「ロジカルシンキングの基礎『帰納法』入門講座」を開催しました★
6月15日、「ロジカルシンキングの基礎『帰納法』入門講座」を実施しました!
さまざまな情報が溢れる現在、それらを体系的に整理し、要点だけを抽出するスキルはどのビジネスパーソンにも求められます。
しかし、それを正確に行えるかというと…自信がない、という方も少なくないのではないでしょうか。
講座には「ロジカルシンキングを身につけ、エンジニアとしてのスキルを上げたい!」という方が多く集まり、座学と演習を通じて実践に活かせる「帰納法」を学んでいただきました。
「考える技術」は持って生まれたものではなく、学んで身につけることができる
”瞬時に情報を整理する” ”さまざまな角度からいろいろなアイデアを生み出す”
これらは「センス」や「そのときの運」で決まるものではありません。 「考える技術」を身につけることで、誰でもロジカルに物事を整理し、ヌケモレなく網羅的にアイデアを出すことができるようになるのです。
と語る桑山 和彦 講師。
エレクトロニクスのエンジニアですが、実はコンサルタントとしても活躍し、VSN社内で社員育成も行っています。
彼自身がこれまで一流のコンサルタントから学んできたメソッドをみなさんにお伝えしようというこの講座。
今回は「帰納法」に絞って、”要は何が言えるのか”をまとめるためのスキルを学びます。
・帰納的に考えるということ
・ロジックツリー
・ピラミッドストラクチャー
・MECE
・論理的順序
などの基礎を一通り説明した後、講師がみなさんの前で とある情報群を帰納的にまとめあげる実演を実施。
参加者のみなさんは「なるほど」と真剣な表情でメモを取っていました。
繰り返し行うことでしか身につかない!
座学の後は実践! みなさんに例題に取り組んでいただきました。
「なるほど~」と理解したつもりでも、やってみると難しい…。 たった6つの情報群ですが、そこから要点のみを抜き出し、わかりやすい日本語にまとめるということは、想像以上に”脳みそに汗をかく”作業なんです。
みなさんの回答が出そろったところで、本講座の目玉でもある”その場でのフィードバック”を実施。
回答をスクリーンに映し出し、講師がGOODなポイント、改善が必要なポイントを解説していきます。
こうして自分自身の”思考のクセ”を知ることが、事実のみを捉え本質的なテーマにたどり着くための思考術を身につける上で非常に重要なのだとか。
講座後、講師の前には参加者の方の列が。 質問にお答えするまでにお待ちいただいてしまった方もいて申し訳ございませんでした。
次回は「演繹法」の講座を実施予定! ぜひご参加ください!