サーバーワークス の技術ブログ

CloudWatchアラームの動作テストがしたい

クラウドインテグレーション部の村上です。 今回は色々なところでよく登場するCloudWatchアラームの動作テストについて書きます。 どんなときに使うか 絵にするとこんな感じです。 CloudWatchアラームを使う場合、主に以下のことを検証すると思います。 前処理をきっかけにCloudWatchアラームがちゃんと動作するか CloudWatchアラームが動作した後、ちゃんと後続処理が動作す

【AWS CLI】AWS SSO関連の情報取得編

こんにちは。AWS CLIが好きな福島です。 今回は、AWS SSO関連の情報を取得するコマンドをご紹介いたします。 前回のブログで次回は、IAM権限について、ご紹介すると記載したのですが、 ちょっと寄り道をして、AWS SSO関連の情報取得を先にご紹介いたします。 AWS SSOのインスタンスARNの確認 コマンド アクセス権限セットの確認 コマンド アクセス権限セットの基本情報 コマ
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AWS CLI acm export-certificate でInvalid base64エラー

エンジョイ AWS! サーバーワークス エンジニアの伊藤Kです。 個人的に、ほぼ1年ぶりに投稿します。 この間、何をやっていたのかというと、AWS認定資格「ソリューションアーキテクト – プロフェッショナル」の受験準備、受験をしていました。 さすがプロフェッショナルは難しいです。学習時間がうまく確保できなかった事情はあったものの、学習を始めてから1年近く
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【AWS CLI】EC2のリソース情報取得一撃編

こんにちは。AWS CLIが好きな福島です。 今回は、以下のブログで紹介したコマンドを全部一撃で取得するコマンドをご紹介いたします。 blog.serverworks.co.jp 全部といいつつ、上記ブログでご紹介した以下は除きます。 インスタンスプロファイル一覧 削除保護チェック 終了時の動作 ステータスチェック ボリュームの詳細情報取得 過去にネットワーク関連のリソース一覧を取

【AWS CLI】EC2のリソース情報取得編

こんにちは。AWS CLIが好きな福島です。 今回は、EC2のリソース情報を取得するコマンドをご紹介いたします。 その他のAWS CLI関連の記事 私はよくqueryを使うため、queryの使い方が分からない方は、こちらを参照していただけますと幸いです。 実行環境 利用するコマンド,サブコマンド 基本情報の取得 コマンド(ヘッダー無し) コマンド(ヘッダー有り) 詳細情報の取得 コマン
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【Amazon Connect】エージェント階層グループ設定を利用して問い合わせ情報へのアクセスを制限する

概要 Amazon Connectでは同一インスタンスで組織グループごとに問い合わせ情報を分離して管理することが可能です たとえば、対応部門ごとに顧客個人情報を管理し、部門をまたいだ個人情報の参照を抑止するようなケースにマッチしそうです 本記事では設定方法と、動作確認を行います シナリオ 今回は下図のような組織構成を想定して検証します 管理者 すべての通話情

【AWS CLI】ネットワーク関連のリソース一覧取得

こんにちは。AWS CLIが好きな福島です。 今回は、AWS CLIを使ってネットワーク関連のリソース一覧を取得するコマンドをご紹介いたします。 その他のAWS CLI関連の記事 私はよくqueryを使うため、queryの使い方が分からない方は、こちらを参照していただけますと幸いです。 実行環境 利用するコマンド,サブコマンド VPC一覧取得 コマンド ヘッダー無し コマンド ヘッダー有り V

CLI で複数アカウントの S3 のフォルダ有無を確認

はじめに ポインコ兄とエンジニアの高橋です。はてなブログになって初めての投稿で緊張しています。 さて、今回は業務で CLI を使って複数アカウントの S3のフォルダ有無を確認してみたので、その紹介です。 AWS CLI とは コマンドラインで AWS の操作ができるよ、というものですね。 本当は EC2 で実行したり、あるいは Lambda で実装して自動化したかったのですが諸事情

Amazon Connect暗号化した入力値をPythonで復号して利用する

概要 Amazon Connectの問い合わせフローでは、AWS Lamdaと組み合わせることで顧客の入力した番号による処理を実装することができます たとえば、クレジットカード番号や、取引暗証番号の入力に利用するケースが考えられます Amazon Connectでは顧客入力情報を暗号化した状態で保持する機能が準備されています 情報を利用する際には復号する必要がありますが、これをPythonで実

Amazon Aurora の dynamic resizing について

SRE部 佐竹です。 2020年10月13日から、Amazon Aurora が dynamic resizing に対応しました。「DROP TABLE 等の操作でデータ削除を実行した場合、その後 Aurora はクラスターボリュームのサイズを縮小します」という機能です。

QuickSightで日にちと時刻を1つのDateフィールドにまとめる

QuickSightに日付データを正しく認識させる方法について確認しました。 データソースによって日付フォーマットが様々 QuickSightでデータを可視化したい時に、参照するデータソースに日付が入っていることが多いと思います。 ただ、データソースによって、1つのフィールド(列)になっていたり、複数フィールドに分かれていたりと様々です。 例1 日付と時刻が同じフィ

東京リージョンで構築可能なインスタンスタイプのアベイラビリティーゾーン別一覧表[2020/10/14]

SRE部 佐竹です。 こちらの記事は以前2019年4月10日に投稿させて頂きました記事「[EC2]東京リージョンで構築可能なインスタンスタイプのアベイラビリティーゾーン別一覧表」の更新版となります。本ブログの最新情報については上記リンクより最新記事をご参照ください。 はじめに 結果(アベイラビリティーゾーン別一覧表) 前回からの変更点 まとめ はじめに 今回は以下
AWS, SRE

PaloAltoをAWSに導入する ~#3 PaloAltoの設定編~

こんにちは、CI部の鎌田です。 前回までの手順で、PaloAltoのインスタンスをAWSで展開し、必要な諸設定まで実施しました。 この記事では、PaloAltoにログインし、PaloAltoそのものの設定を進めていきます。 では早速、始めて行きましょう! 7.管理者パスワードを設定 まずはWebUIでログインするためのパスワードを設定します。PaloAltoにssh接続します。 ssh -i workspaces.pem admin@(Palo
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PaloAltoをAWSに導入する ~#2 PaloAlto用インスタンスの作成とAWS上の各種設定編~

こんにちは、CI部の鎌田です。 前回までの手順で、PaloAltoをAWSに導入する際のAWS側の基礎準備が出来ました。 この記事では、PaloAltoのEC2インスタンスを構築し、AWSの周辺設定を変更していく部分についてまとめています。 では早速、始めて行きましょう! 1.PaloAltoのAMIからインスタンスを構築する マネジメントコンソールにアクセスし、Marketplaceにアクセスします。検索窓
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PaloAltoをAWSに導入する ~#1 事前準備編~

こんにちは、CI部の鎌田です。 AWSでのネットワークのアクセス制御を考えられる際、基本はセキュリティグループを使った方法を考えられるかと思いますが、URLによってのアクセス制御となると、どうでしょうか。 2020年10月現在ではAWSだけの機能では実現できないため、何らかのアプライアンスを導入することになります。 この記事ではPaloAltoを導入し、URLフィルタリン