株式会社LIFULL の技術ブログ

改善活動: LCPの最適化

2024 年中途入社の福原です。 私の所属しているグループでは、毎週チーム全員で時間を設けて、メインとなるページのサイトパフォーマンスを監視・改善する活動を行っています。 今回はその活動の一環で、新築分譲戸建の物件詳細ページの LCP について、改善を行った結果を共有します。 LCP は、ビューポート内に表示される最大の画像、テキスト ブロック、または動

新卒2年目エンジニア研修:スクラッチからのプロダクト開発の軌跡

こんにちは。エンジニアの高詰です。 LIFULLでは新卒入社2年目のエンジニアを対象にしたSET研修が開催されます。 SET研修は2年目の若手エンジニアが中心となりプロダクトをスクラッチから自分の手で開発することでWebエンジニアとしてステップアップすることを目的としています。 この記事では、研修での取り組みや研修中に直面した問題や学びについて紹介します。 SE

コードオーナー・レビュアーを増やすための取り組み

エンジニアの市川と申します。 LIFULL HOME'S の売買領域の開発を担当しています。 さて、皆さんは普段からコードレビューをしているでしょうか。 私たちLIFULL HOME'Sのエンジニア組織では、他者のコードレビューを通過しないとリリースできないというルールを設けています。 そんな中、コードレビューがボトルネックになってしまったアプリケーションがあり、それを解

LIFULL社内イベント、第11回『創民祭』が開催されました!

こんにちは!LIFULLクリエイターの日運営委員のホです。 社内のモノづくりイベント『創民祭』が開催されましたので、その様子を共有させていただきます。 創民祭とは? 創民祭(そうみんさい)とは、業務や「クリエイターの日」、プライベートで創った物など、LIFULL社員が作ったプロダクトをお酒を飲み、ピザ・寿司を食べながらお披露目するイベントです。近年はWe

価値創造を加速させるための革新! リリースフローをGitHubに完結&仕組み化して劇的な効率化へ!

こんにちは、LIFULLでシニアエンジニアをしている渡邉です。普段はLIFULL HOME'Sの流通領域のエンジニアチームにて、マネジメントをしています。好きなE2EライブラリはPlaywrightです。 今回は、LIFULLで取り組んでいるリリース承認の仕組みを変更し、自動化を図った取り組みについてお伝えします。 はじめに 皆さんは、普段の開発フローを一度俯瞰してみたことはあるでしょ

障害対応力アップを目指す社内ゼミ実施の報告 ~前編~

こんにちは、LIFULL HOME'S事業本部CSユニットサービス開発グループの吉田です。 先日、社内ゼミ(勉強会)にて、障害対応時の心構えと障害対応訓練について共有しました。 このゼミは、プロダクトの開発・運用に関わるメンバーが抱える「もしシステム障害が起きたら、どのように対処すればよいのだろう?」という不安を解消し、適切な対応方法を学ぶ機会として開催

自社開発AIによる「おとり物件」検知・自動非掲載機能の実用化に向けた取り組み

グループデータ本部データサイエンスグループの嶋村です。 今回は 事業部門と研究開発部門が密に連携 して「おとり物件」と呼ばれる 社会課題の解決に挑んだ取り組み について紹介したいと思います。この記事では主に研究開発部門の視点での発信になりますが、事業部門の視点での発信もありますので、是非下記の記事もご覧いただけると嬉しいです。 note.com 物件

物件鮮度No.1への取り組み 〜 物件情報の更新を2倍以上高速化した話

こんにちは、事業基盤ユニットプラットフォームGの宮崎です。 LIFULL HOME’Sは昨年8月に「物件鮮度NO.1」を獲得しました。 今回はこのプロジェクトへのアプローチをエンジニア視点でふりかえってみます。 プロジェクトのきっかけ 背景 処理高速化のアプローチ 具体的な取り組み リポジトリの分離 専用のリードレプリカを作成 プログラムの実行頻度変更 PHPのバージョン

データ分析コンペ「第1回 国土交通省 地理空間情報データチャレンジ」表彰式の開催

グループデータ本部データサイエンスグループの嶋村です。 先日、別の記事『 データ分析コンペ「第1回 国土交通省 地理空間情報データチャレンジ」への協賛の取り組み 』で、LIFULLがデータ分析コンペに 協賛企業として参画 しており、LIFULLの主力サービスの一つである LIFULL HOME’Sのデータセットを提供 していることをお伝えしました。 データ分析コンペは2024年10月15

障害情報を活用した分析とレポーティングの取組み

こんにちは、テクノロジー本部の木村です。障害報告のデータによる障害傾向分析やレポーティングの取り組みについてご紹介します。 障害管理の改善を目指す方々に参考になれば幸いです。 障害報告の入力項目 集計項目とツール 障害発生率(当月の開発系起因の障害件数/当月のリリース件数) 検出時間・対応時間・復旧時間の月平均推移 想定損害金額 傾向分析 ま

円滑な情報共有と、適切なリスクマネジメントのための障害管理の運用事例

こんにちは。テクノロジー本部の岡より、障害管理運用のより具体的な取り組み内容を紹介していきます。 障害管理に関わる方の参考になれば幸いです。 障害報告のおおまかな流れ 具体的な障害ステータスと報告内容 最近の運用改善事例 まとめ 私たちの部署では、LIFULLのさまざまな事業開発に関する活動や適切性のモニタリングとレポーティングを通して横断・間接

E2Eテスト用物件データの品質を保つための取り組み

こんにちは、クオリティアーキテクトグループ(以下、QAG)の鐘です。 この記事では、E2Eテスト用物件のデータの正確性を維持するために、定期的にCSV形式の正しいデータを取り込むことで復旧する仕組みをご紹介したいと思います。 1. 結論 2. 背景 3. 解決したい問題 主要問題:物件データが意図せず変更されることで、テストが失敗してしまう 対応コストの増加 テス

「IDRユーザフォーラム2024」参加報告

グループデータ本部データサイエンスグループの嶋村です。 LIFULLでは、不動産や住まい探しに関する研究の活性化や、人工知能(AI)・情報学分野での人材育成への貢献を目的として、 2015年から学術研究者向けに LIFULL HOME’Sデータセット を提供 しています。 このデータセット提供は 国立情報学研究所(NII) が運営する 情報学研究データリポジトリ(IDR) の枠組みを

数日で営業日報の作成を支援する生成AIブラウザ拡張を実装した話

プロダクトエンジニアリング部の二宮です。この記事は LIFULL Advent Calendar 2024 Part2の20日目です。 LIFULLにはkeelaiという社内向けの生成AI基盤プロジェクトがあり、私はその開発にコミットしています。今のところ特に社内用Slack botとして最もよく使われています。 www.lifull.blog keelaiの基本的なコンセプトを私達はマルチエージェントと呼んでいて、サブタスクを解決するため

エンジニアの新入社員オンボーディングチェックリスト: 2024年の取り組みをふりかえる

エンジニアの松尾と申します。LIFULL HOME'S で中古住宅売買領域の開発を担当するチームのマネージャーとして働いています。 2024年は新卒1名、中途1名の新入社員が自部署に仲間入りしました。今回はそれらの内容をふりかえり、LIFULLのオンボーディングの工夫や今後の伸びしろについて整理してみたいと思います。 エンジニアのオンボーディング 企業の魅力因子 ふりか

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