TECH PLAY

Ruby

イベント

マガジン

技術ブログ

こんにちは、ソフトウェアエンジニアの多根(@SEED0228777)です。普段は、検索領域で地域情報検索システムのためのプラットフォームを開発・運用しております。2025年10月11日から13日の3日...
G-gen の杉村です。2026年2月に発表された、Google Cloud や Google Workspace のイチオシアップデートをまとめてご紹介します。記載は全て、記事公開当時のものですのでご留意ください。 はじめに Google Cloud のアップデート BigQuery でパラメータ化クエリがコンソールから実行できるように Spanner で SQL からリモート関数を実行できるように(Preview) Google Cloud remote MCP Server が Resource Manager に対応(Preview) Gemini Enterprise と NotebookLM Enterprise でクエリ履歴がログ出力 Looker Studio(Pro)で複数のアップデート 複数サービスのリモート MCP サーバーが提供開始(Preview) Cloud KMS の Autokey がプロジェクトレベルで有効化可能に(Preview) BigQuery に新 AI 機能「dataset insights」が登場(Preview) Gemini Enterprise にモバイルアプリが登場(Private GA) App Engine(Standard 環境)からCloud Runへの移行コマンドが Preview Network Intelligence Center の Flow Anlyzer にレイテンシモードが登場 Looker の Conversational Analytics が iframe で埋め込み可能に(Preview) Vertex AI Search の回答用モデルで Gemini 3 Pro が Preview 公開 BigQuery で複数リージョンのデータを結合できるグローバルクエリが Preview Security Command Center の Standard tier が刷新 Gemini 3.1 Pro が登場 Gemini Enterprise でノーコードエージェントの共有が可能に BigQuery でデータセット復元のための UNDROP SCHEMA が GA Cloud Run functions(2nd gen)の Direct VPC Egress が一般公開(GA) ファイアウォールポリシーで Network contexts が使用可能に BigQuery のレガシー SQL が廃止へ(2026-06-01から) Gemini 等の呼び出しの料金体系の選択肢が追加(Preview) Google Workspace のアップデート Chromebook Plus の Chrome ブラウザに Gemini が統合(米国のみ) Google Meet の音声リアルタイム翻訳が一般公開、日本語は未対応 Gmail に校正(proofread)機能が登場 新アドオン「AI Expanded Access」が登場 Google カレンダーにおける DLP(Data Loss Prevention)が Beta 公開 Google ドキュメントで「音声概要」が使用可能になる Google Workspace 管理コンソールで Gemini の使用状況レポートが強化 Gemini アプリで30秒間の音楽を生成できるようになった Googleスプレッドシートに SHEET() 、SHEETS() 関数が登場 Google グループの「組織外のメンバーを禁止」が厳格化 Google フォームの回答結果を Gemini で定量的に分析できるように Google Vids の AI アバター&ボイスオーバー(音声生成)が日本語に対応 Gemini アプリから Google Chat をデータソースとして参照できるように はじめに 当記事では、毎月の Google Cloud(旧称 GCP)や Google Workspace(旧称 GSuite)のアップデートのうち、特に重要なものをまとめます。 また当記事は、Google Cloud に関するある程度の知識を前提に記載されています。前提知識を得るには、ぜひ以下の記事もご参照ください。 blog.g-gen.co.jp リンク先の公式ガイドは、英語版で表示しないと最新情報が反映されていない場合がありますためご注意ください。 Google Cloud のアップデート BigQuery でパラメータ化クエリがコンソールから実行できるように Run parameterized queries (2026-02-02) BigQuery でパラメータ化クエリが Google Cloud コンソールから実行できるようになった。これまでは bq コマンドやプログラムからしか実行できなかった。 パラメータ化クエリ(Parameterized queries)とは、 @変数名 や ? といったプレイスホルダを置いておき、後から値を渡せるクエリのこと。 Spanner で SQL からリモート関数を実行できるように(Preview) Spanner remote functions (2026-02-02) Spanner で SQL からリモート関数を実行できるようになった(Preview)。 Cloud Run または Cloud Run functions に関数をホストして SQL から呼び出し可能。複雑なロジックを SQL から切り離して任意の言語で記述できる。 Google Cloud remote MCP Server が Resource Manager に対応(Preview) MCP Reference: cloudresourcemanager.googleapis.com (2026-02-03) Google Cloud remote MCP Server が Resource Manager に対応(Preview)。 現在のところ使用可能な tool は search_projects のみ。会話の中でプロジェクト ID が必要になったときなど、他の MCP server 等と組み合わせて使用か。 Google Cloud remote MCP Server については、以下の記事を参照。 blog.g-gen.co.jp Gemini Enterprise と NotebookLM Enterprise でクエリ履歴がログ出力 Gemini Enterprise release notes - February 04, 2026 (2026-02-04) Gemini Enterprise と NotebookLM Enterprise でユーザザークエリとレスポンスが Cloud Logging に記録されるようになった。 REST API 経由で明示的な有効化が必要。NotebookLM Enterprise は、ドキュメント上はクエリ履歴は記録されないように見える。ノートブック作成、共有、削除、取得が記録される。 Looker Studio(Pro)で複数のアップデート Looker Studio release notes (2026-02-05) Looker Studio Pro Looker Studio Pro のサブスクリプションが Google Workspace 管理コンソールから購入できるようになった(従来は Looker Studio コンソールから購入) Conversational Analytics で、思考(reasoning)のステップが閲覧できるようになった Looker Studio チャート(図表)を PNG 画像としてエクスポートできるようになった レポート内の特定コンポーネントへのリンクを生成できるようになった 複数サービスのリモート MCP サーバーが提供開始(Preview) Supported products (2026-02-05) 複数サービスのリモート MCP サーバーが提供開始(Preview) Cloud Monitoring Cloud Logging Developer Knowledge API Vertex AI Search Google Cloud remote MCP Server については、以下の記事を参照。 blog.g-gen.co.jp Cloud KMS の Autokey がプロジェクトレベルで有効化可能に(Preview) Enable Cloud KMS Autokey (2026-02-11) Cloud KMS の Autokey がプロジェクトレベルで有効化可能になった(Preview)。 Autokey とは、Cloud KMS の暗号鍵を自動で生成、ローテなどしてくれる機能。ストレージ暗号化のために都度 KMS 鍵を手動で新規作成しなくてよい。 従来は、「フォルダレベルで有効化」する必要があった。 BigQuery に新 AI 機能「dataset insights」が登場(Preview) Generate dataset insights (2026-02-12) BigQuery に新 AI 機能「dataset insights」が登場(Preview)。 あるデータセット内のインサイト情報を生成する。以下が生成される。 データセットの説明(Description) テーブル間の関係性を可視化する「関係グラフ」 テーブル間の関係性を明らかにするための「サンプルクエリ」 ...等。 BigQuery dataset insights Gemini Enterprise にモバイルアプリが登場(Private GA) Gemini Enterprise release notes - February 12, 2026 (2026-02-12) Gemini Enterprise にモバイルアプリが登場(Private GA)。 使用には Google に申請が必要。モバイル端末から企業データを元にした AI タスクが実現可能。 App Engine(Standard 環境)からCloud Runへの移行コマンドが Preview App Engine standard environment for Java gen2 release notes - February 12, 2026 (2026-02-12) App Engine(Standard 環境)からCloud Runへの移行補助コマンドが Preview 公開。 Java、PHP、Node.js、Python、Ruby、Goの各言語に対応。 Network Intelligence Center の Flow Anlyzer にレイテンシモードが登場 Flow Analyzer overview (2026-02-13) ネットワーク管理ツール Network Intelligence Center の Flow Anlyzer に、パケットの RTT を分析可能な「レイテンシモード」が登場(GA)。 VPC Flow logsをもとにしてレイテンシ傾向を確認できる。 Looker の Conversational Analytics が iframe で埋め込み可能に(Preview) Embedding Conversational Analytics (2026-02-17) Looker の Conversational Analytics が iframe で埋め込み可能に(Preview)。 自社サイトやアプリに会話形分析を埋め込める。現在は Looker(Original)でのみ対応であり Google Cloud core では使用できない。 Vertex AI Search の回答用モデルで Gemini 3 Pro が Preview 公開 Answer generation model versions and lifecycle (2026-02-17) Vertex AI Search の回答用モデルで Gemini 3 Pro( gemini-3-pro-preview/answer_gen/v1 )が Preview 公開。 これまでは Gemini 2.5 Flash、Gemini 2.0 Flash のみ。なお Gemini 3 Flash はまだ使えない。 BigQuery で複数リージョンのデータを結合できるグローバルクエリが Preview Global queries (2026-02-17) BigQuery で複数のリージョンに保存されているデータセットを統合して参照できるグローバルクエリ機能が Preview 公開された。 これまでは異なるロケーションのデータ同士は結合できないため転送が必要だった。別プロジェクト同士でも実行可。 Security Command Center の Standard tier が刷新 Standard tier enhanced and automatically activated for some customers (2026-02-11) Security Command Center の Standard tier(無償)が刷新。 2026年2月11日から数カ月かけて自動的に移行される。DSPM などこれまで使えなかった機能が追加される一方で Web Security Scanner custom scans などは使えなくなる。 Gemini 3.1 Pro が登場 Gemini 3.1 Pro: A smarter model for your most complex tasks (2026-02-19) Gemini 3.1 Pro が登場。複雑なタスクやアニメーション生成などでより強化。 Vertex AI、Google AI Studio、Gemini CLI、Geminiアプリ、NotebookLMなどで提供開始。 Gemini Enterprise でノーコードエージェントの共有が可能に Share an agent (2026-02-23) Gemini Enterprise で個人が作成したノーコードエージェントを他人に共有できるようになった。 データソースへのアクセス権も共有されてしまうので注意。管理者による承認を必須にもできる。 BigQuery でデータセット復元のための UNDROP SCHEMA が GA Share an agent (2026-02-23) BigQuery で誤って削除したデータセットを復元するための UNDROP SCHEMA 構文が Preview → 一般効果(GA)された。タイムトラベル期間内のデータが復旧できる。 以下の記事も参照。 blog.g-gen.co.jp Cloud Run functions(2nd gen)の Direct VPC Egress が一般公開(GA) Configure Direct VPC egress for 2nd gen functions (2026-02-24) Cloud Run functions(2nd gen)の Direct VPC Egress が Preview → 一般公開(GA)。 関数から VPC リソースや VPN で接続されたオンプレミスリソースへ、プロキシインスタンスなしでアクセスできる。 ファイアウォールポリシーで Network contexts が使用可能に Network contexts (2026-02-25) ファイアウォールポリシーで Network contexts が使えるようになった。 IP アドレス帯で指定しなくても、コンテキストで接続元や宛先を指定できるようになりルール構成を簡素にできる。使えるコンテキストは以下のとおり。 Internet : インターネットとの送受信トラフィック Non-internet : 非インターネット。ロードバランサ、IAP、VPC など VPC networks : Non-internet のサブセットで、VPC ネットワーク間などの通信 Intra-VPC : Non-internet のサブセットで、同一の VPC 内での通信 BigQuery のレガシー SQL が廃止へ(2026-06-01から) Legacy SQL feature availability (2026-02-25) 以前から周知のとおり BigQuery のレガシー SQL は使えなくなる。免除申請も可能。 組織で 2025-11-01 から 2026-06-01 の間でレガシー SQL が使われていない場合、レガシー SQL は 2026-06-01 から使えなくなる 組織で 2025-11-01 から 2026-06-01 の間でレガシー SQL が使われた場合、既存ワークロードは稼働し続けるが、新規のものは稼働しなくなる可能性がある Gemini 等の呼び出しの料金体系の選択肢が追加(Preview) Vertex AI consumption options (2026-02-24) リリースノート未掲載(ドキュメント更新は 2026-02-24)。 Vertex AI 経由の Gemini 等の呼び出しの料金体系はこれまで Pay Go / Provisioned Throughput の2種類だったが、Pay Go が3種類(Standard / Priority / Flex) に増え、割り当てと単価が異なる。 Priority は 429 Resource exhausted 対策になる。 Standard : 従来の通常の従量課金 Priority : 単価が高い代わりにより高い割り当て Flex : 単価が安い代わりにレイテンシが大きい Google Workspace のアップデート Chromebook Plus の Chrome ブラウザに Gemini が統合(米国のみ) Gemini in Chrome is coming to Chromebook Plus devices (2026-02-03) Chromebook Plus(Chromebook のハイエンド版)の Chrome ブラウザに Gemini が統合。 ただしまずは米国内ユーザーのみ。ブラウザ上の記事の要約や開いているタブをコンテキストにしたタスク実行など。 Google Meet の音声リアルタイム翻訳が一般公開、日本語は未対応 Speech translation in Google Meet now generally available for businesses (2026-02-04) Google Meet の音声リアルタイム翻訳が一般公開(GA)された。 日本語は未対応で、英語、スペイン語、仏語、独語、ポルトガル語、イタリア語に対応。2026-01-27から順次ロールアウト。 Gmail に校正(proofread)機能が登場 Proofread your email with Gemini in Gmail (2026-02-04) Gmail に校正(proofread)機能が登場。生成 AI モデル Gemini が文章を簡潔・洗練されるよう書き換えを提案してくれる。 2026-02-04から順次展開される。ただし、日本語の対応状況はドキュメントに記載がなく不明。 新アドオン「AI Expanded Access」が登場 Get higher access to advanced AI in Google Workspace (2026-02-05) Google Workspace でより大きいAI機能の割り当て(使用回数上限)が得られる新しいアドオン「AI Expanded Access」が登場。 通常の Workspace プランより、画像や動画生成回数が多かったり、Proモデルの回数上限が大きくなる。 Google カレンダーにおける DLP(Data Loss Prevention)が Beta 公開 Data loss prevention policies for Google Calendar now available in beta (2026-02-11) Google カレンダーにおける DLP(Data Loss Prevention、データ損失防止)が Beta 公開。Enterprise Standard エディション以上が対象。 カレンダー予定への添付ファイルや、説明欄テキストに機密データが添付されることを防ぐ。試用にはフォームから申請が必要。 Google ドキュメントで「音声概要」が使用可能になる Listen to audio summaries in Google Docs (2026-02-12) Google ドキュメントで「音声概要」が使用可能になる。 Gemini が Docs を要約して音声で読み上げる。音声種別や読み上げ速度の調整も可能。 Google Workspace Business Standard 以上または Google AI Pro が必要。2026-02-12から15日間程度かけて順次展開。 Google Workspace 管理コンソールで Gemini の使用状況レポートが強化 View Gemini feature usage and threshold reports in the Admin console (2026-02-17) Google Workspace 管理コンソールで Gemini の使用状況レポートが強化された。 使用量上限(割り当て)へ達しているユーザー数なども見え、エディションのアップグレードの判断に使える。 Gemini アプリで30秒間の音楽を生成できるようになった Create custom soundtracks with Lyria 3 in the Gemini app (2026-02-18) Gemini アプリで30秒間の音楽を生成できるようになった。 Google の Lyria 3 モデルを使用。展開まで3日程度かかる場合あり。Google Workspace ユーザーや個人の Google アカウントでも利用可能。 Googleスプレッドシートに SHEET() 、SHEETS() 関数が登場 Two new functions in Google Sheets (2026-02-23) Googleスプレッドシートに以下の関数が新登場 =SHEET() =SHEETS() 引数で渡したシート名の番号を返したりファイルのシート数を返すため、ファイルの構成が変わっても数式の維持ができる。15日間かけてロールアウト。 Google グループの「組織外のメンバーを禁止」が厳格化 New internal and external membership classifications for Google Groups (2026-02-23) Googleグループの「組織外のメンバーを禁止」が厳格化。 これまで「組織外のメンバーを許可する」をオフにしても、管理者による操作やグループをネストすること等で所属できてしまったが、今後は不可能になる。2026年5月15日以降に適用。 Google フォームの回答結果を Gemini で定量的に分析できるように AI avatars and AI voiceovers in Google Vids now available in seven new languages (2026-02-24) Google フォームの回答結果を Gemini で定量的に分析できるようになる。 回答結果一覧を「テーマ別パーセンテージ」で集計して、回答の傾向をグラフで表示。Business Standard 以上に順次展開される。 Google Vids の AI アバター&ボイスオーバー(音声生成)が日本語に対応 AI avatars and AI voiceovers in Google Vids now available in seven new languages (2026-02-24) 動画編集ツール Google Vids で、AI アバター&ボイスオーバー(音声生成)が日本語に対応。 AI 生成の人物が入力した台本に基づいてナレーションしてくれる。これまで英語のみ対応していた。Google Workspace ユーザー向けに順次展開。 Gemini アプリから Google Chat をデータソースとして参照できるように Google Chat now available as a data source in Gemini app (2026-02-25) Gemini アプリから Google Chat をデータソースとして参照できるようになった。 従来の Google ドライブ、Gmail などに加えての追加。 杉村 勇馬 (記事一覧) 執行役員 CTO 元警察官という経歴を持つ IT エンジニア。クラウド管理・運用やネットワークに知見。AWS 認定資格および Google Cloud 認定資格はすべて取得。X(旧 Twitter)では Google Cloud や Google Workspace のアップデート情報をつぶやいています。 Follow @y_sugi_it
はじめに こんにちは。 寺島です。 普段はマイニフティチームでスマホアプリ(マイ ニフティ)の開発に携わっています。 最近はAIでの開発が活発になってきましたね! 私は主にClaude Codeでの開発を行っています。 基本的には、快適に開発をお任せしている状況なのですが、 Claude CodeでiOSアプリの開発を行う中で、とてもネックになる部分が出てきました。 ビルドがうまくできない 新規グループやファイルの追加が、Xcodeで認識されない 上記の2点で本当によく詰まってしまい、開発体験が著しく下がってしまう状況でした。 ビルドは、対象のシミュレーターを起動してみたいなことが苦手のようで、延々と転け続けていましたし、ファイル追加は、Xcodeprojの操作が苦手なようで既存の構成を壊してしまっていました。 最近は公式のMCPなどで解決ができるようなのですが、もっと手軽にスクリプトで解決する方法がありますので、ご紹介させていただければと思います。 この記事では、プロジェクトルートの .claude/ 配下に scripts/ ディレクトリを配置し、CLAUDE.mdやSKILLS.mdから呼び出すパターンを紹介します。 scriptsの解説 .claude/scripts/ ディレクトリにプロジェクト固有のスクリプトを配置します。 今回は、CLAUDE.mdなどから相対パスで呼び出す形で実現します。 嬉しいこと ビルドで失敗することがなくなります .xcodeproj を編集を代わりにやってくれます ディレクトリ構成 your-project/ └── .claude/ ├── CLAUDE.md # 「./.claude/scripts/on_build.shや./.claude/scripts/on_new_file を実行」と記載 └── scripts/ ├── on_build.sh # ビルド実行スクリプト └── on_new_file.sh # ファイル作成スクリプト 1. ビルドスクリプト(.claude/scripts/on_build.sh) 実装例(iOS/Xcode) : ※ 指定するシミュレーターは必ず利用できるシミュレーターを指定してください #!/bin/bash # iOS: Xcodeビルド # 環境に応じて以下を変更してください: # - ワークスペース/プロジェクト名 # - スキーム名 # - ターゲットデバイス xcodebuild -workspace YourApp.xcworkspace \ -scheme YourScheme \ -sdk iphonesimulator \ -destination 'platform=iOS Simulator,name=iPhone 17 Pro' \ -derivedDataPath ./.build \ build 実行権限を付与: chmod +x .claude/scripts/on_build.sh 2. ファイル作成スクリプト(.claude/scripts/on_new_file.sh) 環境固有の部分があります。 : Dir.glob('*.xcodeproj').first – プロジェクトファイルの検索パターン(環境に応じて変更が必要) project.targets.first – ターゲットの選択(複数ターゲットがある場合は適宜変更が必要) 実装例(Xcodeプロジェクトへの自動登録) : #!/bin/bash # iOS: Xcodeプロジェクトにファイルを追加するフック # 前提: xcodeproj gem がインストール済み(gem install xcodeproj) # 使用例: ./.claude/scripts/on_new_file.sh app/Module/Feature/NewFile.swift FILE_PATH="$1" if [ -z "$FILE_PATH" ]; then echo "使い方: $0 <ファイルパス>" exit 1 fi if [ ! -f "$FILE_PATH" ]; then echo "エラー: ファイルが存在しません: $FILE_PATH" exit 1 fi # Rubyスクリプトを実行してXcodeプロジェクトに追加 ruby -r xcodeproj <<RUBY def find_or_create_group(project, path_components) current_group = project.main_group path_components.each do |component| next_group = current_group.children.find { |child| child.is_a?(Xcodeproj::Project::Object::PBXGroup) && child.display_name == component } if next_group.nil? next_group = current_group.new_group(component, component) end current_group = next_group end current_group end begin project_path = Dir.glob('*.xcodeproj').first if project_path.nil? puts "エラー: Xcodeプロジェクトが見つかりません" exit 1 end project = Xcodeproj::Project.open(project_path) file_path = '${FILE_PATH}' path_parts = file_path.split('/') file_name = path_parts.pop group_path = path_parts group = find_or_create_group(project, group_path) # ファイルの重複チェック existing_file = group.children.find { |child| child.is_a?(Xcodeproj::Project::Object::PBXFileReference) && child.display_name == file_name } if existing_file puts "エラー: ファイルは既にプロジェクトに存在します: #{file_path}" exit 1 end # 新規ファイルの追加 file_ref = group.new_file(file_name) project.targets.each do |target| target.add_file_references([file_ref]) end project.save puts " ファイルを全ターゲットに追加しました: #{file_path}" rescue => e puts "エラー: #{e.message}" exit 1 end RUBY 実行権限を付与: chmod +x .claude/scripts/on_new_file.sh CLAUDE.md/SKILL.mdでの活用方法 プロジェクトルートの .claude/CLAUDE.md 等に以下を記載することで、Claudeにスクリプトの存在を伝えられます: ビルド手順 コード変更後は必ず以下を実行してビルドを確認してください: ./.claude/scripts/on_build.sh ビルドエラーが発生した場合は、エラーメッセージを確認して修正してください。 新規ファイル作成時 新規ファイルを作成した場合、以下を実行してプロジェクトに登録してください: ./.claude/scripts/on_new_file.sh <作成したファイルのパス> まとめ scriptsパターンは、Claude Codeにおける「プロジェクト固有の処理」を一箇所に集約し、プロンプトをシンプルに保つための設計パターンです。 設計の利点 : Claudeは標準化されたインターフェース(スクリプト)を呼び出すだけ チームでリポジトリ共有するだけで環境構築が完了 この仕組みにより、Claude CodeでのiOS開発がより快適になります。 おわりに 色々な実行方法がある中で、今回は選択肢の一つとして.shで管理する方法をご紹介しました。 もっと快適にするために、サブエージェントから呼び出したりなど様々あると思います。 色々試すものの一つになれると幸いです。

動画

該当するコンテンツが見つかりませんでした

書籍