サーバーワークス の技術ブログ

Amazon RDSとAuroraの違いをまとめてみた

こんにちは。AWS CLIが好きな福島です。 はじめに 比較表 補足 グローバルデータベース(表のNo.15) マルチマスタークラスター(表のNo.16) クロスリージョンリードレプリカ(表のNo.11) データベースアクティビティストリーム(表のNo.17) バックトラック(表のNo.18) クローン(表のNo.19) Serverless (表のNo.20) まとめ はじめに 今回は、Amazon RDSとAuroraの違いをまとめました。 比較表 Excelに

【Application Migration Service(MGN)】概要と仕組みについて

こんにちは。AWS CLIが好きな福島です。 はじめに Application Migration Service(MGN)とは 仕組み 要素 1.Application Migration Serviceのエンドポイント 2.Replication Agent 3.Replication Server 4.Replication Settings 5.Conversion Server 6.Launch Settings 通信要件 コスト まとめ はじめに 今回は、Application Migration Service(MGN)を使用したため、概要と仕組みをブログに記載いたします。 実際…
AWS

AWS Site-to-Site VPNを静的ルーティングで冗長化する

こんにちは!サーバーワークスの松井です。 今回は、社内ネットワーク環境とAWS環境をAWS Site-to-Site VPNで静的ルーティングで接続し、冗長化する時の設定方法について紹介したいと思います。 やりたいこと ・AWS上のEC2と社内ネットワーク上のオンプレサーバーが疎通できるようにする ・AWSと社内ネットワークを静的AWS Site-to-Site VPNでつなぐ ・AWS Site-to-Site VPNは冗長化する

Amazon Aurora に Graviton 2 インスタンス t4g と x2g が追加されました

営業部 佐竹です。本日は Amazon Aurora の更新をお知らせする記事になります。Amazon Aurora で新しい Graviton 2 インスタンスが発表されました。しかも db.t4g と db.x2g と、2つ同時にです。

gitで困ったことまとめ

はじめに 困った事例 現在ブランチでの変更をコミットしていないので、ブランチ移動が出来ない 問題 解決策 Tips n 個前のコミットを修正したい 問題 解決策 まとめ はじめに git による開発をしていた時に、困った事例とその対応策についてまとめてみました。 困った事例 現在ブランチでの変更をコミットしていないので、ブランチ移動が出来ない 問題 現在ブランチで
Git

RDSにIAMデータベース認証でログインする

はじめに 突然はじめまして、當摩です。 AWS RDS(以下RDS)でIAMデータベース認証を有効化して、AWS EC2(以下EC2)からパスワードを使用せずにログインできるような設定をしました。 IAMデータベース認証ログインにすると、接続元リソースに追加したロール認証情報と認証トークンを使用してRDSにログインするため、IAMユーザがパスワードを持つ必要が無くなり、セキュリ

過去のAWSの障害をまとめてみた

こんにちは!技術2課、濱岡です。 最近、AWS Direct Connectの障害があったのが目新しいですが、それも含めて過去にあったAWSの障害をまとめてみました。 東京リージョンで発生した障害に限定してまとめています。 2021年9月2日 AWS Direct Connect障害 東京リージョンのAWS Direct Connectが提供するネットワークデバイスの障害となります。 特定のアベイラビリティゾーンではなく、

Cloudviz.io を利用してAWSインフラ環境を可視化し、構成図の出力を自動化してみる

概要 当エントリーでは、Cloudviz.io というAWS環境の構成を可視化するSaaS製品とその活用方法についてご紹介します。 内容や画面描画については執筆時点のとなり最新のものと異なる可能性がある点ご注意ください。 概要 Cloudviz.ioとは (参考) Cloudviz.ioの 価格 Cloudviz.io の魅力 主な機能 機能1.AW環境のインフラ構成の可視化(手動) 処理の所要時間 描画された後の画面操作につ

【Transit Gateway】VPCピアリングとTransit Gatewayを構築して比較してみた①

こんにちは! クラウドインテグレーション部(CI部)技術2課の反町です。 Transit Gatewayについて調べていたらAWS公式の「管理者が違う システム間での柔軟なルーティング」というハンズオンを見つけたので、手を動かしてみました。 このハンズオンでは、VPCピアリングの大部分をCloudFormationを利用して構築してしまっていたので、勉強がてら0からVPCピアリング接続の構築

【Transit Gateway】VPCピアリングとTransit Gatewayを構築して比較してみた②

クラウドインテグレーション部(CI部)技術2課の反町です。 【Transit Gateway】VPCピアリングとTransit Gatewayを構築して比較してみたの第2弾です! 詳細は前回のブログをご確認ください。 【Transit Gateway】VPCピアリングとTransit Gatewayを構築して比較してみた① 今回のブログではTransit Gatewayの構築をして、VPCピアリング接続との違いは何かなどの比較をしたいと思います。 Transit

【CloudWatch】RDSのストレージ使用率を監視してみる

最近はダイエットにも熱が入り、順調に体重が減っているCI部の柿﨑です。 AWS監視について、CloudWatchを使って監視設定を行う機会がございましたので備忘録的に書きます。 今回とくに困ったのがRDSのストレージ使用率の監視となります。 CloudWatchの仕様 代替策 やってみる RDSの拡張モニタリングを有効にする ロググループを確認する ログを確認する メトリクスフィルタ
AWS

Elastic IP アドレスにDNS逆引き設定ができるようになりました

2021年9月9日からElastic IP アドレスのDNS逆引きが東京リージョンでも可能になりました。 aws.amazon.com やってみる 公式手順:Elastic IP アドレス - Amazon Elastic Compute Cloud 1. アクション > 逆引き DNS を更新 マネージメントコンソール > EC2 > Elastic IP アドレス 対象のIPアドレスをチェックし、 アクション > 逆引き DNS を更新 を選択します。 2. 逆引き DNS ドメイン名にAレコードと同じ
AWS, DNS

Amazon Connect電話番号の取得方法 2021 Autumn

Amazon Connectはクラウド型のオールインワンコンタクトセンターサービスです。 コンタクトセンターとして必要なコア機能を備え、さらに電話番号の取得管理も可能なサービスです。 この電話番号というのが、Amazon Connectを利用している人にとって少しやっかいな存在です。 セキュリティー向上目的や日本のルールに準じて運用ルールが度々変更されています。 このたび電

Amazon SNS の SMS を利用する際の留意点と対策について

こんにちは。アプリケーションサービス部の柳田です。 SMS(ショートメッセージサービス)使っていますか? Amazon SNS で SMS を使う場合、いくつか制限があります。それぞれの対策や検証した結果について本ブログにまとめます。 目次 目次 留意点1:サンドボックスについて 留意点2:利用制限と上限緩和申請について 対策 上限緩和申請の実施 監視/運用の実施 留意

【Amazon Connect】エージェントのアクティビティ(行動)を監査する

概要 Amazon Connectでは、エージェント(オペレータ)がどのような行動をしているか監査する機能が標準で提供されています。 利用頻度としては低いかもしれませんが、簡単に紹介したいと思います。 操作方法 エージェントのアクティビティ監査画面を開く 管理者ユーザーでAmazon Connectの管理画面へログインし、サイドメニューから [メトリクスおよび品質] → [履歴メト