仙台市の人流データを活用して、商店街の現状課題を解決しよう「まちGrowth Hack!アイデアソン」

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仙台市の人流データを活用して、商店街の現状課題を解決しよう「まちGrowth Hack!アイデアソン」
近年、仙台では「せんだい都心再構築プロジェクト」が推進され、仙台駅前エリアがにぎわいを見せている。一方で、仙台では中心部商店街への来訪者が減少傾向にある。そこで今回は、中心部商店街の人流を増やし、店舗の売上を向上させるためのアイデアを提案する「“まちGrowth Hack!”アイデアソン」を開催。その様子をレポートする。

仙台市が中心部商店街を活性化させるためのアイデアソンを開催

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「仙台市内の『居住者』が『商店街内』で回遊し、消費が増える施策を考える」をテーマに、「“まちGrowth Hack!”アイデアソン」が、7月20日東京都千代田区で開催された。

仙台市街地の人流データなどを活用して、商店街をより活性化させ、店舗の売り上げを向上させるためのプロジェクトアイデアを提案するイベントだ。

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参加者は37人。ITコンサルタントやデータアナリスト、データサイエンティスト、AIエンジニア、システムエンジニア、プロジェクトマネージャーなど、IT系人材が約6割を占めた。

残りの約4割はDX推進、リスクコンサルタント、イベント企画運営、新規事業企画、営業など、技術職以外の人たちも半数近く参加。参加者の平均年齢は36歳だが、20代から60代まで幅広い年齢層となった。参加者はA~Jの10チームに分かれ、アイデアソンを行った。

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今回のアイデアソンでは「仙台市街地の人流データを活用して、商店街の現状課題を解決しよう」というサブタイトルを掲げており、「まちテックBI」や「SENDAIデータダッシュボード」で公開されているデータが利用できる。

さらに参加者に商店街の現状を詳しく伝えるために、仙台市に拠点を置く企業5社(東北電力、ワイヤードビーンズ、ねこまた、コー・ワークス、NTTデータ東北)の社員もアイデアソンに参加した。

審査員・アドバイザーを務めたのは、株式会社ミヤックス 代表取締役の高橋蔵人氏と一般社団法人ONE TOHOKU HUB(以下ONE TOHOKU HUBと記載)運営メンバーである飯田有紀子氏だ。

ミヤックス社は仙台市に本社を構え、宮城県内を中心に遊具や施設のデザインなどを手掛けている企業である。高橋氏は東北大学でデータ駆動科学・ AI 教育研究センターの特任准教授も務めている。

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株式会社ミヤックス 代表取締役
東北大学データ駆動科学・ AI 教育研究センター  特任准教授(客員) 高橋 蔵人氏

飯田氏が運営に携わるONE TOHOKU HUBは「”人”をつなぎ、”場”をつくり、ワクワクできる仙台・東北にする」をミッションに掲げ、「ONE TOHOKUコミュニティ」の運営、若者活躍の機会づくり事業、まちづくり・地域活性化事業に取り組んでいる。

飯田氏は静岡県出身だが、本業ではICTによる地域の課題解決に取り組んでおり、初期配属で宮城支店に在籍していた。現在は首都圏で勤務しているが、宮城支店時代は仙台の街中を歩き回っていたという仙台通でもある。

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一般社団法人ONE TOHOKU HUB 飯田 有紀子氏

オープニングでは、同イベントの主催者である仙台市産業振興課の大庭氏が挨拶を行い、「皆さんからどんなワクワクしたアイデアが出てくるのか楽しみにしています」と参加者にエールを送った。

今回のイベントを企画した背景には、IT人材UIJターンの推進がある。大庭氏も「このイベントを通して仙台の本質、どんな企業があるのかなど、仙台への理解を深めていただき、仙台で働く具体的なイメージを持っていただければ嬉しいです」と語った。

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仙台市 産業振興課 課長 大庭 恵弥氏

仙台市中心部商店街が抱える課題、参考になるテック事例を紹介

大庭氏の挨拶の後、産業振興課の荒川氏が、歩行者通行量の減少、空き店舗の増加、組合員の減少・高齢化などによる担い手不足など、仙台市中心部商店街の課題など、アイデア創造に参考になる情報を提供した。

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仙台市 産業振興課 荒川 亮輔氏

さらに仙台市における2つのTECH事例が紹介された。1つ目の事例「まちテックPROJECT」は高橋氏が紹介した。まちテックPROJECTは「まち×IT」をキーワードに仙台のまちの魅力を向上させ、地元商店街が儲かる仕組みを作るというプロジェクトである。

特徴は、まずKPIを設定し、それらを実現するために技術を活用するという点である。具体的には中心部商店街全体の人流データを取得するため、センサーやカメラを設置し、可視化するダッシュボードを作成。それを参考に効果的な媒体を運用し、その効果を測定していくことで、来訪者の増加、各店の売上増を目指すという取り組みである。

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もう一つの事例「デジタルスタンプラリー番ぶら3.0」は、企画開発を主導した株式会社zero to oneの竹川 隆司氏が動画で説明を行った。

これは2024年2月1日〜2月29日まで一番町3商店街にて実施。商店街を回遊しながらデジタルスタンプを集め、そのスタンプ数や紹介等の条件達成に応じて「トークン」が貯まり、お買い物に使えるポイントに変換できるというイベントである。

単に「トークン」が貯まるだけでなく、Web3.0の仕組みで商店街全体の回遊数等に応じて「トークン」が増える(だから、より回遊したくなる)という点が特徴だ。

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その他にも、参考になるソリューション事例をイベント事務局が紹介。アイデアソンの審査基準や審査の流れ、分析に使えるツール、ルールなどが説明され、12時55分からアイデアソンが始まった。

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自己紹介・アイスブレイクゲームで場を温めた後は、個人ワーク開始

まずは各チームで自己紹介を行った後、アイスブレイクゲームが実施された。アイスブレイクゲームのテーマは、「グループの共通点を探し、ポストイットに書き出す」。共通点を多く挙げたチームが勝ちというものだ。

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16個の共通点を挙げたFチームが優勝。アイスブレイクゲームにより、チームワークが醸成されたところで、個人ワークへと移った。個人ワークの時間は、仙台ダッシュボードやまちテックBIなどを使って、サーチする活動に充てられる。

いずれのチームも話し合いながらサーチを進めていた。個人ワークの時間は約35分。その後、5分の休憩を挟んで、チーム作戦会議タイム(10分)、ディスカッションタイム(50分)、発表準備タイム(35分)へと移っていった。

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個人ワークやグループワークの間に、仙台市の方や審査員である高橋氏と飯田氏は各グループを周り、参加者からの質問に答えたり、情報を提供したりしながら、より良いアイデアを創出できるようサポートを行った。

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今回のイベントでは、各グループのテーブルにはより仙台を身近に感じられるように、各人に仙台のお菓子が用意された。お菓子袋の中には、牛たんせんべい、仙台名物ずんだ餅が入っており、美味しそうに食べる参加者も多く見られた。

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各3分間のプレゼンタイムでは、各チームユニークなアイデアを発表

発表準備タイムでは、各チームがプレゼンテーションを投稿。15時25分より発表タイムが始まった。

【Dチーム】「イケてる「学都仙台」へ。仙台中心部商店街活性化プロジェクト」

トップバッターで発表したのは、Dチームだ。テーマは「イケてる「学都仙台」へ。仙台中心部商店街活性化プロジェクト」。利便の良い中心地に学生が集まれる場所がほしい、商店街は空き店舗状態を改善し、売り上げを上げるためのアイデアである。

商店街の空き店舗を学生のワークスペースとして提供することで、商店街に行くきっかけを提供するというアイデアだ。審査員からは「運営は誰が行うのか」などの質問が飛び出したが、取り組み体制についてはこれから検討されるとのことだった。

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【Eチーム】「商店街組合アテンダント(ツアーコンダクター)"もりまご(杜の都の孫の手、見守る)"」

続いては、Eチームが「商店街組合アテンダント(ツアーコンダクター)"もりまご(杜の都の孫の手、見守る)"」をテーマに発表した。泉パークタウンの裕福な高齢者層をターゲットに、いかにまちに流入させるかを企画した。

高齢者が大学生に商店街をアテンドしてもらい、商品を紹介してもらう。大学生は組合が雇用する想定だという。審査員からは「すごく創造性に富んでおり、実際にやっているイメージがわいた」と講評された。

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【Iチーム】「商店街の駐車問題最適化×商店街のリコメンド」

Iチームが発表したテーマは「商店街の駐車問題最適化×商店街のリコメンド」。仙台は車社会だが、駐車場の場所が分かりにくい面がある。そこで駐車場を案内する人を用意したり、駐車場まで荷物を運ぶサービスを用意したり、目的地に近い駐車場をレコメンドしたりするというアイデアだ。

審査員からは「既存の駐車場のアップデートを運営するのは誰か」「インセンティブはどうするのか」などの質問が出た。

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【Fチーム】「DAO(分散型自律組織)を活用した商店街コミュニティ形成」

Fチームは「DAO(分散型自律組織)を活用した商店街コミュニティ形成」をテーマに発表した。サービスのターゲットは、県外から進学してきた学生や転勤者である。

より商店街に深く入り込んでもらい、DAOを活用することで、お店のコラボ提案や継続的なつながりを持てるように、商店街を中心とした自治体コミュニティを形成するというアイデアだ。

審査員からは「ハードルになりそうなものは何か」という質問が出たが、それに対しては「仙台市の商店街にターゲットがどれだけいるかが課題」と回答した。

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【Aチーム】「自分のペースで楽しむAI×商店街」

Aチームが発表したテーマは「自分のペースで楽しむAI×商店街」。ターゲットは40代から70代の市民。子育て世代や高齢者が抱く、商店街に存在するハードルをできるだけ下げるために、通路の中央にテーブルを設置し、フードコート状のものを作る。

ITの活用という面では、テーブルの利用予約やモバイルオーダー、カメラを使ってどのテーブルがどのくらい使われていたのか、注文したモノなどのデータを取得して分析し、将来につながるというものである。

審査員からは「子連れでは来店しにくかったお店にも、行けるようになる可能性がありますね」という感想が寄せられた。

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【Gチーム】「商店街ナビ」

Gチームのアイデアは「商店街ナビ」。商店街に何があるのかわからない、何があるかわからないけど、暇だから行ってみようと思えるように、人を誘致する仕組みを考えたという。

個人の情報や属性に合わせて、商店街のお店をレコメンドしてくれるマッチングアプリを作るというアイデアだ。店舗を訪れたユーザーの満足度データなども取得し、各店舗にフィードバック。店舗の売り上げ貢献につなげていくというものだ。

審査員から「3年後や5年後にも使われていると思うか」という質問に対し、「データを提供することで、空き店舗活用の誘致にも使えるのではないかと考えている」と回答した。

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【Jチーム】「仙台市商店街!朝活サブスクサービス「MORIの朝ごはん」」

Jチームは「仙台市商店街!朝活サブスクサービス「MORIの朝ごはん」」というアイデアだ。早朝の人流が少ないことからアイデアを創出したという。商店街で手軽においしい朝ご飯が食べられる、サブスクサービスを提供するという取り組みである。

商店街内にオープンテラスを作り、そこを新たな交流の場として創出する。仙台朝市などと連携して、モーニングタイムエコノミーを作ることで、新たな経済圏ができないかとも考えていると語られた。

審査員からの「土日か平日のいずれをターゲットにするのか」という質問に対しては、「平日」と回答。会社や学校に行く前に活用するイメージだという。

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【Bチーム】「杜の都モダンストリート~現代の生活様式に沿った新しい商店街の提案~」

Bチームのタイトルは「杜の都モダンストリート〜現代の生活様式に沿った新しい商店街の提案〜」。仙台周辺に住んでいる居住者がターゲットである。生活動線として商店街があるものの、足を止めている人が少ないことに着目した。

商店街で足を止めさせるための仕掛けの一つが、ネットで購入したモノを受け取れるロッカーを設置し、ロッカーを開ける鍵をアプリ化することだ。そのアプリには商店街の広告を打ち出すアプリを入れて収益を得たり、アプリを使った人には倍のポイントを付与してユーザーを増やしたりする。

審査員からは「その他にも足を止めるアイデアは出たか」との問いに、「生成AIを使うことも考えたが、まだ懸念があるので今のアイデアに納まった」と回答した。

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【Hチーム】「番ぶらコンシェルジュを開発し、番ぶらの体験を向上させる」

Hチームのテーマは「番ぶらコンシェルジュを開発し、番ぶらの体験を向上させる」。平日の時間帯に番ぶらを楽しむマダムがターゲットだ。実際のマダムにヒアリングをして、その方たちが平日、商店街で過ごすことでよりよい時間を使ってもらうというプロジェクトだ。

AIコンシェルジュに「友だちと話をしたいんだけど」と話しかけると、「どんな場所がお好みですか」などの質問が投げかけられ、よりマッチした場所をレコメンドしてくれるというものだ。

マダムたちが簡単に扱えるように、インタフェースのサービスにすることが鍵となる。開発期間は約1年と工数もおおよその想定が発表された。審査員からは「最初にマダムたちにインストールしてもらうことが重要」というコメントがあった。

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【Cチーム】「休日Urukas」

最後に発表したCチームのアイデアは「休日Urukas」というアプリだ。仙台市に馴染みの薄い単身赴任者をターゲットに、自分と近い属性の方がどんなお店に行っているか、どんなイベントを楽しんでいるのかなどの情報を提供するというもの。休日を潤してもらい、町を好きになってもらいたいという。

審査員からの「実際にレコメンドされても、足を運ぶには何かしらの動機がいる。その辺のアイデアはどう考えているか」という問いに、「最初の一歩としてはオススメ情報を提供できればよいと考えた」と回答した。

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優勝はJチームの「仙台市商店街!朝活サブスクサービス「MORIの朝ごはん」」

全チームの発表が終わったところで、審査員と仙台市担当者が審査室に異動し、審査を行った。審査は審査員だけではなく、参加者も、自分以外の最も良いと思ったチームに1票を投票するという形で審査に加わった。

審査基準は、以下の3つである。

1.課題設定
・仙台市の状況に対してデータを活用し、適切に課題設定がされているか

2.提案内容
・豊かな発想による独創性のあるものか
・デジタル技術の特徴を生かしたアイデアになっているか
・設定したターゲットや課題に対して提供価値が明確になっているか
・実現に向けたハードルや留意点について検討されているか

3.社会的必要性
・仙台市内の人々の生活が豊かになるアイデアかどうか

優勝したのはJチームだ。メンバー全員に賞品が贈呈された。2位はEチーム、3位はAチームとDチームとなった。

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審査員の高橋氏と飯田氏は、以下のように評価ポイントをコメントした。

「実現可能な一歩目と、持続的なのかという観点が評価したところです。Jチームが一番優れていたと評価しました」(高橋氏)

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「課題設定に関しては全てのチームが満点だった。ビジネスモデルやアイデアからの広がり、波及効果を加味して選びました」(飯田氏)

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最後に仙台市の大庭氏が、「仙台の中心部の課題について深く議論を展開してもらい、具体的な提案をいただいて、それもいいな、あれもいいなと聞かせていただきました。ぜひ、仙台のことをもっと知ってもらい、仙台に興味を持っていただければ嬉しいです」と語り、アイデアソンは終了した。

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その後、懇親会が開催され、参加者同士の交流も行われた。

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参加者からは「有意義な時間が過ごせた」と満足な声が寄せられた

参加者に今回のイベントに参加したきっかけを聞いてみると、多くの人が「商店街を活性化させるアイデアを考えるなんて、面白そうだと思った」と回答した。また、仙台出身者や以前仙台に住んでいたことがある人、仙台に子供が住んでいる人、仙台に関心があるからという理由や背景から参加した人もいた。

優勝チームや2位、3位のチームにも感想を聞いたところ、以下のように今回のアイデアソンを満喫した声が聞かれた。

「すごく楽しく、有意義な時間が過ごせた」
「時間の制約があった中で、皆さんと楽しくできてよかった」
「いろんなバックグランドの方が集まっているので、自分の知見になった」
「いろんなチームのアイデアや着目点を知れたのは面白かった」
「ITといっても最後は人なんだなということも分かった」
「次回も参加したい」

約6時間にわたるイベントだったが、最後まで盛り上がり、懇親会後は参加者も審査員たちもみんな満足げな顔で集合写真を撮影し、会場を後にした。

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