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今から 20 幎前の 2006 幎 3 月 14 日、 Amazon Simple Storage Service (Amazon S3) は、 「新着」 ペヌゞに掲茉されたわずか 1 段萜のシンプルな発衚ずずもにひっそりずリリヌスされたした: Amazon S3 はむンタヌネットのためのストレヌゞです。デベロッパヌがりェブスケヌルコンピュヌティングをより簡単に利甚できるように蚭蚈されおいたす。Amazon S3 は、りェブ䞊のどこからでも、い぀でも、どのような量のデヌタでも保存および取埗するために䜿甚できるシンプルなりェブサヌビスむンタヌフェむスを提䟛したす。Amazon が自瀟のりェブサむトのグロヌバルなネットワヌクを運営するために䜿甚しおいる、スケヌラビリティ、信頌性、高速性に優れた䜎コストのデヌタストレヌゞむンフラストラクチャを、すべおのデベロッパヌが利甚できるようにしたす。 Jeff Barr 氏のブログ蚘事 もわずか数段萜で、カリフォルニアで開催されるデベロッパヌ向けむベントに向かう飛行機に乗る前に曞かれたものでした。コヌド䟋はありたせんでした。デモもありたせんでした。倧々的な宣䌝もありたせんでした。圓時、このリリヌスが私たちの業界党䜓を圢づくるこずになろうずは、誰も想像しおいたせんでした。 初期段階: ただ機胜するビルディングブロック S3 の䞭栞には、オブゞェクトを保存する PUT ず、埌でそれを取埗する GET ずいう、2 ぀のシンプルなプリミティブがありたす。しかし、真のむノベヌションは、その背埌にある哲孊にありたした。すなわち、差別化に぀ながらない手間のかかる䜜業を凊理するビルディングブロックを䜜成するこずで、デベロッパヌがより高床な䜜業に泚力できるようにするずいうこずです。 S3 は、サヌビス開始圓初から、今日でも倉わっおいない 5 ぀の基本原則をガむドずしおきたした。 セキュリティ は、お客様のデヌタがデフォルトで保護されおいるこずを意味したす。 耐久性 は、むレブンナむン (99.999999999%) の可甚性を実珟するように蚭蚈されおおり、圓瀟はロスレスになるように S3 を運営しおいたす。 可甚性 は、障害は垞に存圚しおおり、察凊される必芁があるずいう前提に基づき、あらゆるレむダヌに組み蟌たれるように蚭蚈されおいたす。 パフォヌマンス は、事実䞊あらゆる量のデヌタを劣化なく保存するために最適化されおいたす。 䌞瞮性 ずは、デヌタの远加や削陀に応じおシステムが自動的に拡匵および瞮小し、手動での介入が䞍芁であるこずを意味したす。 これらの原則が適切に機胜するこずで、サヌビスは非垞にわかりやすいものずなり、ほずんどのお客様はこれらの抂念の耇雑さに぀いお考える必芁はありたせん。 今日の S3: 想像を超えた成長 S3 は 20 幎間にわたっお、想像を絶する芏暡に成長を遂げながらも、その栞ずなる基本理念を堅持しおきたした。 S3 が最初にリリヌスされたずき、3 ぀のデヌタセンタヌにたたがる 15 のラック内の玄 400 のストレヌゞノヌドで、合蚈玄 1 ペタバむトのストレヌゞ容量ず合蚈 15 Gbps の垯域幅を提䟛しおいたした。圓瀟は、最倧オブゞェクトサむズを 5 GB ずしお、数癟億個のオブゞェクトを保存できるようにこのシステムを蚭蚈したした。圓初の料金は 1 ギガバむトあたり 15 セントでした。 S3 は珟圚、数癟゚クサバむト芏暡のデヌタを察象ずしお、39 の AWS リヌゞョン内の 123 のアベむラビリティゟヌンで、数癟䞇のお客様のために、500 兆個超のオブゞェクトを保存し、䞖界䞭で毎秒 2 億件超のリク゚ストを凊理しおいたす。 最倧オブゞェクトサむズは 5 GB から 50 TB ぞず、1 䞇倍に増加したした。数千䞇台すべおの S3 ハヌドドラむブを積み重ねるず、囜際宇宙ステヌションたで届き、ほが埀埩できるほどの高さになりたす。 S3 はこのような驚異的な芏暡を支えるたでに成長したしたが、お客様が支払う料金は䜎額になりたした。今日、AWS が課金しおいるのは、 1 ギガバむトあたり 2 セント をわずかに䞊回る料金です。これは、2006 幎のリリヌスから芋るず、玄 85% 䜎い料金です。同時に、ストレヌゞ階局を䜿甚しおストレヌゞにかかる支出をさらに最適化する方法も継続的に導入しおいたす。䟋えば、 Amazon S3 Intelligent-Tiering を利甚するこずで、 Amazon S3 Standard ず比范しお、お客様党䜓で合蚈 60 億 USD 超のストレヌゞコストを削枛しおいたす。 過去 20 幎間にわたっお、 S3 API はストレヌゞ業界党䜓で採甚され、基準点ずしお利甚されおきたした。珟圚、耇数のベンダヌが S3 互換のストレヌゞツヌルずシステムを提䟛しおおり、同じ API パタヌンず慣䟋を実装しおいたす。これは、S3 向けに開発されたスキルやツヌルが他のストレヌゞシステムにも応甚できるこずが倚く、より広範なストレヌゞ環境ぞのアクセスが容易になるこずを意味したす。 このような成長や業界での普及にもかかわらず、おそらく最も泚目すべき成果は、2006 幎に S3 向けに䜜成したコヌドが、珟圚も倉曎されるこずなく機胜しおいるこずです。お客様のデヌタは 20 幎間のむノベヌションず技術的な進歩を経おきたした。圓瀟は、耇数䞖代のディスクずストレヌゞシステムにわたっお、むンフラストラクチャを移行しおきたした。リク゚ストを凊理するためのコヌドはすべお曞き盎されおいたす。しかし、お客様が 20 幎前に保存したデヌタは今日でも利甚可胜であり、圓瀟は API の完党な埌方互換性を維持しおいたす。これは、垞に「問題なく機胜する」サヌビスを提䟛するずいう圓瀟のコミットメントです。 芏暡を支える゚ンゞニアリング S3 をこれほど倧芏暡に実珟できるのはなぜでしょうか? その答えは、゚ンゞニアリングにおける継続的なむノベヌションです。 以䞋の内容のほずんどは、AWS の VP of Data and Analytics である Mai-Lan Tomsen Bukovec ず、 The Pragmatic Engineer である Gergely Orosz 氏ずの察談に基づいおいたす。 詳现なむンタビュヌ では、より深く理解したい方のために、技術的な詳现をさらに掘り䞋げおいたす。以䞋の段萜では、いく぀かの䟋をご玹介したす: S3 の耐久性の䞭心にあるのは、フリヌト党䜓ですべおのバむトを継続的に怜査するマむクロサヌビスのシステムです。これらの監査サヌビスはデヌタを監芖し、劣化の兆候を怜出した瞬間に修埩システムを自動的にトリガヌしたす。S3 はロスレスになるように蚭蚈されおいたす。むレブンナむンずいう蚭蚈目暙は、レプリケヌション係数ず再レプリケヌションフリヌトの芏暡を反映したものですが、システムはオブゞェクトが倱われないように構築されおいたす。 S3 の゚ンゞニアは、本番においお 圢匏手法ず自動掚論 を甚いお、数孊的に正確性を蚌明しおいたす。゚ンゞニアがむンデックスサブシステムにコヌドをチェックむンするず、自動蚌明によっお䞀貫性が損なわれおいないこずが怜蚌されたす。この同じアプロヌチは、 リヌゞョン間レプリケヌション や アクセスポリシヌ の正確性を蚌明したす。 AWS は過去 8 幎間にわたっお、S3 リク゚ストパスのパフォヌマンスクリティカルなコヌドを Rust で段階的に曞き換えおきたした。Blob の移動ずディスクストレヌゞは曞き換えられ、珟圚は他のコンポヌネントで䜜業が積極的に進められおいたす。生のパフォヌマンスだけでなく、Rust の型システムずメモリ安党性の保蚌により、コンパむル時にバグのクラス党䜓を排陀できたす。これは、S3 の芏暡ず高い正確性の芁件を満たす必芁がある運甚においお䞍可欠な特性です。 S3 は「スケヌルはメリットである」ずいう蚭蚈哲孊に基づいお構築されおいたす。 ゚ンゞニアは、スケヌルが拡倧するこずで、すべおのナヌザヌにずっお性胜が向䞊するようにシステムを蚭蚈したす。S3 の芏暡が倧きくなるほど、ワヌクロヌド間の盞関性が䜎䞋し、すべおのナヌザヌにずっお信頌性が高たりたす。 今埌の展望 S3 のビゞョンは、単なるストレヌゞサヌビスを超え、すべおのデヌタおよび AI ワヌクロヌドの普遍的な基盀ずなるこずです。圓瀟のビゞョンはシンプルです。すなわち、あらゆる皮類のデヌタを S3 に䞀床保存すれば、専甚システム間でデヌタを移動させるこずなく、盎接そのデヌタを利甚できる、ずいうものです。このアプロヌチにより、コストが削枛され、耇雑さが解消され、同じデヌタの耇数のコピヌを䜜成する必芁がなくなりたす。 近幎の泚目すべきリリヌスをいく぀かご玹介したす: S3 Tables – 時間が経過する䞭で、ク゚リ効率を最適化し、ストレヌゞコストを削枛する、自動メンテナンスを備えたフルマネヌゞド Apache Iceberg テヌブル。 S3 Vectors – セマンティック怜玢ず RAG のためのネむティブベクトルストレヌゞ。むンデックスあたり最倧 20 億のベクトルをサポヌトし、ク゚リレむテンシヌは 100 ミリ秒未満です。わずか 5 か月間 (2025 幎 7 月12 月) で、25 䞇を超えるむンデックスを䜜成し、400 億を超えるベクトルを取り蟌み、10 億件を超えるク゚リを実行したした。 S3 Metadata – デヌタの即時怜出のための䞀元化されたメタデヌタ。カタログ化のために倧芏暡なバケットを再垰的にリストする必芁がなくなり、倧芏暡デヌタレむクに関するむンサむトの取埗たでの時間を倧幅に短瞮したす。 これらの各機胜は S3 のコスト構造で利甚できたす。埓来は高コストのデヌタベヌスや専甚システムが必芁だった耇数のデヌタタむプを、倧芏暡か぀経枈的に凊理できたす。 1 ペタバむトから数癟゚クサバむトに。1 ギガバむトあたり 15 セントから 2 セントに。シンプルなオブゞェクトストレヌゞから、AI ず分析の基盀ぞ。このような倉化の䞭にあっおも、圓瀟の 5 ぀の基本原則、すなわち、セキュリティ、耐久性、可甚性、パフォヌマンス、䌞瞮性は倉わっおいたせん。そしお、2006 幎に曞かれたお客様のコヌドは、今日も機胜したす。 Amazon S3 における次の 20 幎間のむノベヌションに祝意を衚したいず思いたす。 – seb 原文は こちら です。
.table-of-contents > li > ul > li > ul { display: none; } はじめに こんにちは、怜玢基盀郚の倉柀です。ZOZOTOWNの怜玢機胜のバック゚ンドの開発を担圓しおいたす。怜玢基盀郚の䞀郚システムではGoを採甚しおいたす。 2026幎2月21日土にGo Conference mini in Sendai 2026が開催されたした。本蚘事では、䌚堎の様子や個人的に印象に残ったセッション・LTに぀いお玹介したす。たた、私もLT枠で登壇したため圓日話しきれなかった内容もあわせお玹介したす。 目次 はじめに 目次 Go Conference mini in Sendai 2026ずは 䌚堎の様子 セッション AI時代のGo開発2026 爆速開発のためのガヌドレヌル 個人的に気になった点 Go パッケヌゞのサプラむチェヌン攻撃を防ぐ CI を䜜っおみた 個人的に気になった点 Go 1.26 で生たれ倉わった go fix をプロダクト開発の運甚に乗せる 個人的に気になった点 encoding/json/v2のUnmarshalはこう倉わった ~内郚実装で芋る蚭蚈改善~ このテヌマを遞んだきっかけ さいごに Go Conference mini in Sendai 2026ずは Go Conferenceは、プログラミング蚀語Goに関するカンファレンスです。今回は「東北から広がるGoコミュニティ」ずいうテヌマで仙台にお4幎ぶりに開催されたした。18セッション20分ず12のLT5分によっお構成され、Goに関するさたざたなテヌマに぀いお発衚されたした。参加者は117人ず倧盛況のうちに終わりたした。 sendaigo.jp 䌚堎の様子 䌚堎は仙台垂青葉区にあるアヌバンネットビル仙台䞭倮 カンファレンスルヌムでした。ワンフロアにスポンサヌブヌスず2郚屋のセッションルヌムがあり、同時に発衚が行われたした。 オヌプニングの様子 スポンサヌブヌスでは、参加者向けのさたざたなコンテンツが甚意されおいたした。 株匏䌚瀟UPSIDERさんのブヌス 株匏䌚瀟UPSIDERさんのブヌスでは、「Goの挑戊Goっそり教えお」をテヌマに意芋が募られおいたした。「TinyGoを䜿っお䜕かを䜜っおみたい」等の声があり、TinyGoぞの関心の高さがうかがえたした。 株匏䌚瀟SODAさんのブヌス 株匏䌚瀟SODAさんのブヌスでは、「あなたのやらかし゚ピ゜ヌドや懺悔したいこずを教えおください」をテヌマに意芋が募られおいたした。生成AIが曞いたコヌドによっおやらかした゚ピ゜ヌドが昚今の開発事情を衚しおいお面癜いなず思いたした。たた、SODAさんのブヌスではGopherの16タむプに分ける蚺断を実斜しおおりたした。 snkrdunk.github.io 私は、「数孊的な賢者」でした Gopherの16タむプ蚺断 䌚堎では参加者党員にステッカヌなどのノベルティが配垃されおおり、どれもずおも可愛らしいデザむンでした。 ノベルティのステッカヌ たた、ネヌムタグの裏偎には「すぐに䜿える仙台匁」が蚘茉されおおり、参加者同士の䌚話のきっかけになっおいたした。仙台開催ならではの遊び心が感じられる挔出でした。 ネヌムタグ さらに登壇者にはTシャツが配垃され、登壇の良い蚘念になりたした。運営の皆さたのお心遣いに感謝です。 登壇者甚のTシャツ セッション AI時代のGo開発2026 爆速開発のためのガヌドレヌル www.docswell.com こちらのセッションでは、生成AIにおける開発の「速さ」ず「治安コヌド秩序やルヌル」をいかに䞡立させるのかに぀いお玹介されおいたす。 課題 生成AIの発達・普及により実装速床が飛躍的に向䞊した䞀方で、アヌキテクチャのルヌル違反などコヌドの治安が悪化しやすくなっおいる。 察策 Rules/Skillsのような非決定的な制玄゜フト制玄だけに頌るのではなく、決定的な制玄ハヌド制玄をガヌドレヌルずしお敎備するこずが重芁。 玹介されおいるハヌド制玄の䟋 Goの internal パッケヌゞによるアクセス制埡 depguard 等のLintによる䟝存ルヌルの匷制 Fuzzing testやMutation testによるテスト品質の担保 個人的に気になった点 アヌキテクチャの䟝存ルヌルを生成AIに守らせるずいう芳点で、Goの internal パッケヌゞを甚いるずいうのは面癜い発想だず思いたした。䞀方で、ドメむン単䜍でパッケヌゞを分割する Package by Feature だからこそ嚁力を発揮する䞀面もあるのかなず思いたした。私が携わっおいるプロゞェクトでは、アヌキテクチャの技術的な圹割レむダヌ毎にパッケヌゞを分割する Package by Layer を採甚しおいたす。 internal パッケヌゞの配䞋に各レむダヌのパッケヌゞを切る構成が䞀般的です。この堎合、 internal が守れるのは倖郚モゞュヌルからのアクセスであり、 internal 内郚のレむダヌ間の䟝存方向たでは防げたせん。 発衚埌に登壇者の方ぞ質問したずころ、 Package by Layer でも internal パッケヌゞが掻きるケヌスを共有しおいただきたした。各局でしか䜿わない関数を他の局から䜿われないように守るずいう芳点です。䟋えば、 presentation 局でレスポンスに察しお凊理する関数を internal に配眮すれば、他の局からの誀った利甚を防げるずのこずでした。レむダヌ間の䟝存方向の制埡ずは別に、各局の内郚実装の隠蔜ずいう芳点で internal が有効に機胜するずいうのは玍埗感がありたした。 Go パッケヌゞのサプラむチェヌン攻撃を防ぐ CI を䜜っおみた speakerdeck.com こちらのセッションでは、Goパッケヌゞのサプラむチェヌン攻撃をCIで防ぐ取り組みに぀いお玹介されおいたす。 課題 typosquatting タむプミスを狙った攻撃や slopsquatting AIのハルシネヌションを狙った攻撃により、悪意のあるパッケヌゞの混入リスクがある 察策 Googleが公開しおいる capslock を掻甚し、パッケヌゞがアクセスし埗る特暩的操䜜ファむルシステム操䜜、ネットワヌク通信などを静的解析で怜知 PRで新しいパッケヌゞが远加された際に、 main ブランチずのCapabilityの差分をCIで怜出 その結果をClaude Code Actionに読み蟌たせるこずで、セキュリティリスクを蚺断する仕組みを構築 個人的に気になった点 こちらのセッションは、昚幎開催されたGo Conference 2025の「 サプラむチェヌン攻撃に孊ぶmoduleの仕組みずセキュリティ察策 」に続く内容だず感じたした。昚幎の発衚では、Goのパッケヌゞ管理システムを利甚したサプラむチェヌン攻撃が3幎以䞊芋぀からず、その根本的な察策も難しいずいう話がありたした。本発衚はLT枠で5分ず短かったですが、昚幎のGo Conferenceで発衚された課題に察しお察策を怜蚎し、同じくGo Conferenceで発衚するずいう流れにずおも感心したした。 発衚内容で気になったのは、新しく远加されたパッケヌゞのCapabilityから悪意の有無をClaude Codeがどう刀断しおいるかずいう点です。登壇者の方に質問したずころ、䟝存先パッケヌゞのメ゜ッド名や呚蟺の実装をもずに刀断しおいるず考えられるずのこずでした。たた、サヌドパヌティの公匏パッケヌゞを远加した際にも、䟝存先パッケヌゞでCapabilityの譊告が出るケヌスもあったそうです。ただし公匏パッケヌゞである以䞊、察凊は難しく、ただ改善の䜙地があるずのこずでした。 Go 1.26 で生たれ倉わった go fix をプロダクト開発の運甚に乗せる speakerdeck.com こちらのセッションでは、Go 1.26で倧幅に刷新された go fix コマンドをプロダクト開発の珟堎にどう組み蟌むかに぀いお玹介されおいたす。 運甚フロヌの蚭蚈 「怜知」ず「適甚」を分けお考えるのがポむント 怜知毎PR golangci-lint の modernize を有効化し、CIで叀い曞き方を垞時譊告する 適甚Goバヌゞョン曎新時 go fix ./... を2回実行しお既存コヌドを䞀括倉換する go fixに関する3぀のアプロヌチず䜿い分け modernize 組み蟌みルヌルによるコヌドのモダン化。go fixを実行するだけ SuggestedFix 自䜜Analyzerに修正提案を远加し、プロゞェクト固有のパタヌンを自動修正する go:fix inline 非掚奚関数に //go:fix inline を付䞎し、利甚者偎でgo fixを実行するだけでAPI移行を自動化する 個人的に気になった点 先日公開された公匏ブログ「 Using go fix to modernize Go code 」を読んでおり、最近私も go fix を実行した経隓がありたした。そのため、運甚芳点の話はずおも興味深い内容でした。特に気になっおいたのは、 go fix の「2回実行が必芁」ずいう点の仕組み化です。ある modernize ルヌルの適甚が別のルヌルの適甚機䌚を生むため、公匏ブログでも2回の実行が掚奚されおいたすが、これを仕組み化するのは難しいず感じおいたした。登壇者の方に質問したずころ、以䞋のような回答をいただきたした。 ただ完党な仕組み化はできおいないが、 pre-commit フックでコミット前に go fix を実行する方法を怜蚎しおいる ただしpre-commitの導入はチヌムにより意芋が分かれるため、Claude CodeのSkillsで実行させるのも有効ではないか 生成AIのSkillsは、こうした「毎回やるべきだが柔軟さも求められるルヌル」の適甚に向いおいるずいう点に玍埗感がありたした。たた、 golangci-lint の modernize リンタヌに぀いおも質問したした。内郚的にはgo fixず同じ modernize アナラむザが動いおいるため、こちらも同様に耇数回の実行が必芁ずのこずでした。 encoding/json/v2のUnmarshalはこう倉わった ~内郚実装で芋る蚭蚈改善~ speakerdeck.com 私も今回LT枠で登壇いたしたした。このセッションでは、Go 1.25で実隓的に远加された encoding/json/v2 パッケヌゞの Unmarshal 関数を取り䞊げたした。埓来の encoding/json パッケヌゞが抱えおいるパフォヌマンス䞊の課題ず、v2での改善点を内郚実装の芳点から玹介したした。 v1での課題点 パッケヌゞの構成 1぀のパッケヌゞに「JSONを解析する凊理」ず「Goの構造䜓に倉換する凊理」がすべお混圚しおおり、倉曎時の圱響範囲も広かった ゚ラヌメッセヌゞ JSONのパヌス解析に倱敗したずき、どの項目でなぜ倱敗したのかが゚ラヌメッセヌゞから読み取りにくかった メモリの䜿い方 Unmarshalを呌ぶたびに内郚で䜿うオブゞェクトDecoderを毎回新しく䜜成しおおり、高頻床で呌び出すずメモリ確保やGCガベヌゞコレクションの負担が倧きかった デヌタの読み取り方 JSONデヌタを読み取るたびに内郚でコピヌが発生しおおり、メモリ効率が悪かった v2での改善点 パッケヌゞの分離 「JSONの解析」を担う jsontext パッケヌゞず「Goの型ぞのマッピング」を担う json パッケヌゞに分離し、それぞれの圹割を明確にした 構造化された゚ラヌ ゚ラヌ情報にJSONのどの䜍眮で、どんなJSON型が原因で倱敗したかを含めるようにし、原因の特定が容易になった オブゞェクトの再利甚 sync.Poolパッケヌゞを䜿い、䞀床䜜った Decoder を䜿い回すこずで、メモリ確保の回数ずGCの負担を倧幅に削枛した 効率的なバッファ管理 1぀のバッファデヌタを䞀時的に保管する領域を論理的に分割しお管理するこずで、デヌタのコピヌなしに必芁な郚分ぞアクセスできるようになった このテヌマを遞んだきっかけ 普段の業務ではREST APIを実装する機䌚が倚く、 encoding/json パッケヌゞを利甚する堎面も倚くありたした。しかし、 encoding/json には以前から課題が倚く、 golang/go#71497 でも長期にわたっお議論が続いおいたす。そんな䞭、Go 1.25で実隓的にv2が远加されたした。 go-json-experiment/jsonbench のベンチマヌク結果を芋るず、v2の Unmarshal 関数は以䞋の点で倧きく改善されおいるこずがわかりたす。 倧幅な速床改善 具象型で2.7〜10.2倍、RawValue型では最倧21.1倍ず、v1から劇的に高速化されおいる 安党性を犠牲にしおいない  unsafe パッケヌゞを䜿甚せず、UTF-8の怜蚌や重耇キヌの拒吊などRFC準拠の正確性も向䞊しおいる ストリヌミング察応 v1では非察応だった Unmarshal のストリヌミングにも蚭蚈圓初から察応しおいる 速床・正確性・安党性のいずれも改善されおいるずいう結果から、「なぜこれほど改善できたのか」を内郚蚭蚈から理解したいず思い、 アドベントカレンダヌの蚘事 で調査したした。その調査がきっかけずなり、今回プロポヌザルを提出したした。 さいごに 今回LT枠ではありたすが、初めおGo Conferenceにプロポヌザルを提出し、採択しおいただきたした。発衚埌には「あず20分くらい聞きたかった」や「よく5分でたずめたしたね」などずおも枩かいお声をいただきたした。登壇を機に、さたざたな方ず繋がれたこずは非垞に貎重な経隓でした。アりトプットがきっかけで生たれる繋がりの倧切さを改めお実感したした。たた、登壇を機に初めお仙台ぞ行きたした。牛タンやずんだ逅など仙台グルメも堪胜でき、カンファレンスず合わせお充実した思い出ずなりたした。 最埌に、このような玠晎らしい堎を䜜っおくださった運営の皆さたに心から感謝いたしたす。準備から圓日の進行たで、现やかな配慮が行き届いおおり、登壇者・参加者いずれの立堎でも安心しお楜しむこずができたした。 ZOZOでは、䞀緒にサヌビスを䜜り䞊げおくれる方を募集䞭です。ご興味のある方は、以䞋のリンクからぜひご応募ください。 corp.zozo.com
TechHarmony゚ンゞニアブログでは、 AWS・Oracle Cloud・Azure・Google Cloud 各分野の受賞者 にフォヌカスし、むンタビュヌを通しおこれたでの経歎や他の受賞者に聞いおみたいこずを぀ないでいく「 リレヌむンタビュヌ 」をお届けしおいたす。 第3匟は、「2025 Japan AWS Top Engineers」 を受賞された 寺内 康之おらうち やすゆきさん。 Japan AWS Top Engineers は、特定の AWS 認定資栌を持ち、AWS ビゞネス拡倧に぀ながる技術力を発揮した掻動を行っおいる方、たたは技術力を発揮した重芁な掻動や成果がある方が遞出されるプログラムです。 日々どのようにAWSず向き合い、どんな経隓を積み重ねおきたのか。 そしお、受賞に至るたでの背景には、どのようなキャリアストヌリヌがあったのでしょうか。 本むンタビュヌでは、寺内さんのこれたでの経歎やAWSぞの向き合い方、さらに「次の受賞者ぞ聞いおみたいこず」たで、じっくりずお話を䌺いたした。 プロフィヌル 2025 Japan AWS Top Engineers   所属 ITむンフラサヌビス事業グルヌプ クラりドサヌビス事業本郚 クラりドサヌビス第二郚 氏名 寺内 康之   【自己玹介】 2024幎、2025幎ず続けおJapan AWS Top Engineers (Service) に遞出されたした。今珟圚は、AWSの内補化を目指すお客様に察し、技術支揎サヌビス「 テクニカル゚スコヌト 」を提䟛するチヌムのリヌダを担っおいたす。 私は、小孊生の頃にパ゜コン(PC-8001)に出䌚い、その埌パ゜コン通信にハマり、倧孊ではUNIXの掗瀌を受けたした。 ネットワヌク゚ンゞニアずしお就職。その埌サヌバ゚ンゞニアずしおも業務を行い、様々なお客様のシステム構築ず運甚を行いたした。たた自瀟で構築したサヌビス運甚も経隓するなど、いろいろな郚眲を枡り歩き、嬉しいこず蟛いこずの経隓を積みたした。 そんな䞭AWSず出䌚い、衝撃を受けるこずになりたす。AWSを䞭心にビゞネスをしおいる珟圚の郚眲に異動し「テクニカル゚スコヌト」を立ち䞊げたした。 本線  AWS゚ンゞニアになった背景を教えおください。 2007幎にEC2が発衚されAWSを知ったずきの衝撃は忘れられたせん。サヌバを䜜るこずが゜フトりェアのようにすぐに実珟するずいう即時性ず利䟿性は信じがたいものでした。 その 驚き が 魅力 に倉わり、AWSのサヌビスに魅了されおいきたした。 その埌のAWSのサヌビス拡充の勢いはすごいもので、新サヌビスのたびに感嘆したものです。埓来の ITの抂念を塗り替える 、その センス・オブ・ワンダヌ を皆さんにも感じおほしく、AWSを䜿った仕事をしたいず考えたした。 基盀゚ンゞニアであった私は、趣味でプログラミングをする皋床ではあったものの、AWSが打ち出す開発者向けサヌビスずその思想に共感し、埐々に䞊䜍レむダヌぞの進出も枬っおおりたす。ITやクラりドは遷り倉わりの早い䞖界であり、日々勉匷を続けおおりたす。 ゚ンゞニアずしお倧切にしおいる䟡倀芳や信条はありたすか 「䜿える」「䜜れる」ずいうシステムの衚面的な挙動だけではなく、その 裏にある技術的理論 をしっかり勉匷するこずです。クラりドサヌビスは、コンピュヌタおよび通信の原理原則の䞊に、基瀎技術が構築されおおり、それを組合せ抜象化したものです。その原理原則をしっかり孊び理解した䞊で、システムを䜜っおいきたいず考えおいたす。 孊ぶこずは詊行錯誀の連続であり、倚くの ゚ラヌの先に成功 がありたす。それは自分だけでなく、誰でも同じだず思っおいたす。業務の䞊でも、技術支揎サヌビスは新しい䜓隓が数倚くあり、新しい詊みは垞に倱敗ず隣り合わせです。そのため 他者の倱敗を蚱容する文化醞成を心がけおいたす この床は受賞おめでずうございたす 受賞に至るたで特に重点を眮いお取り組んできたこず・乗り越えたチャレンゞを教えおください。 たずは足堎固めずしお、AWSをSCSK瀟内で䜿っおもらうにはどうしたらいいかを考えたした。 クラりドずいう抂念は知っおいおも、いざお客様に提案しようずするず躊躇しおしたう。なぜなら良くわからないから。だから経隓をするこずができない。こうした負の連鎖を断ち切りたいず考えたした。そこで 瀟内 に察しおも 瀟倖 に察しおも 実斜する技術支揎サヌビスを立ち䞊げ たした。 長く続いた オンプレシステム ず、 クラりドサヌビス䞊で䜜るシステム ずでは、システム蚭蚈の考え方が倧きく 違い たす。このこずを倚くの゚ンゞニアに 理解しおもらう取り組みを続けおいたす。 受賞がご自身のキャリアやチヌムに䞎えた圱響はありたすか 個人的には倧きな 自信 に぀ながりたした。お客様ず話す際も堂々ず話せるようになったず思いたす。 チヌムずしおは、メンバヌの目暙の䞀぀にもなっおいるず思い、その結果 メンバヌのスキル向䞊の啓蒙 になっおいるず思いたす。 たたビゞネスずしおは お客様から の ä¿¡é Œ される 効果が倧きいです。特に技術支揎ずいう、技術力が重芖され る ビゞネス においおは アピヌル ずしお 箔 が付いた こずが䜕より有り難いです。 今埌、個人ずしお、挑戊しおみたい新しい技術・分野や、目指しおいる目暙に぀いお教えおください。 IT技術進歩の歎史の䞭では、倧きなブレむクポむントが床々ありたした。むンタヌネットの商業利甚開始、スマヌトフォンの発明、クラりドサヌビスの開始、 ディヌプラヌニング の 実甚化 。こうしたブレむクポむントが起こるず、そこには倧きなビゞネスチャンスが産み出されたす。それを逃さず習埗し、 新たなビゞネス/サヌビス を創出 しおいきたいず考えおいたす。LLMの成功から、機械孊習・人工知胜が倧きな朮流ずなっおおりたすので、それは確実にキャッチアップしおいきたす。その 次は 、 量子コンピュヌティング だず思っおいたす。 我々のチヌムは、基盀技術者が倚いためアプリケヌション開発に関する 技術の経 鹓 を積む こずが目暙です。たた DevOpsやAI-DLCなどの新たな開発䜓制・手法に぀いおの支揎力をより拡充しおいきたす。 前回のリレヌむンタビュヌ での䜐藀 優音さんから 寺内さんぞのご質問です。ご回答をお願いいたしたす。 寺内さんは、クラりド 黎明期 から 新しいサヌビスに関する知識 を積極的に 収集 されおきたず思いたすが、垞に最新技術をキャッチアップするための ポむントを教えお ください 䞀番の情報収集元はSNSです。自分の興味ある話題を発信するこずで 、SNSプラットフォヌム が私の興味領域を孊習し、 近しい話題を優先的に衚瀺 しおくれたす。 発信 の増加が 入力 の増加に぀ながる奜埪環を生み出すこずがSNS掻甚のコツだず思いたす。 他にも、AWSやIT技術の アンテナの高い瀟内の人ずの察話 が非垞に有甚ですね。 次のむンタビュヌは AWS Top Engineers の「畑 健治」さんです畑さんにお聞きしたいこずはありたすか 畑さんはDBからアプリケヌションたで 幅広いIT技術 を 習埗 されおいたすが、コンピュヌタに觊れおいお 䞀番楜しいず思う点 はどんなずころにありたすか。 寺内さん、ありがずうございたした 最埌に、読者の方ぞメッセヌゞをお願いいたしたす ITの原理原則は科孊技術で成り立っおいたす。 物理 や æ•°å­Š を疎かにせず勉匷しおいきたいです。そしお珟実はSFビゞョンに近づいおきたした。正しく技術を理解し、 次の新たな未来をSF的思考をする こず、それが新たな゚ネルギヌになるず信じ、想像の翌を広げおいきたしょう   次回むンタビュヌは、2025 Japan AWS Top Engineers を受賞された 畑 健治 はた けんじさんです。 次回の蚘事もお楜しみにお埅ちください        

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