BASE BANK初のイベント「おかねのみらい by BASE BANK #01 ~アイフルグループ・CAMPFIRE・BASEと語る資金調達の未来~」を開催しました!
6/5(火)に大手町・Startup Hub TokyoにてBASE BANK社初のイベントとなる「おかねのみらい by BASE BANK #01 ~アイフルグループ・CAMPFIRE・BASEと語る資金調達の未来~」を開催しました!
“おかねのみらい”とは?
様々な領域におけるFinTechが隆興する中、各分野のトップランナーと新進気鋭のスタートアップ企業を招き、これからの金融を考える機会を創り出すイベント、"おかねのみらい"。
今回はその第1弾として、資金調達の領域についてアイフルグループであり中小企業金融大手のビジネクストと、クラウドファンディングを中心に新しい資金調達を実現しているCAMPFIRE、そして本格的に金融領域へと進出を目指すBASEと子会社BASE BANKの4社で資金調達の現在と未来についてお話ししました!
ここからは当日の様子をお届けします。
イベントを開始後、まずは各社のプレゼンテーションです。
トップバッターは、ビジネクスト社。
ビジネクスト社は、事業性融資の第一線で活躍している金融事業者で、主にスモールビジネスを営む事業者へのローンやファクタリング事業を行っています。
取締役の山口一郎氏からは、事業性融資の現状と課題についてお話いただきました。山口氏曰く、事業性融資は利用者ニーズに対してまだまだ貸付ができてないのが現状。中小企業庁調べでは、日本の小規模事業者は約330万件との報告に対し、貸金業者からの融資を受けている小規模事業者は全国で15万件程度。つまり約5%の事業者にしか融資できていないです。
貸金業者自体が資金需要者に十分リーチできていないという課題を解決するには、新規事業者の参入や資金調達のあり方の変革がカギとなる、とのことでした!
次にCAMPFIRE社です。クラウドファンディング事業の先駆けとしてご存知の方も多いのではないでしょうか。
CAMPFIREは、地方自治体との連携実績もあるクラウドファンディング「CAMPFIRE」をはじめ、「CAMPFIRE」でのデータを活用したオンラインでのレンディング事業や、フレンドファンディングの「polca」を運営しています。
レンディング事業に関しては、従来の決算書などの評価だけではなく、「CAMPFIRE」でのクラウドファンディングにおける支援をスコアリングしたものを与信材料の一つとし、新しい与信モデルとオンライン与信の構築を行っています。
最後はBASE/BASE BANK社です。BASE BANKは、2018年1月にBASE100%子会社として設立され、現在事業立ち上げフェーズにあります。
BASE BANKでは、「銀行をかんたんに。」をミッションに、これまでの金融の仕組みを簡単にし、信用・共感といったお金以外の価値を表現し、すべての人が享受できる金融サービスの提供を目指しています。
これまでBASEでは、資金調達ができる仕組みとして「BASE Createors Investment」やショップコイン機能の提供を行っています。
各社のプレゼンテーションのあとは、4社でのトークセッションを行いました。
モデレーターはBASE代表取締役CEOの鶴岡が務め、「資金調達の今と未来」に関するテーマをピックアップし、それぞれに話してもらう形式で行いました。
業界でもCAMFIREやBASE BANKよりも歴史の長いビジネクスト社ですが、同社山口氏からは、「資金調達の仕方も様々になってきていて、長年この業界に身を置いてきた者としては、いろんな企業がこのテーマに挑戦していること自体が嬉しい」といったお話がありました。
CAMPFIREの中田さんは、「前職ではなかったのですが、CAMPFIREでレンディングやっていて、融資を受けた方からお礼のメールをもらう機会ができました」とのお話があり、“お金を借りる”ということの価値が変わってきているのでは?という話も。
トークセッションのあとは質疑応答タイムです。
今回はオンラインの質問フォームを利用してリアルタイムで参加者から質問を集めました。匿名で投稿できるからか、たくさんの質問が寄せられました!
「BASE BANKではどんな与信を根拠とするのか?」「クラウドファンディングを行っている企業は多数ある中、CAMPFIREが伸びた理由は何か」などの質問が投稿されました!
セッションの後は、参加者のみなさんと懇親会を行い、イベントは終了しました。
“おかねのみらい”は、今後もテーマを変えて開催予定ですので、気になった方はぜひBASE / PAY / BASE BANK eventsをフォローして次回のイベント情報を逃さないようにしてください!