manifes2018受賞者の想いに迫る!

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manifes2018受賞者の想いに迫る!

こんにちは!
エンジニア学生の就活サポートやイベント運営をしている中川です。
あのmanifesから早2週間…みなさんはいかがお過ごしでしょうか?
本日はmanifes2018受賞者インタビューを通して、受賞者の開発に対する熱い「想い」をお伝えしていきます。

学生・社会人エンジニアによるLT会

全国より12名の学生エンジニアと3名の社会人エンジニアが集まり、LTをしてくれました。
本当にありがとうございました。
技術への愛を感じられるLTばかりで、とても素敵な時間でした。
詳しいLTの内容は前回の記事にまとめたのでチェックしてくださいね!

世界を広げる!学生エンジニアの学びの場(1)
世界を広げる!学生エンジニアの学びの場(2)
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表彰式

今回は、①CareerSelect賞 ②オロ賞 ③KLab賞 ④「MMP-Most Maniac Person-」がありました。
協賛企業の皆さま、ありがとうございます。
豪華景品が目白押し(?)でしたね!

CareerSelect賞「アドバイザーとのお食事券」
【エントリーNo.10  塩津拓真さん「ボスキタスイッチ」】

内容:IoTを用いて研究室のボスが部屋に入って来ることを検知する仕組みについてのLTでした。
「サボっているところを研究室のボスに見られないように、どうにかできないか」というアイデアのもと、作成されたそうです。
https://speakerdeck.com/taxio/hosukitasuituti

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オロ賞「マニアックな技術書」
【エントリーNo.9  伊藤宏行さん 「ヴィジュアルプログラミング言語『Max』について」】

内容:Maxとはヴィジュアルプログラミング言語のひとつで、音楽や、インタラクション、ライティングなど様々なクリエイティブな現場で使われています。
情報系の学生にはあまり使われていないMax、そんなMaxでできることを紹介してくれました。

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KLab賞「オリジナルエナジードリンク11ケース」
【エントリーNo.1 藤田朱門さん 「GBAプログラミング」】

内容:みなさんが昔、よく遊んだあのゲームボーイアドバンスを自分のプログラムで動かすことに挑戦。
開発時、藤田さんは情報収集に大変苦労したそうで、なんと、この開発をきっかけに「本ならずっと残るのではないか」と考え【Dockerで始めるゲームボーイアドバンス開発入門 vol.1】を出版しました!
https://docs.google.com/presentation/d/1VRqUJBvobG8_23Z-L4I1ZlMV3TIk5vLATCHLi9vGiTY/edit?usp=sharing

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MMP 「お疲れ様セット」
【エントリーNo.3  竹田大将さん 「私が考えるPCの”最新”学習方法」】

内容:"最新"学習方法として1980~90年代のレトロPC(PC-98、MSX)でのプログラミング、さらにはOS開発をオススメ!
「『低レイヤー、高レイヤーどちらか凄いではなく、2つを組み合わせればより面白いものが作れるのではないか』という可能性もこれからは考えてみてほしい」とロマンを語ってくれました。
https://www.slideshare.net/ssuser8911f21/manifes2018pc-113068709

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受賞者インタビュー

マニアックなLTで会場を魅了してくれた4人。
彼らはどんな思いで日々開発に取り組んでいるのでしょうか?
また、なぜ「マニアック」なLTを発表できたのか?
懇親会中に直撃インタビューをしてきました!

CareerSelect賞 塩津拓真さん
大学所在地:京都府

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Q:manifes2018の感想をお願いします。
元々、電子工作とか組み込みとか低レイヤーの話をするのは僕だけなのかなと思っていたので、他の人が低レイヤーについて喋っていて本当に嬉しかったです。受賞した他の方と盛り上がりました低レイヤーの話で(笑)
普段のコミュニティが割とクローズドな感じがあるので、こういう場で出会えると嬉しいです。

Q:発表のポイントはありますか?
内容について色々と迷っていたのですが、5分で話して面白いと思ってもらえそうなものを選びました。
正直受賞すると思ってなかったので、発表して、「ああ楽しかった」って満足して。
「誰か受賞するんだろう」みたいな感じで聞いていました。

Q:この先、作りたいと思っているものはありますか?
よく研究室に後輩をよんでワイワイするんですけど、その時後輩が入りづらそうにしてたんで、確かに、自分の研究室じゃないところにノックして入るのって結構心の障壁があるなあって思って。
そういうのを解消できるインターホンのようなものをボスキタスイッチの延長で作りたいなと思っています。

Q:開発のモチベーションはどこにありますか?
ハッカソンとかでは、自分の欲望に振り切ったものを作っていて。
基本、開発するときは自分がほしいものや挑戦したい技術があって、それに即したプロダクトを作ろうと思ってやっています。
----自分の根底にあるのは欲望。
そうですね、欲望(笑)

Q:将来どんなエンジニアになりたいと思っていますか?
あまり内容にこだわりすぎず、ずっと勉強し続けられるエンジニアになりたいとは普段から思っていてます。
企業選びは悩んでいるところです…今まで自分の欲望にふりきって開発してきたので、プロダクトへの愛がモチベーションになると思ってます。

Q:最後に一言
あくあたん工房をよろしくお願いします!
https://www.aquatan.studio/
※あくあたん工房とは塩津くんが所蔵する学生コミュニティのことです。


オロ賞 伊藤宏行さん
大学所在地:愛知県

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Q:manifes2018の感想をお願いします。
変態な人が多かったなあと思います。
僕の中では特徴、個性がある人たちでおもしろかった=変態という意味です(笑)
あと、マニアックでおもしろいものが多かったので刺激を受けました。

Q:発表のポイントはありますか?
何を話そうか色々と考えたのですが、LT会にフロント側の人はあまり参加しないと思っていました。
クリエイティブコーダーとして映像生成をする人たちはアート系が多いと思ったので、エンジニアのLT会で映像生成について話せば差別化がはかれそうだと思い、発表しました!
あとは、初心者でもわかりやすいように、おもしろみがあるように意識しました。

Q:今回のLTにでてきた「VJ」を始めたきっかけは?
学祭でDJイベントを開くときに、VJがいなかったので、やってみたのが始まりです。
そこから、せっかくだから映像をプログラミングで作りたいなと思って、徐々にやっていきました。
始めたてのころは、プログラミング要素ゼロだったんですけど、MAXやプロセシングで映像生成のプログラム元々を書いていたので、それを活かしながらレベルアップさせていきました。

Q:将来への意気込みを一言
将来自分がどのような道に進んでも技術を学ぶ姿勢は忘れずに、いろいろなことに挑戦していきたいと思ってます。
様々な知識を得れば得るだけ、自分の力を発揮できる場やチャンスは増えると考えているので、知識を得ることに貪欲でいたいです。


KLab賞 藤田朱門さん
大学所在地:滋賀県

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Q:manifes2018の感想をお願いします。
低レイヤー好きな人、意外と多いですね。
Webとかゲームとか色々でてくんのかなあと思っていたら、思いのほか低レイヤーの人多くて(笑)
あまり周りにはいないんで、世界広いなっていう感じしましたね。
MMPの竹田くんとはめっちゃしゃべりましたね(笑)PC98よりGBAの方が性能いいと思うって言っておきました(笑)

Q:GBAプログラミングをやり始めたきっかけは?
大学入って、プログラミングはじめて、授業でC言語やって一通りやったときに「C言語で何か作りたいな」って思って。
検索してると、ゲーム作るときには色々とライブラリが必要なようで「難しそうやな」っていう感じだったんで。
調べてると、GBAが、「ライブラリがなくてできる」みたいなこと書いてあったんで、やろうと思ったら、想像以上にライブラリがゼロで(笑)
古い記事にやり方は書いてあるんですけど、リンクが死んでいたりして(笑)
だから最初はちょっと無理やなってほったらかしちゃってたんですけど。
2回生の夏休みに再開したのがスタートですね。
無理やなってなってから時間が経ってからやると、またできたりするんですよ。

Q:本も執筆されていますが、なぜ書こうと思ったのですか?
最初はどんどんサイトに記事あげていくつもりだったんですけど。
よく考えたらコレ10年後に見たら、今の俺と同じことになる、リンク死にまくっただけになるかな〜と思ったんです。それで残るものは、本かなって思ったんで、とりあえず本にしようって思ったんですけど、あんまするべきじゃなかったですね(笑)時間かかりすぎます(笑)

Q:最後に一言
もっとみんな発信していってほしいですね!
ブログ書くでも、SNSで作ったもの上げるとかなんでも良いんで。
周りの人はみんなすごいもの作ってるのに、全然発信していなくて、ふとした瞬間に会話の中に出てきて、「すげえ」みたいなのもあるので。
もっと周りに出してけばいいのにな〜って思いますね。


MMP 竹田大将さん
大学所在地:岩手県

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Q:manifes2018の感想をお願いします。
今までLT会は岩手県内ではやってたんですけど、全国から学生が集まってやるっていうのは初めてで、緊張しました。
でも、普段の生活では知れないいろんな技術を知れてよかったです。
自分に近いマニアックな世界観を持っている人には今まで中々出会えなかったんです。
manifesではじめてコミュニティを広げられたなって思えました。

Q:MMPの決め手になったところは、どのようなところだと思いますか?
もし決め手があったとしたら、今まで1年以上いろんな場所でLTしてきて、どこでも絶対PC98の話だったんですよ。
好きなことだけをずっと話してきて(笑)
その結果、今までのLTが洗練されたのが今日だったのかなと思います。

Q:今回のLTの主役となったPC98の魅力はずばり?
やっぱりロマンですかね。
例えば、小さい頃はゲーム機はそう簡単に買ってもらえるものではなかったので、皆さんにも愛着のある機械っていうのがあったと思うんですよね。そのゲーム機を今でも好きで使い続けているような感じです。
今はもう、パソコンをすぐに買い替える時代なので、愛着のある機械というのが中々ないと思うんですけど。
車が好きな人がずっと古い車にのるって言ってるのと同じ感じで、愛着のある機械をつきつめていくと、いつの間にかマニアックになっているっていう(笑)

Q:学生エンジニアに伝えたいこと
僕は今、古い技術に携わっていますけど、新しい技術っていうのもコミュニティは少ない。
そういう技術は「そんなの何の役に立つの?」と言われることが、多々あると思うんです。
そんなときにロマンをつき詰めて、マニアックにやっていけば「何か役に立つ」「それが自分だけの技術になる」っていうのは、きっとあると思うんです。
なので、みんなもっと周りの評価とか気にせずに、自分の好きなことをマニアックにやってほしいなって思います。

Q:将来、どんなエンジニアになりたいですか?
今日は低レイヤーの話をしたんですけど、正直、低レイヤーとか高レイヤーとかあんまり気にしてはいなくて。
ずっと「自分だけ」を突き詰めていけば多分、自分の技術が世界標準になる日が来ると思っているので、ワールド・ワイド・ウェブみたいな世界標準になるプロジェクトを担うエンジニアになりたいな、と。


まとめ

3回に渡り、イベントについてまとめてきましたが、いかがでしたか?
少しでも学生エンジニアたちの熱い想いやモチベーションの高さが伝われば嬉しいです。
今後もこのようなイベントを開催していく予定なのでお楽しみに!

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