サーバーワークス の技術ブログ

AWS Audit Managerで監査の準備をしよう

こんにちは、技術5課 長崎です。 re:Invent 2020で発表されたサービスAWS Audit Manager(以下、Audit Manager)が継続的な監査準備を支援できるという事でご紹介したいと思います。 どんなサービスか AWS の使用状況を継続的に監査して、リスクの評価方法と規制や業界標準への準拠を簡素化する際に役立つサービスとなっています。 具体的には、一般データ保護規則 (GDPR)、医療保険

Amazon WorkDocsを検証してみた(後編)

こんにちは。 前編の続きをさっそく書いていこうと思いますが、その前に補足として「ユーザーがログインしたら最初にやること」を説明させていただだきます。 補足:ユーザーがログインしたら最初にやること まず、ログインに成功すると、次の画面が表示されます。 右下「>」マークをクリックして進めるて、最後の画面の[マイドキュメントに移動]をクリックしま

AWS Systems Manager Patch Managerを使ってみた。

はじめに こんにちは、CSM課の設樂です。 Systems Managerのノード管理機能の1つであるPatch Manager使ってインスタンスをアップデートしてみました。 パッチ適用 Basic Configuration 「今すぐパッチ適用」をクリックし、適用時の動作を選択します。 パッチ適用操作 不足しているパッチをスキャンするか、スキャンした上でインストールするかを選択できます。 今回は「スキャン
AWS

Amazon Elasticsearch ServiceでWEBサイトへのアクセス数を分析してみた

こんにちは、技術5課の長崎です。 Amazon Elasticsearch Service(以下、ES)で、WEBサイト内の各リンクに対してどれくらいアクセス数があるのかを分析して、最終的にkibanaで可視化したいなーと思ったのでやってみます。 ESとは AWSのマネージドサービスとして、オープンソースソフトウェアであるElasticsearchを利用する事ができます。 Elasticsearchは、投入されたデータの分析及びkibana

CloudFront構築時のパラメータ説明

はじめに CloudFront構築 各パラメータと説明 Origin Settings Default Cache Behavior Settings Distribution Settings おわりに はじめに こんにちは。技術三課の三木宏昭です。 ついに、今年も例の季節がやってきました。早速目がかゆく、くしゃみと共に悩まされております。 (ただ、在宅勤務でも花粉症に悩まされるのは、想定外でした。家の中なら平気だと思っていたんですが…。) Clou

CloudFrontのOriginをAWS CLIを使って切り替えてみた

はじめに こんにちは、CSM課の設樂です。 CloudFrontのOriginをAWS CLIを使って切り替えてみました。 AWS CLIで試してみたきっかけ 平時に利用しているリージョンに災害が起きた場合に平時に利用しているリージョンから別のリージョンに切り替えが必要になるケースがあると思います。 災害時の切り替えに時間的な制限がある場合、CloudFrontの切り替え操作に慣れている人が必
AWS

旧世代インスタンスでも gp3 EBS ボリュームが利用可能になりました

SRE部 佐竹です。 本日は地味に嬉しい修正を確認できましたので共有します。 はじめに 2月23日に検証を実施 AWS に確認を実施 まとめ はじめに blog.serverworks.co.jp 上記ブログでご紹介した通り、EBS ボリュームを gp2 から gp3 に変更することでコストが最大20%削減できると記載しました。 しかし、登場直後に判明した仕様として、旧世代(Previous generation instances)のインスタン
AWS, SRE

TypeScriptの書き方

PE部 谷です。 普段、Pythonばかり触れている自分が、TypeScriptを使ってコードを書く機会があったので、その特徴をブログにしました。 はじめに TypeScriptとは 特徴 型の定義 インターフェース import、export まとめ はじめに TypeScriptとは はじめにTypeScriptの説明をします。 ひとことでいうとJavaScriptの代わりとなる言語のひとつ。 え?JavaScriptがそもそもプログラミング言語じゃ

PrivateSubnetのインスタンスにSSH接続したい

こんにちは! 新卒1年目、クラウドインテグレーション(CI)部5課でOJT中の加藤ゆです。 サーバーワークスでは、OJTで取り組む技術研修課題なるものがあります。 その課題の中で、私が本気でつまずいたポイントをご紹介します!こけすぎて心折れたのでブログにしてみました! 構築済み環境 やりたいこと ここが分からない 接続の仕方案 用途を考える EIP ELBを経由する

【AWS CLI】DX切替時に利用できるコマンド

こんにちは。AWS CLIが好きな福島です。 今回は、DX切替時に利用できるコマンドをご紹介いたします。 実行環境 はじめに 変数の定義 コマンドのご紹介 VGWのアタッチ VGWのデタッチ DXGWへVGWを関連付け(同一アカウント) DXGWへVGWを関連付け(他アカウント) ルートテーブルの変更 旧VGWを使ったルートテーブルの調査 ルート伝播の有効化 ルート伝播の無効化 終わりに 実行環境

AWSサービスの認証統合方法まとめ

こんにちは。CI部の鎌田です。 各AWSサービスを利用する際に、既存のActive Directoryとの連携、SAML 2.0での連携など様々なパターンを検討されるかと思うのですが、 どのサービスがどのパターンをサポートしているか、都度確認されているのではないでしょうか。 この記事ではそのパターンの一覧をまとめつつ、ポイントについても簡単に解説します。 認証に使うサービス A
AWS

AWS Client VPNの承認ルールの優先順位と設計ポイント

こんにちは。CI部の鎌田です。 AWS Client VPN、皆様もうお使いでしょうか。 Client VPNの解説は杉村のブログを 参照いただくとして、今回はClient VPNの承認ルールに関してのお話です。 承認ルールとは AWS Client VPNにおいての承認ルールとは、Client VPNから接続可能な接続先をFirewallルールのように記載しておくものです。 Active Directory 認証を選択しているケースでは、特定のActive

【AWS CLI】AWS SSOのアクセス権の設定方法

こんにちは。AWS CLIが好きな福島です。 今回は、AWS SSOのアクセス権の設定をAWS CLIで行いましたので、 その方法をブログに記載いたします。 AWSSSOのアクセス権の仕組み及びコンソールから設定する方法は、 以下のブログにまとめておりますので、興味がある方はご確認いただければ幸いです。 blog.serverworks.co.jp 実行環境 前提 やること ポイント 使用したコマンド 手順 空
AWS

二度の不合格から勉強スタイルをこう変えてみたらうまくいった。 「営業×異業種転職×入社半年」でAWS資格取得するまで

こんにちは! 営業部の池永です。 記念すべき入社後初めてのブログの投稿になります。 この度AWS認定Solutions Architect - Associate(以後SAA)、SysOps Administrator - Associate(以後SOA)、Developer - Associate(以後DVA) に合格いたしましたので、勉強方法について情報共有させていただければと思い記載させていただきました。 私の経歴 文系4年大学卒業 新卒で大手医療系アプリベンダーで常