サーバーワークス の技術ブログ

【30分AWSハンズオン(4)】セキュリティグループとネットワークACLの違いを確認してみよう

こんにちは、ラーニングエクスペリエンス課の小倉です。 私は AWS 認定インストラクター (AAI) として AWS 公式トレーニングの講師をしているのですが、先日、丸5日間連続で講師をするということを初めて経験しました。なかなかハードでしたが、楽しかったです! サーバーワークスでは、自由に勉強会を開催してスキルアップをしています。その中で私は毎週月曜日の朝

【ビブリオラジオ#7】まだ俺たちはVimの本気を使いこなしていない、あるいは技術の基盤を知ると自信を持てる話【実践Vim】他

こんにちは、「さばわのビブリオラジオ」ナビゲータのくればやしです。 「さばわのビブリオラジオ」はサーバーワークスグループのメンバーにおすすめの本を伺っていくラジオ番組です。 第7回のゲストはエンタープライズクラウド部 みよしさんにお話を伺いました。 www.youtube.com 番組後記 今回印象的だったのは、暗号やインターネットの歴史等、技術の基盤的な部分
Vim

マルチアカウント環境でAWS Service Catalogを利用する

3月よりIE課(インターナルエデュケーション課) に異動しました山﨑です。 今回はマルチアカウント環境でAWS Service Catalog を利用する方法について整理していきます。 先に結論 おさらい AWS Service Catalog とは 想定しているマルチアカウント環境について アカウント構成 現場の声(管理者) 現場の声(エンドユーザー) マルチアカウント環境でAWS Service Catalogを実装して

AWS Organizations における統合と委任について整理する

3月よりIE課(インターナルエデュケーション課) に異動しました山﨑です。 今回はAWS Organizations でよく利用される「統合」と「委任」について整理してみます AWS Organizations のおさらい AWS Organizations の統合と委任 概要 サポートしているAWSサービス 統合 統合の利用イメージ 統合を有効化する 委任 委任の利用イメージ 委任を有効化する まとめ AWS Organizations のおさらい AW
AWS

AWS Service Catalog を基礎から学ぶ

3月よりIE課(インターナルエデュケーション課) に異動しました山﨑です。 今回はITガバナンスを強化するための1つの手段である、AWS Service Catalog について整理していきます。 AWS Service Catalog について AWS Service Catalog とは AWS Service Catalog の構成要素 AWS Service Catalog の利用シーン 統一された環境の提供 AWSリソース構築の自動化 ガバナンスの強化 AWS Service Catalog を使ってみ
AWS

AWS User Notificationsでヘルスイベントを受け取ってみた

こんにちは。島村です。 先日、気になるAWS Updateが発表されました。 1つは新サービスである、AWS User Notificationsの発表です。 aws.amazon.com 2つは、AWSサービスのヘルスイベントがEvent Bridgeに発行されるようになったアップデートです。 リージョンは限られていますが、メインリージョンでサービスダウンを想定し、バックアップリージョンでもヘルスイベントを通知できるよ
AWS

EBSの高速スナップショット復元機能(Fast Snapshot Restore)の注意点を分かりやすくまとめてみた

こんにちは!エンタープライズクラウド部技術2課の日高です。 たまたまEBSの高速スナップショット復元機能(今後はFSRと表記)を触る機会があったので、FSRの注意点(FSRを使う上で知っておかなければならない事)をまとめていきたいと思います。 本ブログでは、私自身が理解に苦しんだ「ボリューム作成クレジット」について詳しく記載していきます。 高速スナッ

GitHub Issue を別のリポジトリに移行

はじめに アイスブレイクは天気がいいということで、最近、暑くなったり寒くなったりと身体を壊しやすい時期ですが、皆様は体調大丈夫ですか? 私は健康そのものです。 どうも、アプリケーションサービス部の森です。 今回は新しい発見をしたのでその共有という意味でブログに書き留めてます。 ということで、ご覧いただければと。 経緯 メンバから「森さん、全

Athena における NULL と WHERE 句の使い方を少し調べてみた。

こんにちは🐱 技術課の山本です。 初めてAthena のクエリで WHERE 句を使用した際に、少しハマったので書き残します。 まず、テーブル "test" を作成しました。 no (int型) kind (string型) name (string型) 1 fruits apple 2 fruits banana 3 fruits peach 4 fish tuna NULL fish tunaNULL fish tunaBrank "" fish tuna"" 8 "" "" 9 10 NULL NULL S3 上の csv ファイルをテーブルとして読み込んでいます。 1,fruits,a…

2023年新卒のAWS初心者が公式トレーニングを受講して感じた成長

【概要】 この記事は、Amazon Web Service(以下、AWS)が提供するトレーニングを受講した感想レポートです。 【挨拶】 こんにちは! 株式会社サーバーワークスに新卒入社いたしました、圡井と申します! この記事では、Amazon Web Service(以下、AWS)から提供されているトレーニングを受講して得たものや感想を載せています。 トレーニングは以下の3つを受講しました。 AWS Cl

AWS Systems Manager Change Calendar で AWS Lambda のスケジュール実行を制御しよう

こんにちは、マネージドサービス部テクニカルサポート課の坂口です。 AWS Systems Manager Change Calendar で AWS Lambda のスケジュール実行を制御する方法についてまとめました。 はじめに 構成図 Google カレンダーのエクスポート AWS Systems Manager Change Calendar の作成 AWS Lambda 関数の作成 IAM ポリシーの作成 IAM ロールの作成 AWS Step Functions ステートマシンの作成 Amazon EventBridge スケジュ
AWS

Lambda関数にてUnable to marshal responseが発生した場合の対処法

こんにちは、AS部DS2課の外崎です。 Lambda 関数の開発中に「Unable to marshal response: Object of type HTTPResponse is not JSON serializable」というエラーに遭遇したことはありませんか? このエラーは、レスポンスのオブジェクトが JSON シリアライズできないために発生します。場合によってはハンドラー関数が複数回実行するなどのバグが発生することがあります。(私自身がそうでした
AWS

AWS Organizations におけるOU設計について考えてみる

3月よりIE課(インターナルエデュケーション課) に異動しました山﨑です。 最近は一気に気温が高くなり、我が家で生活しているフレンチブルドッグがバテ気味なのでそろそろクーラーを付けようか悩んでいます。 さて、昨今AWS Organizations を用いたマルチアカウント構成を採用するケースが増えてきたと感じています。そこで今回はAWS Organizations の概要を整理した上で

AWS Organizations におけるSCP設計のポイントを整理してみる

3月よりIE課(インターナルエデュケーション課) に異動しました山﨑です。 サウナブームが到来しているせいか、毎週通っているサウナの人が徐々に増えてきて困っております さて、今回はAWS Organizations におけるSCP設計のポイントを整理してみようと思います。 おさらい SCPとは SCPで初めに押さえておくべき5つのポイント ①SCPは最初に評価されるアクセスポリシー ②SC