サーバーワークス の技術ブログ

Lambda関数にてUnable to marshal responseが発生した場合の対処法

こんにちは、AS部DS2課の外崎です。 Lambda 関数の開発中に「Unable to marshal response: Object of type HTTPResponse is not JSON serializable」というエラーに遭遇したことはありませんか? このエラーは、レスポンスのオブジェクトが JSON シリアライズできないために発生します。場合によってはハンドラー関数が複数回実行するなどのバグが発生することがあります。(私自身がそうでした
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AWS Organizations におけるOU設計について考えてみる

3月よりIE課(インターナルエデュケーション課) に異動しました山﨑です。 最近は一気に気温が高くなり、我が家で生活しているフレンチブルドッグがバテ気味なのでそろそろクーラーを付けようか悩んでいます。 さて、昨今AWS Organizations を用いたマルチアカウント構成を採用するケースが増えてきたと感じています。そこで今回はAWS Organizations の概要を整理した上で

AWS Organizations におけるSCP設計のポイントを整理してみる

3月よりIE課(インターナルエデュケーション課) に異動しました山﨑です。 サウナブームが到来しているせいか、毎週通っているサウナの人が徐々に増えてきて困っております さて、今回はAWS Organizations におけるSCP設計のポイントを整理してみようと思います。 おさらい SCPとは SCPで初めに押さえておくべき5つのポイント ①SCPは最初に評価されるアクセスポリシー ②SC

【初心者向け】AWS Client VPNの概念を理解する

こんにちは!エンタープライズクラウド部技術2課の日高です。 私がAWS Client VPNを使い始める際に、理解しづらい部分があったので、AWS Client VPNの概念を本ブログにまとめていきたいと思います。 AWS Client VPNの概要 AWS Client VPNに関するコンポーネント 1. Client-Client VPN Endpoint間 Client(クライアント) クライアント CIDR クライアント VPN ポート Client-Client VPN Endpoint間のまとめ

【ビブリオラジオ#6】良書は後から効いてくる!あるいは親父の未来を見る目がすごい件『Pythonでチャレンジするプログラミング入門』

こんにちは、「さばわのビブリオラジオ」ナビゲータのくればやしです。 「さばわのビブリオラジオ」はサーバーワークスグループのメンバーにおすすめの本を伺っていくラジオ番組です。 第6回のゲストはサービス開発課 みずがきさんにお話を伺いました。 www.youtube.com 番組後記 今回の話で印象的だったのは、収録の後半で話が及んだ「必ずしも読まなくても、良書は

Amazon RDS と AWS Secrets Manager の統合を試して理解する。

こんにちは😺技術課の山本です。 2022 年 12 月 22 日に 以下のアップデートがありました。 aws.amazon.com RDS のマスターユーザー情報(ユーザー名とパスワード)を、Secrets Manager で管理する際に、RDS 側からの操作で完結できるようになりました。 本機能について検証するきっかけがありましたので、どういった仕様になるのか、本記事に書き残すことにしました。 アップデ
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【AWS CLI】CloudFormation StackSetsの情報取得編

こんにちは。AWS CLIが好きな福島です。 利用するコマンド,サブコマンド StackSetsの一覧 実行コマンド 実行例 各列の説明 StackSetsのインスタンス一覧 変数の設定 実行コマンド 実行例 各列の説明 StackSetsのオペレーション一覧 変数の設定 実行コマンド 実行例 各列の説明 StackSetsのオペレーション結果一覧 変数の設定 実行コマンド 実行例 各列の説明 終わりに 今回は、CloudFor
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Systems Manager のセッションマネージャー機能における ResumeSession 権限

こんにちは😺 技術課の山本です。 Systems Manager のセッションマネージャー機能における ResumeSession 権限について、お問合せいただいたので、調べました。 ResumeSession は IAM ユーザーにセッションマネージャーへのアクセスを許可する際に付与する権限の一つです。 以下のサンプルポリシーにも記載があります。 Session Manager の追加サンプル IAM ポリシー - AWS Systems Manager Syst
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新卒入社1ヵ月の僕がAWS公式トレーニングを受講し、効果を実感できました!

皆さん初めまして、株式会社サーバーワークス新卒一年目の手嶋凌一朗です。 Amazon Web Services(以降、AWSと略)公式トレーニングを受講したので、記録に残しておきたいと思います。 今年私と同じく新卒入社したばかりで、AWSに興味がある方の参考になれば幸いです。 受講したトレーニング AWS Cloud Practitioner Essentials aws.amazon.com AWS Technical Essentials aws.amazon.com Architecting on AWS aws
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【AWS Systems Manager】アップデート検証のために古いバージョンのSystems Managerエージェントをインストールしてみた

Systems Managerエージェントのバージョンアップ検証のために、現在インストールされているSystems Managerエージェントのバージョンダウンをどのようにおこない、アップデート検証をおこなったかについてまとめました。

AWS Systems Manager Run Command で Winodws サーバーの Local Administrator のパスワードを復旧する方法

AWS Systems Manager Run Command で Winodws サーバーの Local Administrator のパスワードを復旧する方法です
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Amazon SageMaker Jumpstartで大規模言語モデル(LLM)を試してみた

サーバーワークスの村上です。 NBAはいよいよカンファレンスファイナルが始まりますね! 正直レイカーズがここまで勝ち上がるとは思っていませんでした、とっても楽しみです。 Los Angeles — Denver pic.twitter.com/QrA3zIQr2O— Los Angeles Lakers (@Lakers) 2023年5月15日 楽しみなことと言えば、2023年4月に新しいGenerative AI(生成系AI)サービス「Amazon Bedrock」が発表されましたね。現在は

CDKを使用した案件のまとめ記事 - その2(クロスアカウントのパイプライン構成)

はじめに CI1-1の石井です。 前回に引き続きCDKを案件で使ってみた内容をまとめた記事となります。 対象 その1の記事を読んだ方 CDKを用いてクロスアカウントのパイプラインを組んでみたい方 本記事で記載すること 本記事では本番環境とステージング環境の二つに分けてパイプラインとそれに紐づくブランチを作成します。 本番環境とステージング環境分離について 私

CDKを使用した案件のまとめ記事 - その1(パイプラインを使用してS3とCloudFrontのサイトを構成する)

はじめに 対象 本記事で記載すること 案件の概要 CDK採用の背景 実際に作成した内容 本記事で紹介・作成する内容 環境準備 CDKの実行 パイプラインの準備 エントリポイントを編集 パイプライン作成 S3バケットとCloudFrontの作成 東京リージョンにデプロイするステージを追加 S3の作成 CloudFrontの作成 環境分離 どうすれば環境分離ができるか? cdk.jsonの編集 実際にcdk.jsonから

プログラマー歴3年目のRailsアプリ開発者が初めてRubyKaigiに現地参加した感想

プログラマー歴3年目のRailsアプリ開発者が初めてRubyKaigiに現地参加しました。参加してみての感想とRubyKaigi2023をどのようにを過ごしていたのかを写真とともにご紹介します。