サーバーワークス の技術ブログ

RDS for Oracleで利用できるサービスやツールについて

こんにちは、テクニカルサポート課の 佐藤 光晃です。 私は今年10月にサーバーワークスに入社し、現在は AWS 技術サポート対応者の一人となっております。 私の人生の中で一番触れてきた IT 技術として Oracle Database があり、AWS の中では RDS for Oracle が気になっておりました。 今回は RDS for Oracle のトラブルシューティングやパフォーマンス調査に利用できるサービスやツ
AWS

Linuxサーバーに2段階認証(複数認証)でログインする方法(秘密鍵+パスワード)

こんにちは、イーゴリです! RHEL 7 (Red Hat Enterprise Linux 7)で2段階認証設定(秘密鍵+パスワード)をすると、WindowsのSSHソフト(TeraTermなど)でうまくログインできない事象が発生しています。ちなみに、LinuxやMacOSの場合、コマンドラインから普通にログインできます。 理由 /etc/ssh/sshd_config ファイル内の AuthenticationMethodsを確認してください。下記のような設定がある場合、

Amazon QuickSight 向け拡張 API 機能試してみた

本記事は2023/1/5時点の情報です。 こんにちは!AS部DS2課の松田です。 今回もre:Invent 2022にて発表されたアップデートについて紹介していきます。 はじめに Amazon QuickSight向け拡張API機能について 流れ ダッシュボードの準備 ダッシュボード定義の抽出 定義情報の編集/ダッシュボード作成 Permissionの設定 おわりに 1. はじめに 今回はre:Invent 2022で発表されたAmazon QuickSightのアッ

AWS Step Functions 分散マップで大量の写真をサムネイルにしよう

本記事は2023/1/5時点の情報です。 こんにちは。アプリケーションサービス部の渡辺です。AWS re:Invent 2022 にて AWS Step Functions (以下、Step Functions) のアップデートが発表され、新たに最大 1 万の並列ワークフローをサポートする分散マップが登場しました。 Step Functions 分散マップの概要 Step Functions 分散マップで大量の写真をサムネイルにしよう ステートマシンを作成する 画
AWS

AthenaとGlueを利用して、データソースへのSQLクエリ実行環境を準備する

こんにちは、CI2部の加藤ゆです。 Athenaを利用したデータ分析を実施するための環境準備作業をやっていきます。 Amazon Athena とは? AWS Glueとは? Glue Data Catalog Glueクローラ AthenaとGlueの関係 本記事でやること 前提条件 作業手順 1.Databaseの作成 2.AWS Glue データ カタログにテーブルを定義する Set crawler properties Choose data sources and classifiers Configure security settings Set output and sch

マルチアカウントでAWS Configを使う時は「リトライ」機能に気を付けよう

CI2-1の松田です。こんにちは。 今日はあまり知られていないであろうAWS Configの「リトライ」の挙動についてお話します。 知らないとハマるかも?というところですので、特にマルチアカウントでAWS Configを使われている方は、最後までお付き合い頂ければ幸いです。 マルチアカウント環境でのAWS Configについて S3のバケットポリシー "AWS:PrincipalOrgID"の注意事項 AWS Configにカ
AWS

【AWS Backup】AWS Backup Vault Lockってなんだ?実際に設定してみて動作をまとめてみた

はじめまして! 2022年9月よりサーバーワークスにジョインしましたCI2部2課の三角です。 業務上、AWS Backupを使うことになりましたので AWS BackupのブログとしてAWS Backup Vault Lock(バックアップボールトロック)の解説と 実際に設定した際の挙動を見ていきたいと思います。 なお、AWS BackupでのEC2のバックアップと復元の記事は 弊社のブログ記事にまとまっておりますのでこちら
AWS

ウォーターポジティブのコミットメントに関連して AWS のサステナビリティ動向を振り返る

カスタマーサクセス部 佐竹です。 本ブログでは AWS re:Invent 2022 でアナウンスされたウォーターポジティブのコミットメントに関連して AWS のサステナビリティ動向を振り返ります。本ブログを読むことで AWS がウォーターポジティブを宣言するに至った背景を踏まえてご理解いただけるように記載しました。
AWS, CS

【速報】2025年9月30日以降 AWS上でのMicrosoft製品利用が制限されます【SPLA】

こんにちは、クラウドインテグレーション2部 技術1課 宮形 です。 先日よりAWS公式サイトに気になる文言が追加されていることを確認しております。 AWS上で Microsoft 製品を利用している皆様に大きく影響する内容でしたので、こちらのBLOGで速報としてご紹介させていただきます。 追加された文言について つまりどういうことか 2025年9月30日までに何に移行すればよいか 1.
AWS

今年読まれたメールマガジンのトップ3を発表します!

セールスエンジニアの加藤です。 サーバーワークスでは、その週に発表されたAWS関連の更新情報を厳選して資料にまとめ 「3分でわかる! AWS アップデート情報」としてメールマガジンを配信しています。 年の瀬の今回は、今年、多くの皆様に読まれたメールマガジンのトップ3をご紹介します。 資料のダウンロードもできますので、気になるアップデートではチェック

数字で振り返る2022年のCloud Automator

サービス開始から8年が経過したCloud Automatorの2022年を数字で振り返えります

Amazon OpensearchServiceでCognito認証からダッシュボードを見に行く

はじめに 手順 Amazon Cognito User Pool作成 Amazon Cognito ID Poolの作成 Amazon OpensearchServiceでドメイン作成 User Poolでの操作 (ユーザー作成/権限追加/Identity Poolの設定) ユーザー作成 確認 参考資料 はじめに Amazon Opensearch Serviceを検証していたのですが、Cognitoでダッシュボードにアクセスする際に躓いたのでブログ化してみました。 初学者のご参考になれば幸いです。 手順 今回は、Cogn

Amazon Relational Database Service (Amazon RDS) のイベントをメールやNew Relicなどに送信する方法

みなさんこんにちは。マネージドサービス部の塩野です。 最近急に寒くなって体調を崩しやすくなっていますが、体調管理には気を付けたいところです。 最近New Relicの検証をおこなうことがありまして、色々試したことを記事にまとめたいと思います。 経緯 RDS イベントサブスクリプションを使用して送信する 特徴 メリット 設定について CloudwatchLogsを使用して送信する

Amazon Relational Database Service (Amazon RDS)イベントサブスクリプション経由でNew Relicに送信する方法

みなさんこんにちは。マネージドサービス部の塩野です。 元ネタはこちらですが、本記事はAmazon RDSのイベントサブスクリプションを使用したイベント送信の方法をご紹介します。 blog.serverworks.co.jp 設定方法 make(旧Integromat)外部連携サービスの設定 Amazon SNSの設定 Amazon RDS イベントサブスクリプションの設定 総評 さいごに 関連記事 設定方法 AWS側の設定の概要は、Amazon S

Amazon Relational Database Service (Amazon RDS) のイベントをCloudwatchLogs経由でNew Relicに送信する方法

みなさんこんにちは。マネージドサービス部の塩野です。 元ネタはこちらですが、本記事はAmazon RDSのイベントをCloudwatchLogs経由で送信する方法をご紹介します。 blog.serverworks.co.jp 設定概要 設定 ログ送信用Lambdaの設定 CloudwatchLogsの設定 EventBridgeの設定 総評 さいごに 関連記事 設定概要 RDSのイベントについてはEventBridgeで取得し、そのイベントをCloudwatchLogsに配信すること