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はじめに セーフィー株式会社 開発本部エンジニアリングオフィスの山崎(@ymzaki_m4)です! 今年も26新卒エンジニア11名が仲間に加わり、全体研修を経て4月20日から開発本部での研修がスタートしました! エンジニア研修といえば、言語の仕様やフレームワークの使い方、インフラ構成といった「技術(ハードスキル)」が主役になりがちです。しかし、セーフィーの開発組織が大切にしているのは、技術を使いこなす前の土台となる「人」「チーム」「プロセス」のあり方です。なぜなら、プロフェッショナルとしての仕事は「個人戦」ではなく「チーム戦」だからです。 今回は、研修の冒頭2日間でおこなわれた、組織
はじめに はじめまして、2025年10月に入社したエンジニアの池田です。入社してあっという間に半年が経ちました。日々の業務に追われていましたが、節目ということで一度立ち止まって振り返ってみようと思います。転職の経緯や入社後の実感について紹介していきますので、転職を検討されているエンジニアの方にとって少しでも参考になれば幸いです。 自己紹介 私はプロダクト開発部人材紹介開発グループに所属しています。エス・エム・エスが3社目で、これまでは受託開発会社でエンジニアをしていましたので初めて事業会社で勤務することになります。 1社目は新卒から約6年SIerに在籍し、バックエンドの設計・実装からプロジェクト管理まで幅広く担当していました。2社目は小規模な受託開発会社に2年半勤め、フロントエンドの開発をメインに担当しつつ、バックエンドの開発にも携わっていました。現在、エス・エム・エスでは ケア人材バンク というケアマネジャー・相談員・障がい福祉向けの転職エージェントサービスの開発に携わっています。 なぜ転職したのか 前職での経験は充実していましたが、受託開発である以上、構造的に解消しづらい課題もありました。具体的には以下の3つです。 スクラム開発ができなかった 顧客との契約や納期の都合上、開発プロセスはウォーターフォールが基本でした。アジャイル開発に近いプロセスを取り入れることもありましたが、イテレーションが1か月程度と長期になりがちで、アジャイルのメリットである柔軟性の恩恵はあまり受けられませんでした。 テストコード実装に十分な時間を割けなかった 納期とコストが優先される環境では、テストコードを充実させたくても見積もりに含まれていないため十分な時間を割けず部分的な実装にとどまる、という状況でした。テストが整備されていない既存のコードに後からテストを追加することも、工数の観点から難しい状況でした。テストがないことで機能改修やリファクタリングがしづらく、開発のしにくさを感じる場面が多くありました。 リアーキテクチャができなかった 既存システムへの制約が多く、大胆な改善に踏み出せない場面が何度もありました。「こう設計し直せばもっと良くなるのに」と思いながら、手をつけられないもどかしさを感じていました。 これらの課題を解消することは、単に開発体験を改善するだけでなく、より良いプロダクトを継続的にユーザーへ届けることにつながると考えていました。医療・介護という社会を支える領域で、それを実現できる環境として現職を選びました。転職活動の中でエス・エム・エスと出会い、技術ブログの内容や選考過程を通じて「エス・エム・エスなら3つとも実現できそうだ」という確信が高まっていきました。 実際に働いてみて 前述した3つの課題が、現職ではどのように変わったかを紹介します。 2週間スプリントで自律的に開発を進める 私が所属するチームは2週間スプリントで開発を進めており、スプリントプランニングでは関係部署とバックログの優先度を擦り合わせながら、チーム自身でそのスプリントでやることを決めていきます。レトロスペクティブも定期的に行われており、チームの課題を率直に話し合いながら改善を続けていく文化が根付いています。何をいつやるかをチーム自身で決められる裁量感は前職では味わえなかったもので、開発への主体性が自然と高まっていくのを感じています。 テストが文化として根付いている 現職では、テストコードはPRを出す際の前提条件として扱われています。コードレビューではテストの網羅性や設計も当然のようにチェックされ、テストのないPRはマージされません。こうした文化の中で開発を進めることで、テストコードに対する解像度が上がり、その恩恵をすぐに実感しました。特に大きかったのは、「テストがあるから安心してリファクタリングできる」という感覚で、前職ではコードの改善に踏み出すのが怖く、結果として負債を放置するしかありませんでした。テストという安全網があることで、リファクタリングへの心理的ハードルが大きく下がりました。 大胆な改善が当たり前に行われる 現職に入って驚いたことのひとつが、技術的負債への向き合い方です。前職では考えられなかったような大胆な改善が、ごく普通に行われています。「このままでは将来的に問題になる」という判断があれば、きちんと工数をかけて改善するという意思決定がなされます。技術的負債の解消が「やれたらいいね」ではなく「やるべきこと」として扱われている環境は、エンジニアとして非常に働きやすいです。 転職前から継続できていること 転職を経ても、前職から継続できていることもいくつかあります。 社会貢献性の高い領域への関わり 新卒でSIerを選んだ理由のひとつに、行政・インフラ・金融・医療といった社会を支える領域に携わりたいという気持ちがありました。転職にあたってもこの点は妥協したくなく、現職が医療・介護業界向けにサービスを提供している点が入社の決め手のひとつでもありました。ケアマネジャー向けの転職エージェントサービスという形で、引き続き社会的意義のある仕事に携われていることは、日々のモチベーションに直結しています。 働き方 転職にあたってフルリモートにこだわっていたわけではありませんでしたが、現職もフルリモートが基本で、結果として前職と同じ環境を継続できています。必要なときにオフラインで顔を合わせることもできますし、所属する部署では半年に一度全員が集まるオフラインイベントもあり、普段リモートで働いているメンバーと直接交流できる機会があるのも良いと感じています。 入社してから半年間でやってきたこと プロダクト開発のリード ケア人材バンクの開発チームでは、開発リードを担当しています。仕様の整理から実装方針の決定、スプリントのゴール設定など、開発全体を見渡す役割です。入社してこれほど早くリードを任せてもらえるとは思っていなかったので、最初はプレッシャーもありました。ただ、チームメンバーや周囲のサポートもあり、少しずつ自分なりのスタイルが掴めてきた気がしています。 コミュニケーション改善チームへの参加 開発業務と並行して、Communication Hubという部署内のコミュニケーション改善を目的としたチームにも参加しています。私が入社した際に感じたオンボーディングの課題を共有し、次に入社される方に向けたオンボーディングプロセスの改善に取り組みました。エンジニアとして開発だけでなく、組織をより良くするための活動にも関われる環境は、入社前には期待していなかった部分でした。技術以外の側面でも会社に貢献できる機会があるのは、個人的にとても充実感があります。 カンファレンスへの参加 社外の技術カンファレンスであるPHPerKaigiにも参加しました。会社としてブースを出展し、来場者と交流しながら自社の認知を広げる側にも関われたことは新鮮でした。普段の業務では得られない知見や刺激を受けられ、エンジニアとしての視野が広がる良い機会になりました。会社として技術コミュニティへの参加を後押ししてくれる文化があることは、エンジニアとして継続的に成長していく上でとても心強いです。 これからやっていきたいこと 開発リードとしての成長 開発リードとして任せてもらえていることはありがたい一方、まだ手探りな部分も多いのが正直なところです。仕様調整や実装方針の決定をより的確にこなせるようになることはもちろん、チームが自律的に動けるような開発プロセスの改善にも積極的に関わっていきたいと思っています。 サービスの品質向上 機能開発と並行して、パフォーマンス改善やサービスの安定性向上にも取り組んでいきたいと考えています。ユーザーが快適に使えるサービスを継続的に届けるために、技術的な改善を地道に積み重ねていくことを大切にしていきたいです。 社外への情報発信 PHPerKaigiへの参加を通じて、インプットだけでなくアウトプットも増やしていきたいという気持ちが芽生えました。カンファレンスでの登壇や技術ブログの執筆など、社外への発信にも積極的に挑戦していきたいと思っています。 おわりに 入社して半年、転職前に感じていた課題はすべて解消され、思い描いていた環境で働けていることを実感しています。これからも学び続けながら、プロダクトとチームに貢献していきたいと思います。

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