サーバーワークス の技術ブログ

マルチアカウント環境で StackSets の失敗を検知し、通知する方法

カスタマーサクセス部 岡部です。AWS Organizations を利用したマルチアカウント環境にて StackSets の失敗を EventBridge で検知し、AWS Chatbot へ通知する方法を記載しております。
AWS, Bot, CS

Amazon RDS で2024年上旬に廃止予定のインスタンスクラス M4, R4, T2 及びその RI に関して

マネージドサービス部 佐竹です。本ブログでは、Amazon Relational Database Service (RDS) における古いインスタンスクラスリタイアの予告に関して記載しています。具体的には、Amazon RDS for MySQL と同 PostgreSQL で M4, R4, T2 が2024年4月までに廃止される予定となっております。

Step Functions から Lambda を呼び Jupyter Notebook の実行まで繋げてみる

Step Functions から Lambda を呼び Jupyter Notebook の実行まで繋げてみました。本記事の目的は、Step Functions から Lambda を呼び出し、終了条件を満たすまで待機させるための構成を作る流れを掴んでもらうことです。 Step Functionsの個々のパラメータについて詳しくは触れていません。

ClientVPN経由でS3の静的Webサイトにアクセス設定方法

こんにちは!イーゴリです。 Amazon S3 を使用して静的ウェブサイトをホスティングする(HTTPアクセス)機能はとても便利ですね。 前回の記事では、S3のStatic Website Hostingに特定の VPC からしかアクセスできなくする方法について検証しましたが、この記事ではAWS Client VPN経由でのアクセスを検証しましたので、共有致します。 今回のブログの要件としては下記です。 インタ
AWS

S3 の静的Webサイトに特定の VPC からしかアクセスできなくする方法

こんにちは!イーゴリです。 Amazon S3 を使用して静的ウェブサイトをホスティングする(HTTPアクセス)機能はとても便利ですね。 S3のStatic Website Hostingに特定の VPC からしかアクセスできなくする方法について検証しましたので、 共有致します。 今回のブログの要件としては下記です。 インターネットからS3にアクセスができない 特定のVPCからアクセスができる イメージ
AWS

Savings Plans を推奨通りに購入した場合の影響度合いをビジュアライズ可能になりました

マネージドサービス部 佐竹です。2023年7月24日に AWS のコスト最適化において重要なサービスである Savings Plans に、その推奨通りに購入した場合の影響度合いをビジュアライズ可能となる新機能が実装されました。この機能強化により、Savings Plans のエンドユーザ様への提案もかなりやりやすくなるでしょう。
AWS

【Amazon Connect】Amazon Connect Contact Lens の画面録画機能

Amazon Connect Contact Lensでオペレーターの画面録画が可能になりました。 aws.amazon.com Windows PCへ専用のクライアントアプリケーションをインストールすることで、通話中の画面操作をそのまま記録できます。 後からオペレーターの画面操作状況を確認することができるようになり、オペレーションのロスや改善に役立てることができそうです。 目次 目次 クライアントアプリ

【Vue3】gridstack.jsでドラッグ可能なダッシュボードを実装する

アプリケーションサービス部の鎌田(義)です。 今回は、 ドラッグ/ドロップやリサイズ、追加/削除が可能な自由度の高いダッシュボードが実装できる gridstack.jsというライブラリを紹介したいと思います。 本記事ではVue3を使用し、基本的な使用方法について記載します。 gridstackとは gridstackの特徴 その他の類似サービス 環境構築 Vue3環境作成 gridstackインストール コードの

Amazon VPC Lattice解説②(通信ログ編)

エンタープライズクラウド部の山下(祐)です。 本ブログは、Amazon VPC Lattice(以下、Lattice)の解説シリーズ第2回となります。 (前回から大幅に時間が経過してしまいました。。申し訳ありません。) 第1回では、Latticeの概要、および構成要素について解説しました。 blog.serverworks.co.jp 第2回となる今回は、Latticeを介した通信のログを見ていきたいと思います。 今回の検証

Amazon Connect ミニマムスタートプラン構築の自動化

こんにちは。アプリケーションサービス部ディベロップメントサービス2課の森田です。 サーバーワークスでは Amazon Connect を使用したコールセンター開発を行おり、お客様に提案できる Amazon Connect パッケージをいくつかご用意しています。 その中でも、Amazon Connect パッケージの中で最も早く・安く・安心して 導入できる 「ミニマムスタートプラン」 というパッケージが

CreateAccountResult を Input transformer で整形し正しく Slack へ連携されるようにする

マネージドサービス部 佐竹です。Amazon EventBridge の API Call via CloudTrail から CreateAccountResult を AWS Chatbot を通じて Slack へと連携すると期待通りに表示されないため、これを Input transformer で解決するための記事になります。
AWS, Bot

CDK(typescript)をVSCodeでデバッグ実行を行う記事

CS1の石井です。 タイトルの通りCDKのsynth時にVSCodeを用いてデバッグ実行を行う手法をまとめた記事です。 本記事を書いた動機 私は今までCDKで扱う環境ごとのパラメータはcdk.jsonにちょろちょろ書いていました。 ただ、最近パラメータの量も多くなりバリデーションチェックを行いたいと思うようになってきました。 そこで、下記の記事を参考にzodというパッケージを使

Amazon GuardDuty で検出結果の S3 への保存をクロスアカウントしようとしてハマった話

マネージドサービス部 佐竹です。Amazon GuardDuty の検出結果をクロスアカウントアクセスして S3 バケットに保存する設定を行う際に、少々権限まわりでハマったため、その解決方法について詳細に記載しました。Amazon S3 のアクセス権に関するざっくりとしたまとめも合わせて掲載しています。
AWS

Amazon Linux 2023 での UEFI セキュアブート対応開始に伴い、既存のインスタンスも対象とする方法を確認してみた

みなさん、こんにちは。AWS CLI が好きなテクニカルサポート課の市野です。 先日 2023年6月28日 に Amazon Linux 2023 の AL2023.1 でセキュアブートのサポートが開始される発表がありました。 aws.amazon.com ドキュメントにて詳細を確認すると、Amazon Linux 2023 の AMI のうち、2023.1 リリース以上を利用していることが前提条件である言及がありました。 docs.aws.amazon.com Prerequisites - You must b
AWS

マルチアカウントでのAWS Security Hubの通知について考えてみる

エンタープライズクラウド部の松田です。こんにちは。 今回はマルチアカウント環境での AWS Security Hub の通知についてです。 はじめに シングルアカウントでの実装方法 マルチアカウントでの実装方法 イベントパターンのサンプル まとめ 参考記事 はじめに AWS Security Hub では、AWSアカウント内のリソースの状態(セキュリティリスクのある設定をしてしまっていないか、