【レポート】デジタルマーケティングから紐解き、マーケティングをもういちど考える:デジタルマーケティング[第1部] - TECH PLAY Conference 2017

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デジタルのミッションは絆づくり

続いて、マーケティングについてのまとめとして、「現代ではカスタマージャーニーをきちんと意識していくことが必要」だと石井さんは語ります。

従来のマス広告では、誰がCMを見てくれたのか、なぜ購買してくれたのかをデータで読み取ることはほとんどできません。それに対して、デジタルマーケティングでは、デジタル広告やブランドサイトで、SNSやECからのデータを取得することで、「認知」「検討」「購買」の全てのステージを分析することが可能です。その結果、さらにデジタル施策を改善したり、お客様を理解した製品を開発することにつながります。

ただ、懸念しなければならないのは、お客様にとって本当にいい体験になるかどうかです。デジタル広告はともすると「ストーカー化」していると捉えられてしまいます。それを避けるにはどうすればいいのでしょうか?石井さんは「ターゲットを見極めて、企業にとって適切なものを届けたときに、届けられたものがお客様にとって押し付けではダメなんです。押し付ける広告ではなく、お客様と共感できるものを届けなければいけません」とその答えを解説します。

「今後のデジタル広告は、マスの素材をそのまま使った補完ではいけません。お客様に寄り添うためのデータがあるのですから、それを活かしていい顧客体験を提供してファンを作る必要があるんです。リーチを広げるというマス広告のミッションに対して、より深い絆を作るのがデジタルのミッションだと考えています」

最後に石井さんは、誰とコミュニケーションすべきかを知るために「スモールマスを発見する」、お客様が必要な時に必要な手助けをするために「カスタマージャーニーを知る」、顧客体験を通じてブランド価値を形成するために「ファンをつくる」という3つのポイントをまとめ、約70分に渡る講演を終了しました。

講演終了後のQAタイムでは、30分以上も途切れることなく石井さんに質問が寄せられ、参加者の熱量が感じられました。

第1部の講演は以上です。第2部のレポートもお楽しみに!

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