株式会社ユーザベース の技術ブログ
全460件
Sealed Secretsを利用したKubernetes Secretリソースのセキュアな管理
2020/03/10
ブックマーク
はじめに はじめまして、UZABASE SPEEDA SREの鈴木(@sshota0809)です。 今回は、Sealed Secretsを利用したKubernetesのSecretリソースをセキュアに管理する方法を紹介します。 はじめに TL;DR Sealed Secretsとは 概要 アーキテクチャ インストール〜リソースデプロイ インストール Secretリソースのパース Kubernetesクラスタへのデプロイ おわりに TL;DR KubernetesのSecretリソースはBase64の形式にエンコ
方法より原理 〜正規化ルールとリレーショナルモデルについて〜 【理屈編】
2020/03/03
ブックマーク
今日は。 SPEEDA を開発している濱口です。 アプリケーションデータの永続化を担うデータストアには様々な選択肢があります。 その1つとして、リレーショナルデータベース(以下、RDB)がありますが、 RDBを選択した場合、データの容れものとしてリレーショナルモデルを選択した、という表明になります。 ひいては、このモデルを正しく使用することが生産性の観点か
GraalVMに入門する
2020/01/27
ブックマーク
はじめに はじめまして、2019年11月に入社しましたヒロオカ(@yuya_hirooka)です!! 先日、同僚との雑談の中でQuarkusのNative Image化が話題に挙がりました。その際に「そういえば、GraalVMとかNative Imageってよく聞くけどあまり知らないなぁ...」と思い色々と調べてみたのでまとめます。 この記事ではGraalVMの中核技術の概要を把握し、簡単にその機能を使ってみることをゴールと
Smalltalkで『オブジェクト指向設計実践ガイド』の「第2章 単一責任のクラスを設計する」をハンズオンしたら快適で楽しかった
2019/12/31
ブックマーク
今日は。 SPEEDA を開発している濱口です。 前回はテスト駆動開発(TDD)を習得するためのハンズオンを行いましたが、今回はオブジェクト指向設計(OOD)です。 SPEEDA は複雑なビジネスロジックから成っており、開発では複雑で多くのコミュニケーションが発生します。 開発チームでは gauge などのツールを使い e2e テストが仕様を語るようにしたり、ペアプロを徹底した
ElixirライブラリのFlowを使ってAPIを優しく呼び出す
2019/12/16
ブックマーク
こんにちは。SPEEDA開発チームの上村です。 先日同僚が書いたElixirのコードを眺めていた際に、とあるバッチ処理内でback-pressureを用いてAPIサーバを優しく呼び出している処理を見かけました。 そのコード内で用いられていたライブラリを調べてみるとなかなかに面白かったので折角なので今回まとめてみました。 本エントリでは、APIサーバを優しく呼び出すことを「APIサ
Smalltalkで『テスト駆動開発』の「第I部 多国通貨」をハンズオンしたら快適で楽しかった
2019/12/09
ブックマーク
今日は。 SPEEDAの開発をやっている濱口です。 SPEEDA開発チームではテスト駆動開発(TDD)、ペアプログラミングを徹底しています。 だからなのか、『テスト駆動開発』はすごく楽しく読めました。 今回ハンズオンを行った「第I部 多国通貨」でも、ペアプロをしながら著者が語りかけてくるような感じで、 読者側も、著者の意図をひとつずつ理解しながら読み進めていける
Go言語でオブジェクト指向プログラミングの基本(型編)
2019/12/02
ブックマーク
こんにちは、SPEEDA開発チームの @tkitsunai です。 最近リリースされたプロダクションコードにようやくGo言語が採用されました。嬉しい。 今回はGo言語でオブジェクト指向プログラミングで型表現についてのテクニックや考え方の基礎を紹介します。もっとGopherが増えて欲しい! 対象読者 型を定義する 型で厳格さを作り、その型を洗練させる 改良1: プリミティブ型をなく
Kotlinを3ヶ月書いて感じたJavaとの違い
2019/11/18
ブックマーク
はじめに SPEEDA PDT歴3ヶ月の相川です 今回はJavaを2年くらい書いていた私が、3ヶ月間で感じたKotlinの特徴を列挙していこうと思います はじめに Kotlinの特徴 型推論について データクラスについて nullable 検査例外の話 returnを明示的に書かなくても良い 拡張関数と拡張プロパティ 拡張関数 拡張プロパティ リスト操作の評価について coroutineの話 まとめ Kotlinの特徴 型推論 デ
Gaugeのsetupとteardownステップを用いて効率的に読みやすいテストを書く
2019/11/12
ブックマーク
こんにちは!SPEEDA開発チームの工藤です。 大分時間が開いてしまいましたが、Gaugeシリーズの第四回目です。 今回はe2eテスト書く際には必須であろうSet Up/Tear Down Stepsを、Gaugeではどのように実現できるのかをSPEEDA開発チームでの実例も交えてお伝えできればと思います。 過去3回分の記事はこちらから↓ Gauge Test Automation Toolとアジャイル開発 GaugeのConceptを用いてテスト
KotlinのCoroutineを用いた,外部API呼び出しの並列数を指定できるライブラリを作成した話
2019/11/05
ブックマーク
KotlinのCoroutineを用いた,外部API呼び出しの並列数を指定できるライブラリを作成した話 背景 本記事の内容 Coroutine Coroutineの作成方法 中断が可能な計算インスタンス [1] 特定のスレッドに束縛されない Channelとは ParallelExecutorについて まとめ KotlinのCoroutineを用いた,外部API呼び出しの並列数を指定できるライブラリを作成した話 ユーザベースインターンの原田です.大学院
ReactとReactHooksを使って、Flux的なアーキテクチャを実現する
2019/11/01
ブックマーク
こんにちは。SPEEDA開発チームの冨田です。 昨今のフロントエンドでは、Fluxというアーキテクチャが利用されることが多くなってきています。SPEEDAでもVueを使っている画面がありますが、そこではVuexというVue向けのFluxライブラリで状態管理をしています。 Fluxではデータの流れを一方向にすることで見通しのよい設計が行えるようになります。 今回は、素のReactを使って
ニューヨークタイムズ、InVisionなど、ニューヨーク12社のリードデザイナーの実践ノウハウ
2019/10/30
ブックマーク
こちらの記事は以前にNewsPicks Tech Guideに投稿された記事をインポートしたものです。元の記事はid:yossiyossi923によって書かれました。 こんにちは! NewsPicksのデザイナーの吉川です。 9/26・27の2日間、ニューヨークで行われたAWWWARDSカンファレンスに参加しました。 前回は1日目の内容をご紹介しました。今回は2日目、特にメッセージが強く面白いと感じた「The NewYork Times」「
pytest-mock使ってハマったこと
2019/10/21
ブックマーク
こんにちは。 SPEEDA開発チームの掛川です。 現在、私が参画しているプロジェクトではPythonを使ってサービスの開発を行なっています。 私自身、Pythonを書くのは今回が初めてなのですが、 テストを書く際にハマったことについて記事にしていきたいと思います。 環境といろいろ classメソッドをモックしたい時 引数に応じて返す値を変えたい時 mockerについて 終わりに 参
ペアプロと育休の取得しやすさの関係について
2019/10/15
ブックマーク
こんにちは。SPEEDA開発チームの鈴木です。 昨年一児(娘)の父になりまして、凄い勢いで変化していく様子に喜んだり困ったりしながら過ごしております。 色々できることが増えると嬉しいのですが、それは同時にいたずらの幅が広がることも意味するんですよね。例えばものを引っ張ることを覚えたのは嬉しいのですが、私の髪の毛をひっぱってむしるのはやめていた
Ringアプリケーションで例外をいい感じにハンドリングする方法(Ductでの解説も含む)
2019/10/07
ブックマーク
こんにちは!こんにちは!SPEEDA開発チームのあやぴーです。 社内のClojureを使ったAPIにおいて、「例外をうまくハンドリングしたいんだけど…」という話が出てきたので、今回はRingアプリケーションにおける例外のハンドリング方法について解説します。また、昨今Ductを使ってアプリケーションを作る機会が増えているので、それについては最後の方に解説をします。 ま
