サーバーワークス の技術ブログ

【初心者向け】Amazon EC2の高度な詳細(Advanced details)についてまとめてみた

こんにちは!エンタープライズクラウド部技術2課の日高です。 Amazon EC2(今後はEC2と表記)をマネジメントコンソールから作成する際に、「この設定なんだっけ?」と高度な詳細の項目について忘れてしまうことがよくあるので備忘録がてらまとめていきたいと思います。 今回、「購入オプション」「ドメイン結合ディレクトリ」「IAM instance profile」「ユーザーデータ」

【30分AWSハンズオン(3)】CloudWatchアラームを設定してみよう

こんにちは、ラーニングエクスペリエンス課の小倉です。 先日、AWS Japan が行っている表彰で 2023 Japan AWS Top Engineer に選出されました。ありがとうございます!これからもよろしくお願いいたします。 サーバーワークスでは、自由に勉強会を開催してスキルアップをしています。その中で私は毎週月曜日の朝、「30分AWSハンズオン」という30分でできるAWSハンズオンを2021年9

AWS App Runner × FastAPI で作る REST API パターン 3 選

こんにちは。アプリケーションサービス部の河野です。 アプリケーションサービス部では、週に一回、技術発表会という形で、発表者が興味がある技術について自由にプレゼンテーションしています。 その中で「App Runner で REST API 開発するの良いぞ」っていう話をしたので、本ブログでも紹介したいと思います。 導入 コールドスタート問題 デプロイ容量問題 serverless.yam

Github Copilot を Vim で使うためのプラグイン「Copilot.vim」 を導入する。

注意⚠️ 2023年 5月 3日時点での導入方法を記した記事になります。 個人での開発において、Github Copilot を試した記事になります。 商用利用の際には、所属する会社や所属部署で、Github Copilot の使用許可・規則があるか、事前にご確認ください。 Copilot.vim Copilot.vim は、コードの自動補完機能である 「Github Copilot」 を Vim で使うためのプラグインです。 作者は、 vim-fugitive
Vim

5月3日。aws-nuke を使用して検証環境の大掃除をしてみる。

こんにちは。 技術課の山本です。 本記事の背景 5月3日は憲法記念日です。 語呂合わせ的には ゴミ(53)の日でもあります。 ということですので、私自身が検証に利用している AWS アカウントの大掃除をすることにしました。 サーバーワークスに入社してから数年、会社が提供してくれている私の検証用 AWS アカウントには、様々な細かい消し忘れリソースがあります。 最

VPCのDNS解決とDNSホスト名の関係性について検証してみた

こんにちは!エンタープライズクラウド部技術2課の日高です。 「Amazon VPCとサブネットの設計のポイントについて」ブログを執筆している際に、DNS解決とDNSホスト名の有効/無効の組み合わせにより、実際にどのように名前解決に動作するのか気になったので検証してみました。 ※よければ「Amazon VPCとサブネットの設計のポイントについて」のブログも合わせてご覧くだ

【3/3】マルチアカウント環境のリソース情報を可視化してみる(AWS Config + Athena + QuickSight)

こんにちは。AWS CLIが好きな福島です。 はじめに 第1弾 第2弾 第3弾 概要図 AthenaとQuickSightのイメージ図 参考 ⑩QuickSightでデータの可視化(可視化アカウントで実行) 権限を付与するユーザーの確認 データソースの作成 データセットの作成 v_config_ec2_instancesのデータセット作成 v_config_ec2_vpcsのデータセット作成 v_config_rds_dbinstancesのデータセット作成 aws_org_accountsのデータセッ
AWS

Amazon FSx for NetApp ONTAPのSnapMirror設定方法

サーバーワークスの村上です。 今年のNBAプレイオフは例年より盛り上がっている感があっていいですね。第8シードのチームが第1シードのチームを下したのは1994年以来らしいですよ。 我らが八村選手も1996年のマジック・ジョンソン以来、レイカーズで「プレイオフで2戦連続20点以上獲ったベンチプレイヤー」になりましたね。最高。 Rui's the first Laker with back-to-back 20-point

【2/3】マルチアカウント環境のリソース情報を可視化してみる(AWS Config + Athena + QuickSight)

こんにちは。AWS CLIが好きな福島です。 はじめに 第1弾 第2弾 第3弾 概要図 参考 ⑦可視化したい情報ごとに様々なビューの作成(可視化アカウントで実行) すべての AWS Config リソースのビューの作成 すべての EC2 インスタンスのビューを作成 すべての VPC のビューを作成 すべての RDS データベース インスタンスのビューを作成 ⑧アカウントIDとアカウント名のテーブル作成(

Amazon Linux 2023でAWS CDKプロジェクトの実行環境を作成する

はじめに 記載内容と記載していない内容 手順 ①Nodejsをインストールする。 aws-cdk をインストール おわりに 参考ドキュメント はじめに Amazon Linux 2023でAWS CDK環境の作成手順を作ってみました。 Amazon Linux2でCDK環境を作成するのに苦戦した方も多いかと思いますが、Amazon Linux 2023では簡潔にできましたので、ご参考までに。 本手順を実行した際に利用したOSのバージョンはal2

【1/3】マルチアカウント環境のリソース情報を可視化してみる(AWS Config + Athena + QuickSight)

こんにちは。AWS CLIが好きな福島です。 はじめに 第1弾 第2弾 第3弾 参考 可視化のイメージ 概要図 前提 ①ConfigSnapshotの出力設定(各アカウントで実行) ConfigSnapshotの確認 ConfigSnapshotの設定 設定ファイルの作成 設定ファイルを基にConfigSnapshotの設定 ②AWS Config用S3のバケットポリシー更新(ログアーカイブアカウントで実行) ③AWS Config用のテーブル作成(可視化アカウントで実行)
AWS

AWS Managed Microsoft AD において、ドメインの機能レベルは変更できません。

こんにちは。技術課の山本です。 少し前に、AWS Managed Microsoft AD の OS が、 Windows Server 2019 になりました。 ドメインの機能レベルは以前のまま、 2012 R2 です。 AWS Managed Microsoft AD は、フルマネージド Microsoft Active Directory を AWS クラウド内に作成し、Windows Server 2019 を使用して 2012 R2 のフォレストおよびドメインの機能レベルで動作します 引用元: AWS Managed Microsoft AD の開始 -
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【📖さばわのビブリオラジオ#3】長く読める本に出会うと勇気づけられる話『インターネットの次に来るもの』他

こんにちは、「さばわのビブリオラジオ」ナビゲータのくればやしです。 「さばわのビブリオラジオ」はサーバーワークスグループのメンバーにおすすめの本を伺っていくラジオ番組です。 第3回のゲストはサービス開発部のおぐらさんにお話を伺いました。 www.youtube.com 番組後記 Webエンジニアとしてキャリアの長いおぐらさんならではのお話をたくさん伺うことができ

CloudFormation Guardを利用してAWS Configのカスタムルールを作成する

CloudFormation Guardを利用してAWS Configのカスタムルールを作成する
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EC2にAWS以外の無料パブリック証明書を導入する Let's Encrypt 【社内ワークショップ】

こんにちは、Enterprise Cloud部 技術1課 宮形 です。今回BLOGでは、Amazon EC2 上で動作する Windows IIS の Webサーバーに SSL/TLSパブリック証明書 を導入する手順をご紹介します。Let's Encrypt というフリー(無料)で商用利用できる証明書サービスを利用します。 経緯 構成図 必要なもの 導入手順 まとめ 経緯 サーバーワークスへ入社してAWSばかりを触るようになり、SSL/TLSパブリック証