDXを強力に推進しています。今回、AWSの技術支援のもと、現場の課題解決に直結するAIエージェントを開発できたことは、当社のビジョン実現に向けた大きな一歩です。 小売現場の人手不足や業務の複雑化といった社会的課題に対し、データドリブンな意思決定支援を提供することで、より効率的で持続可能な店舗運営を実現します。 今後も AWS との協力を通じて、業界の未来を切り拓く革新的なソリューションを提供し続けてまいります。 東芝テック株式会社 執行役員 リテール・ソリューション事業本部 副事業本部長 同プロダクト・プランニング&クリエーションセンター長 石川 尚 氏 リテールテックJAPAN 2026での展示について 展示概要 会期 : 2026年3月3日(火)〜6日(金) 会場 : 東京ビッグサイト 東芝テックブース : 東展示棟 4ホール RT4201 東芝テックの告知ページ : https://www.toshibatec.co.jp/event/exhibition/rtj2026.html 小売業界の未来への展望 本ソリューションは、小売業界におけるAI活用の新たな可能性を示すものです。データドリブンな意思決定支援により、以下のような未来の実現を目指しています: 人手不足の解決 : 経験に依存しない店舗運営の実現 収益性の向上 : データに基づく最適な価格設定と在庫管理 顧客満足度の向上 : 適切な商品配置と在庫確保による購買体験の改善 環境負荷の低減 :廃棄ロス削減により、製造・輸送・廃棄における資源消費や GHG 排出量を軽減 東芝テックと AWS は、今後も小売業界の DX を支援し、より効率的で持続可能な店舗運営の実現に向けて取り組んでまいります。リテールテック JAPAN 2026の東芝テックブースにて、ぜひこの革新的なソリューションのデモをご体験ください。小売業界の未来を一緒に創造していきましょう。 お問い合わせ 東芝テック株式会社: 公式ウェブサイト Amazon Web Services: AWS公式サイト 本記事は東芝テック株式会社とアマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社の共同執筆によるものです。 著者 小川 翔 アマゾンウェブサービスジャパン合同会社 ソリューションアーキテクト 流通小売業界のお客様を中心にクラウド活用の技術支援を行なっています。好きな AWS サービスは Amazon Bedrock と、Amazon Personalize です。 谷 梨奈子 アマゾンウェブサービスジャパン合同会社 アカウントマネージャー 製造業のお客様を中心にクラウド活用に対する営業支援を行っております。MigrationからAI活用まで幅広い分野を提案させていただきます。
G-gen の杉村です。2026年1月に発表された、Google Cloud や Google Workspace のイチオシアップデートをまとめてご紹介します。記載は全て、記事公開当時のものですのでご留意ください。 はじめに Google Cloud のアップデート LOAD DATA/CREATE EXTERNAL TABLE のフォーマット指定オプションが GA Cloud Run functions で Direct VPC egress が使用可能に(Preview) Gemini CLI 利用状況を Cloud Monitoring にエクスポート Gemini Enterprise の Agent Designer が一般公開(GA) Cloud Run(functions)で pyproject.toml を使ったデプロイに対応 Cloud Load Balancing に Managed Workload Identity が登場(Preview) Cloud DNS で「DNS Armor」が一般公開(GA) Looker Studio で異なるデータソースの図表に同じフィルタを適用できるように Google Cloud にバンコクリージョン(asia-southeast3)が登場 Gemini Cloud Assist を使って BigQuery のジョブ履歴を解析できるように Compute Engine で N4A インスタンスが Preview → 一般公開(GA) Spanner でカラムナエンジンが Preview 公開 AlloyDB for PostgreSQL が PostgreSQL 18 に対応(Preview) BigQuery で Conversational Analytics 機能が Preview 公開 割り当て(Quota)の自動調整機能が組織やフォルダレベルにも対応 Google Workspace のアップデート Dropbox から Google ドライブへの移行ツールが一般公開(GA) Google Meet 音声翻訳がベータ版で利用可能になる予定(2026-01-27) Google フォームで締切日や集まった回答数に応じた自動的な受付停止が可能に Microsoft Office のパスワード保護付きファイルが編集できるように Google Workspace ユーザー向けに動画生成ツール Flow が使えるように Google チャットでメッセージの転送が可能に Google Meet の Ask Gemini 機能が2月上旬から日本語に対応 Google カレンダーで予定作成時に Gemini が会議参加者の空き時間を提案 Gemini アプリで NotebookLM をデータソースとして追加可能に Google フォームで回答者を細かく制御できるようになった はじめに 当記事では、毎月の Google Cloud(旧称 GCP)や Google Workspace(旧称 GSuite)のアップデートのうち、特に重要なものをまとめます。 また当記事は、Google Cloud に関するある程度の知識を前提に記載されています。前提知識を得るには、ぜひ以下の記事もご参照ください。 blog.g-gen.co.jp リンク先の公式ガイドは、英語版で表示しないと最新情報が反映されていない場合がありますためご注意ください。 Google Cloud のアップデート LOAD DATA/CREATE EXTERNAL TABLE のフォーマット指定オプションが GA BigQuery release notes - January 06, 2026 (2026-01-06) BigQueryの「LOAD DATA」「CREATE EXTERNAL TABLE」の際の以下オプションが Preview → 一般公開(GA)。これまで必要だったデータ取り込み前のいくつかの前処理が不要になり運用が簡素化される。 time_zone date_format、datetime_format、time_format、timestamp_format null_markers source_column_match BigQuery のロード時や外部テーブル作成時のオプション Cloud Run functions で Direct VPC egress が使用可能に(Preview) Configure Direct VPC egress for 2nd gen functions (2026-01-06) Cloud Run functions(2nd gen)で Direct VPC egress が使用可能に(Preview)。 サーバーレス関数から VPC にアクセスする手段の1つ。従来手法である Serverless VPC Access connector よりも安価で低レイテンシのため、GA 後はこちらが推奨。 Cloud Run functions で Direct Vpc Egress が使用可能に Gemini CLI 利用状況を Cloud Monitoring にエクスポート Instant insights: Gemini CLI's New Pre-Configured Monitoring Dashboards (2026-01-08) Gemini CLI 利用状況を Cloud Monitoring にエクスポートできるように。 OpenTelemetry によりメトリクスとログを送信。 Gemini Enterprise の Agent Designer が一般公開(GA) Agent Designer overview (2026-01-13) Gemini Enterprise の Agent Designer が一般公開(GA)。ノーコードエージェントを開発するための Web UI。 Gemini Enterprise の Agent Designer でノーコードエージェントを開発 以下の記事も参照。 blog.g-gen.co.jp Cloud Run(functions)で pyproject.toml を使ったデプロイに対応 Deploy Python applications with a pyproject.toml file (2026-01-13) Cloud Run(ソースコードからのデプロイ)と Cloud Run functions の Python ランタイムで、pyproject.toml を使ったデプロイに対応。 これまで主流だった requirements.txt に加え、PEP 518 や PEP 621 で標準化された pyproject.toml を直接利用できる。これにより、Poetry や Hatch といったモダンなツールを用いたプロジェクト構成をそのままデプロイに活用可能。 Google Cloud の Buildpacks がこのファイルを自動検出し、必要なライブラリをインストールしてコンテナをビルドする。ビルド設定や依存関係、メタデータを一つのファイルに集約できるため、プロジェクトの管理効率が向上する。 Cloud Load Balancing に Managed Workload Identity が登場(Preview) Backend mTLS with managed workload identity overview (2026-01-16) Cloud Load Balancing に Managed Workload Identity が登場(Preview)。 LB とバックエンド間の mTLS の構築がシンプルに。証明書の自動管理で運用負荷を下げつつ通信中のデータのセキュリティを強化。 Cloud DNS で「DNS Armor」が一般公開(GA) Advanced threat detection with DNS Armor (2026-01-16) Google Cloud の Cloud DNS で「DNS Armor」が一般公開(GA)。 VM 等からの DNS クエリを検査して悪意あるアクティビティを検知してログ記録する。Infoblox 社が提供する脅威情報に基づく。 Looker Studio で異なるデータソースの図表に同じフィルタを適用できるように Use controls across data sources (2026-01-18) Looker Studio で、異なるデータソースを参照しているチャート(図表)を単一のフィルタ(コントロール)で制御できるようになった。 フィールド ID を上書きして共通にすることでフィルタリングを共通化できる。 Google Cloud にバンコクリージョン(asia-southeast3)が登場 Cloud locations (2026-01-20) Google Cloud にバンコクリージョン(asia-southeast3)が登場。 タイ国内や周辺地域からのレイテンシなどが最適。東アジアではシンガポール、ジャカルタ、香港、台湾、東京、大阪、ソウルに次いで8個目。 これにより、2026年1月現在の Google Cloud リージョンの総数は43、ゾーンは130になった。 Google Cloud のリージョン・ゾーンの総数 Gemini Cloud Assist を使って BigQuery のジョブ履歴を解析できるように Analyze jobs (2026-01-21) Gemini Cloud Assist を使って BigQuery のジョブ履歴を解析できるようになった。 長時間クエリの原因を調べたりジョブ失敗の原因などを Gemini に質問できる。Gemini Cloud Assist を使うには現在、Google Cloud コンソールの言語設定を英語に変更する必要あり。 Compute Engine で N4A インスタンスが Preview → 一般公開(GA) N4A machine series (2026-01-26) Google Cloud の Compute Engine で N4A インスタンスが Preview → 一般公開(GA)。 Google が開発した Arm ベースプロセッサである Axion を搭載。費用対効果に優れる。ただし2026年1月末現在では、東京・大阪リージョンは未対応。 Spanner でカラムナエンジンが Preview 公開 Spanner columnar engine overview (2026-01-26) Spanner でカラムナエンジンが Preview 公開。 database でポリシーを有効にするとバックグラウンドで列指向形式でもデータを保持するようになり、適切なときに自動でそちらを使うようになる。分析系クエリの性能が最大200倍向上とされている。 AlloyDB for PostgreSQL が PostgreSQL 18 に対応(Preview) Create a new cluster and primary instance (2026-01-27) AlloyDB for PostgreSQL が PostgreSQL 18 に対応(Preview)。 PostgreSQL 18 は 2025-09-25 にリリースされた最新メジャーバージョン。 BigQuery で Conversational Analytics 機能が Preview 公開 Conversational analytics overview (2026-01-29) BigQuery で Conversational Analytics 機能が Preview 公開。 生成 AI に自然言語で質問すると AI が自動でクエリを作成して質問に回答してくれる。データソースとなるテーブルを指定してエージェントを作成。 詳細は、以下の記事も参照。 blog.g-gen.co.jp 割り当て(Quota)の自動調整機能が組織やフォルダレベルにも対応 Use the quota adjuster (2026-01-30) 割り当て(Quota)の自動調整機能が、組織やフォルダレベルにも対応。 これまではプロジェクトレベルのみ。ピーク使用量が割り当てに近づいたとき、自動で引き上げリクエストが試みられる。以下の記事も参照。 blog.g-gen.co.jp Google Workspace のアップデート Dropbox から Google ドライブへの移行ツールが一般公開(GA) Now generally available: Migrate files from Dropbox to Google Drive (2026-01-05) Dropbox から Google ドライブへの移行ツールが一般公開(GA)。昨年11月にオープンベータ公開されていた。 Google 管理コンソールから利用。Google Workspace 各種エディションで利用可能。 Google Meet 音声翻訳がベータ版で利用可能になる予定(2026-01-27) Control Speech Translation in Google Meet for your users (2026-01-07) Google Meet 音声翻訳は現在、アルファ版で利用可能。同機能が、2026-01-27 にベータ版としてより多くの人が利用可能になる予定。 Business Plus、Enterprise Plus など一部の Google Workspace エディションのみのためドキュメントを要確認。 Google フォームで締切日や集まった回答数に応じた自動的な受付停止が可能に Set Google Forms to automatically stop accepting responses based on date and time or response count (2026-01-12) Google フォームで、締め切り日や集まった回答数に応じて、自動的に受付停止できるように。 イベント登録フォームなどで、手動で受付停止しなくても済むようになる。Google Workspace、個人アカウント等などで 2026-01-12 から順次ロールアウト。 Microsoft Office のパスワード保護付きファイルが編集できるように Editing password-protected Microsoft Office files directly in Google Drive (2026-01-14) Google Workspaceで、Microsoft Office のパスワード保護付きファイルが編集できるように。 Word、Excel、PowerPoint に対応。全エディションで、順次ロールアウトされて使用可能になる。 Google Workspace ユーザー向けに動画生成ツール Flow が使えるように Flow now available as an additional Google service for Workspace customers (2026-01-16) Google Workspace ユーザー向けに動画生成ツール Flow が使えるように。 「AI-powered filmmaking tool」とされており、文章から動画や画像を生成できる。プロンプトの調整機能など、動画編集に関する機能が充実。 Google Workspace においては「additional Google service(その他の Google サービス)」の扱いであり、以下のような条件が適用される。 サービスは予告なく変更される場合があります。 地域によってはご利用いただけないサービスがあります。 現在のところ、これらのサービスは、サポートおよびサービスレベル契約の対象外です。サービスに関してご不明な点がある場合は、Google ヘルプセンターとヘルプ フォーラムをご確認ください。その他のサービスに対するサポートの拡充は、今後の検討事項となっています。 Google チャットでメッセージの転送が可能に Forward messages in Google Chat (2026-01-20) Google チャットで、メッセージの転送ができるようになった。 全ユーザーに順次ロールアウト。 Google Meet の Ask Gemini 機能が2月上旬から日本語に対応 Ask Gemini in Google Meet is expanding to Workspace Business Standard customers, additional languages, and mobile usage (2026-01-21) Google Meet の Ask Gemini 機能が2月上旬から日本語に対応。 会議に遅れて参加しても会議内のチャットで Gemini に質問してキャッチアップしたり、要点やアクションアイテムをまとめたりできる。 また、対応エディションが拡充し、Business Standard エディションでも利用可能になった。 Google カレンダーで予定作成時に Gemini が会議参加者の空き時間を提案 Better time suggestions for meeting with your colleagues using Gemini in Google Calendar (2026-01-26) Google カレンダーで予定作成時に Gemini が会議参加者の空き時間を提案してくれるようになった。 全員の空きスロットを探して自動でスロットを提案する。即時リリースドメインではすでに使用可能になっている。 Gemini アプリで NotebookLM をデータソースとして追加可能に Take your notebooks further by adding NotebookLM as a source in the Gemini app (2026-01-27) Google Workspace ユーザーの Gemini アプリで、NotebookLM をデータソースとして追加可能になった。個人アカウントでは以前から使えた機能が、Google Workspace にも展開された。 2026-01-20から順次ロールアウトが始まっている。 データソースとして NotebookLM を追加 Google フォームで回答者を細かく制御できるようになった All Google Forms will now have granular controls over who can respond (2026-01-29) Google フォームで回答者を細かく制御できるようになった。 ユーザー、グループなどに限定して回答者を制限できる。以前は回答者は「組織内」「リンクを知っている全員」しか選べなかった。 杉村 勇馬 (記事一覧) 執行役員 CTO 元警察官という経歴を持つ IT エンジニア。クラウド管理・運用やネットワークに知見。AWS 認定資格および Google Cloud 認定資格はすべて取得。X(旧 Twitter)では Google Cloud や Google Workspace のアップデート情報をつぶやいています。 Follow @y_sugi_it
1. はじめに Amazon Quick Suite は、Amazon Web Services(AWS)が提供するBI/分析基盤である Amazon QuickSightをベースに、生成AIを活用したリサーチ、ナレッジ管理、ワークフロー自動化を統合したプラットフォームです。 本記事では、全3回に渡ってQuick Suiteを構成する各機能(Quick Chat Agent、Quick Flows、Quick Spaces、Quick Research、Quick Automate)について、実際の操作やユースケースを交えながら解説します。 第1回ではQuick Chat Agent




























