Ruby入門編!Rubyでできることや学習法もご紹介!
比較的に易しい言語であるといわれている「Ruby」。
フレームワークである「Ruby on Rails」もあって、多くのWeb開発の現場で使われているプログラミング言語の1つです。
学習したての方は、Rubyで具体的に何ができるのか、また、どんなことを勉強したらいいのかイメージがつきにくいですよね。
今回は、そういったRuby入門者の方に向けて、Rubyについての概要を解説していきます。
Ruby入門!Rubyでどんなものが作れるの?
Webアプリ
Rubyが1番使われているのは、Webアプリケーション開発の現場です。
次項でご紹介する「Rubyで作られたサービス例」でも参照していますが、みなさんが普段使っているサービスもRubyによって開発されていることが非常に多く、Webアプリ開発では非常にニーズのある言語なのです。
つまり、WebアプリをRubyで作れるようになることで多くの企業で就業することが可能であり、企業からのニーズも非常に高いので、とても就職・転職に有利な言語でもあるのです。
API
APIとは、「アプリケーションプログラミングインターフェイス」というソフトウェアの一部をネット上に公開することで誰でも外部からその機能を利用することができる仕組みのことです。
アプリケーションを作る時、そのプログラミング言語だけで開発するというイメージを持っている人は多いかもしれません。
しかし、そのサービスにデータ保存機能をつけて、サーバーでデータを保存したり、処理したりしたいとなった場合には、「API」を使って、サーバーのプログラムを実装する必要があるのです。
RubyはこういったAPIを作成する時にも利用されていて、他の言語と併用して作る際に使われています。
スクレイピング
スクレイピングとは、Web上の情報を抜き取って、加工してしようする技術のことを言います。
Rubyはスクレイピング用のライブラリも存在するので、スクレイピングをする時の第一候補として挙げられることも多いです。
機械学習
現在、プログラミングの業界内では「AI」や「機械学習」などの単語が非常に流行キーワードとなっていますが、この「機械学習」もRubyで書くことが可能なのです。
ただ、この分野に関しては、Pythonに大きく遅れを取っていて、Pythonの方がはるかにRubyよりも注目されています。
Rubyで機械学習をするためには、PycellというPythonをRubyで動かすためのGemが必要で、これを利用するとPythonをベースに機会学習ができるのでとっても学びやすいです。
スマホアプリ
Rubyはほとんどの方が完全に、「Webアプリを作るためのもの」として認識していますが、実はRubyはスマホアプリを作成することもできます。
「RubyMotion」「Rubot」といったライブラリも開発されていて、このライブラリを使用することでスマートフォンのアプリケーションも作ることができるのです。
Rubyで作られたサービスの例
Airbnb
Airbnbは近年話題になっているワードの1つでもある「シェアリングエコノミー」を軸にした、シェアリング民泊サービスです。
すでに利用したことのある方も多いかと思いますが、普通のホテルや旅館に泊まるのではなく安く泊まることができるので、宿泊費用を格段に抑えることができます。
Rubyは日本だけではなく、世界中で展開されているサービスでも作られているのです。
クラウドワークス
2011年に創業し、今や日本でも最大級の「クラウドソーシングサイト」として利用されているクラウドワークスは、「21世紀の新たなワークスタイルを提供する」というミッションの元、新しい働き方を与えています。
開発においては、Ruby on railsの生産性の高さにより、少人数での開発を実現していて、サーバーの移設を見越したシステム構築を行なっています。
Gunosy
日本最大級のキュリエーションニュースアプリも、開発にRubyが使われています。特にWeb版のグノシーはほぼ完全にRubyを使って開発されていて、求人サイトでは、Rubyのエンジニアの募集をかけていることも多いです。
Rubyの勉強におすすめの学習サイト3選!
ドットインストール
ドットインストールは、「3分動画でマスターするプログラミング学習サイト」をコンセプトとしているプログラミング学習サービスです。
動画でわかりやすく簡単に解説してくれるので、Rubyだけではなく、他の言語の学習者からも、そのわかりやすさと使いやすさから非常に指示を集めている言語の1つであると言えます。
ドットインストールでは、Ruby入門編の動画が無料で閲覧できるので、簡単な知識であれば、ドットインストールを学習することでだいたいは学習することができるようになるため、非常におすすめの学習サービスの1つです。
Progate
今日本で1番有名なプログラミング学習サービスであるといっても過言ではないのが、このプロゲートです。様々な言語を網羅しているプロゲートですが、「Ruby」「Ruby on rails」の2つのコースがあるために、両方学習することが可能です。
プログラミング学習者に多いのが、プログラミング学習をしていく上で、基礎的なことを学んでいくうちに、実践に移る前に挫折してしまうケースです。
プロゲートでは、こういったことを防ぐため、学習者に実際にコードを書いてもらうことで、レッスンを進めていく実践形式のスタイルなので、わかりやすいかつ、実際に使っていくイメージをつけながら学習することができます。
「参考書を読んで学習したけど、実際どう使ったらいいのかあまりわからない・・・」そう思っている学習者の方にぴったりなプログラミング学習サービスなので、ぜひとも利用してみてはいかがでしょうか。
Udemy
Udemyは、オンライン教育プラットフォームであるUdemyは、独学で学びたい方にはぴったりの学習サービスです。
Udemyでは、その分野のプロが学習者向けに動画教材を作成して、コンテンツとして発信しており、より実践的に学ぶことができる学習コンテンツが大量にアップロードされています。
実際にUdemyで「Ruby」と検索をかけてみたところ、203もの動画教材がアップロードされていて(2019/1/24現在)、とても多くの教材から自分にあった者を選ぶことができるため、おすすめです。
まとめ
今回は、Ruby学習入門者の方に向けて、Rubyでできることと、おすすめの学習サービスについて主にご紹介してきました。
Rubyは現場でも求められているニーズが高く、企業もRubyができるエンジニアを求めているため、就職を考えているなら、学んで損はない言語です。
学習初心者の方、またはこれから学習しようとしている方は、本記事を参考にして、Rubyを学習してみてはいかがでしょうか。
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