サーバーワークス の技術ブログ

【Amazon Connect Salesforce CTI Adapter】Salesforceページ操作と連動してステータスをオフラインにする

概要 本ブログでも紹介しておりますが、Amazon Connect CTI Adapter for Salesforce(以降、CTI Adapter)を導入することで、Amazon ConnectとSalesforceを簡単に連携させることが可能です。 blog.serverworks.co.jp 本エントリでは、Salesforceをログアウトしたり、ブラウザを閉じたりした際、連動してAmazon Connectのステータスを「Offline」に変更する設定方法を紹介します。 (インストールガイドに記

【AWS CLI】カスタム形式のVPCフローログを作成してみた

こんにちは。AWS CLIが好きな福島です。 昨日のアップデートでVPCフローログに新たなメタデータフィールドが4つ追加され、 送信元、送信先のAWSサービス名および通信方向等が分かるようになりました。 トラブルシューティング時に役に立つと思うため、とても嬉しいアップデートかなと思います。 具体的には、以下のメタデータフィールドが追加されました ・flow-directio
AWS

【ACM】証明書の有効期限をモニタリングできるようになりました。

こんにちは。AWS CLIが好きな福島です。 昨日、AWS Certificate Managerで管理している証明書の有効期限を Amazon CloudWatchからモニタリングできるようになりました。 また、Amazon EventBridgeにもイベントが連携されますので、これを使い、証明書の有効期限が近づいたら、通知を行うことも可能になりました。 aws.amazon.com CloudWatchから証明書の有効期限を確認してみた Amazon EventBridgeの
AWS

【Ruby】thorの仕組みを調べてみた DSL編

今回はthorというRubyでタスクランナーを作るためのライブラリの仕組みについて、ソースコードを読んで調べてみたので紹介します。 この記事で引用するthorのコードは全てv1.1.0のものを参照しています。 thorとは thorはrakeのようにrubyで何らかのタスクを行うコマンドを作ることができるライブラリで、Railsのgeneratorなどでも使われています。 基本的な使い方は以下のよう

大阪リージョンで Amazon Aurora は利用可能です

CI部 佐竹です。 ちょっとした注意喚起のブログです。 はじめに Aurora は大阪リージョンで利用が可能 リザーブド DB インスタンスは提供されていない 2021年7月追記 まとめ はじめに AWS 大阪リージョンで現在、RDS のマネジメントコンソールのトップに以下の文言が表示されています。 Aurora は、このリージョン (Asia Pacific (Osaka-Local)) では使用できません。リージョンセレク
AWS

Amazon Connectで着信通知音だけヘッドセットじゃなくてスピーカーから鳴らしたい、の対策方法

Amazon Connect専任担当の丸山です。 Amazon Connectは、設定はブラウザですべて行うことができます。 そして通話もブラウザで動くソフトフォンで利用します。 ソフトウェアのインストールは不要です。 WindowsでもMacでもどちらもで対応OK。 それどころかChromebookでも動いちゃいます。 そして、通話するために必要なものはヘッドセット。 今日はヘッドセットの悩みとその解決

大阪リージョンで構築可能なインスタンスタイプのアベイラビリティーゾーン別一覧表[2021/03/03]

CI部 佐竹です。 こちらの記事は以前2019年4月10日に投稿させて頂きました記事「[EC2]東京リージョンで構築可能なインスタンスタイプのアベイラビリティーゾーン別一覧表」の大阪リージョン版となります。 はじめに 結果(アベイラビリティーゾーン別一覧表 大阪バージョン) まとめ 利用可能なインスタンスファミリーまとめ AZ マッピング はじめに aws.amazon.com 2021年3月、A
AWS

【AWS MMAD】AWS Managed Microsoft AD における LDAPS 通信を最速で有効化する

はじめに AWS Managed Microsoft AD (以下AWS MMAD) と通信するときに ldaps が使えるとのことだったので試してみました。 今回は最速での ldaps 通信出来る環境を目指します。 本手順を行うことで Windows, Linux を問わず、AWS MMAD ドメインコントローラーとの LDAPS 接続が可能となります。 記事目安...20分 はじめに 前提条件 構成図 ldaps 通信を有効化する手順 エンタープライズ CA サーバ

【WindowsServer2019】【gp3】EC2を最速でローンチするためのCloudFormationテンプレートを書いてみた

はじめに WindowsServer2019 on EC2 + SG を作成する CloudFormation テンプレートを書きました。 最新の EBS タイプ gp3 に対応しています! 検証などの際に是非お使いください 記事目安...5分 はじめに cfn テンプレート cfnテンプレートの詳細 注意事項 cfn テンプレート # Yml file that builds the following AWS resources # |Resource|Number| # |---|---| # |EC2|1| # |Security Group|1| Parameters: # EC2 …
AWS

API GatewayのオーソライザーにAmazon Cognitoを使ってみた件

こんにちは SRE1課の冨塚です。 Amazon API Gatewayを構築する機会があり、Lambdaオーソライザーの設定をしたのですがLambdaの構築と各セットアップをしていてLambda以外のオーソライザーを使えるのか?とふと疑問に思いドキュメントを読んでいるとAmazon Cognitoユーザプールもオーソライザーにできらしいのでとりあえず試してみました。 作業概要 Cognitoの設定 Lambdaの作成 API Gatewa
AWS

AWS DataSyncでS3のデータをEFSに転送する

クラウドインテグレーション部の村上です。 今回はAWSのデータ移行サービスであるAWS DataSyncを紹介します。 データ移行のOverView データ移行の手法はAWS DataSync以外にもあります。一番に思いつくのはAWS Snow Familiyではないでしょうか。 こちらにデータ移行サービスが網羅的に掲載されています。 aws.amazon.com 上記でも紹介されていますが、AWS DataSyncとAWS Snow Familiyにはオンラ
AWS

マネージドプレフィックスリストでルールをシンプルに(前編)

まいど!大阪オフィスで働いております折口です。 本日はマネージドプレフィックスリストの活用例について、前編と後編の2部構成で投稿させて頂きます。 前編:活用例 後編:設定方法や注意点について 1. マネージドプレフィックスリストについて VPCの一機能であるマネージドプレフィックスリストを利用することで、CIDRブロックをリストとして、定義することがで

AWS Fargateでバッチシステムを構築しよう(上)

技術4課の古川です。 AWS FargateでAmazon RDS for PostgreSQLのテーブルダンプをするバッチ処理を作成しました。 今回はその手順について2部構成で紹介したいと思います。 本記事はAWS Fargateでバッチシステムを構築しよう(上)ということで、Amazon ECRの構築とDockerイメージのPush手順について紹介します。 1) Amazon ECSコンソール画面へ遷移 1-1) AWS Management Console画面からAmazon ECSを検

AWS Network FirewallのSuricata互換を検証してみる

クラウドインテグレーション部の村上です。 今回はAWSのマネージドなネットワーク保護サービスであるAWS Network Firewallについて検証してみました。 AWS Network Firewallのルールグループは5-tuple形式やDomain list形式を使って作成することが多いかと思いますが、今回はSuricata rulesを記載して設定してみたいと思います。 AWS Network Firewallとは Suricataとは まずはSuricataを使ってみる AW

Amazon S3 の PrivateLink が他のサービスと異なるたった1つの点

SRE部 佐竹です。 本ブログでは S3 の PrivateLink (Interface 型 VPC Endpoint) が他のサービスの PrivateLink と異なるたった1つの点について SSM を比較対象として記載しました。たった1つしか異なる点はないのですが、これにより他のサービスと異なり使い勝手がかなり変わってきます。
AWS, SRE