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スタートアップで 働くことを考えているエンジニアが知っておくべきアレコレ!

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スタートアップで 働くことを考えているエンジニアが知っておくべきアレコレ!

12月5日(月) 19時半より 「Think Startup Career Night#02 スタートアップで働くことを考えているエンジニアが知っておくべきアレコレ!」が開催されました。

Think Startup Career Night#02 スタートアップで働くことを考えているエンジニアが知っておくべきアレコレ!

今回が第2回目となる「Think Startup Career Night」は、「エンジニアがスタートアップで働くこと」にテーマを絞り、「スタートアップで働く実態はどのようなものなのか」の理解を深めることを目的としたイベント。約30名が参加しました。

イベントは4名による講演とパネルディスカッションの二部制です。
講演の登壇者とテーマは次の通り。

「不動産テック『カウル』の開発サイクル」
株式会社Housmart 宮永照久さん(@5a3i

「ドメインを超えたテクノロジー・ディレクターが価値を生む」
株式会社ヴェルト 野々上仁さん

「ネイルブックでのWEB高速化の取り組み」
株式会社スピカ 國府田勲さん

「WealthNavi」
ウェルスナビ株式会社 井上正樹さん

それでは内容をご紹介します!

不動産テック『カウル』の開発サイクル

まず1人目の登壇者は、株式会社HousmartでCTOを務める宮永照久さんです。

宮永照久

宮永照久(みやなが・あきひさ)/株式会社Housmart CTO。福岡県出身。一橋大学経済学部卒業後、2011年に楽天株式会社へ入社。2016年株式会社Housmartに入社し、現職に就任。趣味はサッカー観戦。川崎フロンターレファン。

Housmart が掲げる会社のミッションは「圧倒的にわかりやすく、自由な不動産マーケットの創造」。この理念のもと、ユーザにイイものを、楽しく、おトクに買ってもらうために、中古マンション売買プラットフォーム「カウル」が開発されました。その「カウル」には大きく4つの特徴があります。

・自分のペースでお部屋探し
不動産探しは、売買はもちろん、賃貸ですら、ユーザは土日の時間を長く拘束されることが多い状況です。「カウル」では、いつでも隙間時間を使って情報にアクセスでき、自分のペースで部屋探しを行うことを可能としました。

・ストレス無しのコミュニケーション
不動産業者の営業とのやり取りは面倒なもので、しかもメールでは管理が大変です。「カウル」では、メッセンジャーによる簡単なコミュニケーションを実現しました。

・納得のいく買い物
ユーザにとっていちばん大事なのは「納得感のある物件を購入できる」こと。「カウル」では、過去の売買事例や機械学習による価格推定など独自のデータベースから豊富な情報を提供し、比較・検討ができます。

・仲介手数料は無料!
「カウル」では、オペレーションを徹底的に自動化しコストを削減しています。削減したコストはユーザに還元。仲介手数料が最大無料でご利用いただけます。

この「カウル」は7名のメンバーによって生まれました。その中でエンジニアは4名。スタートアップにおけるエンジニアということで、プランニングからエンジニアリングまで多くのタスクを担当しました。業務は幅広く多岐に渡りましたが「一貫性と数字に対する責任感を持って取り組めたことがよかった」と宮永さんは振り返ります。

また、「カウル」の現場では、宮永さんが以前の職場で感じていた「運用を自動化したい」「新しい技術にトライしたい」「こういう機能つくりたい」などの課題を解消する新たな開発手法にも取り組んでいます。

「カウル」の開発サイクルのベースはスクラム型です。1スプリントを2週間サイクルで回しており、「プランニング」「Development」「Lab & 改善デー」「振り返り」という流れです。ゴールを決め、設計、開発、テストをしていくまでは一般的な開発作業ですが、「Lab & 改善デー」と「振り返り」は独自の文化だと宮永さんは説明します。

まず「Lab & 改善デー」の「Lab」は、1スプリント2週間のうち1.5日を使い、プロジェクトとはまったく無関係の各自が興味ある技術を学習して「自由研究」を行う取り組みです。研究した結果、プロダクトレベルで展開できると思った技術は積極的に採用するなど、投資的な意味合いを持っています。

同様に1.5日設けられた「改善デー」は、技術的な負債や優先順位的に後回しになっているタスクを消化していくためのものです。運用Botを積極的な活用するなど、早いタイミングで負債を返して将来的な開発コスト削減を目指しています。

開発のサイクルの最後は「振り返り」。丸々1日を使ってKPIやリリース案件、2週間スプリントを振り返ります。なかでも特徴的なのは、タスク管理ツール「JIRA」を用いて作業時間などをすべてトラッキングしていること。これにより全エンジニアの作業がどのような作業にどのくらいの時間を掛けているのかがわかります。

11ヶ月ほど運用した結果は、平均稼動時間9.5時間。作業時間の割合は開発57%、プランニング22%、自由研究が11%を占めています。こうして客観的な分析することで、全体のバランスを振り返ります。 「カウル」は現在、iOS版に続いてAndroid版も開発中。宮永さんはさらに事業のスピードを加速させ、ユーザにさらなるサービスを提供していくことを目指します。

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ドメインを超えたテクノロジー・ディレクターが価値を生む

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