株式会社LIFULL の技術ブログ

2024年4〜6月 LIFULLのアクセシビリティへの取り組み

こんにちは、エンジニアの中島です。 この記事は2024年4月〜6月のLIFULL社でのアクセシビリティ改善およびやっていき活動の報告です。 この活動報告は月次で出すかもしれないし出さないかもしれないくらいの温度感で運用されています。 目次 目次 サービス改善 取扱物件検索の検索方法選択タブのボタン化 物件登録画面(賃貸のみ)のタブのボタン化とテーブル文脈の破

E2Eテストをシフトレフトしてdevelopブランチでの自動テスト実行時間を80%短縮した話

QAの山下です。 QAグループという名前で横断組織として手動&自動テストやツール開発、プロセス改善など仕組みづくりに取り組んでいます。 今回は LIFULL HOME'S の開発で実行されているE2Eテスト(リグレッションテスト)をシフトレフトし、実行時間を80%短縮した話を紹介します。 ざっくり何をやったのか 大規模なリポジトリでのdevelopマージ後のE2Eテストの9割をPR上

不動産広告画像を定量的に評価する取り組み

グループデータ本部データサイエンスグループの嶋村です。 グループデータ本部は、 LIFULLグループで生まれる新たなデータを安全かつ効果的に活用 できるようにし、 事業の変化と持続的な成長を促進 することを目指している組織です。その中で、データサイエンスグループは研究開発組織として、「 活用価値のあるデータを創出 」し、「 データを活用した新たな機能

LLM開拓者が集う会! 「第89回 Machine Learning 15minutes! Hybrid」開催報告

データサイエンスグループの島です。 普段は機械学習システムバックエンドの開発や運用を行っております。 2024年5月25日に半蔵門の本社2Fにて機械学習(AI・人工知能)に関するライトニングトーク(LT)会が開かれました。 素晴らしいLT会でしたので、内容をいくつかシェアさせてください。 第89回 Machine Learning 15minutes! Hybrid - connpass 「Machine Learning 15minutes!」というコ

テスト仕様書の共通テンプレートをつくった話を膨らませてみた

こんにちは。クオリティアーキテクトグループでQAエンジニアをしている星野です。 元々はQAグループという名前で横断組織として社内のテストプロジェクト支援などを嗜んでいましたが、 組織が統合・再編成され、より自動テストやツール開発、プロセス改善などエンジニアリングに寄った仕組みづくりに取り組んでいます。   3行まとめ 共通のフォーマットを開発し

学会イベント「DEIM 2024」参加報告

こんにちは、グループデータ本部データサイエンスグループの清田です。 昨年のDEIM 2023 に引き続き、「 第16回データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム(通称DEIM 2024) 」に参加・登壇してきましたので、その様子を報告いたします。 ※昨年の様子はこちら www.lifull.blog 昨年に引き続いての「直列ハイブリッド」開催 コロナ禍の影響が徐々に薄れ、対面形式での

RESEARCH Conference 2024に登壇しました

こんにちは。フロントエンドエンジニアの根本です。 LIFULL HOME'Sのプロダクト開発と、スポーツ関連の新規事業開発に携わっています。 2024年5月18日に開催された「RESEARCH Conference」というリサーチをテーマにしたイベントに登壇いたしました。この記事ではそのイベントや登壇内容についてご紹介します。 RESEARCH Conferenceとは? researchconf.jp RESEARCH Conferenceは、リサーチをテ

エンジニアが企画職を体験して得た気付き

プロダクトエンジニアリング部の興津です。私は普段アプリケーションエンジニアとしてLIFULL HOME'Sのサイト改善業務しています。そのかたわらで、社内の制度を利用して、LIFULLのサービスの一つであるACTION FOR ALLの企画もしています。 今回はそんなLIFULLの独自の制度である「キャリフル」と、その経験を通して私が得られたものについて紹介します。 LIFULLの独自制度「キ

生成AIによる20,000時間の業務効率化を支える取り組み

プロダクトエンジニアリング部の二宮です。 次のプレスリリースにある通り、LIFULLでは生成AIを使って20,000時間以上の業務時間削減をしたという大きな成果を上げることができました。数字の根拠が粗い試算ではあるものの、実は社内では1年間で20,000時間の削減を目標としていたため、その半分の期間で目標達成できて関係者が色めき立っています。 lifull.com 私は keelaiと

LIFULLファクトブックで目指す真のドメイン知識獲得

グループデータ本部データサイエンスグループの嶋村です。 グループデータ本部は、 LIFULLグループで生まれる新たなデータを安全かつ効果的に活用 できるようにし、 事業の変化と持続的な成長を促進 することを目指している組織です。その中で、データサイエンスグループは研究開発組織として、 「活用価値のあるデータを創出」 し、 「データを活用した新たな機能

第86回 Machine Learning 15 minutes! に登壇しました

こんにちは。 LIFULLのグループデータ本部データサイエンスグループ所属の岩﨑です。 私の所属するグループデータ本部データサイエンスグループは、LIFULLのデータを通じて事業の成長を促す研究開発を担う部門です。 『データ科学と研究開発の成果によってワクワクと喜びを生み出す』をビジョンとして掲げ、AI技術シーズの創出や活用によってデータの価値を最大化し

さっそく試してみた!国土交通省不動産情報ライブラリAPI x 生成AI!

こんにちは、イノベーション開発室ジェネレーティブAIプロダクト開発ユニットの上田です。 2024/4/1に国土交通省の不動産情報ライブラリとAPIが公開されました!このAPIとGPTsを使って、生成AIでの活用を模索してみました。 不動産情報ライブラリとは 不動産情報ライブラリ 不動産情報ライブラリとは、不動産の取引価格、地価公示等

モバイルでのタップ成功率を可視化するツールの開発

こんにちは。エンジニアの小林建太です。 今回はフロントエンド業務での課題をChrome拡張機能で解決を試みた事例をご紹介させていただきます。 LINEヤフー Techから2024年1月に公開された「Tappy」というツールにインスパイアされた拡張機能「 Tap Analyzer 」を開発し、公開しました。 chromewebstore.google.com Tappyとは Tappyの課題と着想 開発した機能 技術 技術選定 開発 chrome debugge

LIFULL HOME’S 閲覧ユーザー数集計システムを爆速で構築し施策化できた話

こんにちは。エンジニアの江口です。 普段はLIFULLの海外拠点の一つである、LIFULL Tech VietnamのメンバーとともにLIFULL HOME'Sの賃貸領域でサイト改善業務をしています。 今回は、物件の詳細ページを閲覧したユーザー数を集計、取得するシステム(以下rent-pv-counter)を構築したので、その取り組みについて紹介します。 背景 賃貸領域では、A/Bテストによるサイト改善を行っ

グローバル開発を経験して

こんにちは。 プロダクトエンジニアリング部の辰巳です。 私はLIFULL HOME'Sの賃貸領域のエンジニアリーダーとして、LIFULLのベトナム海外拠点であるLIFULL Tech Vietnam(以下LFTV)のメンバーとともに開発を行っています。 海外の方と仕事をしてみたいけど不安がある、そのような方に向けてLIFULLでの海外拠点メンバーとの仕事の取り組みを現場目線でお伝えします。 LFTVと2017年か