サーバーワークス の技術ブログ

AD Connector 利用時に AD サーバ側で必要となる作業について

EC部の荒井です。 案件で AD Connector + Amazon WorkSpaces を利用する予定があり、AD サーバ側で必要となる作業について調査したので記事にしようと思います。 AD Connector を利用して AD サーバに接続するためには、コンピュータオブジェクトとユーザオブジェクトに読み書き可能なサービスアカウントが必要となります。 docs.aws.amazon.com 作業環境 注意点 手順 おわりに 作業環境 AD

AWS Client VPN 、AWS Verified Access 、AWS Site-to-Site VPN(サイト間VPN) の違いについて

こんにちは!イーゴリです。 会社によっては、様々な理由から閉域網(DX)を使わずにインターネットを利用できるAWSソリューションをご検討されている方もいらっしゃいますので、下記の表を作成しました。どんな時にどのAWSサービスを使うかについて説明しています。 比較表 AWS Site-to-Site VPN AWS Client VPN AWS Verified Access 仕組み オンプレミス環境をAWSのVPCに接続する (イメ

オブザーバビリティ・エンジニアリングを熟読して理解するモニタリングとオブザーバビリティの違い

オブザーバビリティ・エンジニアリングの書籍を参考に、システム監視とオブザーバビリティの概念と違いをわかりやすく解説します。

【2024年7月19日に発生したWindowsサーバー障害に関する記事】AWS ナレッジセンターに公開された手順のうち AWS Systems Manager を利用する手順の確認をしました

2024年7月19日に発生した CrowdStrike Falcon のエージェントファイル csagent.sys の不具合に起因した Windows サーバーの障害について、AWS re:Post に具体的な回復手順が公開されていますが、AWS SAW のランブックを用いた自動修復手順について検証と解説をしました。

【2024年7月19日に発生したWindowsサーバー障害に関する記事】AWS ナレッジセンターに公開された手順でルートボリューム置き換えによる回復を実施しました

こんにちは、テクニカルサポート課の荒川です。 2024年7月19日に発生した Windows サーバーの障害について、AWS ナレッジセンターに回復手順が公開されました。 本記事ではルートボリュームを置き換えについての手順箇所について実行した手順を記載いたします。 repost.aws 既に回復方法について弊社検証記事があります。同作業の画面キャプチャ等については割愛いたしま

【2024年7月19日に発生したWindowsサーバー障害に関する記事】レスキュー用Windows EC2インスタンスを作成し、復旧対象のWindows EC2インスタンスから不要なファイルを削除する方法

【2024年7月19日に発生したWindowsサーバー障害に関する記事】レスキュー用Windows EC2インスタンスを作成し、復旧対象のWindows EC2インスタンスから不要なファイルを削除する方法

AWS Summit Japan 初参加レポート

エデュケーショナルサービス課で研修中の竹村です。先日、AWS Summit Japanに初めて参加してきました。 このような大規模なTechイベントへの参加は初めてでしたが、非常に勉強になり楽しいイベントでしたので、遅ればせながらその様子を共有したいと思います! 入場 6月20日、21日に開催されたAWS Summit Japanですが、私は初日の20日に参加しました。海浜幕張に9時ごろ到着し

【初級編】CodePipelineを使用して別のAWS アカウントにCloudFormationスタックをデプロイする

みなさまこんにちは。 サーバーワークスの棚本です。 概要 構成図 ポイント 作成手順 手順1.CodePipeline用サービスロール作成(CodePipelineアカウント) 手順2.KMSキー作成(CodePipelineアカウント) 手順3.CodeCommit作成(CodePipelineアカウント) 手順4.CloudFormation用サービスロール作成(デプロイ対象アカウント) 手順5.クロスアカウント用IAMロール作成(デプロイ対象アカウント) 手順6.アーテ
AWS

【New Relic】ログ転送方法の紹介(CloudWatchLogs編)

New RelicへのAWSログ転送方法について、Amazon Data FirehoseとLambdaを活用した 設定手順とポイントを紹介します

DynamoDBのデータをAthenaで分析する仕組みを作る

こんにちは。AWS CLIが好きな福島です。 はじめに 概要図 解説 手順 ①リソースのデプロイ ②Athena(Glue)のセットアップ ③DynamoDBへのサンプルデータの登録 ④DynamoDBのエクスポート ⑤動作確認 終わりに はじめに 今回は、DynamoDBのデータをAthenaで分析する仕組みを作ってみます。 補足ですが、この仕組みを作ったキッカケは、RAGアプリのシステムにおいて、 会話履歴やフィ
AWS

【Amazon APIGateway】使用量プランを利用して、APIキー毎の使用回数をメトリクスに表示する(後半)

こんにちは。 ディベロップメントサービス1課の山本です。 Amazon APIGateway(以下、APIGateway)の使用量プランの利用法を説明します。 今回は、APIキー毎の使用回数をメトリクスに表示する方法を説明します。 APIGatewayの使用量プランって何?って方は、過去ブログにて説明しておりますので参考ください。 blog.serverworks.co.jp はじめに 構成図 Lambda関数の構築 IAMロール コード Ev
API

AWS SSM デフォルトホスト管理設定を組織で有効化し Session Manager を利用する場合の注意点

マネージドサービス部 佐竹です。本ブログでは AWS Systems Manager クイックセットアップを利用してデフォルトホスト管理設定(Default Host Management Configuration setting)を AWS Organizations 全体で利用する際の具体的なセットアップ方法をステップバイステップで説明しつつ、運用知見も合わせてご紹介します。
AWS

ソースコードスキャンとイメージスキャンをAWSで実現には

こんにちは、島村です。 夏ですね。 季節問わず、月1くらいのページでテントサウナを川でやっているのですが、真冬シーズン以外は ほとんどと言っていいくらいにブヨに確実に刺されています。 ブヨに刺されると蚊とは次元の違う痒みが伴うので、夏に綺麗な水辺に行かれる方は気をつけてください。 さて今回は、コンテナを利用したアプリケーションを開発/運用し

【プレビュー】新サービスAWS App Studioは何分でアプリを作れるのか?

こんにちは。 DevOpsが好きなアプリケーションサービス部の兼安です。 今日は2024年7月に発表されたAWS App Studioを触ってみたので、そのお話をさせていただきます。 前提条件と注意点 AWS App Studioとは AWS App Studioの利用に必要な事前準備 AWSビルダーIDとAmazon CodeCatalystを作成 AWS IAM Identity Centerの準備 AWS App Studioを作成 AWS App Studioでアプリケーションの作成 AWS App Studioでできるア

【Amazon Managed Grafana】CloudWatch の クロスアカウントオブザーバビリティと SAML 認証で複数メンバーアカウントを一括モニタリングする方法(1)

こんにちは、テクニカルサポート課の坂本(@t_sakam)です。今回は、Amazon Managed Grafana に関するブログです。 1 つの Amazon Managed Grafana のワークスペースで複数のアカウントの情報をまとめて確認したいパターンがあると思います。管理アカウントの権限をもっている場合は別の方法がありますが、今回は、管理アカウントを利用できない環境で、複数のメンバーアカウント
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