サーバーワークス の技術ブログ

最新情報を"ながら"でキャッチアップ!「毎日AWS」の放送を開始!

おはようございます、サーバーワークスの加藤です。 AWS 専門インテグレーターのエンジニアになったはずが、最近コンテンツメイクが主なお仕事になりつつあります。 AWS 初級者の皆様へサービスの紹介をする動画作ったり、 YouTube で毎週アップデート情報を紹介したり、 ついには毎週から 毎日 に頻度を上げ、皆様に最新のアップデート情報をお届けする「毎日AWS」を
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Amazon PollyのSSMLを使ったらどれくらい自然な日本語になるか試してみた

CI部5課の山﨑です。 Amazon Connectの問い合わせフローのブロックには「プロンプトの再生」というブロックがあります。その中にはAmazon Pollyが記述したテキストを音声読み上げしてくれるTTS(Text To Speech)という機能があるのですが、イントネーションやアクセントの違いにより不自然な日本語が読み上げられることが多々あります。そこで今回はAmazon PollyのSSML(音声合成

Transit Gatewayのルーティング仕様を分かりやすく解説してみる

技術3課の杉村です。AWS Transit Gateway以下、Transit GatewayまたはTGW)のルーティングの仕様を解説してみます。 1. Transit Gateway関連のルート設計の概要図 Transit Gatewayのルーティング設定を俯瞰してみると、この図のようなかんじです。 当記事ではこの図と文章を見比べながら読むことになりますので、複数のウインドウで開いておくなどをお勧めします。 Transit Gatewayのルート

AWS サービスクォータでIAMの上限が管理できるようになりました!

こんにちは、技術1課の小倉です。 2020/6/25にアップデートがあり、AWS サービスクォータでIAMの上限が管理できるようになりました! Manage your AWS Identity and Access Management quotas with AWS Service Quotas 今までは、IAMのサービス上限(例えば、IAMユーザがどれくらい作れるのかやIAMグループがどれくらい作れるのかなど)を確認することができず、上限緩和をしていた場合に現在の上限
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Amplify Console がすべてのブランチデプロイに対するカスタムサブドメインの自動作成および削除をサポート

はじめに こんにちは、技術1課の山中です。 暑くなってきましたね!いつも仕事をしている部屋にエアコンがなくてそろそろやばいなあと感じ始めています。。 というのはさておき! 今回はこのアップデートについて見ていきます! Amplify Console がすべてのブランチデプロイのカスタムサブドメインを自動的に作成および削除するためのサポートを追加 AWS Amplify とは AWS A

Amazon Transcribeのリアルタイム文字起こしでPrivateLinkをサポートするようになりました!

こんにちは、技術1課の小倉です。 2020/6/26にアップデートがあり、Amazon Transcribeのリアルタイム文字起こしでPrivateLinkをサポートするようになりました! Announcing AWS PrivateLink Support for Amazon Transcribe Real-Time Streaming 今まではVPCからTranscribeへの通信はインターネットを経由して通信していましたが、今回のアップデートでPrivateLinkを利用して、インターネットを経由せずにセキ
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AWS CodeBuildでビルド実行時に使うShellの指定ができるようになりました

2020年6月25日のAWS CodeBuildのアップデートです。 AWS CodeBuildが追加のシェル環境をサポートするようになりました。 AWS CodeBuild Now Supports Additional Shell Environments AWS CodeBuildを利用すると、ビルド用コンテナが作成され、その中でShellが起動し、buildspec.ymlで定義したコマンドが実行されます。 どのShellが起動するかは、今までは指定できず、Linuxコンテナならsh、Windowsコンテナな

Snowflake にローカルからデータをロードしてみる

CI 部の宮本です。今回はローカルの CSV ファイルを Snowflake にロードしてみたいと思います。 やり方を調べていたところ、公式ドキュメントにぴったりのチュートリアルがあったので、以下を参考に進めてみます。 Snowflake を 20 分で紹介 SnowSQL で Snowflake にログインする 今回のチュートリアルは CLI ツールである SnowSQL を使用します。インストール方法は以下の記事を参考

コラム:公園とおじいちゃん

ソリューションをご提案するベンダーとしては、「お客様が本当に欲しいもの」とのズレが無いかを常に意識したい。 自宅から徒歩2,3分の場所に、比較的大きな公園がある。 休日になると、4歳の娘を連れてよく遊びに行く。普段、SNSでエゴサーチばかりしてストレスフルな私も、この時ばかりは童心に返るのだ。 1ヶ月程前の事。いつものように、砂場で高尾山作りに

Alexa虎の巻(5)予期しない指示に対応するFallbackIntentとは?

こんにちは、サーバーワークスのこけしの人、坂本(@t_sakam)です。 さて、前回の「Alexa虎の巻」の第4回目は「豆知識スキルでもAlexaと会話を続けたい」をお届けしました。 今回も「豆知識スキル」を使います。前回は「他の豆知識を知りたいときに、引き続きAlexaから教えてもらえる」ようににコードを変更しました。 ユーザーが他の豆知識を聞きたい場合は「豆知識

TTL を有効化した DynamoDB でちょっと焦った話

こんにちは。技術4課の保田(ほだ)です。 先日28回目の誕生日を迎えたのですが、全然実感がないので実質まだ27歳です。 要約 TTL を有効にした DynamoDB に対して有効期限切れのレコードを PutItem すると何も起きない DynamoDB の 有効期限(TTL) 冒頭の年齢の話とは一切関係ありませんが、TTL のお話をします。 ご存じの方も多いと思われますが DynamoDB には Time to live(TTL)と

【AWSセキュリティ】VPCフローログ

今回は、弊社のYoutubeチャンネル「サーバーワークス チャンネル」にて先日公開した以下動画についてblogでも内容を紹介いたします。 動画内では、実際のAWSマネジメントコンソール画面を利用した説明もありますのでもし興味があれば是非、動画も参照頂ければと思います。 内容が良かった、為になったと感じたら是非Goodボタンやチャンネル登録頂けると嬉しいです。

署名付きURLを使ってAmazon Connectの情報をセキュアに閲覧する

はじめに こんにちは。孔子の80代目子孫兼技術5課の孔です。暑い夏が始まるのかなと思いきや、梅雨で夜は少し寒かったりして、健康によくない日が続いています。あまり外出もできない日々の中、健康にはお気をつけてくださいね。 それでは早速ですが、今回ご紹介するブログについてお話しいたします。今回はAmazon ConnectのAPIを使ったブログを用意しました。AWSはど
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【YouTube配信】「30分でわかる AWS UPDATE!」第16回を配信しました!

こんにちは、技術1課の小倉です。 1週間で発表されたAWS UPDATEの中から、サーバーワークスのエンジニアが気になったトピックをピックアップして解説する「30分でわかる AWS UPDATE!」 今回もフルリモートでの配信です。 そして先週に引き続き、弊社エンジニアの渡辺が登場。AWS AppConfigについて説明してもらいました。 そんな第16回の模様はこちら。  今回ご紹介した
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Step Functions の Map ステートで、処理時間が劇的に短くなった話

はじめに こんにちは。技術4課の河野です。最近作り置き料理にハマっていて、週末に平日分の夕飯を作るというライフハックを実践中です。 今回は、AWS Step Functions(以下「SFN」) の Map ステートについてのお話です。 要約 SFN で過去一年分のSlack投稿メッセージを取得するバッチを構築しました。 トータル処理時間が、1.5h (データ件数は 2万件程度)だったため、SFNの Map