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CI/CD

CI/CDとは、Continuous Integration/Continuous Delivery(継続的インテグレーション/継続的デリバリー)の略です。

ソフトウェア開発の手法のひとつで、コードの変更を自動的にビルド、テスト、本番環境などへデプロイすることであり、さらにそれを継続的に実施できるような状態にすることです。
CI/CDを導入することでソフトウェア配布の速度と信頼性を向上させ、手動による手間とエラーを最小限に抑えることで開発チームが開発した機能やバグ修正をより速く、より頻繁に配布できるようになります。

通常は何らかのツールを使用して自動化され、CircleCI、Jenkins CI、GitLab CI/CD、GitHub Actionsなどが人気です。

CircleCI - https://circleci.com/ja/
GitHub Actions - https://github.co.jp/features/actions

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Webサービス開発やSIerのプロジェクトにおいて、案件規模が拡大するにつれて頭を悩ませるのが「テストケースや進捗の管理」です。 これまでExcelやスプレッドシートで行っていた管理も、メンバーが増えるにつれて「どれが最新版のファイルか分からない」「リアルタイムの進捗や品質状況が見えない」「不具合管理ツールへの転記や紐づけが煩雑」「品質報告のためのレポート作成に毎回膨大な時間がかかる」といった限界に直面しやすくなります。 こうした課題を解決するためにテスト管理ツールの導入を検討し始めたものの、いざ選定しようとすると、ツールの数が多く何を基準に比較すべきか迷ってしまうケースは少なくありません。 リリース前の品質報告会や社内の選定会議で、上長から「なぜこのツールなのか」「費用対効果やセキュリティは問題ないか」と問われた際、感覚的ではなく論理的な基準で説明する難しさを感じている担当者も多いのではないでしょうか。 ツール選定で最も避けたいのは、機能の豊富さや価格だけで決めてしまい、導入後に「操作が難しくて現場に使われない」「既存のExcel運用と二重管理になって負担が増えた」という失敗に終わることです。 そこで今回は、自社の開発体制やテスト規模に合った最適なテスト管理ツールを納得感を持って選定できるよう、機能・操作性・既存ツールとの連携性から社内説明のポイントまでを網羅した「選定チェックリスト」を詳しく解説します。 2週間以内に候補ツールを絞り込み、現場に定着する品質管理基盤を作るための実践的なガイドとして参考にしてください。 import haihaiInquiryFormClient from "https://form-gw.hm-f.jp/js/haihai.inquiry_form.client.js";haihaiInquiryFormClient.create({baseURL: "https://form-gw.hm-f.jp",formUUID: "927d2c4e-f06c-45b1-bd36-0240e55ccf72",}) ▼テスト管理ツール11製品の完全比較はこちら▼ 【2026年最新】テスト管理ツール11製品の徹底比較!【脱Excel】 まずは「なぜツールを入れるのか」を整理する テスト管理ツールの選定を進める上で、最初に手を付けるべきは導入の背景と目的の言語化です。 多くの現場では、候補となるツールの機能一覧や価格に目が行きがちですが、自社の課題が曖昧なまま選定を始めると、多機能であっても現場に定着しないリスクが高まります。 特に現状の運用で何に困っており、ツール導入によって何を解決したいのかを明確にすることが、その後の比較検討や社内説明の強固な土台となります。 Excel管理で限界が出やすい場面 従来のExcelやスプレッドシートによる管理では、プロジェクトの規模拡大に伴って様々な限界が生じます。 よくある課題として、複数人が同時に編集することでどれが最新版ファイルなのか分からなくなる問題や、テストの実行状況や未消化件数をリアルタイムに把握できない点が挙げられます。 また、JiraやRedmineといった不具合管理ツールとの紐づけが手作業になるため転記ミスが起きやすく、進捗をまとめるためのレポート作成に多大な時間がかかることも珍しくありません。 さらに、担当者ごとに書き方や管理方法がばらつくことで運用の属人化を招き、品質のバラつきの原因にもなります。 導入目的を明確にするための確認項目 選定の失敗を防ぐためには、自社が重視する導入目的をあらかじめ整理しておく必要があります。 具体的には、大量のテストケースを階層構造やタグ付けで一元管理したいのか、あるいはダッシュボードを用いて進捗や品質状況をリアルタイムに見える化したいのかといった点を整理します。 また既存のJiraなどの課題管理ツールとスムーズに連携させたいのか、上長や他部署へ向けた品質報告やリリース判定の確実な根拠を作りたいのかという視点も重要です。 将来的に他の複数プロジェクトでも再利用できるような、組織全体の品質管理基盤を作りたいのかも含めて、自社の要求を棚卸しすることが求められます。 最初に決めておきたいゴール ツールの選定基準をシャープにするために、導入によって達成したい具体的なゴールを定めておくことが大切です。 例えば、テスト管理にかかる工数そのものを削減することや、進捗確認のためのミーティング時間を短縮することを目標に据えます。 また、テスト漏れや確認漏れを減らして品質を安定させることや、品質状況を関係者へ論理的に説明しやすくすることも目指すべき成果となります。 何よりも、現場のメンバーが運用の負担を感じず、無理なく使い続けられる状態を作ることが、ツールを形骸化させずにプロジェクト全体の信頼性を高めるための最終的なゴールと言えます。 選定前に確認したい基本チェックリスト 候補となるテスト管理ツールを具体的に比較する段階では、実務の運用に耐えうるかを見極めるための基本チェックリストが欠かせません。 現場の担当者が毎日触る部分だからこそ、操作性や他ツールとの親和性を客観的な基準で評価する必要があります。 ここでは、多くの品質管理現場で重要視される4つの主要な観点について、具体的な確認ポイントを詳しく解説します。 テストケース管理のしやすさ 効率的な品質管理を行うためには、テストケースの作成やメンテナンスがスムーズに行えるかどうかが極めて重要です。 特に大規模なプロジェクトなどで大量のテストケースを扱う場合は、階層管理、フィルタリング、タグ付けなどが重要な選定基準になります。 具体的には、テストケースを階層構造で整理し、プロジェクト、機能、画面、テスト種別ごとに細かく分類できるかを確認します。 さらに、必要なケースをすぐに見つけ出せる強力な検索機能やタグ・フィルター機能が備わっているか、過去のテスト資産を簡単に再利用できるかもポイントです。 既存のExcelやスプレッドシートからスムーズにデータを取り込める仕組みがあれば、ツール移行時の初期コストを大幅に抑えることができます。 テスト実行・進捗管理のしやすさ テストフェーズが始まった際に、リアルタイムで正確な状況を把握できる操作性が求められます。 チェックすべき点としては、個々のテストケースに対して担当者を適切に割り当てられるか、そして実行結果を迷わず簡単に記録できるかという画面設計の分かりやすさです。 実行ステータスとして、未実施、成功、失敗、保留などの状態を明確に管理でき、全体の進捗率が自動で集計される機能は必須と言えます。 これにより、スケジュールに対して遅れているテストや、特定機能に起因する失敗が多い領域をすばやく把握することが可能になります。 複数人で同時に実行作業を進めても、誰がどこまで進めたのかが競合せず、リアルタイムに状況が反映される仕組みがあるかも確認しておきたい要素です。 不具合・課題管理とのつながり テスト活動は、バグの検出から修正・再テストにいたる開発サイクルと密接に結びついています。 そのため、テスト実行画面から不具合を直接登録し、テストケースと不具合情報を漏れなく紐づけられるかどうかが運用の成否を分けます。 特にJira連携を重視する場合、テストケース作成、テスト計画の実行、レポート作成まで対応できるかが比較ポイントになります。 連携が強固であれば、不具合の修正状況をテスト管理ツールの画面から離れることなく確認でき、開発チームとQAチームが常に同じ最新情報を見ながらコミュニケーションを取ることができます。 これにより、転記の手間や確認漏れによる手戻りを防ぐことが可能です。 レポート・ダッシュボードの見やすさ 経営層やプロジェクトマネージャーへの説明責任を果たすためには、蓄積されたデータを活用した可視化機能が威力を発揮します。 テストレポート作成の手間を減らせる点は、テスト管理ツール導入の代表的なメリットです。 確認すべき項目としては、テストの進捗状況がグラフで直感的に確認できるか、不具合件数や失敗率の推移がひと目で可視化できるかという点です。 これらのデータが自動で集約されれば、リリース判定の根拠として使える精度の高いレポートを即座に用意できます。 上司や関係各所に説明しやすい資料を内製できるだけでなく、必要に応じてCSVやPDFなどで外部出力できる柔軟性や、週次・日次の定例会議でそのまま画面を投影して使えるダッシュボード機能があるかも選定の鍵となります。 現場に定着するかを見極めるチェックリスト どんなに高度な機能が搭載されたテスト管理ツールであっても、実際にテストを実行する現場のメンバーが使いこなせなければ意味がありません。 ツール選定で最も避けたい事態は、多額のコストをかけて導入したにもかかわらず、操作の難しさや運用のミスマッチによって形骸化してしまうことです。 現場に定着し、長く活用される品質管理基盤を作るために、実務目線での評価基準を網羅しておく必要があります。 操作の分かりやすさ 現場のメンバーがストレスなく毎日利用するためには、直感的に扱えるインターフェースが不可欠です。 初めてチームに加わったメンバーでも、マニュアルを読み込むことなく迷わず操作できるか、テストケースの登録や更新がスムーズに行えるかを確認します。 特にテスト実行画面の見やすさは作業効率に直結するため、ステータスの変更が最小限の手数で完了する設計が理想的です。 また入力項目が多すぎると入力漏れや運用の形骸化を招く原因になるため、不要なフィールドを非表示にするなど、現場の既存の運用に合わせて項目を柔軟にカスタマイズ・調整できるかどうかも見極めのポイントになります。 導入・移行のしやすさ ツールの切り替えをスムーズに行うためには、これまでの資産を無駄にしないための機能が求められます。 Excel上のテストケースを取り込める機能は、既存資産を活かして移行しやすくするポイントとして紹介されています。 これまで蓄積してきた過去プロジェクトのテスト資産をそのまま活用できれば、移行にかかる準備工数を大幅に削減可能です。 さらに、導入初期の設定が複雑すぎず、まずは小さなプロジェクトから段階的に試せるスモールスタートが可能かどうかも重要になります。 検討段階で操作感を確かめられる無料トライアルやデモ環境の有無、困ったときに頼れるサポートやマニュアルが日本語でしっかりと用意されているかも確認が必要です。 チームの運用に合うか 品質管理のプロセスには、QAチームだけでなく開発者やプロジェクトマネージャーなど、多様なステークホルダーが関わります。 そのため、全員がそれぞれの視点で使いやすいと感じられる設計であるかが問われます。 プロジェクトの規模や体制に応じて、メンバーごとに閲覧・編集範囲を制限できる権限設定機能や、複数プロジェクトをまたいで横断的に管理できる仕様であるかは必須のチェック項目です。 またテストケースの承認フローやレビュー運用をツール上で完結できるか、自社が採用しているアジャイル開発やウォーターフォール開発といった開発手法の特性にどちらも柔軟に対応できるかを確認しておくことが定着への近道となります。 定着しないツールにありがちな失敗 選定時に陥りがちな罠として、機能の豊富さだけに目を奪われ、現場の入力負荷を見落としてしまうケースが挙げられます。 機能は多いものの操作が複雑で使われなくなったり、自社の業務フローに合わずに結局独自のルールで運用してしまったりする失敗は少なくありません。 また、導入目的が曖昧なままスタートした結果、既存のExcel管理との二重管理が発生し、現場の負担だけが増えるという最悪のシナリオも考えられます。 上層部への報告に便利なレポート機能だけを重視し、管理者だけが満足して実行担当者の負荷が増大していないか、現場の実務感に寄り添ったシミュレーションを行うことが成功の鍵です。 社内説明で見られる比較ポイント テスト管理ツールの候補を絞り込んだ後は、上長やプロジェクトマネージャー、情報システム部門などのステークホルダーに向けて選定理由を論理的に説明し、承認を得る必要があります。 社内承認をスムーズに得るためには、現場の使いやすさだけでなく、コスト、安全性、組織全体のシステム環境との整合性といった経営・管理目線でのチェックポイントを網羅しておくことが不可欠です。 費用対効果 ツール導入の予算を確保するためには、具体的なコスト構造とそれに見合うリターンを提示しなければなりません。 テスト管理ツールの選定では、必要な機能を定義したうえで、連携性や導入しやすさ、拡張性、価格などを複合的に比較することが重要です。 確認すべき点として、初期費用の有無や月額・年額のランニングコストはもちろん、将来的に利用人数が増えた場合の料金シミュレーションが挙げられます。 検討している機能が上位プランに限定されていないかを精査しつつ、ツール導入によってレポート作成や進捗確認の工数がどれだけ削減できるか、また不具合の見逃しや手戻りの削減がどれほどのコスト回避につながるかという投資対効果の視点を取り入れることで、上層部への説得力が大きく高まります。 セキュリティと権限管理 情報システム部門やセキュリティ担当部署の承認を得るためには、自社の安全基準を満たしているかどうかの検証が必須です。 提供形態がクラウド型かオンプレミス型かを確認し、社内のセキュリティポリシーに適合しているかをチェックします。 また、社外の協力会社や外部委託先と共同でテストを進めるケースを想定し、プロジェクトやユーザーごとにアクセス権限を細かく制御できるか、万が一の際に操作履歴を追える監査ログを確認できるかが重要です。 データの保管場所や暗号化の仕様、バックアップ体制についても事前にベンダーへ確認し、組織の重要な資産であるテストデータやソースコードに関する情報が安全に守られる保証を確保しておく必要があります。 既存ツールとの連携 新しいツールがどれだけ優れていても、すでに社内で稼働している開発プロセスを分断してしまっては効果が半減します。 そのため、JiraやBacklog、GitHub、GitLabといった既存の課題管理・ソースコード管理ツールとスムーズに連携できるかどうかが極めて重要な要素です。 さらに、テスト結果のステータス変更やエラー発生時にSlackやTeamsなどのチャットツールへ自動通知できるか、将来的な自動テスト化を見据えてCI/CDツールと連携できるか、APIが開放されているかも確認しておきます。 既存の開発フローを大きく変えることなく、自然な形で組み込めるツールを選ぶことが、開発チームからの協力を得るための鍵となります。 ベンダー・サポート体制 導入後の安定運用やトラブル発生時の迅速な対応を考慮すると、開発ベンダーの支援体制も見逃せない比較ポイントです。 検討段階や導入前に技術的な疑問を相談できる窓口があるか、トラブル発生時に日本語でのサポート対応が可能であるかは、運用の安心感を大きく左右します。 また、現場への定着を早めるための操作説明会やオンボーディング支援がプランに含まれているか、障害時の対応フローが明確に開示されているかも重要です。 定期的なアップデート頻度や製品の改善方針を確認するとともに、自社と同業種での利用実績や大規模プロジェクトでの導入事例があるかをチェックしておくことで、社内説明の際に「他社でも実績がある」という強力な安心材料を提示できます。 テスト管理ツール選定チェックリスト表 大項目 チェック項目 確認するポイント 重要度 導入目的 導入の背景が明確か Excelやスプレッドシート管理で、最新版管理・進捗把握・不具合連携・レポート作成に課題が出ているかを整理する 高 導入目的 解決したい課題が具体化されているか テストケース管理、進捗可視化、不具合管理との連携、品質報告、リリース判定など、何を改善したいかを明確にする 高 導入目的 導入後のゴールが決まっているか 工数削減、会議時間短縮、テスト漏れ防止、品質状況の説明性向上、現場定着などの成果を定義する 高 テストケース管理 階層構造で管理できるか プロジェクト、機能、画面、テスト種別ごとにテストケースを整理できるか 高 テストケース管理 検索・絞り込みがしやすいか タグ、フィルター、キーワード検索などで必要なテストケースをすぐに探せるか 高 テストケース管理 過去のテスト資産を再利用できるか 既存プロジェクトのテストケースをコピー・流用し、メンテナンスしやすいか 中 テストケース管理 Excelから移行しやすいか 既存のExcelやスプレッドシートのテストケースをインポートできるか 高 テスト実行・進捗管理 担当者を割り当てられるか テストケースごとに実行担当者を設定し、作業状況を追跡できるか 高 テスト実行・進捗管理 実行結果を簡単に記録できるか 成功、失敗、未実施、保留などのステータスを迷わず入力できるか 高 テスト実行・進捗管理 進捗率を自動集計できるか テスト全体の進捗、未消化件数、失敗件数などをリアルタイムに把握できるか 高 テスト実行・進捗管理 遅延や失敗が多い領域を把握できるか 遅れているテストや不具合が集中している機能をすばやく確認できるか 高 不具合・課題管理連携 テスト結果から不具合登録できるか テスト実行画面から不具合を直接登録でき、転記ミスを減らせるか 高 不具合・課題管理連携 テストケースと不具合を紐づけられるか どのテストでどの不具合が見つかったかを追跡できるか 高 不具合・課題管理連携 Jiraなど既存ツールと連携できるか Jira、Redmine、Backlogなど、社内で使っている課題管理ツールと連携できるか 高 不具合・課題管理連携 修正状況を確認できるか 不具合の対応状況をテスト管理ツール上でも確認できるか 中 レポート・ダッシュボード 進捗をグラフで確認できるか テスト進捗、失敗率、不具合件数などを視覚的に把握できるか 高 レポート・ダッシュボード リリース判定に使える資料を作れるか 品質状況を上長や関係部署に説明できるレポートを出力できるか 高 レポート・ダッシュボード CSVやPDFで出力できるか 会議資料や社内報告に使いやすい形式でデータを出せるか 中 レポート・ダッシュボード 定例会議でそのまま使えるか 日次・週次会議で画面共有し、進捗確認に使えるダッシュボードがあるか 中 操作性 初めてでも使いやすいか マニュアルを読み込まなくても、テスト登録・実行・確認が直感的に行えるか 高 操作性 入力負荷が大きすぎないか 入力項目が多すぎず、現場メンバーの作業負担が増えないか 高 操作性 項目をカスタマイズできるか 自社の運用に合わせて、表示項目や入力項目を調整できるか 中 導入・移行 小さく試せるか いきなり全社導入せず、小規模プロジェクトや一部チームで試験導入できるか 高 導入・移行 無料トライアルやデモがあるか 導入前に実際の操作感や自社運用との相性を確認できるか 中 導入・移行 日本語マニュアルやサポートがあるか 導入時に現場が迷わず使えるドキュメントや問い合わせ窓口があるか 中 チーム運用 QA以外の関係者も使いやすいか 開発者、PM、情報システム部門なども必要な情報を確認しやすいか 高 チーム運用 権限設定ができるか メンバーごとに閲覧・編集範囲を制御できるか 高 チーム運用 複数プロジェクトを管理できるか プロジェクト横断でテスト状況や品質状況を確認できるか 中 チーム運用 レビューや承認に対応できるか テストケースのレビュー、承認、変更管理をツール上で行えるか 中 チーム運用 開発手法に合っているか アジャイル開発、ウォーターフォール開発など、自社の開発プロセスに対応できるか 中 費用対効果 初期費用・月額費用が明確か 初期費用、月額・年額費用、ユーザー追加時の料金体系を確認する 高 費用対効果 必要機能がどのプランに含まれるか 必須機能が上位プラン限定ではないかを確認する 高 費用対効果 工数削減効果を説明できるか レポート作成、進捗確認、転記作業などの削減効果を社内説明できるか 高 費用対効果 手戻り削減につながるか 不具合の見逃しや確認漏れを減らし、修正コストを抑えられるか 中 セキュリティ 提供形態が自社方針に合っているか クラウド型かオンプレミス型かを確認し、社内ポリシーに適合するか 高 セキュリティ アクセス権限を細かく設定できるか 社内メンバー、外部委託先、協力会社などの権限を適切に分けられるか 高 セキュリティ 監査ログを確認できるか 誰がいつ何を変更したかを追跡できるか 中 セキュリティ データ保管・バックアップ体制が明確か データ保管場所、暗号化、バックアップ、障害時対応を確認できるか 高 既存ツール連携 課題管理ツールと連携できるか Jira、Backlog、Redmineなど既存の課題管理ツールと連携できるか 高 既存ツール連携 ソース管理・開発ツールと連携できるか GitHub、GitLab、CI/CD、自動テストツールなどと連携できるか 中 既存ツール連携 チャット通知に対応しているか SlackやTeamsにテスト状況や不具合情報を通知できるか 中 既存ツール連携 API連携ができるか 将来的な自動化や独自運用に対応できるAPIがあるか 中 ベンダー・サポート 導入前に相談できるか 検討段階で機能、料金、運用方法について相談できる窓口があるか 中 ベンダー・サポート 導入支援があるか 操作説明会、オンボーディング支援、初期設定支援があるか 中 ベンダー・サポート 障害時の対応が明確か 障害発生時の問い合わせ先、対応時間、復旧フローが分かるか 高 ベンダー・サポート 導入実績があるか 自社と近い業種・規模・開発体制での導入事例があるか 中 定着リスク 機能過多になっていないか 多機能すぎて操作が複雑になり、現場に使われなくなるリスクがないか 高 定着リスク Excelとの二重管理にならないか 導入後もExcel管理が残り、現場負担が増える運用にならないか 高 定着リスク 管理者だけに便利な設計になっていないか レポート機能だけでなく、実行担当者の使いやすさも確認できているか 高 まとめ テスト管理ツールの選定は、単に「機能が豊富なもの」や「価格が安いもの」を選ぶだけではうまくいきません。 まずはExcel管理における現在の課題を洗い出し、何のためにツールを導入するのかという目的とゴールを明確にすることが、選定プロセスの確固たる出発点となります。 実際の比較検討にあたっては、大量のテストケースを効率的にさばける管理機能や、リアルタイムの進捗可視化、そしてJiraをはじめとする既存ツールとの強固な連携といった基本機能のチェックが欠かせません。 それと同時に、実務を担う現場のメンバーが迷わず使える操作性であるか、これまでのExcel資産をスムーズに移行できるかといった「現場への定着リスク」にも目を向ける必要があります。 さらに社内の決裁や情報システム部門の承認をスムーズに得るためには、レポート作成工数の削減といった具体的な費用対効果、クラウド・オンプレミスなどの提供形態に応じたセキュリティ基準、ベンダーのサポート体制までを複合的に評価し、論理的な選定理由を用意しておくことが重要です。 本記事で紹介した詳細なチェックリスト表を活用し、各項目の重要度を自社のプロジェクト規模や開発手法(アジャイル・ウォーターフォール)に合わせてカスタマイズしてみてください。 関係各所が納得する最適なツール選びを実現し、QAチームの属人化解消とプロジェクト全体の品質向上へ向けた大きな一歩を踏み出しましょう。 QA業務効率化ならPractiTest テスト管理の効率化 についてお悩みではありませんか?そんなときはテスト資産の一元管理をすることで 工数を20%削減できる 総合テスト管理ツール「 PractiTest 」がおすすめです! PractiTest (プラクティテスト) に関する お問い合わせ トライアルアカウントお申し込みや、製品デモの依頼、 機能についての問い合わせなどお気軽にお問い合わせください。 お問い合わせ この記事の監修 Dr.T。テストエンジニア。 PractiTestエバンジェリスト。 大学卒業後、外車純正Navi開発のテストエンジニアとしてキャリアをスタート。DTVチューナ開発会社、第三者検証会社等、数々のプロダクトの検証業務に従事。 2017年株式会社モンテカンポへ入社し、マネージメント業務の傍ら、自らもテストエンジニアとしテストコンサルやPractiTestの導入サポートなどを担当している。 記事制作: 川上サトシ (マーケター、合同会社ぎあはーと代表)
はじめに こんにちは。MIU AI戦略本部でAIエンジニアをしている田中宏樹です。 LLMを活用した ...
G-gen の高宮です。当記事は、Google Cloud Next '26 in Las Vegas の 3 日目に行われたブレイクアウトセッション「 Accelerate CI/CD with coding agents 」のレポートです。 G-gen Tech Blog では、現地でイベントに参加したメンバーや、日本から情報をウォッチするメンバーが、Google Cloud Next '26 に関連する記事を発信します。 blog.g-gen.co.jp セッションの概要 ソフトウェア開発の加速と CI/CD の課題 Google CI/CD Extension の概要と特徴 Google CI/CD Extension を用いたデモ 1. Cloud Run への自動デプロイとシークレットスキャン 2. 複数ステージの CI/CD パイプライン設計 3. Terraform による Infrastructure as Code の生成 セッションの概要 本セッションでは、Google の Haroon Chaudhry 氏(Software Development Manager)と Yeshwanth Gunasekaran 氏(Software Engineer)が登壇しました。 セッションでは、生成 AI を用いてコードを記述した後、本番環境へデプロイするまでの CI/CD パイプライン構築に関する課題と、それを解決するための新しい拡張機能である Google CI/CD Extension が発表され、デモを交えて紹介されました。 ソフトウェア開発の加速と CI/CD の課題 2026年4月現在、生成 AI の普及により、開発者の 90% が日常的に AI を使用しています。しかし、AI によって生成されたアプリケーションを本番環境へデプロイする際、約 60% の開発者が課題に直面していると語られました。安全な CI/CD パイプラインを構築するには、単にスクリプトを生成するだけでなく、多様なツールが混在する複雑な環境全体を適切に制御する必要があるからです。 複数の CI/CD プラットフォームの利用、DevSecOps ツールの統合、インフラストラクチャとコードの連携などの課題により、AI の CI/CD 領域での採用率は 27% に留まっています。AI エージェントは単なるコード生成ツールから、インフラストラクチャ全体を統合するオーケストレーターへと進化する必要があることが強調されました。 Google CI/CD Extension の概要と特徴 この課題を解決するため、Gemini エージェントを統合オーケストレーターとして機能させる Google CI/CD Extension が発表されました。 この拡張機能は、 Gemini CLI の拡張機能および Claude Code プラグインとして利用可能であり、オープンソースとして提供されます。 Cloud Run や Google Kubernetes Engine (GKE)などのランタイムに対応しており、自然言語を用いて CI/CD パイプラインの設計、構築、デプロイを行うことができます。 参考 : Gemini CLIを解説 - G-gen Tech Blog 参考 : GitHub Repository : Gemini CLI Extension for CI/CD Google CI/CD Extension は、以下の 4 つのコンポーネントで構成されています。 コンポーネント 説明 Skills CI/CD パイプラインの設計やデプロイに関する事前定義されたワークフローと知識。 Local MCP Server ユーザーの認証情報で実行され、Google Cloud の CI/CD ツールを管理するローカルの Model Context Protocol サーバー。 Grounding through knowledge base CI/CD のベストプラクティスやデプロイメントパターンをパッケージ化したナレッジベース。 Offline Evals オープンソースや独自開発のプロジェクトにおける設計・デプロイパターンをテストする評価システム。 Google CI/CD Extension を用いたデモ 1. Cloud Run への自動デプロイとシークレットスキャン 最初のデモでは、Cloud Code を用いて Python の Flask アプリケーションを Cloud Run にデプロイする様子が示されました。エージェントはアプリケーションの構成を理解し、 Buildpacks を使用してコンテナイメージを構築します。 参考 : Google Cloud の Buildpack 注目すべき点として、コンテナイメージをクラウド上にプッシュする前に、ハードコードされた認証情報がないかを確認するシークレットスキャンが、拡張機能の組み込みチェックとして自動的に実行されました。安全性が確認された後、ユーザーがリージョンや公開設定を指定すると、Cloud Run へのデプロイが完了しました。 2. 複数ステージの CI/CD パイプライン設計 2 つ目のデモでは、Gemini CLI を使用して、 Cloud Build と Cloud Deploy を使用した複数ステージのパイプライン設計が行われました。 参考 : Cloud Build の概要 参考 : Cloud Deploy の概要 以下のプロンプトで指示すると、エージェントは自律的なパイプライン構築ステップを開始しました。 アプリケーション向けに、ステージング環境と本番環境を含む CI/CD パイプラインを設計してください。失敗時に自動ロールバックを行い、Cloud Build と Cloud Deploy を使用してください。 CI/CD パイプライン構築のステップは以下のとおりです。 No 概要 内容 1 要件定義と計画 専用の Skills( google-cicd-pipeline-design 、 google-cicd-release-orchestration )を使用し、Google のベストプラクティスに基づいた計画を立案。 2 デプロイパイプライン構成生成 各環境の Cloud Deploy 構成ファイルを生成。承認ゲートや自動ロールバックルールを自動で組み込み。 3 インフラセットアップ Developer Connect による GitHub 接続、 Artifact Registry 作成、最小権限の IAM ロールを付与したサービスアカウントを準備。 4 ビルド構成の実装 Cloud Build 構成ファイルを作成。リポジトリへのプッシュをトリガーとしたエンドツーエンドのフローを完成。 参考 : google-cicd-pipeline-design 参考 : google-cicd-release-orchestration 参考 : 構成スキーマ リファレンス 参考 : ビルド構成ファイルを作成する 3. Terraform による Infrastructure as Code の生成 最後のデモでは、設計された CI/CD パイプラインのインフラストラクチャを、 Terraform を用いたコードとして生成する様子が披露されました。元のプロンプトに 「Terraform を生成して。」 の1文を追加するだけで、エージェントは専用の Skills google-cicd-terraform を呼び出し、必要な設定ファイルを出力します。 参考 : google-cicd-terraform 生成されたファイルには、Artifact Registry、Cloud Build、Cloud Deploy の設定に加え、専用のサービスアカウントや厳格な IAM ロールの付与までがコード化されており、本番環境レベルのパイプライン構築が対話のみで完結することが示されました。 高宮 怜 (記事一覧) クラウドソリューション部クラウドエクスプローラ課 2025年6月より、G-genにジョイン。前職は四国のSIerで電力、製造業系のお客様に対して、PM/APエンジニアとして、要件定義から運用保守まで全工程を担当。現在はGoogle Cloudを学びながら、フルスタックエンジニアを目指してクラウドエンジニアとしてのスキルを習得中。 Follow @Ggen_RTakamiya

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