サーバーワークス の技術ブログ

AWSにあるデータを暗号化する必要があるか?

こんにちは!イーゴリです。 「そもそもクラウド上でデータの暗号化が必要か」と疑問に思っている方がいるかもしれませんので、これについて考えてみたいと思います。 結論 質問:AWSにあるデータを暗号化する必要がありますか。 回答:必要です! 終わりー 結論 責任共有モデル どんな時に必ずKMS(暗号化)を使うべき? AWS KMSについての解説 KMSを使わない場合(非
AWS

FSx for Windows File Serverにおけるストレージタイプの変更方法

こんにちは! カスタマーサクセス部の河本(かわもと)です。 FSx for Windows File Server(以下、FSx)におけるストレージタイプは「HDD」「SSD」の2種類が存在します。 FSxを使用するなかで、 ファイル移行のタイミングだけパフォーマンスが必要なため、SSDに変更したい パフォーマンスよりもコストを優先したくなったため、HDDに変更したい などストレージタイプを変更した
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Amazon EC2のCloudFormationテンプレートを自動生成するスクリプトを作ってみた

こんにちは!イーゴリです。 私の業務で、AWS環境にある既存のEC2をすぐに再構築したい/クローンしたい/一部のパラメーターだけ変えたい、などのパターンがよく出たので、既存のEC2を元にEC2のCloudFormationテンプレートを自動生成するスクリプトを作ってみましたので、このブログで紹介したいと思います。 どんな時に役立つ EC2の作り直し(EC2の切り戻し作業や障害時の
AWS

【初心者向け】DNSレコードの基本的な知識

こんにちは。DevOpsが好きなアプリケーションサービス部の兼安です。 本記事ではDNSレコードの基本的な知識についてお話しします。 本記事の対象者 DNSとは ブログなどでドメインの例を書く時の注意事項 ドメインレジストラとAmazon Route53 サブドメインとZone Apexドメイン(ネイキッドドメイン、ルートドメイン) 代表的なDNSレコード Aレコード AAAAレコード CNAMEレコード Route53

【CI/CD】別のアカウントのCodeCommitを利用したCodePipeline構成について(CFnによる構築編)

こんにちは。AWS CLIが好きな福島です。 概要 やること リポジトリアカウントで実施 パイプラインアカウントで実施 両方のアカウントで実施 ①CodeCommitリポジトリの作成(手動構築) ②リポジトリアカウントに必要なリソースの作成(CFn構築) ③パイプラインアカウント必要なリソースの作成(CFn構築) ④動作確認(両方のアカウントで実施) 対象のCodeCommitにアクセスし、「ファ
AWS

ADRを運用している話

本ブログではインフラレイヤーのアーキテクチャ設計・運用を行う筆者が、独自のArchitectural Decision Record(ADR)手法について解説。関連するDesign Docsとの違いや運用のメリットも考察しています。

AWS Summit Tokyo 2024 レポート 2日目 セッション:Amazon Aurora の技術とイノベーションDeep dive(後半)

AWS Summit Tokyo 2024 レポート 2日目 セッション:Amazon Aurora の技術とイノベーションDeep dive(後半)

【Amazon Connect】エージェントの習熟度を使用したルーティング

「エージェントの習熟度を使用したルーティング」機能について動作を確認します。 概要 シナリオ 設定 キューとルーティングプロファイルを設定 事前定義された属性を設定 ユーザーへ属性を設定します コンタクトフローを作成 動作確認 最後に 概要 Amazon Conenctにはエージェント(オペレーター)ごとにスキルの習熟度レベルを設定し、より適切なエージェントへ着信

【CI/CD】別のアカウントのCodeCommitを利用したCodePipeline構成について

こんにちは。AWS CLIが好きな福島です。 今回は、別のアカウントのCodeCommitを利用したCodePipeline構成を作成する方法をご紹介します。 参考 概要図 ポイント 手順 ①CodeCommitの作成(リポジトリアカウントで実施) 「リポジトリを作成」を押下 名前(sample-codecommit)を入力し、「作成」を押下 ②EventBridgeのルール作成(リポジトリアカウントで実施) 「ルールを作成」を押下 名前(send
AWS

はじめてのAWS Summit 参加レポート

こんにちは!今月からCS部に配属になった加藤(さ)です。 6月20日にAWS Summit Japanに行ってまいりました。 今更ですが、初めてAWS Summitに参加した私のレポートを書いていきたいと思います! セッションの聴講 生成 AI と共にビジネスを変革する: 注目スタートアップの Amazon Bedrock 活用事例 ご登壇 所感 ES課トレーナーさんとの会場見学 認定者ラウンジへの訪問 まとめ セッ

AWS Summit Tokyo 2024 レポート 2日目 セッション:Amazon Aurora の技術とイノベーションDeep dive(前半)

AWS Summit Tokyo 2024 レポート 2日目 セッション:Amazon Aurora の技術とイノベーションDeep dive(前半)

【DynamoDB】boto3 client APIを使用してDynamoDB JSON形式から標準JSON形式へ変換してみた

こんにちは、ディベロップメントサービス1課の山本です。 初めてスプレー形式の日焼け止めを使ったのですが、うまく伸ばせずまだらに日焼けしてしまいました。太陽が憎い。 今回は DynamoDB JSON 形式データの変換方法について説明します。 低レベルAPI(client API)を利用されている方は必見です。 この記事の対象者は? DynamoDB JSON 形式データとは 低レベルAPIと高レベ
API

AWS Well-architected Frameworkから学ぶコスト最適化の進め方

こんにちは!エンタープライズクラウド部クラウドコンサルティング課の日高です。 もし私のことを少しでも知りたいと思っていただけるなら、私の後輩が書いてくれた以下のブログを覗いてみてください。 sabawaku.serverworks.co.jp 今回はAWS Well-architected Frameworkに記載している内容と、私が経験してきた内容をもとに「AWSのコスト最適化の進め方」についてブログを記載して

Rain で CloudFormation テンプレートをフォーマットしよう

こんにちは。アプリケーションサービス部の渡辺です。 コーダーのみなさま、コードのフォーマットって意識されてますか? もちろん意識されていますよね。 神は細部に宿ります。ファイル末尾の謎の連続改行や行末の空白は許容できないものです。 Rain を使うと CloudFormation テンプレートのフォーマットをすることができるのでやってみます。 github.com Rain をインスト
Go

Vercelの環境変数、ビルドコマンド、Production Branchの設定方法

こんにちは、アプリケーションサービス部ディベロップメントサービス1課の外崎です。 今回は、Vercelのビルドコマンド設定、環境変数の設定、ブランチのカスタマイズについて詳しく解説します。 入門編はこちらをご覧ください:Vercel入門 Vercelのビルドコマンド デフォルトのビルドコマンド カスタマイズ方法 環境変数の設定 設定方法 envファイルの利用 Production Branch