サーバーワークス の技術ブログ

【初心者向け】自己証明書を発行する流れについてまとめてみた

はじめに 自己証明書を発行する流れについてまとめました。備忘録です。 記事目安...5分 はじめに 解説 まとめ 解説 自己証明書を発行するケースと、第3者 CA にサーバ証明書を認証してもらうケースの違いは、 電子署名を自分がするかどうか です。 自分で電子署名を行うから、 "自己"証明書や"オレオレ"証明書と呼ばれるのですね。 第3者 CA にサーバ証明書を認証して

【視聴レポート】re:Invent 2020 Machine Learning Keynote

Machine Learning Keynoteにて新機能が7つ発表されましたので、簡単ではありますが各機能をご紹介します。 発表された新機能一覧 Deep Profiling for SageMaker Debugger Amazon SageMaker Clarify Amazon SageMaker Edge Manager Redshift ML Amazon Neptune ML (Preview)Amazon Lookout for Metrics Amazon HealthLake Deep Profiling for SageMaker Debugger 概要 機械学習モデルの…

VPC の新機能 Reachability Analyzer を試してみた。

はじめに こんにちは、CSM課の設樂です。 VPC ピアリングの接続可否を分析してくれる Reachability Analyzer が追加されたので試しに使ってみました。 VPC ピアリングを有効にするだけでは VPC 間の通信を自動的に可能にしてくれるものでありません。 通信を可能にするはルートテーブルだったり、セキュリティグループの許可が必要です。 他にも色々ありますが、そういった二

【re:Invent 2020】AppFlowがHoneyCodeへのデータ送信に対応しました!

こんにちは、PE(プロセスエンジニアリング)課の中村です。 PE課では、主に社内システムの開発・保守をおこなっています。 今日は、先日AWS製のノーコードツールで話題となったHoneyCodeに関連するUpdateがありましたので紹介します。(実際にアップデートのあったサービスはAppFlowです) AppFlowとは、Salesforce、Marketo、Slack、および ServiceNow などの Software-as-a-Service (SaaS) アプリケ

【初心者向け】サーバ証明書を第3者 CA に認証してもらう流れについてまとめてみた

はじめに サーバ証明書を、第3者 CA に認証してもらう流れについて、ざっくりまとめました。備忘録です。 記事目安...10分 はじめに 解説 まとめ 解説 図で表してみます。 〇各作業の詳細 ① hogehoge サーバ管理者が、秘密鍵ファイル ( hogehoge.key )から、 署名要求ファイル( hogehoge.csr ) を作成します。 ② hogehoge サーバ管理者が、署名要求ファイル( hogehoge.csr ) の正当性を保証

Infrastructure Keynote視聴レポート

はじめに re:Invent 2020 にて2020/12/11の「Infrastructure Keynote」を視聴しましたので簡単ではありますが、日本語で簡単にまとめレポートします。 元の動画はこちらとなります。 (閲覧にはユーザ登録が必要です) https://virtual.awsevents.com/media/1_qsv5itu8 以下、動画内の内容に関する各ポイントの大まかな時間についても記載しておきますので興味がある箇所については閲覧する時の参

【re:Invent 2020レポート】AWS環境を保護するための効果的な10の方法

技術2課の山﨑です。 かなり出遅れましたが、現在開催中のre:Invent 2020のセッションレポートをお届けします。 はじめに 本記事はre:Invent 2020で行われた「Ten easy and effective ways to secure your AWS environment」 セッションのレポートです。 reinvent.awsevents.com セッション概要 本セッションではAWS環境を保護するための効果的な方法として以下の10の方法が紹介されていました。 詳細に
AWS

【セッションレポート】オンプレミスのファイルベースのワークロードに適したストレージの選択(原題:Choosing the right storage for your on-premises file-based workloads)

こんにちは、技術2課、大阪勤務の全(ちょん)です。 世の中、AWS含む、クラウドサービスをどんどん活用していければ、便利になると思いつつ、移行がなかなか難しいのが現実です。 そんな中、re:Invent 2020 で「Choosing the right storage for your on-premises file-based workloads」セッションに参加したので要点をご紹介します。 セッション概要 このセッションでは、オンプレミスの

AWS EC2 オンデマンドキャパシティー予約を詳しく知る

SRE部 佐竹です。 今回は EC2 の機能の1つである「オンデマンドキャパシティー予約」について詳しく説明します。本ブログ内では、あわせて利用料金についても触れました。 本ブログがオンデマンドキャパシティー予約について詳しく知りたい方の助力となれば幸いです。
AWS, SRE

AMI作成時にタグを付与できるようになりました

はじめに 従来、タグ付きのAMIを作成する際は、AMIの作成処理をしてから、タグを付与する処理を実行する必要がありました。したがって、AMI作成のスクリプト等を実装するときは、少々煩雑な実装が必要でした。 サーバーワークスのコスト削減大臣に教えてもらいましたが、以下のアップデートにより、AMI作成のAPIリクエストの中で、同時にタグの付与を指定できるよう
API

【SSSD】access_provider, ldap_access_order, ldap_access_filter を使用してLDAPユーザのSSHアクセス制御を行いたい

はじめに SSSD で LDAP ユーザの SSH アクセス制御をするにはどうすればいいのか検証しました。 ドキュメントによると、access_provider, ldap_access_order, ldap_access_filter を使用すればいいみたいなので、これらのパラメータを中心に触れていきます。 記事目安...10分 はじめに 関連する各パラメータの概要 access_provider ldap_access_order ldap_access_filter sssd.conf の設定例 おわりに 関連する

ML-powered voice authentication with Amazon Connect Voice ID視聴レポート

はじめに こんにちは!孔子の80代目子孫兼技術4課の孔です。Amazon Connectの新しい機能が発表されました!以下のセッションでお聞きいただければと思います。 https://virtual.awsevents.com/media/1_sewgt95k それでは、早速本題となります。 セッション概要 Amazon Connectとは? まず簡単にAmazon Connectの紹介です。Amazon Connectは、クラウド型コールセンター となります。コールセンター に

【セッションレポート】Open-source observability at AWS

こんにちは。サービス開発課の尾崎です。 普段は自社サービスであるCloud Automatorの開発や運用を担当しています。 re:invent 2020のセッションレポートをお届けします。参加したセッションは「Open-source observability at AWS」です。 どうしてこのセッションに参加したのか マイクロサービス化の流れに乗りで、昨今はobservabilityも非常に注目されています。 また、マイクロサービ

CodeGuru が Python に対応したので Reviewer 機能を試してみました

クラウドインテグレーション部の千葉です。 CodeGuru が Python に対応しました。 うれしいですね!期待しちゃいますね!! ってことで、わたし試してみました。 1. CodeCommit の作成 + CodeGuru Reviewerを有効化 リポジトリとして、AWS CodeCommit / GitHub (GitHub Enterprise Cloud) / GitHub Enterprise Server / Bitbucket が利用できます。 今回は CodeCommit でサクっと検証してみます。 CodeGuru Reviewer の設

【セッションレポート】AWSアカウントのセキュリティについて知っておきたい15のこと(原題:15 things I wish I knew about securing my AWS account)

はじめに セッション概要 1. Enforcing MFA with YubiKeys and an AWS Config Rule 3. beyond 90 days with CloudTrail 5. Exploring access with CloudTrail and Amazon Athena 8. Ditch key pairs in favor of AWS Systems Manager Session Manager 9. Principl of least privilege via IAM Policies 12. Clearing an account with a…