サーバーワークス の技術ブログ

EC2インスタンスにIAMロールをアタッチしてアクセス制御してみた

新年あけましておめでとうございます。CI部5課の山﨑です。研修を終えて無事に大阪に帰還してホッとしている最近です。 今回はIAMロールについて理解が浅かったので、基本的な操作にはなりますが手を動かして実際の動きを見てみました。 そもそもIAMとは IAMは AWS Identity and Access Managementの略で、AWSリソースへのアクセスを安全に管理するためのWebサービスで、AWS Well-Arc

Ruby on Rails 6をAmazon Linux 2で動かす

Amazon Linux 2 に Ruby on Rails 6 の環境を構築してみました。 軽い気持ちでやったのですが、想像以上にハマりどころが多かったです。 今回の構築方針は以下の通りです。 rbenvなどのRuby環境の管理ツールは使わない 関連ツール類は、なるべくAWSのリポジトリからインストールする Dockerなどは使わず、Amazon Linux 2 で直接動作させる Rubyのインストール Amazon Linux 2 では、Rubyのバー

【Cloud Automator】EBSのバックアップ状況を定期的にチェックできるようになりました

本日、EBSのバックアップ状況を定期的にチェックする機能をリリースいたしました。 EBSのバックアップチェック機能について 背景 昨年、AWSの東京リージョンの一部で大規模な障害が発生しました。これを受けて、複数アベイラビリティゾーンによるシステム構成やバックアップの重要性があらためて認識されました。 Summary of the Amazon EC2 Issues in the Asia Pacific (Tokyo) Region (A

MacからEC2(windows)にリモートデスクトップ接続でログインする方法

こんにちは。2019年12月より入社した古川です。 主にサーバレス開発を担当しており、普段はEC2にはあまり触れないので 備忘録として残しておこうと思います。 本記事は、まだAWSの使用経験が浅く、普段MacOSを利用している方を対象としております。 前提 MacOS Catalina(10.15.2) IAMユーザー(AdministratorAccessをアタッチ済み) 踏み台用のLinuxサーバーを作成済み (踏み台サーバーにsc

AWS BackupでEC2のバックアップを別リージョンにとる

AWS Backupには、EC2インスタンスのバックアップを他のリージョンにとる機能があります。 他のリージョンにバックアップがあれば、普段利用しているリージョンの障害時に、他のリージョンでサービスを再開することができます。 いわゆるDR(Disaster Recovery)です。 今回、東京リージョンからシンガポールリージョンに、バックアップ・リストアしてみました。 [東京リー
AWS

【AWS Elemental MediaConvert】コンソールから基本的なステップで動画をエンコードする

こんにちは、技術2課の芳賀です。さて、今回はElemental MediaConvertについて触る機会があったので手順をまとめてみました。 MediaConvertとは AWS Elemental MediaConvert とは AWS Elemental MediaConvert は、ファイルベースの動画処理サービスで、コンテンツオーナーやコンテンツディストリビューターは、所有するメディアライブラリのサイズに関係なく、スケーラブルに動画処理を行うこ

Amazon Relational Database Service (RDS)/Amazon Aurora SSL/TLS証明書アップデートのQ&A

Amazon Relational Database Service (RDS)およびAmazon Aurora(Aurora)で提供されているSSL/TLS証明書が2020年3月に有効期限を迎えることについて、アップデートに関するQAをまとめています。
AWS

eksctl でクラスター作成しようとしたら RequestError が出た

技術5課の松尾です。地元仙台にUターンで戻ってきて、今月から仙台オフィスで勤務しています。年末にはナメタガレイを食べました。 AWS初心者の私がEKSをeksctlでクラスターを作成しようとして、初心者ならではの凡ミスでのエラーを出してしまった際の小ネタです。 eksctlのインストール まずはeksctlを使えるようにしました。 ドキュメントに沿ってeksctlのインストール

【2020/1/15版】 東京リージョンで構築可能なインスタンスタイプのアベイラビリティーゾーン別一覧表

CS課佐竹です。 こちらの記事は以前2019年4月10日に投稿させて頂きました記事「[EC2]東京リージョンで構築可能なインスタンスタイプのアベイラビリティーゾーン別一覧表」の更新版となります。本ブログの最新情報については上記リンクより最新記事をご参照ください。 はじめに 結果(アベイラビリティーゾーン別一覧表) 前回からの変更点 まとめ はじめに 今回は以下の
CS

AWS BackupでEC2のバックアップ&リストア

AWS BackupでEC2のバックアップ&リストアができるようになりました。 AWS Backup: EC2 Instances, EFS Single File Restore, and Cross-Region Backup 他にもアップデートがありますが、、、バックアップでAMIが取得・リストアできるとは何ごとでしょうか。 やってみた バックアップ バックアッププランの画面からリソースの割り当てを実施してみます。 こんな感じEC2が割り当てられます。 バッ
AWS

DocumentClientに拡張Arrayを渡したらMapにされる件を調査してみた

こんにちは、PE部の中村です。 今日は、とあるシステム(typescript製)の開発中にAWS SDKのある挙動にハマってしまったので、その話を備忘録として残しておきます。 起きたこと aws-sdkにおいて、DynamoDBのDocumentClientにArrayを継承した独自クラスを渡すと、 ['hoge', 'fuga', 'piyo'] のようなList型となって欲しいところが { '0': 'hoge', '1': 'fuga', '2': 'piyo' } のようなMap型となってしまう。

【AWS Systems Manager Automation】カスタムオートメーションドキュメントで時間のかかる処理を実行する

こんにちは、技術2課の芳賀です。2020年初のブログはSystems Managerのオートメーションについてです。 Windows ServerのWindowsUpdate、Update前後のAMIをオートメーションで自動化する為のカスタムオートメーションドキュメントを作成したので、このドキュメントの使用方法などについて解説したいと思います。 AWSで用意されたドキュメントを使用してオートメーションを実行する

Amazon WorkSpacesのバンドル間Migration機能がリリースされました。

こんにちは、技術四課の城です。 2020年のブログ書初めです 新年早々気になるWorkSpacesの機能リリースがありました。 Amazon WorkSpaces Migrate Enables Migration to the Windows 10 Desktop Experience and the New WorkSpaces Streaming Protocol in Beta ドキュメントを読んで分かったこと、実際やってみてどうだったのかについてレポートしたいと思います。 1. Migrate a WorkSpace(WorkSpaceの移行)とは ユーザー

【AWS CLI】EC2の作成から削除までやってみた(後編)

こんにちは。技術4課の福島です。 最近、ウォーキングデッドを見ております。 ゾンビより人の怖さを感じております。 さて今回は、以下のブログの続きになります。 ◆【AWS CLI】EC2の作成から削除までやってみた(前編) http://blog.serverworks.co.jp/tech/2020/01/10/post-77774 はじめに 前回は、①~⑤の内容をブログにまとめましたので、 今回は、⑥~⑨の内容をまとめていきた
AWS

【AWS CLI】EC2の作成から削除までやってみた(前編)

こんにちは。技術4課の福島です。 最近、ゲームオブスローンズ-シーズン7まで見ました。最高です。 最近、AWSマネジメントコンソールを開くのも億劫になっててしまったため、 どうにか、AWS CLIを使いこなしたいと思っております。 そこで今回は、AWS CLIを使いこなす第一歩として、 AWS CLIを使って、EC2の作成から削除まで実施しましたので、 その内容をブログにまとめ