サーバーワークス の技術ブログ

Amazon Quick Suiteを使った顧客離反(Churn)分析の例

サーバーワークスの村上です。 このブログでは Amazon Quick Suite を使い、Kaggleの小売データセットを題材に、簡単な顧客離反(Churn)分析をやってみます(推論ではなくデータ分析)。 概要 Amazon Quick Suiteについて 使用するデータセットについて シナリオ(Scenarios)機能を利用した分析 Quick Reserch SaaS系のAIソリューションとの違い BIツールである点 料金体系やガバナンス面

CrowdStrike 地味だけど重要!「ホスト保持ポリシー」で管理コンソールを常にクリーンに保とう

コーポレートエンジニアリング部の宮澤です。今回は、CrowdStrikeのホスト保持ポリシーについて紹介したいと思います。 CrowdStrike関連の記事一覧はこちら ホスト保持ポリシーとは 長期間オフライン(未接続)状態が続いているホストを、管理コンソールから自動的に非表示、または削除してくれる機能です。 PCの廃棄や初期化、VDI環境などで、Falconセンサーがアンインスト

Amazon FSx NetApp ONTAP構築時は必ずボリュームの言語設定を変更しておいたほうがよい、というお話

はじめに 本題 私が実際に経験した失敗 FSx ONTAP構築時は絶対にボリュームの言語設定を変更しておこう 言語設定を変更したいSVMにて以下コマンドを実行する 言語設定変更後にボリュームを作成する おわりに はじめに こんにちは! 好きなYoutuberのモトブログをたまたま視聴してからバイクに乗りたくてたまらない、 SA課の阿部です。 ブログタイトルの通りではあります

AWS Lambda SnapStartとプロビジョニング済み同時実行の比較

はじめに こんにちは、山本です。 今回はAWS Lambdaに関するSnapStartとプロビジョニング済み同時実行の違いについて、どちらも実行時のコールドスタートに対処するものではありますがそれぞれ違った性質を持っていることを最近知ったので紹介します。 私と同じように資格試験奮闘中の方やプロビジョニング済みという概念に悩んでいる方に刺さる内容になれば幸いです

CrowdStrike コンテンツ更新ポリシーについて

コーポレートエンジニアリング部の宮澤です。今回は、CrowdStrikeのコンテンツ更新ポリシーについて紹介したいと思います。 CrowdStrike関連の記事一覧はこちら コンテンツ更新ポリシーとは ポリシー名にアップデートと記載があるので、Falcon Sensorのアップデートを行うものと勘違いしがちですが、Sensorの更新は”センサー更新ポリシー”で行います。 この、コンテンツ更

【初心者向け】Amazon Q Developerを研修のトレーナーにしてAWS CDKを学んでみた

はじめに はじめまして、10月に中途入社した森山です。 アプリケーションサービス本部ディベロップメントサービス1課に配属され、現在研修中です。 まだ入社して間もないですが、早速覚えたことは積極的にアウトプットしていきたいと思います。 最初のテーマは研修中にお世話になっている、Amazon Q Developerの使い方を紹介したいと思います。 研修について 研修中は

【ハンズオン後編】初心者がAmazon Q Devと1から進めるサーバレスApp開発(バックエンド編)

垣見です。 前後編ハンズオンのうちバックエンド編(DynamoDB ×Lambda ×API Gateway)です。 「サーバレスアプリ」という言葉に、「何から始めたらいいのかわからない」「構成が分からない」と敷居が高く感じている人向けのブログです。 このブログでは、AWS上のサーバレス構成で動くWebアプリを、最初の始め方からバックエンドの作り方まで初心者向けに丁寧に解説します

【ハンズオン前編】初心者がAmazon Q Devと1から進めるサーバレスApp開発(フロントエンド編)

垣見です。 前後編ハンズオンのうちフロントエンド編(React×TypeScript)です。 「アプリを作る」という言葉に、「何から始めたらいいのかわからない」「コードなんて書けない」と敷居が高く感じている人向けのブログです。 このブログでは、AWS上のサーバレス構成で動くWebアプリを、最初の始め方からバックエンドの作り方まで初心者向けに丁寧に解説します。 コー

Amazon Q Developerで構成図から利用料金を算出する

こんにちは、エデュケーショナルサービス課の小倉です。 変わらず AWS トレーナーとしてトレーニングを実施していています。 AWS の構成図からどれくらい利用料金がかかるかを確認したいと思ったことはありませんか。Amazon Q Developer CLI を使えばできます。 流れとしては以下の処理をするだけで、とても簡単です。 1.Amazon Q Developer CLI で構成図を読み込ませ、AWS サービ
AWS

AWS 認定資格 2025年下旬の変更点まとめ

マネージドサービス部 佐竹です。AWS 認定資格(認定試験)において、2025年10月14日に発表された AI/ML とセキュリティ分野に関するいくつかの重要な変更点についてまとめました。特筆すべき点として、生成 AI に関する Professional レベルの新資格が追加され、ML Specialty が廃止されます。

Amazon Q Developer CLI で構成をレビューするエージェントを作ってみる

はじめに Amazon Q Developer CLI のカスタムエージェントを利用して、Backlog Wiki で管理する詳細設計書の内容が実リソースに反映されているかを確認する作業をエージェントにオフロードする1例を紹介します。 カスタムエージェントの内容については、下記ブログを参照ください。 blog.serverworks.co.jp また、本ブログはすでに Amazon Q Developer CLI がインストールされ、対話が開始

AWS Security Hub CSPM の Finding が Aurora のバックアップ中に再作成された話

セキュリティサービス部 佐竹です。今回は、AWS Security Hub CSPM を運用する中で、特定のコントロールの検出結果 (Findings) が意図せず `ARCHIVED` (アーカイブ済み) となり、その後に同じ内容で再作成されてしまった事象に遭遇したため、その原因と仕様について解説します。

IAM Access AnalyzerとSlack、Lambdaで実現するIAMロール外部アクセス自動隔離システム

こんにちは、マネージドサービス部 AWS サポート課の坂口です。 実際に運用していると、意図しない外部アクセス許可(例えば、外部アカウントを Principal に含む IAM ロールポリシー)が設定されてしまうケースがあります。 こうした設定は見逃しやすく、場合によっては情報漏えいリスクに直結します。 AWS では IAM Access Analyzer を使うことで、外部アクセスを検知すること
AWS

【Amazon Q Developer CLI】AIエージェント活用 〜3つのつまずきポイントと対策〜

Amazon Q Developer CLIを活用した業務効率化のためのつまずきポイントと対策を徹底解説。エージェントの暴走対策や進捗管理ドキュメントの活用法を紹介します。

Google CloudからAWSへのデータ転送: BigQueryデータをAmazon S3に移行する方法

BigQueryデータをAmazon S3に移行する方法を紹介します。 いくつか方法はありますが、本手順ではAWS Glue JobでBigQueryに対しクエリを実行することでデータを移行します。 本手順を取り入れることで、BigQuery上の大規模なデータの移行・加工処理がサーバーレスで構築できます。 転送対象のデータの準備(Google Cloud) マテリアライズドビュー用のデータセットの作成(Google Cloud) IAM