TREASURE DATA Engineering Team Interview vol.1

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TREASURE DATA Engineering Team Interview vol.1
マーケティングチームでサマーインターンをしていたキャサリンがトレジャーデータのエンジニアの4つの特徴をまとめました!

謙虚さ、責任感、個の成長、そして創造性。 トレジャーデータでは全てのチームに属する全員が、成功に欠くことができないこれら4本の柱を共有しています。この4本の柱が、トレジャーデータで働く上でどのように反映されているのか、エンジニアチームにインタビューを行いました。 4本の柱とは「謙虚さ」「責任感」「個の成長」「創造性」です。

私はカリフォルニア大学バークレー校の学生です。この夏のあいだ、トレジャーデータの日本オフィスでインターンをしていました。 新しくチームにジョインした私にとって、エンジニアグループへのインタビューは新鮮なものでした。大学でコンピューターサイエンスを学んでいますので、エンジニアの方々がトレジャーデータで取り組んでいる課題を、とても興味深く聴くことができました。 経験上、私はシリコンバレーのテック企業で働いている多くの学生や卒業生と話す機会がありましたが、トレジャーデータのエンジニアの皆さんと、他社のソフトウェアエンジニアとの違いは才能や知識ではないと気付かされました。どちらかといえば、それぞれのエンジニアのキャラクターにおいてチームを活性化する最も大きな違いは、シリコンバレーと日本に拠点があるというユニークさと、それでいて円滑なコミュニケーションにあったのです。 この記事を通じて、トレジャーデータのエンジニアにとって独特な環境を生み出していると私が感じる、4つの決定的な特徴をまとめました。

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※ 役職、ロールはインタビュー当時のものです。
キャサリン:Marketing Intern (Interviewer)
ミケーレ:VP of Engineering (当時)
サイトウ:Tech Lead of Presto team
コマツ:Software Engineer in Backend team
ササキ:Software Engineer in Presto team
アントニオ:Product Manager of Query Engine and Storage
ロブ:Director of Product

Humility.【謙虚さ】

トレジャーデータで卓越したエンジニアになるためには、謙虚であることが中心に据えられます。どのエンジニアと話しても、まっさきに気付かされるのは彼らの謙虚さです。下記のインタビューでは、あるエンジニアのトレジャーデータにおけるキャリアや人生に、謙虚さがどのような影響をもたらしたかをご紹介します。

キャサリン:トレジャーデータのカルチャーで、あなたにポジティブな影響を与えた観点はどういったものがありますか?

ミケーレ:謙虚さです。 謙虚さは、初日から私がトレジャーデータにいたい理由であり、敢えて言えば私が入社する以前からそうでした。一所懸命に仕事をする上で、控えめで才能豊かなエンジニアたちが平等な企業風土を築いている謙虚さは、私にとってもこの場所で過ごす上で重要な観点となっています。このことはエンジニアでなくとも全員に当てはまります。 おそらくは日本的なDNAの一部なのでしょうが、謙虚さはトレジャーデータの全領域にとても良い影響を与えていますね。採用でも見出されるべき基準になっています。 それは私がここで過ごす上で重要な観点となっており、ここで働く、多くの謙虚で優秀なエンジニアとともに、平等な企業風土を作り上げている。

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サイトウ:トレジャーデータのカルチャーで良いところは、まさに顧客中心主義であることです。いついかなる時もそのアプローチを取っています。もし本当に才能溢れるエンジニアを採用するなら、彼らはテクノロジーにフォーカスするでしょう。しかし彼らが構築するテクノロジーは、私たちのお客さまをサポートするためのものなのです。そう考えることが、カルチャーです。次にすべきことを考えるとき、それがUIであろうが、新しい改善であろうが、私たちが常に念頭に置くのはお客さまのことです。とても良いカルチャーですよね。

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Responsibility. 【責任感】

トレジャーデータのエンジニアは業務の中核を担います。彼らは複雑な業務に対して重要な責任を負います。優れたエンジニアであるということは、責任感のある人物であるということと同意です。こうした責任感が彼らの仕事にどのように影響を与えているかをご覧ください。

キャサリン:トレジャーデータで現在取り組んでいる重点的な課題を教えてください。

ロブ:人材採用です!(笑)

コマツ:私たちは膨大なデータを扱う必要があります。そうしたデータを複数のインスタンスに対して取り扱うために、分散システムの開発が求められています。非常に難易度の高いタスクです。そのためにチームで一致団結し、パフォーマンスを向上させていかなければなりません。このような取り組みは個人的にもとても興味深いです。

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アントニオ:トレジャーデータのお客様は、様々な要望であったり、多種多様なデータを保有しています。そのため私たちは、他には例を見ない規模感、また運用の自動化が可能なサービスの構築に取り組んでいます。 加えて、ハードウェアリソースやクラウドベースのソフトウェアやサービスを最大限活用しています。 そして今まさに取り組んでいるのは、私たちで構築してきたコンポーネントと、クラウドプロバイダーによってもたらされるケーパビリティを結びつけることです。それによって、より大容量で複雑なデータ・アナリティクス要件を処理することが可能なシステムを構築しています。

トレジャーデータでは、こういった課題に取り組む様々なチームに幅広い才能をもった仲間がいます。彼らのほとばしるアイディアが私自身のアイデアに磨きをかけてくれるように感じます。 私は非常に大きなキャンバスとそれを彩るパレットを手に入れ、それが本当にお客様のためになるサービスを生み出している、そんな感覚があるのです。。

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キャサリン:マーケティングテクノロジーの最先端を行く仕事をしているのはどう感じますか?

アントニオ:トレジャーデータは、マーケティングとカスタマーデータに注力するテクノロジー企業ですよね。その特徴のひとつとしては、データプライバシーに関する疑義や、現在とくに注目されている個人情報の取扱いに対して、最前線にいるということです。 顧客データから技術的な可能性やビジネスで利益を生み出すかどうかだけに目を向けるのではなく、ビジネスにおける倫理、また実際の顧客情報を取り扱う倫理について向き合うこと。それがつまり、CDPのプロジェクトに携わるということです。そして、そういったことは、今このタイミングでCDPに関わるということでこそ、経験可能なものですね。

Personal Growth.【個の成長】

トレジャーデータでは、エンジニア個々人の成長を大切にしています。エンジニアの成長は会社の利益に繋がっており、それゆえ彼らの好奇心は推奨され、促進されています。特にオープンソースプロジェクトやメンターシップの形で、こういった成長はサポートされます。以下のインタビューを通して、エンジニアの経験に、トレジャーデータのバリューがどのような影響を与えているかご覧いただければと思います。

キャサリン:トレジャーデータでの知的といってもよいコミュニティは、あなたの職場環境と個人的な成長にどのような良い影響を与えてくれますか?

カイ:トレジャーデータの先輩であるレオ(サイトウ)は、実は自分の大学時代の担当教授でもありました。そのため、一緒に仕事をするのは変な気持ちですが、彼から学べることはたくさんあります。というのも、彼は非常に経験豊かでたくましく、また学術分野で多くの経験とスキルを持っているからです。今は、私にとってそれが最も興味深い経験となっていますね。

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アントニオ:以前、簡単に言及したことをお伝えしたいのですが、レオ(サイトウ)は多くのエンジニアと作業グループを組んでいて、学会の新旧の研究論文を読みこみ、研究を行っているんです。私たちが抱える問題に対して、研究コミュニティに存在する技術が使用できるかを考え出すという、いわば知的活動領域において、製品の特徴を超えて、少し大きな視点を持つようにしています。トレジャーデータのエンジニアであるということは、ある面では大学院生であるようなことだとイメージしています。

キャサリン:どのようにオープンソースプロジェクトを開発しているのですか?

サイトウ:私はオープンソースプロジェクトにとても興味があります。半分は仕事、半分は趣味のような形でこのプロジェクトに取り組んでいて、今は分散システムを構築する基礎要素を手がけています。それは、日々の開発で使用される共通ライブラリになる可能性もあります。こうした知見を収集した後、開発のためにオープンソース化します。これが現在、私が取り組んでいるものです。

Creativity.【創造性】

トレジャーデータのSaaS(Software as a Service)は先進的な思想と言えます。そのクリエイターや開発者がマーケティングテクノロジーの分野におけるリーダーであるべきだということは驚きではないかと思います。私たちのエンジニアは技術的な才能に溢れているというだけでなく、顧客視点や製品のビジネス的側面を理解しています。この創造性こそ、トレジャーデータに成功をもたらしてきた理由と言えます。こうした側面について、エンジニアに話を伺いました。

キャサリン:マーケティングテクノロジーの最前線で働くのはどのような気分ですか?

ロブ:マーケティングテクノロジーだけでなく、複雑なテクニカルエンジニアリングとマーケティングテクノロジーの交わる地点の最前線にいることができるのは、とても素晴らしいことだと思います。もし両者に触れることができなければ、今のような成功はなかっただろうと思います。 質問を少し変え、もう少し範囲を拡げて、何が最もエキサイティングかということに言及してみますね。 それは両者の領域を行き来しながら思考することができる、とても説得力のある、知的な環境を生み出しています。また、具体的なビジネス価値を直接生み出すエンジニアとって、それらが自らの課題を解決することと直接結びついているのも良い点です。技術的な向上という要素が直接、マーケティング活動の成功にインパクトを与え、ビジネス価値やエンジニアリングサクセスとも結びつくことができるのは良いことですね。

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トレジャーデータは新しい仲間を募集中です。 責任ある大きな仕事、複雑な課題に取り組む未来にワクワクしている方、謙虚さと自己研鑽を大事にするチームで仕事がしたい方、ご連絡をお待ちしています!

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