株式会社LIFULL の技術ブログ

LIFULL社内イベント、第10回『創民祭』を開催しました!

こんにちは!LIFULLクリエイターの日運営委員のいしやまです。 社内のモノづくりイベント『創民祭』が開催されましたので、その様子を共有させていただきます。 記念すべき第10回の創民祭ですが、今回は3年ぶり、オフラインとしては4年ぶりのイベント開催となりました! 創民祭とは? 創民祭(そうみんさい)とは、業務や「クリエイターの日」、プライベートで

海外の開発拠点メンバーと、受託先ではなくチームメンバーとして協働するための取り組み

プロダクトエンジニアリング部の興津です。 私は現在、LIFULLの海外拠点の一つである、LIFULL Tech Malaysia Sdn. Bhd.(以下LFTM)のメンバーとともにLIFULL HOME'Sの賃貸領域でサイト改善業務をしています。 今回は、言語や文化の違う私たちがどのようにコミュニケーションをとりながら働いているのかを紹介します。 LIFULLの海外拠点の紹介 2024年現在、LIFULLにはベトナム(LIFULL Tec

2024年1月 LIFULLのアクセシビリティへの取り組み

こんにちは、エンジニアの中島です。 この記事は2024年1月のLIFULL社でのアクセシビリティ改善およびやっていき活動の報告です。 この活動報告は月次で出すかもしれないし出さないかもしれないくらいの温度感で運用されています。 目次 目次 サービス改善 トップの探し方設定ポップアップ エリア選択フローのチェックボックスのフォーカス可視化 トップレベルランド

職種横断チームでのUXエンジニアとしての働き方

こんにちは。フロントエンドエンジニアの根本です。 LIFULL HOME'Sのプロダクト開発と、スポーツ関連の新規事業開発に携わっています。 過去のブログでは新規事業開発におけるUXエンジニアとしての取り組みを紹介しました。 ご興味のある方はぜひご覧ください。 UXエンジニアとは?新規事業での取り組&#x307F

客先常駐(SES)エンジニアが自社サービス企業であるLIFULLに転職して感じたFIT &GAP

プロダクトエンジニアリング部の興津です。私は前職が客先常駐(SES)専門の会社でエンジニアをしていて、2022年10月にLIFULLへ中途入社しました。 客先常駐でお客様のシステムを開発する前職から、自社のサービスを開発するLIFULLへ転職することは、不安な点が多かったことを覚えています。 今回は、転職して1年が経過した今振り返ってみて、これまでの経験が活かせ

Google Cloud Next Tokyo ’23に参加してきました

こんにちは! LIFULLエンジニアの吉永、三宅、森です。 2023/11/15~16 東京ビックサイトにて開催されたGoogle Cloud Next Tokyo ’23に参加してきました。3人がそれぞれ現地で聴講したセッションの感想をメインに参加レポートを共有します。 cloudonair.withgoogle.com アジェンダ セッションについて 所感 まとめ セッションについて 聴講したセッションの中から印象的だったものを抜粋

LIFULL AI Hub 100ミニッツ #1 開催報告とお知らせ

グループデータ本部データサイエンスグループの嶋村です。 今回、データサイエンスグループが主催でデータサイエンス系の自社イベント『 LIFULL AI Hub 100ミニッツ #1 「LLM(大規模言語モデル)の研究開発」 』を開催しました。どのようなイベントになったのか、またイベントの今後についても、ご紹介したいと思います。 データサイエンスグループはLIFULLにおける研究

2023年10月〜2024年1月 LIFULLのアクセシビリティへの取り組み

こんにちは、エンジニアの中島です。 この記事は2023年10月から翌年1月までのLIFULL社でのアクセシビリティ改善およびやっていき活動の報告です。 この活動報告は月次で出すかもしれないし出さないかもしれないくらいの温度感で運用されていく予定です。 目次 目次 サービス改善 トップページのエリア選択UIのフォーカス管理 地域・路線から探す検索フロー中にあるエ

LIFULL HOME'Sのページ性能を維持するための仕組みづくりについて

テクノロジー本部の布川です。 私の所属するチームではこれまで、ユーザ体験向上のためにLIFULL HOME'Sの高速化に取り組んできました。 本記事では、上記プロジェクトの一環として実施した、一度チューニングを行ったページの性能を将来に渡って維持するための仕組みづくりについて紹介したいと思います。 背景と目的 性能改善後の再劣化の検知 本プロジェクトにお

「IDRユーザフォーラム2023」参加報告

こんにちは、グループデータ本部データサイエンスグループの清田です。 LIFULLでは、不動産や住まい探しに関する研究の活性化や、AI・情報学分野での人材育成への貢献を目的として、学術研究者向けに LIFULL HOME’Sデータセット を2015年から提供しています。 日本における情報学の中核研究機関である 国立情報学研究所(NII) が運営する 情報学研究データリポジトリ(I

年末の大掃除として行う開発ドキュメントの「断捨離」

エンジニアの松尾です。LIFULL HOME'S の売買領域でエンジニアのマネジメントを担当しています。 チーム開発やプロダクトの運用をしていくにあたって開発ドキュメントは重要です。LIFULLにおいても日々作成やメンテナンスをしていますが、運用にあたって問題もあります。今回はこれらを少しだけでも改善すべく、「断捨離」に取り組んだ話を紹介します。 ドキュメント

GitHubトークン管理におけるセキュリティと利便性の向上

本記事は LIFULL Advent Calendar 2023 の17日目の記事です。 qiita.com 事業基盤のチームのマネジメントを担当している磯野です。 自他共に認めるGitHubおじさんとして社内では活動しています。 私たちのチームは開発生産性をより高めるため、開発エコシステムの改善に取り組んでおり、特にGitHubを中心とした生産性向上に注力しています。 今回はその取り組みの一環として、GitHu

Kubernetesクラスタの可観測性の隙間を埋めるeBPF

KEELチーム の相原です。 今回はeBPFを利用してKubernetesクラスタの可観測性の隙間を埋めている話です。 前回のエントリではLLMにうつつを抜かしていたので本業(?)の話をしようと思います。 www.lifull.blog LIFULLの可観測性の現在地 eBPFとは 可観測性の隙間 NAT Loopback eBPFを実行するには BPF CO-RE libbpf-rsを利用したNAT Loopbackの検知 1. (ユーザ空間) コマンドライン引数として受け取っ

社内向けAI botの運用で学んだ技術コミュニケーションのコツ

プロダクトエンジニアリング部の二宮です。 私は 有料集客のデータを扱う部署の仕事 をしながら、サイドプロジェクトとしてKEELチームとともに keelaiという社内のAIチャットボット の開発にも関わっています。keelaiについての詳細は相原がこちらの記事で解説しています。 www.lifull.blog keelaiはSlack上で動くAIチャットボットを含んだ "汎用AI(仮)" 技術スタックで、LIFULLグル

OpenAI Assistants APIを使わずに無限にスケールする汎用AI(仮)を開発した

KEELチーム の相原です。 前回のエントリ で我々KEELチームはKubernetesベースの内製PaaSであるKEELを開発・運用する傍ら、LLMという新たなパラダイムの台頭にあわせてベクトルデータベースの提供や周辺ソフトウェアを社内向けに開発していることを紹介しました。 www.lifull.blog あれから数ヶ月が経ち、現在私達はLIFULLのグループ会社全体に向けて汎用AI(仮)を提供しています。