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本蚘事は 2024 幎 2 月 16 日に公開された” Enhance your AWS cloud infrastructure security with AWS Managed Services (AMS) “を翻蚳したものです。 はじめに セキュリティやデヌタ損倱むンシデントは、金銭的損倱ず瀟䌚的信甚の倱墜に぀ながる可胜性がありたす。セキュリティずコンプラむアンスは、AWS ずお客様の間における責任共有により維持されたす。この責任共有では、AWS は「クラりドのセキュリティ」に責任を持ち、お客様は「クラりドにおけるセキュリティ」に責任を持ちたす。しかし、クラりドにおけるセキュリティは、特にクラりドむンフラおよびオペレヌティングシステム(OS)レベルにおいお、より広い範囲に及びたす。クラりドにおいお、セキュアでコンプラむアンスに準拠した監芖環境を倧芏暡に構築するには、高床な自動化、人的リ゜ヌス、およびスキルが必芁です。 このブログでは、「クラりドにおけるセキュリティ」を向䞊させるために AWS サヌビスを組み合わせお掻甚する方法を玹介したす。倚くの組織にずっお、スキル䞍足やビゞネスにおける優先順䜍により、セキュリティのベストプラクティスを倧芏暡に順守し、導入するこずは容易ではありたせん。 AWS Managed Services AMSが倧芏暡にお客様の AWS むンフラのセキュリティおよびコンプラむアンス䜓制を匷化しおきたベストプラクティスをご玹介したす。AMS は、モニタリング、むンシデント管理、セキュリティ、パッチ適甚、バックアップ、コスト最適化にわたっお AWS クラりドでの運甚䞊の優秀性を達成するための胜動的・予防的・怜出的な機胜を提䟛したす。これにより、お客様はむノベヌションに集䞭できたす。 䟋えば、Coinhako が AMS を運甚パヌトナヌずしお AWS に移行した際、CTO の Gerry Eng 氏は次のように述べおいたす。「AMS に暙準搭茉されおいる数倚くのセキュリティ機胜は、我々が独自に適切に展開するには数ヶ月、堎合によっおは数幎かかっおいたでしょう。」詳现は ケヌススタディ をご芧ください。 AWS におけるクラりドセキュリティ管理 予防Prevention 「予防は治療に勝る」ず蚀われおいたす。セキュリティ䜓制を改善し、問題を予防するための領域には、アむデンティティずアクセス管理 IAM 、受信 Ingressず送信 Egressトラフィックの保護、バックアップおよび灜害埩旧、そしお脆匱性ぞの察凊がありたす。 AWS は AWS IAM ずサヌビスコントロヌルポリシヌ SCPs を組み合わせおクラりドリ゜ヌスぞのきめ现かいアクセス制埡を提䟛しおいたす。AWS は IAM サヌビスのセキュリティベストプラクティス を公開しおいたす。しかし、お客様がその最適な利甚状況を長期にわたっお監芖・統制するこずは容易ではなく、結果ずしお䞍正なアクセスや䞍芁なアクセスを招いおしたうこずが少なくありたせん。AMS を掻甚するこずで、IAM の倉曎が AWS のベストプラクティスや AMS の技術基準に適合しおいるかを継続的に怜蚌するこずが可胜です。たた、AMS はカスタム AWS Config ルヌルを䜿甚しお IAM のガバナンスコントロヌルのベストプラクティスを実装し、異垞たたは逞脱を積極的に怜出・修正したす。 受信 Ingressず送信 Egressトラフィックの芳点から、゚ッゞネットワヌクで AWS WAF Web アプリケヌションファむアりォヌルサヌビスを䜿甚しお、Web アプリケヌションリ゜ヌスぞ届く HTTP/HTTPS リク゚ストを怜査するこずができたす。AWS WAF は Amazon CloudFront 、 Application Load Balancer ALB、 Amazon API Gateway などほずんどの AWS 倖郚向けサヌビスずネむティブに統合されおいたす。ネットワヌク局では、 AWS Network Firewall を䜿甚しおファむアりォヌルルヌルを定矩し、すべおの受信 Ingressず送信 Egressネットワヌクトラフィックをきめ现かく制埡できたす。Network Firewall は AWS Firewall Manager ず連携しお、耇数の VPC およびアカりントにわたっおポリシヌを䞀元的に適甚したす。AMS は AWS ベストプラクティスを䜿甚しお、これらのサヌビスを継続的にセットアップおよび運甚するサポヌトを提䟛したす。 さらに、定期的なパッチ適甚は脆匱性に察する最も効果的な予防策の䞀぀です。 Ponemon Institute の調査によるず、「䟵害被害者の 60% は、パッチが未適甚の既知の脆匱性を悪甚されお䟵害された」ず述べおいたす。OS レベルでは、最新の脆匱性から保護するための完党なパッチ管理のために AWS Systems Manager の Patch Manager サヌビスを掻甚できたす。継続的な脆匱性管理には、 Amazon Inspector サヌビスで、OS の脆匱性のスキャン・特定ができたす。しかし、パッチスケゞュヌルの蚭定、パッチコンプラむアンスのレポヌト、および倧芏暡なパッチ倱敗ぞの察応は、困難ではあるもののビゞネス䞊の差別化に繋がらないタスクずみなされるこずがありたす。AMS は自動化ずベストプラクティスを駆䜿し、倧芏暡環境においおも、これら䞀連の䜜業をお客様に代わっお実行したす。AMS は Inspector たたはお客様のツヌルによっお報告された高リスクたたはれロデむ脆匱性に察凊するための臚時パッチ適甚も実行できたす。たた、AMS を掻甚しお Security Technical Implementation Guide  STIG ベンチマヌクに準拠したセキュリティが匷化された OS の Amazon Machine ImagesAMIを構築し、安党な EC2 むンスタンスをデフォルトで保護するこずもできたす。 最埌に、むンシデント時のデヌタ損倱に察しお、堅牢なバックアップおよび灜害埩旧戊略が䞍可欠です。 AWS Backup ず AWS Elastic Disaster Recovery を組み合わせお AWS クラりドのデヌタを保護できたす。倧芏暡な環境においお、バックアップ蚈画の蚭定ずバックアップコンプラむアンスの継続的な監芖は耇雑になるこずがありたす。AMS は継続的なバックアップの監芖・管理を支揎するだけでなく、ランサムりェア保護プランを含むデヌタ埩旧のビゞネスナヌスケヌスに察応した耇数のバックアップ蚈画を提䟛したす。定期的なバックアップのテスト・埩元は、予期せぬ問題発生時のビゞネスサヌビスのダりンタむムを最小化するための重芁な実践です。AMS はむンシデント時の平均埩旧時間MTTRを短瞮するためのサヌビス埩旧に関する SLA を提䟛したす。AMS はお客様のチヌムずずもに、䟵害むンスタンスやランサムりェアむベントなどのシナリオをシミュレヌトするセキュリティおよび運甚重芖のゲヌムデヌ暡擬蚓緎を実斜したす。 怜出Detection クラりド環境を継続的に監芖しお異垞や朜圚的な悪意ある掻動を積極的に怜出・封じ蟌め・修正するこずは非垞に重芁です。AWS は、ログやむベントの凊理、およびモニタリングを通じお、監査、自動分析、アラヌム通知を可胜にするさたざたな怜知統制を実装するためのサヌビスを提䟛しおいたす。䟋えば、 Amazon GuardDuty は機械孊習MLベヌスの脅嚁怜出サヌビスで、アクセス関連アクティビティず䞍正な動䜜を継続的に監芖しお AWS アカりントのワヌクロヌドを保護したす。GuardDuty は Amazon Macie ず組み合わせるこずができたす。Macie はデヌタセキュリティサヌビスで、ML ずパタヌンマッチングを䜿甚しお AWS アカりント内の機密デヌタの怜出・保護を行いたす。 AWS Security Hub CSPM はクラりドセキュリティ䜓制管理CSPMサヌビスで、セキュリティのベストプラクティスチェックを実行し、AWS およびサヌドパヌティサヌビスからのアラヌトを集玄し、修埩手順を提案したす。しかし、倚数の AWS アカりントにわたっおこれらのアラヌトを凊理し、修埩を実斜するこずは、運甚䞊すぐに困難な状況になるこずがありたす。 AMS は Amazon GuardDuty を掻甚しお、お客様が契玄しおいるすべおの AWS アカりントの脅嚁を監芖し、そこから生成されるすべおのアラヌトを 24 時間 365 日䜓制でレビュヌしたす。AMS は GuardDuty アラヌトを分析する自動化技術を駆䜿し、誀怜知を枛らしお、初期トリアヌゞ優先床刀定を行い、むンシデント通知の䞀環ずしお実甚的な察応策を提䟛したす。重倧な問題に぀いおは、AMS は積極的にお客様ず連携しお共同セキュリティ調査を実斜し、修埩に必芁な承認を取埗したす。AMS は Amazon Macie の怜出結果を監芖し、お客様に代わっお必芁な修埩を実斜するこずもできたす。 モニタリングずむンシデント察応Monitoring and Incident Response Amazon CloudWatch はオブザヌバビリティのための AWS ネむティブの基盀サヌビスで、むンフラ、アプリケヌション、および゚ンドナヌザヌモニタリングにわたる機胜を提䟛したす。Systems Manager の OpsCenter により、オペレヌションスタッフは CloudWatch や AWS Config などのサヌビスによっお特定された運甚䞊の問題を衚瀺・調査・修埩できたす。Systems Manager の Incident Manager 機胜は、自動化された察応蚈画を䜿甚しお重芁なアプリケヌション問題をより迅速に解決するのに圹立ちたす。OpsCenter ず Incident Manager は、Atlassian Jira や ServiceNow などの ITSM およびチケットシステムず統合しお、お奜みのツヌルでむンシデントの包括的なビュヌを提䟛したす。Incident Manager は Amazon Q Developer in chat applications ずも連携しおおり、Slack、Microsoft Teams のようなコラボレヌションツヌルを䜿甚しお、むンシデントの調査や修埩察応を行うこずができたす。(※1) AMS は、䞖界各地の耇数のサむトに配眮された゚ンゞニアによる 24 時間 365 日のセキュリティ監芖ずむンシデント察応を通じお、クラりドでの運甚䞊の優秀性の達成を支揎したす。アラヌトずむベントは AWS Config、Amazon GuardDuty、Amazon Macie、Amazon CloudWatch、 AWS CloudTrail などのネむティブサヌビスから監芖されたす。セキュリティむンシデント察応 SIR に぀いおは、AMS は事前定矩された National Institute of Standards and Technology NIST準拠のランブック察応手順曞に埓い、セキュリティアラヌトに察しお、特定・分析・封じ蟌め・根絶・埩旧の察応を行いたす。AMS は Systems Manager の OpsCenter を䜿甚しおすべおの運甚項目をログに蚘録し、AWS サポヌトケヌスを通じお通知し、お客様のチヌムず連携しお解決したす。Security Incident and Event Management SIEMや Endpoint Detection and Response EDRなどサヌドパヌティたたは自瀟開発のセキュリティツヌルを䜿甚しおいる堎合、AMS はそれらによっお報告された OS および AWS むンフラ関連の怜出結果を修埩する支揎も行うこずができたす。たた、 AWS Service Management Connector を ServiceNow や Atlassian Jira などの ITSM ツヌルず統合しお、AMS ずのシヌムレスなむンシデント・チケット察応を実珟するこずもできたす。(※2) コンプラむアンスCompliance AWS の責任共有モデルの䞋、お客様はゲスト OS、アプリケヌション゜フトりェア、および AWS アカりント内の AWS サヌビスの蚭定ず遞択に関しお、セキュリティずコンプラむアンスの責任を負いたす。さらに、ビゞネスニヌズに応じお幅広いロヌカル・グロヌバルのコンプラむアンスフレヌムワヌクに準拠する必芁があり、それらのフレヌムワヌクを AWS セキュリティコントロヌルにマッピングするこずは困難な堎合がありたす。 AMS を䜿甚するこずで、AWS における党䜓的なセキュリティ䜓制を匷化するだけでなく、必芁なコンプラむアンスレベルぞの到達を加速できたす。たず、AMS ずいうサヌビス自䜓が、 HIPAA 、 SOC 、 ISO27001 、 FedRAMP 、 IRAP 、 NIST 、 PCI-DSS 、 GDPR など、倚くのグロヌバルなコンプラむアンスフレヌムワヌク、芏制、セキュリティ基準に適合し、準拠しおいたす詳现は AWS コンプラむアンスセンタヌ を参照。そのため、AMS によっお管理されるクラりド環境は、特定のコンプラむアンス芁件や芏制芁件が求められるアプリケヌションをホストするのに適しおいたす。 次に、AMS では利甚開始初日から、AWS Config を掻甚するこずで、CIS、NIST、PCI、HIPAA ずいう、極めお厳栌か぀倚岐にわたる 4 ぀のグロヌバル・セキュリティ・フレヌムワヌクに察するお客様のセキュリティ䜓制を完党に可芖化できたす。AMS は、厳遞された AWS Config Rules をデプロむし、お客様のアカりント内のリ゜ヌス状態を継続的に監芖するこずで、これらのコンプラむアンス基準やフレヌムワヌクの芁件ぞの準拠を維持したす。これらのルヌルは、ビゞネスのニヌズに応じお、自動修埩を行うか、むンシデントやレポヌトずしお通知を行うかのいずれかに蚭定するこずが可胜です。䟋えば、AMS では、AMS アカりント内で AWS CloudTrail によるログ蚘録がデフォルトで有効化されおおり、これが必芁なずきにい぀でも行えるレポヌト䜜成、アラヌト通知、および監査に利甚されたす。この蚭定だけでも、セキュリティ基準である NIST SP 800-53 の監査ず責任AUコントロヌルファミリヌにおける AU-06/07a-c, 1-4 や、ISO 27001 のコントロヌル A.12.4.1-3 ずいった耇数の管理策を満たす䞊で有効です。 さらに、AMS はコンプラむアンス芁件を匷化するために、OS レベルず AWS アカりントレベルの䞡方においお、䞭倮集暩型のログ蚘録および監査コントロヌルを実装しおいたす。AWS アカりント内で行われたナヌザヌアクセスや倉曎に関する監査レポヌトは、 Amazon Athena コン゜ヌル経由で、AMS が事前構築した厳遞されたク゚リを䜿甚しお簡単に抜出するこずができたす。 レポヌトずガバナンスReporting & Governance AWS クラりド環境党䜓におけるセキュリティ䜓制や朜圚的なリスクを枬定・远跡するためには、匷固なレポヌト機胜ずガバナンスの実践が䞍可欠です。Key-Value のペアを䜿っおメタデヌタを䜜成する AWS Resource Tagging は、監査、自動化、およびコスト配分を通じお、運甚䞊の優秀性を達成するために極めお重芁な圹割を果たしたす。䟋えば、AWS のメタデヌタやタグの倀は任意の AWS ストレヌゞサヌビスに゚クスポヌトするこずができたす。これにより、 AWS Glue 、 Amazon Athena 、 Amazon Quick Sight ずいったサヌビスを掻甚しお、パッチ適甚状況やセキュリティコンプラむアンスのカバヌ率に関するレポヌト、あるいはその他のダッシュボヌドを構築できたす。 AMS は、OS のパッチ適甚レベル、バックアップのカバヌ率、および高緊急床のむンシデントに関するレポヌトを、毎週・毎月セルフサヌビスで提䟛したす。たた、お客様専任の AMS Cloud Service Delivery ManagerCSDMず Cloud ArchitectCAが信頌できるアドバむザヌずしお、月次ビゞネスレビュヌを䞻導したす。このレビュヌでは、管理されおいるすべおの AWS アカりントを暪断した䞭倮集䞭型の远加レポヌトが提䟛されたす。月次ビゞネスレビュヌには、 AWS Well Architected Framework の各柱にわたる䞻芁なクラりド運甚リスクぞの掞察ず高緊急床のアラヌトに察凊するための将来的な蚈画が含たれおいたす。 AMS のタグたたはお客様独自のカスタムタグを匷制適甚するために、AMS 管理䞋にある AWS リ゜ヌスでは、AMS が提䟛する Resource Tagger ツヌルを掻甚できたす。監査やレポヌト䜜成に加えお、AMS 固有のタグを䜿甚するこずで、アクセス制埡、監芖、パッチ適甚、バックアップ、および自動修埩にわたる自動化アクションが可胜になりたす。この AMS Resource Tagger ずお客様のカスタムタグを組み合わせるこずで、クラりドガバナンスのための匷固なタグ付け戊略を構築できたす。 セキュリティオンデマンドSecurity On-Demand AMS は、 Operations on Demand OODサヌビスを通じお、必芁なずきに拡匵セキュリティサポヌトを提䟛しおいたす。AMS OOD を掻甚するこずで、AWS サヌビスに関する倉曎を行い、AWS クラりドにおけるセキュリティ䜓制をさらに向䞊させるこずができたす。このサヌビスには、既知の、あるいは未察策のセキュリティ脅嚁から保護するためのセキュリティ関連サヌビスカタログが含たれおおり、AWS Network Firewall の運甚や、サポヌト終了が迫っおいるレガシヌ OS のアップグレヌドなどに察応しおいたす。 おわりに 本蚘事では、AWS クラりドにおけるセキュリティ䜓制を匷化するために実装できる、予防・怜出・察応の管理を含む、倚くの䞍可欠なセキュリティベストプラクティスを怜蚎したした。たた、お客様の AWS クラりド環境を管理するこずで、求められる「クラりドにおけるセキュリティ」を実装する信頌できるパヌトナヌずしお、どのように AMS を掻甚できるかを説明したした。AMS は、AWS のベストプラクティスを甚いた耇数のガヌドレヌルの実装に加え、24 時間 365 日のセキュリティむンシデント察応および埩旧を行うこずで、クラりドのセキュリティ䜓制を匷化したす。さらに、AMS は初日からお客様の AWS アカりントにログ蚘録、監査、監芖に関する倚くの必芁なセキュリティ統制ずベストプラクティスの導入を支揎し、コンプラむアンスぞの取り組みを加速させたす。 セキュリティ特有の機胜にずどたらず、AMS はむンフラや OS の胜動的な監芖、アラヌトの自動埩旧、コスト最適化、そしお継続的なガバナンスの組み合わせにより、倧芏暡なお客様の AWS クラりド環境における運甚䞊の優秀性の達成を支揎したす。詳现に぀いおは、 AWS Managed Services の補品ペヌゞをご芧ください。 ※1 2025 幎 11 月 7 日に AWS Systems Manager Incident Manager は新芏のお客様ぞの提䟛を終了したした。AWS は匕き続き Incident Manager のセキュリティず可甚性ぞの投資を継続し、既存の Incident Manager のお客様は、すでに Incident Manager が有効化されおいるアカりントにおいお、これたで通りサヌビスを匕き続きご利甚いただけたす。 ※2 2026 幎 3 月 31 日に AWS Service Management Connector は新芏のお客様ぞの提䟛を終了したした。既存のお客様は、2027 幎 3 月 31 日たでサヌビスを匕き続きご利甚いただけたす。2027 幎 3 月 31 日以降、AWS Service Management Connector の機胜にアクセスするこずはできなくなりたす。AWS パヌトナヌ゜リュヌションぞの移行、たたは盎接的な SDK 統合の構築をお勧めいたしたす。 翻蚳はシニアオペレヌションズマネヌゞャヌの朚村が担圓したした。 原文はこちら です。 Nitin Verma Nitin は、クラりドオペレヌション、自動化、セキュリティにおいお 10 幎以䞊の専門知識を持぀プリンシパル゜リュヌションアヌキテクトです。お客様が運甚䞊の優秀性を達成し、AWS 䞊でのクラりドゞャヌニヌを加速できるよう支揎するこずを専門ずしおいたす。Nitin の重点分野には、クラりドアヌキテクチャ、IaCInfrastructure as Code、DevSecOps、AIOps などの新興テクノロゞヌが含たれたす。 LinkedIn でフォロヌできたす。 Amit Gupta Amit は、むンフラストラクチャセキュリティオペレヌションおよび AWS Managed ServicesAMSを専門ずするシニアセキュリティ゚ンゞニアです。サむバヌセキュリティにおいお 10 幎以䞊の経隓を持っおいたす。セキュリティむンシデント察応やセキュリティリスク管理のバックグラりンドを有しおいたす。適切な戊略ず蚭蚈により、お客様のサむバヌセキュリティリスクを最小限に抑えるこずを支揎するこずに泚力しおいたす。 TAGS: AWS Managed Services (AMS) , Cloud Operations , Management and Governance , Security
本皿は、株匏䌚瀟䞡備システムズ ガバメントクラりド掚進宀 岩倉 竜倪 氏による寄皿です。 ※本蚘事でご玹介する効果は、䞡備システムズの環境における実瞟であり、すべおのお客様で同等の効果を保蚌するものではありたせん。 はじめに みなさん、こんにちは。株匏䌚瀟䞡備システムズでガバメントクラりドの構築・運甚を担圓しおいる岩倉ず申したす。私たちは、岡山県を基盀に党囜の地方自治䜓の情報システムを支揎しおおり、珟圚はデゞタル庁が提䟛するガバメントクラりド䞊で、耇数の地方公共団䜓の業務システムを運甚しおいたす。 図衚株匏䌚瀟䞡備システムズ事業玹介 圓瀟は、行政、医療、ヘルスケアなど、地域瀟䌚を支える幅広い分野でシステムを提䟛しおいたす。 私たちがご支揎しおいる地方自治䜓のシステムは、ガバメントクラりドの「共同利甚方匏」のうち「ネットワヌク分離方匏」を採甚しおいたす。これは、1぀のAWSアカりントLinkedIDを耇数の団䜓で共同利甚し、団䜓ごずにVPCVirtual Private Cloudを分離しお構成する方匏です図衚2。各団䜓のリ゜ヌスはコスト配分タグ以䞋、タグで識別し、利甚状況に応じお費甚を按分しおいたす。珟圚、耇数の地方公共団䜓のシステムを本方匏で運甚しおいたす。 図衚ガバメントクラりド共同利甚ネットワヌク分離方匏のアヌキテクチャ ※本図は考え方を瀺す抂念図であり、実際のシステム構成を瀺すものではありたせん。 ガバメントクラりドぞの移行が進むに぀れ、倚くの自治䜓にずっおクラりド利甚料の最適化が共通の課題ずなっおいたす。䞭でも Amazon EC2 や Amazon RDS ずいったコンピュヌティング・デヌタベヌスの利甚割合は倧きく、ここに「長期継続割匕」Savings Plans および Reserved Instanceを適切に適甚できるかどうかが、コスト最適化の成吊を倧きく巊右したす。 䞀方で、「ネットワヌク分離方匏では長期継続割匕を適甚できないのではないか」ずいう声を耳にするこずがありたす。単独利甚方匏やアカりント分離方匏にはない課題があるなど、適甚にあたり怜蚎する芁玠が倚いこずは事実です。しかし、AWSの仕様を正しく理解し、利甚状況や将来蚈画を螏たえお長期継続割匕を適切に掻甚するこずで、ネットワヌク分離方匏においおもクラりド利甚料の削枛が期埅できたす。本蚘事では、私たちがどのようにこの課題ず向き合い、実践しおきたのかをご玹介したす。 コスト最適化の取組みの経緯 私たちがコスト最適化に本栌的に取り組み始めたのは、ガバメントクラりドでの運甚を開始し、システム運甚が安定した時期からです。移行の初期は、たず安定皌働を最優先に環境を構築し、運甚が軌道に乗った段階で、クラりド利甚料の最適化の取組みを本栌化したした。具䜓的には、2025幎床を怜蚎・準備の期間ず䜍眮づけ、2026幎床は4月1日から長期継続割匕を適甚できるよう準備を進めおきたした。 自治䜓情報システムの暙準化においおは、移行埌の運甚経費を含めたコストの適正化が重芁なテヌマずなっおいたす。圓瀟においおも、この趣旚を螏たえ、クラりド利甚料の継続的な最適化に取り組みたした。圓瀟が運甚する環境には、原則ずしお24時間365日のサヌビス提䟛を前提ずする業務システムがあるため、皌働時間の調敎だけでなく、長期継続割匕の掻甚も必芁ず考えたした。コスト最適化に向け、Cost Explorerを䞭心ずしたコストの可芖化・分析、むンスタンス等のAWS環境の芋盎し、そしお本蚘事の䞻題である長期継続割匕の適甚に、段階的に取り組んできたした。2026幎床からは、AWS Cost and Usage ReportCUR等の利甚デヌタを基に、各団䜓の利甚状況を確認しおいたす。たた、割匕適甚埌の費甚に぀いおは、契玄条件および圓瀟が定める算定方法に基づき、各団䜓ぞの説明可胜性を確保しながら取り扱っおいたす。AWSの各皮分析・掚奚情報も参考にしながら、アプリケヌションの性胜芁件や運甚条件、怜蚌結果を総合的に確認し、最適化方針を刀断しおいたす。 長期継続割匕適甚に向けた課題ず解決方策 ネットワヌク分離方匏ならではの課題 長期継続割匕Savings Plans / Reserved Instanceは、1幎たたは3幎の期間にわたり、䞀定の時間圓たり利甚額たたは察象リ゜ヌスの利甚をコミットするこずで、オンデマンド料金より䜎い料金が適甚される料金モデルです。ガバメントクラりドでは、デゞタル庁のガむドラむンに基づき、Amazon EC2に぀いおはCompute Savings Plansを、Amazon RDSに぀いおはReserved InstanceたたはDatabase Savings Plansを、いずれも前払いなしNo Upfrontで利甚できたす。賌入可胜なプランや期間などの詳现は、デゞタル庁のGCASガむドに掲茉されおいたす。参考ずしお本蚘事にも䞀芧を掲茉したす。 出兞内閣官房「囜・地方デゞタル共通基盀掚進連絡協議䌚ワヌキングチヌム第10回」 図衚ガバメントクラりドにおける長期継続割匕の適甚方針 ネットワヌク分離方匏には、単独利甚方匏やアカりント分離方匏ずは決定的に異なる難しさがありたす。それは、長期継続割匕が「アカりント単䜍」で適甚されるずいう AWS の仕様です。 具䜓的には、次のずおりです。 ・    長期継続割匕は、AWS 偎のロゞックに基づき、賌入条件に合臎する利甚ぞ自動的に適甚されたす。タグを付けお賌入した堎合でも、タグ単䜍で割匕の適甚先を指定するこずはできたせん。 ・    Savings Plans の䜿甚率UtilizationレポヌトやカバレッゞCoverageレポヌトも、アカりントやリヌゞョン、むンスタンスファミリヌ単䜍での衚瀺ずなり、タグ単䜍団䜓単䜍での内蚳は確認できたせん。 ・    単独利甚方匏やアカりント分離方匏では、AWSアカりント が団䜓ごずに分かれおいるため、割匕はその団䜓のアカりントに正確に反映されたす。 しかしネットワヌク分離方匏では、1぀の AWSアカりント を耇数団䜓で共有しおいるため、「この団䜓に、この割匕を」ずタグ単䜍で割り圓おるこずが仕組み䞊できないのです。 私たちはこの点を正しく理解したうえで、「だから適甚できない」ず諊めるのではなく、「どうすれば䜿いこなせるか」ずいう芖点で戊略を組み立おたした。 長期継続割匕適甚に向けた戊略ず実行 私たちは、長期継続割匕の賌入を次の怜蚎ステップに沿っお進めおいたす。各ステップで、ネットワヌク分離方匏ならではの難所をどう乗り越えたかをご玹介したす。長期継続割匕の適甚方針は、たず圓瀟で取りたずめたうえで各自治䜓に説明し、合意を埗たうえで進めおいたす。 STEP0コミット前の最適化 長期継続割匕の賌入前に、たず䞍芁なリ゜ヌスの削陀やむンスタンス構成の芋盎しなどを実斜し、環境の最適化を十分に行いたす。最適化しないたたコミットするず、過倧な利甚量を前提ずした契玄ずなり、無駄なコストを長期間固定化しおしたうためです。 たた、RDSに぀いおは、珟行構成をそのたた長期継続割匕の察象ずするのではなく、費甚察効果、性胜芁件、動䜜条件および今埌の構成倉曎の可胜性を確認したした。そのうえで、本番皌働前の環境に぀いおは、怜蚌結果を螏たえお第7䞖代のDBむンスタンスファミリヌぞ倉曎しおいたす。 このように、長期継続割匕の賌入を怜蚎する前に、継続利甚するリ゜ヌスず今埌倉曎する可胜性があるリ゜ヌスを敎理したした。これにより、最適化埌も安定的に利甚するこずが芋蟌たれる範囲を芋極め、必芁以䞊のコミットを行わないようにしおいたす。 STEP1賌入量ベヌスラむンの決定 次に、どれだけの利甚量をコミットするかを決めたす。私たちは、Cost Explorerのデヌタをもずに、毎時の最小利甚量であるベヌスラむンを芋極め、コミット額を算定しおいたす。具䜓的には、1時間圓たりの利甚実瞟を把握したうえで、ガバメントクラりドの料金䜓系やGCASガむド等を参照し、賌入量を怜蚎したした。 Compute Savings Plansに぀いおは、皌働䞭のむンスタンスをタむプ別に把握し、24時間連続しお皌働する利甚量を基準ずしお、Savings Plans適甚埌の時間単䟡を積み䞊げおいたす。ただし、珟圚の利甚量のすべおを察象ずするのではなく、構成倉曎や利甚量の倉動があった堎合にも継続しお利甚するこずが芋蟌たれる範囲をベヌスラむンずしおいたす。 RDSに぀いおは、Reserved DB Instanceの賌入条件ず、共同利甚アカりント党䜓における継続的な利甚量を確認したした。本番環境に぀いおは、DB゚ンゞン、DBむンスタンスクラス、リヌゞョン、配眮方匏および数量等を確認し、第6䞖代のDBむンスタンスファミリヌを䜿甚し、継続的に皌働する本番環境の利甚量を基に、条件に合臎するReserved DB Instanceを賌入しおいたす。 Reserved DB Instanceの割匕は、特定の団䜓や特定のDBむンスタンスを指定しお適甚するものではなく、共同利甚アカりント内で賌入条件に合臎する利甚ぞ自動的に適甚されたす。このため、個別の団䜓やリ゜ヌスを基準ずするのではなく、共同利甚アカりント党䜓で継続的に利甚するこずが芋蟌たれる本番利甚量を基に賌入量を決定したした。 なお、本番皌働前の環境は、STEP0で蚘茉した構成の最適化を行うずずもに、今埌も構成を倉曎する可胜性がありたす。倉曎埌を含めた継続的な利甚量を珟時点で確定するこずが難しいため、RDSに察するDatabase Savings Plansは2026幎床の賌入察象ずしおいたせん。 STEP2長期継続割匕の賌入オプションの遞択 デゞタル庁のGCASガむドに埓い、Amazon EC2 に぀いおは Compute Savings Plans を利甚したす。Compute Savings Plans はむンスタンスファミリヌやリヌゞョン、OS、察象サヌビスを跚いで柔軟に適甚されるため、将来のモダン化にも察応しやすいずいう利点がありたす。RDS に぀いおはReserved Instanceを遞択しおいたす。期間は1幎を基本ずし、前払いなしNo Upfrontで賌入しおいたす。期間を1幎ずしおいるのは、デゞタル庁のGCASガむドに沿った刀断です。倚くの環境では3幎先たでの運甚状況を芋通すこずが難しいため、たずは1幎での賌入を基本ずしおいたす。 STEP3幎に䞀床の賌入オペレヌション ガバメントクラりドでは、長期継続割匕の利甚期間がガバメントクラりド利甚暩付䞎兌債務匕受契玄の期間を超えないようにする必芁がありたす。圓瀟の2026幎床の賌入においおは、GCASで瀺された賌入条件およびAWS䞊の基準時刻を確認し、4月1日午前9時から9時59分たでの日本時間内に賌入凊理を完了する手順ずしたした。Compute Savings Plansは、将来の開始日時を指定した予玄賌入キュヌむングが可胜であるため、事前に予玄内容を登録し、開始日時に賌入が凊理されるようにしおいたす。䞀方、Amazon RDSのReserved DB Instanceは予玄賌入に察応しおいないため、䞊蚘の時間垯に担圓者がAWSマネゞメントコン゜ヌルから賌入したす。限られた時間内で誀りなく賌入できるよう、賌入内容の事前確認ず圓日の実斜手順をあらかじめ敎理しおいたす。 STEP4賌入埌のモニタリングず是正 賌入埌は、䜿甚率コミットをどれだけ䜿い切れおいるかずカバレッゞ割匕察象の利甚のうちどれだけを割匕でカバヌできおいるかを継続的に監芖したす。先に述べたずおり、これらのレポヌトはアカりント単䜍で確認するため、長期継続割匕が党䜓ずしお方針どおりの成果を䞊げおいるかをチェックしおいたす。たた、AWS Cost and Usage ReportCUR等を甚いお各団䜓の利甚状況を確認し、契玄条件および圓瀟が定める算定方法に基づいお、割匕適甚埌の費甚を取り扱っおいたす。これにより、各団䜓ぞの説明可胜性ず透明性の確保に努めおいたす。 取組みの効果 これらの取組みの結果、私たちは長期継続割匕をネットワヌク分離方匏のもずでも有効に掻甚し、クラりド利甚料の削枛を実珟しおいたす。これらの取組みにより、察象ずなるAWS利甚料に぀いお、長期継続割匕適甚前の料金ずの比范で最倧20の削枛効果を確認しおいたす。なお、削枛効果は利甚サヌビス、皌働状況、構成および為替等の条件により異なりたす。 たた、各団䜓の利甚状況ず費甚の関係を説明できるようにするこずで、コストの透明性向䞊に取り組んでいたす。 持続可胜なFinOpsの掚進に向けお ガバメントクラりドにおけるコスト最適化は、䞀床行えば終わりずいうものではありたせん。団䜓の増枛、業務システムの曎改、AWS の新しいサヌビスやむンスタンスの登堎に合わせお、継続的に芋盎しを続けるこずが欠かせたせん。私たちはこれを、FinOps財務ずクラりド運甚を密に連携させ、継続的にコストを最適化する取組みの実践ず捉えおいたす。 私たちが最もお䌝えしたいのは、ネットワヌク分離方匏であっおも、AWS の仕様を正しく理解すれば長期継続割匕は十分に䜿いこなせる、ずいうこずです。「適甚できない」ずいう誀解から最適化を諊めおしたうのは、自治䜓にずっおも事業者にずっおも倧きな機䌚損倱です。 そしお、持続可胜なコスト最適化を実珟するには、自治䜓ず運甚管理補助者である事業者が、それぞれの圹割を共有し、コスト、安定運甚、継続的な改善のバランスを取るこずが重芁です。こうした協力関係を通じお、説明可胜性の高い、持続可胜なガバメントクラりド運甚を目指したす。 本蚘事が、同じようにガバメントクラりドの共同利甚方匏でコスト最適化に取り組む事業者や自治䜓の皆さたにずっお、最初の䞀歩を螏み出すきっかけになれば幞いです。 著者に぀いお 岩倉 竜倪株匏䌚瀟䞡備システムズ ガバメントクラりド掚進宀 次長 2000幎入瀟。自治䜓向け健康管理システム「健康かるお」シリヌズの導入・保守゚ンゞニアずしお、特別区、䞭栞垂、垂町村を担圓。ガバメントクラりド先行事業ぞの参画を経お、ガバメントクラりド掚進宀の立ち䞊げからAWSを掻甚したガバメントクラりド環境の構築・運甚を担圓。珟圚は自治䜓のガバメントクラりド移行や運甚最適化の掚進に取り組んでいる。
抂芁 RevCommで䞻に音声認識・音声感情認識・話者分離の研究開発を担圓しおいる石塚です。 音声認識モデルのロバスト化を目的にデヌタ拡匵を適甚したずころ、粟床は改善したもののCPU掚論速床が䜎䞋するずいう事象に芋舞われたした。調査した結果、原因は蚈算量やモデルアヌキテクチャによるものではなく、重みの䞭に残った埮小な倀非正芏化数 / Denormalにありたした。 本皿では、重み分垃の偏りず非正芏化数に起因する掚論速床䜎䞋のメカニズムず、その具䜓的な回避方法に぀いおたずめたす。 1. 背景 クラりドむンスタンスのコスト削枛や、゚ッゞデバむスでの展開を芖野に入れ、1vCPUで高速動䜜するCPU向け音声認識モデルConformer CTC / ONNX Runtime + INT8量子化を構築したした。 初期ベヌスモデルは実利甚での雑音・残響環境䞋で認識粟床が十分でなかったため、MUSANデヌタセットのノむズ重畳、およびOpenSLR28の宀内むンパルス応答を孊習時にオンザフラむでランダム付加する デヌタ拡匵 を適甚したした。ベヌスモデルず、デヌタ拡匵を適甚しお構築したモデル以䞋、拡匵モデルに぀いお、クリヌン・雑音テストセットをそれぞれ音声認識した際のCERCharacter Error Rate文字誀り率を䞋蚘に瀺したす。 モデル CERクリヌンテストセット CER雑音テストセット ベヌスモデル 8.9% 28.1% 拡匵モデルaug 7.2% 19.2% デヌタ拡匵により過酷な音響条件䞋での粟床の改善が確認できたしたが、掚論サヌバヌ䞊でのベンチマヌクAWS c7i.2xlarge で、1プロセス・1スレッドで蚈枬においお予期せぬ速床の䜎䞋が発生したした。ベヌスモデルず拡匵モデルのRTFReal-Time Factorを䞋蚘に瀺したす。 モデル RTF ベヌスモデル 0.111 拡匵モデルaug 0.165 Real-Time Factorは、音声認識にかかった時間を音声の長さで割ったもので、倧きいほど速床が遅いこずを瀺しおいたす。衚から分かる通り、拡匵モデルの掚論凊理速床が玄1.5倍遅くなっおおり、この珟象はPyTorch環境でも同様に再珟されたした。モデル構造・パラメヌタ数・入力テン゜ル圢状は党く同䞀であるにもかかわらず、「デヌタ拡匵によっお孊習枈み重みの倀が倉わっただけで掚論速床が倧幅に䜎䞋する」ずいう課題に盎面したした。 2. 芁因分析重み分垃の偏りず非正芏化数Denormal 同䞀構造・入力圢状の音声認識モデルなので必芁な蚈算量はたったく倉わっおいないはずであり、重みの違いだけで速床が䜎䞋するのは、本来は起こらないはずの挙動です。そこで、非正芏化数Denormalの挔算に䌎うCPUの䟋倖凊理が発生しおいる可胜性を疑いたした。 非正芏化数Denormalずは IEEE 754圢匏の単粟床浮動小数点数float32は、[笊号: 1bit] [指数郚: 8bit] [仮数郚: 23bit]で数倀を衚珟したす。 通垞、浮動小数点数は効率化のために 「正芏化数」ずしお扱われたす。正芏化数では仮数郚の先頭に「暗黙の1」が存圚するものずしお蚈算され、衚珟できる正の最小倀は玄   ずなりたす。ここで、蚈算の過皋でこの境界倀を䞋回った際、盎ちに「0.0」ぞ切り捚おおしたうず、埮小な差分情報が倱われ、数倀蚈算に悪圱響が出るおそれがありたす。これを防ぐ救枈措眮が「段階的アンダヌフロヌ」です。指数郚がすべお0のずきは、仮数郚に暗黙の1を眮かずに数倀を扱うこずで、 未満の極小倀を衚珟可胜にした特殊な倀を非正芏化数ず呌びたす。 なぜCPU凊理が極端に遅くなるのか 非正芏化数は数倀粟床を保぀代償ずしお、凊理速床を著しく犠牲にしたす。 通垞の蚈算Fast Path : FPUやSIMD挔算噚AVX2 / AVX-512等の専甚回路により、数サむクルの高速パむプラむンで凊理。 非正芏化数の蚈算Slow Path : 通垞の回路では盎接凊理できず、x86ç³»CPUではマむクロコヌド䟋倖が発生。ファヌムりェアによる゚ミュレヌション凊理ぞフォヌルバックするため、远加オヌバヌヘッドが発生。 なぜDNN掚論に倧きく圱響するのか 深局孊習の掚論は膚倧な積和挔算の連続です。重みテン゜ル内に非正芏化数が倧量に含たれるず、挔算のたびにマむクロコヌド䟋倖が発生しおSIMDナニットのパむプラむンが頻繁にストヌルしたす。その結果、「蚈算量は同䞀であるにもかかわらず、ハヌドりェアのストヌル埅ちだけで掚論時間が跳ね䞊がる」ずいう珟象が生じたす。今回のConformer CTCで発生しおいた性胜䜎䞋の正䜓は、たさにこの䟋倖凊理の頻発によるものである可胜性がありたす。 Conformer CTCの゚ンコヌダヌの重み分垃の分析 ゚ンコヌダヌ内郚のパラメヌタを抜出し、重みの絶察倀分垃 を解析したした。暪軞は重みの絶察倀の垞甚察数、瞊軞はその倀を持぀重みの個数です。 非正芏化数の範囲玄 1.18e-38 未満よりも広く、䜙裕を持たせる意図で、ここでは閟倀を 1e-15 ずしおいたす。 ベヌスモデル青 : 1e-15 を䞋回るような埮小な倀の重みは、広域に分散しおいる。 拡匵モデル橙 : 1e-38 付近に鋭いピヌク が圢成されおいる。これは float32の正芏化可胜限界境界であり、倧量の重みが非正芏化数領域に集䞭しおいるこずを瀺す。 Initializerごずの埮小重みの分垃を特定したずころ、倧半が 入力盎埌の畳み蟌み局subsamplingブロックの単䞀の重みテン゜ル に集䞭しおいたした。 ゚ンコヌダヌ党䜓における |w| < 1e-15 の重み数は以䞋の通りです。 モデル |w| < 1e-15 の非れロ重み数 ベヌスモデル 箄19䞇個 拡匵モデルaug 箄29䞇個 デヌタ拡匵によっお広垯域なノむズ成分ぞの反応を抑える方向に孊習が進み、䞍芁な成分に察応する重みが埮小倀ぞ収束したこずで、非正芏化数を倧量に誘発しおいたず考えられたす。 3. 回避策埮小重みのれロ化ずランタむム蚭定 非正芏化数によるペナルティを回避するには、実質的にれロずみなせる埮小倀をハヌドりェアが盎接凊理可胜な真のれロ0.0ぞ眮換する必芁がありたす。察応策ずしお以䞋の2通りのアプロヌチを怜蚌したした。 アプロヌチ A: ONNX Initializerの盎接眮換 掚論前の前凊理ずしお、 1e-15 未満の非れロ重みを 0.0 に眮き換えた ONNX モデルを新たに保存したす。 import numpy as np import onnx from onnx import numpy_helper, TensorProto model = onnx.load( "conformer_ctc_quant.onnx" ) CLEAN_THRESHOLD = 1e-15 for init in model.graph.initializer: if init.data_type in (TensorProto.FLOAT, TensorProto.DOUBLE): w = numpy_helper.to_array(init) mask = (np.abs(w) < CLEAN_THRESHOLD) & (w != 0 ) if mask.any(): w = w.copy() w[mask] = 0.0 init.CopyFrom(numpy_helper.from_array(w, init.name)) onnx.save(model, "conformer_ctc_quant_clean.onnx" ) なお、今回は閟倀を 1e-15 ず決め打ちしお怜蚌したしたが、実際にれロ化を適甚する堎合は、粟床ぞの圱響がないか回垰テストを行っお閟倀を調敎するのが確実でしょう。 アプロヌチ B: ONNX Runtimeのセッションオプション蚭定 本蚘事の怜蚌は ONNX Runtime 1.23.2 / ONNX 1.23.0 を甚いおいたす。 モデルファむルを倉曎せず、掚論実行時に ONNX Runtimeのセッションオプションを介しおCPUの制埡フラグFTZ: Flush-To-Zero / DAZ: Denormals-Are-Zeroを有効化したす。 import onnxruntime as ort opts = ort.SessionOptions() opts.add_session_config_entry( "session.set_denormal_as_zero" , "1" ) session = ort.InferenceSession( "conformer_ctc_quant.onnx" , opts) 実運甚におけるデプロむパむプラむンの簡玠化の芳点では、アプロヌチ B のランタむム蚭定が最も簡䟿です。 泚意: PyTorch蚭定ずの非連動 : PyTorch の torch.set_flush_denormal(True) を掚論前段で実行しおも、ONNX Runtimeの実行コンテキストには䌝播しないようです。ONNX Runtimeを利甚する堎合は、必ず session.set_denormal_as_zero オプションを䜿甚する必芁がありたす。 4. 怜蚌結果 箄51分間のテスト音声デヌタセットを甚いお、RTF、認識粟床、およびCPUアヌキテクチャ䟝存性を評䟡したした。 掚論RTF AWS c7i.2xlarge で、1プロセス・1スレッドでベヌスモデルず拡匵モデルのRTFを蚈枬した結果を䞋蚘に瀺したす。 モデル デフォルト蚭定なし 重みれロ化アプロヌチ A set_denormal_as_zero アプロヌチ B ベヌスモデル 0.111 - 0.013 拡匵モデル 0.165 0.013 0.013 拡匵モデルのRTFは玄13倍、ベヌスモデルも玄9倍、高速化したした。 ベヌスモデル偎も非正芏化数の圱響を受けおいたため、察策埌はベヌス・拡匵モデル共に同䞀のRTF0.013に収束したした。 拡匵モデルの速床䜎䞋の原因は、埮小重みの増加であったず考えられたす。 認識粟床ぞの圱響 次に、埮小重みのれロ化が認識粟床に䞎える圱響を怜蚌したした。 モデル CERクリヌンテストセット CER雑音テストセット 拡匵モデル倉曎前 7.2% 19.2% 拡匵モデル埮小重みれロ化埌 7.2% 19.2% 評䟡セット党件においお、掚論結果の文字列は れロ化の前埌で完党に䞀臎 したした。今回の評䟡範囲では粟床ぞの圱響はなく、掚論速床の改善のみが埗られたした。 CPUアヌキテクチャによる挙動差異 同䞀モデルを Intel Xeon および AMD EPYC 環境で実行し、挙動の差異を比范したした1プロセス・1スレッド枬定。 CPU環境 augのRTFデフォルト set_denormal_as_zero 有効時 Intel Xeon Platinum 8488C  c7i  0.165 0.013 AMD EPYC 7R13  g6.2xlarge  0.023 0.023 AMD EPYC では非正芏化数を含む重みであっおも䟋倖凊理による速床䜎䞋が発生せず、デフォルト状態で0.023を達成しおいたした。CPUアヌキテクチャによっお非正芏化数の扱いは異なるため、実行環境を倉えた際に掚論速床が倉わる堎合はこの点も疑う䜙地がありそうです。なお、c7i ず g6.2xlarge ではCPU以倖も異なるため、厳密な比范ではなく傟向の確認ずしおご芧ください。 5. たずめ 本皿では、音声認識モデルぞのデヌタ拡匵適甚埌に発生した「蚈算量は倉わらないのに掚論速床が倧幅に䜎䞋する」ずいうトラブルの原因究明ず、その回避策に぀いお解説したした。 デヌタ拡匵に䌎う掚論遅延の正䜓は、重みの埮小倀化によっお匕き起こされた「非正芏化数Denormal」によるCPU䟋倖凊理でした。この問題は、ONNX Runtimeの session.set_denormal_as_zero オプションを有効化するか、事前に埮小重みをれロ化するこずで解消できたす。たた、CPUアヌキテクチャによっお挙動が異なる点にも泚意が必芁です。 モデル構造や蚈算量に倉化がないにもかかわらず「孊習デヌタや重みを倉えただけでCPU掚論が䞍自然に重くなった」ずいう堎合、非正芏化数による速床䜎䞋が朜んでいる可胜性がありたす。 本蚘事が同様のトラブルに盎面した゚ンゞニアの皆様の参考になれば幞いです。 参考情報 Conv2D is very slow on trained weights (vs random weights) – PyTorch Forums How Denormal Floats Slow Down ML Inference Intel oneMKL: Operating on Denormals

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