サーバーワークス の技術ブログ

ACM証明書発行時に「追加の検証が必要です」エラー

技術3課の杉村です。AWS Certificate Manager(以下、ACM)で無料で発行できるSSL/TLS証明書、便利ですよね。 先日、証明書を発行しようとしたところ、こんなエラーメッセージに遭遇しました。 この証明書のリクエストの状況は "失敗" です。 このリクエストの 1 つ以上のドメイン名の証明書をリクエストするには、追加の検証が必要です。 通常ならドメイン名やドメイン認証

Pythonコネクタを使ってSnowflake に接続してみる

CI部の宮本です。最近、天気が悪い日はもれなく頭痛に悩まされています。鎮痛剤で対応していますが、何か良い方法はないものでしょうかねえ。。 さて、今回は先日のブログ SnowSQL コマンドで Snowflake に接続する の続編です。Webインターフェース、CLIツールと続いて、プログラミング言語からのアクセスを試してみたいと思います。 Snowflake で対応しているコネクタとド

Alexa虎の巻(1)Amazon開発者アカウントを作成する

こんにちは、サーバーワークスのこけしの人、坂本(@t_sakam)です。 さて、今回から「Alexa虎の巻」と題して「これからAlexaのスキル作成をはじめたい!」という方向けの連載をスタートさせていただきます。 まずは、スキル作成に必要な「Amazon開発者アカウント」の作成からはじめて、次にAlexaの開発者コンソールのみでスキルの作成ができる「Alexa-hostedスキル」を利用

AWS Direct Connectでフェイルオーバーテストできるようになりました

2020年6月3日のアップデートでDirect Connectのフェイルオーバーテストが可能になりました。 AWSとオンプレミスの接続をする時にはDirect Connectが用いられますが、障害対策として、2本の接続を利用することもよくあります。 1本で障害が起きても、もう1本あるから大丈夫。。。大丈夫なはず。。。テストしたい。。。 それが実現できるようになりました。 AWS Direct Connect enables

Amazon Connectで非通知の番号からの受電を受けない設定にしてみた

CI部5課の山﨑です。 今回はAmazon Connectで非通知の番号からの受電を受けないように設定してみました 非通知とは何を示しているのか そもそも非通知とは電話の発信者が相手先に電話番号を通知する機能をオフにしていることを指します。非通知にしていると電話の相手先には発信者番号が通知されません。この通知機能は発信者番号通知サービスとして固定電話や携帯電

【入門】Savings Plansを購入してみた

室内の酸素濃度が低下気味にあるCI部の柿﨑です。 エアコンをつけっぱなしにするだけではなく、部屋の換気も忘れずにした方が良いことを最近学びました。 参考情報 弊社では社員一人ひとりに検証用のAWSアカウントが割り当てられていますが、今回は個人的に所有しているAWSアカウントにて、Savings Plans(以下、SP)を購入したため、シンプルに一連の流れをブログ化しま
AWS

AD Connector利用でWorkSpacesを使う時に必要なActive Directoryの通信要件

鎌田です。 昨今の事情もあり、在宅ワークのために急いでWorkSpacesをご用意されている方も多いのではないでしょうか。 WorkSpacesを既存のActive Directoryドメインで運用される際、AD Connectorを使った構成をされるかと思うのですが、Active Directory側で許可しておく必要があるポートについて、少々分かりづらいのでこちらのブログでご案内します。 AD Connectorの通信要件 AWSドキュ

【入門編】ネットワーク障害時の問題の切り分けについて

CI5課の山﨑です。今回は入門編としてネットワーク障害の一次切り分けについて簡単にまとめていきたいと思います。 構成図 今回は上記構成図のオンプレミスとAWSのホスト間で通信が不可になった際にどのようにして問題を切り分けていくのか簡単にまとめていきたいと思います。 問題が発生しているレイヤーの特定 pingによる疎通確認が初めの一歩 まずはpingで疎通確

【YouTube配信】「30分でわかる AWS UPDATE!」第13回を配信しました!

こんにちは、技術1課の山中です。 1週間で発表されたAWS UPDATEの中から、サーバーワークスのエンジニアが気になったトピックをピックアップして解説する「30分でわかる AWS UPDATE!」 今回もフルリモートで、教育事業を担っている加藤、小倉、山中に加えゲストの渡辺も加えて配信を行いました。 そんな第13回の模様はこちら。 今回ご紹介したアップデートは以下です!
AWS

AWS DeepComposerの画面が変わっていたので共有したい

こんにちは、技術2課の濱岡です。 最近、どうぶつの森でカブ価が気になる毎日です。 さて、今回、AWS Deep Composerの画面に変化があったので共有しようと思いブログを書きました。 こちらのブログもよろしければどうぞ。 AWS DeepComposerで遊んでみた AWS DeepComposerで遊んでみた その2 AWS DeepComposer:別のキーボードでも動くか試してみた 画面見比べ 旧画面 新画面 かなり変わっ

Network Load BalancerがTLS ALPNに対応しました

2020年に5月27日のアップデートでNetwork Load Balancer(以下、NLB)でTLS ALPNが利用できるようになりました。 Network Load Balancer が TLS ALPN ポリシーのサポートを開始 TLS ALPN についての説明は後述しますが、要するにNLBがHTTP/2に対応したということです。 本記事では、「HTTP/2ってなんだっけ?」 というあたりから軽く学びつつ、今回のアップデートの内容を理解していきたいと思いま

Amazon FSx for Windows File Serverのストレージサイズの拡張、及び、スループットキャパシティの変更ができるようになりました

こんにちは、CSM課の城です。 私は毎朝、AWSのアップデートを見るのをとても楽しみにしています。 今朝は眠気も吹き飛ぶアップデートが来ていました。 Amazon FSx for Windows File Server – Storage Size and Throughput Capacity Scaling これまで、ファイルサイズの拡張やスループット性能の変更は出来なかったため、実施する際には新しく作り直す必要がありましたが、このアップデート
AWS

AWS Client VPN接続後にVPCを経由せずにインターネットにアクセスする方法

こんにちは、技術1課の小倉です。 先日、AWS Client VPNのブログを書いたのですが、このときにVPN接続をしたあとにクライアントからインターネットに接続できなくなって不便だなと感じていたのですが、クライアントからVPCを経由せずにインターネット接続する方法がありました。 AWS Client VPNでSAMLによるフェデレーション認証ができるようになりました! デフォルトでは
AWS

AWS CodePipeline が AWS Step Functions の呼び出しをサポートしました

はじめに こんにちは、技術1課の山中です。 昨日久しぶりに外に買い物に出かけたのですが、紫陽花がきれいに咲いてて6月だな〜と思いました。時が経つのは早いものです。 というのはさておき! 今回はこのアップデートについて見ていきます! CodePipeline が新しいアクションタイプでの Step Functions の呼び出しをサポート AWS CodePipeline (以下、 CodePipeline) から AWS Step Functi
AWS

Amazon Data Lifecycle Manager(DLM)でcron式にてスケジューリングできるようになりました!

こんにちは、技術1課の小倉です。 2020/5/26にアップデートがあり、Amazon Data Lifecycle Manager(DLM)でcron式にてスケジューリングできるようになりました! Data Lifecycle Manager が cron 式に基づくスケジューリングと、週単位、月単位、年単位のスケジュールを含む追加のバックアップ間隔を新たにサポート 今までは、1, 2, 3, 4, 6, 8, 12, 24時間おきにEBSのスナップショットをとるという