新たなユーザー価値を提供する「LIFULL HOME'S」を支えるエンジニアたちの挑戦

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新たなユーザー価値を提供する「LIFULL HOME'S」を支えるエンジニアたちの挑戦
LIFULLの事業の中核にある不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME'S」。そのサイトの開発・改善・保守・運用、そして開発組織のマネジメントを担当する3人のエンジニア。フロントからバックエンドにいたる開発プロセスの中で日々、どんな課題を意識しながらエンジニアリングしているのか。開発の現場に根づいている「利他主義」という社是のもと、さまざまなキャリアチャレンジが自発的に行われている様子を語ってもらいました。

ブロックを使って間取りをバーチャルに再現。エンジニアの表情が心を捉えた

——まずは、皆さんとLIFULLという会社との出会いをお聞かせください

花井:私は新卒入社なのですが、そのきっかけになったのが、機械学習などを研究していた大学院時代の学会の場でした。LIFULLがまだネクストという社名だった時代で、学会にブースを出し「GRID VRICK(グリッドブリック)」(※現在はサービス終了)というサービスを紹介していました。

おもちゃのブロックを並べて部屋の間取りを作ったり、家具を配置したりすると、リアルタイムでバーチャルな空間に3DCGで家ができるというもの。当時流行りだしたVRなどの最新技術をユーザーの住宅体験と組み合わせ、住まい選びの参考にしてもらおうという画期的なものでした。

会場ではそのプロダクトを開発したエンジニアが直接説明してくれたのですが、その情熱がすごかったんです。エンジニアが生き生きと働いている様子が垣間見えて、自分も「この会社なら成長機会が得られるんじゃないか」と、思ったことが入社志望のきっかけです。

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山﨑:私は2度目の転職で、LIFULLに入社しています。以前から規模の大きなサービスに携わりたいと思って転職先を探していたのですが、LIFULLのカジュアル面談を受けたとき採用像が一番しっかりしていました。

ビジョナリーカンパニーといいますか、「こういうビジョンを持った人を採用したい」という想いがすごく強くて、たまたまその考えが自分の考えと近い部分がありました。

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興津:私は文系出身で、プログラミング未経験でIT企業に就職し、客先常駐をしました。そこで初めてプログラミングを始め、金融系や自動車関係などの汎用機系のシステムをメインに担当していました。

Web系の会社に進みたいという思いから、LIFULLに転職しました。後から詳しく話しますが、LIFULLが展開する「LIFULL HOME'S ACTION FOR ALL」という取り組みのビジョンに共感したことも、転職理由の一つになっています。

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技術的負債を未来のエンジニアのためにコツコツと“返済”

——現在は主にどのような仕事をされているのでしょうか

興津:「LIFULL HOME'S」が、ユーザーにとってより魅力的になる開発、機能や改善を行っています。なかでも、ユーザーがLINEを使って不動産会社とダイレクトにコミュニケーションが取れる「LINEで相談」というサービスで、機能開発をメインで担当しています。

いま取り組んでいるのは、このサービスで取り扱うユーザーの個人情報データベース移行プロジェクトです。これまでOracleでやっていたのですが、長く稼働しているAPIということもあり、よりセキュリティを強固にすべく、Salesforceへ移行を行っています。 目下の悩みは、Salesforceの定期メンテナンスの時間帯のデータ登録をどうするかという課題です。ユーザーは24時間思い立ったときに、いつでもLINEを使いたいわけですから、この問題をどう解決するかは重要です。

現状、メンテナンス期間中はユーザーからの登録データをバッファしておき、メンテナンスが終わったら即時に反映させるというやり方を検討しています。しかし、そのやり方をした結果、ユーザー・クライアント・LIFULLのサービスやプロダクトにどのような影響があるのか?その影響はそれぞれにとって許容できるものなのか?ということを、各ステークホルダーと慎重に協議しながら進めています。かなり大掛かりなプロジェクトになりそうなので、私にとっては新しいチャレンジです。

山﨑:私はバックエンドエンジニアとして賃貸住宅マーケットを担当しています。以前の賃貸マーケットは、他のマーケットと同じリポジトリで開発していました。ですが、賃貸は賃貸で別のリポジトリでコードを管理し、他のサービスに干渉しないように作り直そうという動きが私の異動前にありました。

そのプロジェクトは私がチームにジョインしてから一旦区切りを終えたのですが、その過程で技術的負債がかなり発見されました。今はその技術的負債を完済するプロジェクトに参加しています。いわゆるリファクタリングの一環です。他にも、賃貸関連のシステムの運用保守や改善も担当しています。

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——「技術的負債」はどのくらいのボリュームなのでしょうか

山﨑:「コードを書く先から負債は増えていく」と言われるように、どんな開発でも負債はつきものです。私の担当範囲だと、例えばアクセスログの送信機能など、10年前から一度もコードが変わっていない状態や、どこにコードがあるのかすらもよくわからない機能もありました。

「正しいコードはどこにあるのか」「これは何を実現する機能なのか」などを全て確認し、そのコードを改修するとどんな影響があるかを理解した上で、新しいコードを移植するという作業です。先人の方々が苦労して書いたコードなので、そこには感謝をしながらも、コツコツと負債を返済しています。

こういった負債解消により長年触られてこなかった機能の内容が把握しやすくなることで、これまでついつい劣後しがちな機能の開発や障害調査に他の人も手を付けやすくなることが大きなメリットだと感じています。

特に私が担当する賃貸マーケットは「LIFULL HOME'S」の中でも最もユーザー数の多い領域なのでコストカットに直結したり、あとはシンプルに周りから感謝されることも多いですね(笑)

入社早々に新規プロジェクトに手を挙げ、リーダー昇進を実現

——LIFULLは「成長機会が多い会社だと思って入社した」という話がありましたが、実際に入社してみていかがでしたか?

花井:新卒で入社して、最初に配属がされたのがSEO(Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)の部署でした。当時は基本的にPHPやRubyで開発していました。

SEOの部署に配属されて半年後くらいに「新たな機能開発などに関わりたい」と思うようになったのです。ちょうどディープラーニングを使って画像を自動判別する新規プロジェクトが立ちあがるという話を聞きつけ、「やりたいです」と手を挙げました。

実際に任せてもらうこととなり、そのとき初めてPythonを使ってシステムを一人で構築しました。そのときに、インフラ周りのことなども一から学びました。

そして新規コンテンツで「まちむすび」というサービスの立ち上げに参画し、PHPとGo言語でプログラムを書きました。入社3~4年目くらいからは、弊社でよく使われるTypeScriptメインの開発を始めました。

その後、だんだんプロジェクトリーダー的な役割が増えてきて、自分で手を動かすというよりはレビューの比重が多くなってきました。また、スクラムマスターとしてプロジェクトに参加することが増え、開発した機能で全社MVPを獲得することもできました。その後入社6年目でグループ長という役職になり、今はプロダクトのコードを書くよりもマネジメント業務の比重が多くなっています。現在はメンバーのマネジメントに加え、事業部横断でSRE(Site Reliability Engineering)活動の推進も担っており、自身のグループだけでなく事業部横断で動き、「LIFULL HOME'S」をより強固なサービスにしていくために日々邁進しています。

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——もっとコードを書きたいと思っていますか?

花井:最初はコードを書く機会が減って寂しい気持ちもあったのですが、今はもう慣れてきました。マネージャーとしてマネジメントスキルを発揮すれば、メンバーの成長を感じることができ、組織として大きな成果を上げられるので、今はその面白さにハマっています。

——興津さんが扱っている技術の幅は広そうですね

興津:キャリアのスタートはCOBOLからだったのですが、その後Javaを覚え、ASP.NET環境で開発したこともあります。RubyやTypeScriptは、LIFULL入社後に習得しました。

ちょっと余談になりますが、私はLIFULLで働きつつボランティアでLGBTQの方を支援するNPOに所属して、Webサイトの作成やWebサーバーの管理を担当しています。そこではPHPを扱っています。この経験がきっかけでWeb系の仕事が出来る企業に入りたいと考えました。

以前担当していた客先常駐の仕事では、多い時で3ヶ月に1回くらいのペースで常駐先が変わり、扱う言語も変わっていました。参画したらまずは技術仕様を覚えることが大事だったので、来るもの拒まず何でも習得するという習慣は、前職でかなり鍛えられていました(笑)。

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山﨑:私は4月で入社丸3年になるのですが、最初の1年は先ほど興津さんが話していたOracleをSalesforceに移管するプロジェクトを担当していたのです。エンジニア4人ぐらいのチームでした。

そこでとてもいいなと感じたのは、きちんとチーム一丸となって活動するスタイルができているところでした。前職はスタートアップ企業で、そこでもスクラム開発はしていたのですが、とりあえず導入したもののまだまだ使いこなせている状態ではなかったのです。

ところがLIFULLでは、「なぜ、スクラムで開発するといいのか」ということを全員が理解している。しかし、何でもスクラムのパターンに当てはめるというのではなく、開発に必要だからそれを選び、ときには型にとらわれずに自分たちのやり方を貫く。そこが大きな違いだと感じ、自分の考えにあっていると思いました。

メンバーは、入社したばかりの私に対してもフラットな目線で対応してくれて、どんどん意見しやすい環境を整えてくれ、いかにチームの出力を上げていくかを重視していました。

2年目に今の賃貸マーケットに異動しましたが、チームワークの面白さを感じたので、今度はチームリーダーをやってみたいと手を挙げたのです。すでに一人リーダーがいたのですが、「その人に教えてもらいながらやってみて」とOKしてもらえて、リーダーの業務に就きました。

失敗は成功のための学習材料。「Nice Try!」の声が飛び交う職場

——なぜ、転職後2年目でリーダーになろうと考えたのですか?

山﨑:私はもともと働く環境を大事にするタイプで、目指したいのは「みんなが働きやすいチーム」。一人ひとりの力でチーム全体の出力を上げることなんです。

みんなが働きやすいというのは、自分が働きやすいということでもあります。だからこそ、リーダーになり、そういう方向にチームを引っ張っていこうと思ったんですね。そこから継続的にリーダー業務を担当し、現在の技術的負債を返済するプロジェクトでもリーダーをやらせてもらっています。

花井:目の前にいる人をハッピーにすることで自分もハッピーになれる。それって、まさにLIFULLの社是「利他主義」なんじゃないですか。

山﨑:思わぬところで「利他主義」とつながった(笑)。今は自分のチームを他のチームから羨ましがられるようなチームにしたいですね。「あのチームで働きたい」と思ってもらえるようなチームにしたい。それも結局、利他主義につながっているのかもしれないですね。

花井:私も入社半年で、ディープラーニングの新規プロジェクトに手を挙げました。たしかにLIFULLには、誰であっても意思を持って新しいことに挑戦したいと手を挙げたら、それが歓迎される環境がありますね。

挑戦する人をみんなが応援する風土。若手に任せて、もし一人で手に負えないところが出てきたら、他の人がさっと手を差し伸べてくれる風土もあります。

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興津:LIFULLのエンジニアには、一見地味な仕事でもそれが他の人のためになるならいとわない。そういう雰囲気はありますよね。10年前から動いていないコードを調べるのも、ものすごく大変なことだと私にもわかります。

でも、その負債を未来の自分なり、他のメンバーに引き継がせたくないというモチベーションで熱心に取り組んでいる人が多い。それが「なぜ、必要なのか」をそれぞれの立場できちんと説明できる人も多いと思います。

サイトの改善にあたっては、企画・デザイナー・エンジニアの3職種が協業します。例えば「コードを書き替えてもユーザインターフェースには関係ないけれど、そのままのコードにしているといずれ問題が生じます。だから改善します」とエンジニアが説明することで、他の職種の人にもきちんと伝わるのは、とても良いことですよね。

むろん、サイトを改善しても毎回それがうまくいくということはありません。むしろ、ちょっとボタンを大きくしたことで、ユーザーアクションが落ちてしまうなんてこともあります。そんなときUI担当者はガックリと落ち込むのですが、それでも周囲が「Nice Try!」と言って褒め称えてくれる。だから失敗を怖れずに頑張れる。そういうところが、LIFULLの魅力だと思っています。

花井:「失敗するのは悪ではなく、挑戦しないことが一番良くない」という言葉は、LIFULL創業者、現会長の井上高志もよく言うことですよね。トップがそれを明言していて、その言葉の意味が現場にも根づいています。

エンジニアの仕事を数字で「見える化」し、開発生産性を向上

興津:まさに、失敗は成功のための学習材料ですね。プロダクトをリリースすることを通して、私たちは“市場学習”をするのだという話もあります。そのあたりのエンジニア文化、LIFULLに転職して率直にいいなと思ったことを、私はエンジニアブログ(※)に書きました。
「客先常駐エンジニアが自社サービス企業であるLIFULLに転職して感じたFIT &GAP」

山﨑:そのブログで興津さん、小さな保守運用業務も積極的に取り組むことが数字として評価されやすい環境という話をされていましたよね。数字が示されるとわかりやすいし、私たちのモチベーションも上がります。

例えば、プロダクトエンジニアリング部(以下、PE部)の目標として「開発生産性を昨対比何%アップしていこう」という挑戦テーマがあります。LIFULLではその指標の一つに、1人当たりのPull Requestのマージ数(PRマージ数)を設定しているんですね。

Pull Requestは実際にコードを反映させる前に、チームメンバーからのレビューを受けることですが、それが多ければ多いほど開発の生産性が上がっていくと考え、みんなでその指標を追っています。

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他にも、私のチームでは「G-POP」というマネジメントのフレームワークがあって、それに基づいて「今週、自分たちはメインミッション以外に、こういう改善のタスクをこなします」といった目標を設定しています。

そのペースを徐々に上げて開発のレスポンスを高めることで、PE部全体で何%アップという目標に貢献しています。この開発生産性向上プロジェクトは3か年計画中の2年間、連続アップを記録しました。

興津:PRマージ数を評価基準として重視することが、急な保守運用業務が発生しても、落ち着いて前向きに取り組むことができている。職種ごとの利害を超えて、一致団結して改善目標に向かう動機付けにもなっていると思います。

社外兼業・社内兼業で自分にないスキルを獲得、それを本業に還元する

——LIFULLでは、皆さんのそうしたチャレンジを支える制度「CaRealize」(キャリアライズ:兼業届出制度)や「キャリフル」(社内兼業制度)がありますね。

山﨑:私は「CaRealize」を利用し、副業として社外のスタートアップ企業でモバイルアプリを開発しています。NFT(非代替性トークン)を保有している人が相互にコミュニケーションできるアプリですね。

なぜ副業を始めたかというと、私はバックエンドエンジニアなので、フロント側に触れる機会があまりありません。そこで、自分のスキルをさらに広げたいと思ったことがきっかけです。そのスタートアップ企業でフロントからバックエンドまで開発した経験は、LIFULLにも必ず還元できると思っています。実際、そこで得た知識を、賃貸マーケットのアプリ設計や改善にも活かしています。

興津:私が利用しているのは「キャリフル」ですね。自分の担当業務・職種を超えて社内で兼業ができる制度です。弊社には「LIFULL HOME'S ACTION FOR ALL」という取り組みがあります。国籍や人種、性別、背負うハンディキャップにかかわらず、誰もが自分らしく「したい暮らし」に出会える世界を実現するために、親身に相談に応じる不動産会社の紹介や支援団体への寄付を行なっています。

その事業で企画職とエンジニアを募集していたのですが、私はあえて企画職に応募しました。私はエンジニアなので、企画職がどんな仕事をしているのかよくわかっていませんでした。彼らがどんなことをしているのか、何が課題なのか、それを知るために自分も実際に企画を担当してみよう、その経験は今後の仕事にも必ず役立つと思ったのです。

もともと、この「LIFULL HOME'S ACTION FOR ALL」にいつか関わりたくて、LIFULLに転職したということもあり、それが社内の制度を利用して早々と実現できたのはとても嬉しいですね。

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「会社に遊びに行きたい」と思える“熱狂”をどう創り出すか

——これからLIFULL HOME'S事業をどうしていきたいか、特にエンジニア的視点での抱負をお聞かせください

花井:エンジニア的視点でいうと、これから取り組みたいのはDX、ディベロッパーエクスペリエンスのほうのDXで、開発者体験と言われるものです。簡単にいえば、ものづくりのエンジニアが熱狂しながら仕事ができる環境づくりですね。

開発者にとって障壁が多かったり、安心して開発できないような環境では、開発プロセスも遅延し、ユーザーへの価値提供が遅くなってしまう。あるいはエンジニアの離職につながったりします。

自分自身がかつて最前線で開発していたときは、言葉は良くないかもしれないのですが、会社に遊びに行っているような感覚で、熱中してコードを書いていました。その雰囲気を組織全体に浸透させて、ユーザーへの価値提供を加速し、それを継続する、そういう組織を作り上げたいと考えています。

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山﨑:私の抱負をいえば、やはりLIFULL HOME'Sを開発するエンジニア同士が切磋琢磨しやすい環境づくり、そこにもっと意識的に関わりたいと考えるようになりました。

エンジニアの技術力を引き出し、それを高めるためには、まだまだ工夫できるところがある。まずは賃貸マーケット担当のエンジニアが切磋琢磨しやすいような環境を作り、それを全社に広げていきたいですね。

興津:私は今、マレーシアの海外拠点のメンバーとチームで仕事をしています。単なるオフショア先という意識ではなく、働く場所が違うだけの同じチームのメンバーだと考えています。海外拠点のメンバーにも日本サイドと同じ情報を共有し、日本とマレーシアの距離感や言葉の壁をシームレスにつなぐのが課題ですね。

実際、「こんな施策があるんだけれど、どう思う?」と投げかければ、マレーシアのエンジニアもどんどん意見をくれます。これはこれからのLIFULL HOME'Sサイトの構築においても、大きな財産になると思っています。まずは言語の壁、次に文化の壁を少しずつ取り払って、グローバルな開発体制を作っていきたいと思っています。

「LIFULLだったら何とかしてくれる」ユーザーに寄り添うサービスを

——最後に、LIFULL HOME'Sのユーザーへの提供価値を今後どう高めたいと思っているのか教えてください

花井:私は注文住宅の領域を担当しているのですが、「住宅は自分の人生で3回は建てないと、理想の住まいを実現できない」と、よく言われます。私自身も注文住宅を建てようと思って調べたら、建築・設計、金融、法律など、かなりの知識をインプットしないといけないことに気づきました。

購入にかかるコストが他のものと比べられないぐらい高いんですね。そういったときに一緒に理想の住まいを考えて提案して寄り添ってくれる住宅メーカーとの出会いはとても重要です。LIFULL HOME'Sをこれからも、一人でも多くの方が理想の住まいを実現できるお手伝いできる、目配りの効いたサイトに育てていきたいと思います。

山﨑:エンジニアとしては、やはりユーザーが使っていて楽しいサイト作りが肝心ですね。UIがシンプル、それでいて美しい。サクサク動いて物件がすぐに探せる。それを作りだすことができるのは、やっぱり私たちエンジニアですから。

興津:LIFULLはここ数年、「User's Agent」という言葉をとても大事にしています。ライフスタイルや価値観が多様化する中でも、一人ひとりの住み替えに最初から最後まで寄り添って並走していくという意味ですが、それは私のLIFULLでのモットーにもなっています。

私は住宅に対して悩みや課題を持つユーザー向けのサービス提供に関心があるのですが、今は困っていない人も、これから何かのきっかけで状況が変化してしまうかもしれない。だから、これは全てのユーザーにとって大切なこと。いつかのタイミングで何か困ったことがあったときに、「LIFULLだったら何とかしてくれるかもしれない」と思い出してもらえる。そんな存在になれたらと思っています。

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(プロフィール)
株式会社LIFULL
LIFULL HOME’S事業本部 プロダクトエンジニアリング(PE)部
所属エンジニア

株式会社LIFULL 花井 俊介氏
花井 俊介氏
2016年新卒入社。賃貸物件情報サービスに従事し、SEO対策、新規コンテンツ開発、基盤刷新などにかかわる。2023年から注文住宅領域に異動。組織長に就任。

株式会社LIFULL 山﨑 翔太氏
山﨑 翔太氏
キャリア入社2年目。電力グループの子会社で受変電設備の営業を担当。その後スタートアップ企業でWebサービスを開発。現在は賃貸領域でシステム運用・改修を担当。

株式会社LIFULL 興津 茉由氏
興津 茉由氏
キャリア入社2年目。前職は客先常駐のSES会社で、主に汎用機システムの開発・運用を担当。ボランティアでNPOのWebサイト構築も。現在は賃貸領域で主に「LINEで相談」機能の開発やUI設計に従事。

■株式会社LIFULL 採用サイト
https://techplay.jp/r/02137274
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