サーバーワークス の技術ブログ

WSL2上のUbuntuにTeraTermでSSH接続する

こんにちは。10月にサーバワークスに入社し、現在AS部IE課で研修中の吉井です。 本記事では、Windows Subsystem for Linux 2(以下、WSL2)上のUbuntuにTeraTermでSSH接続する方法について記載したいと思います。 はじめに 前提 手順(Ubuntuでの設定) SSH設定ファイルの編集 ssh-keygenでホスト認証鍵を作成 手順(TeraTermで接続) 最後に はじめに AWS CLIを操作するのにWSL2をよく使用しているので

pytest-cov で pytest 実行時にカバレッジを取得しよう!

pytest-cov とは カバレッジとは C0 カバレッジ(Statement coverage: 命令網羅) C1 カバレッジ(Branch coverage: 分岐網羅) C2 カバレッジ(Condition coverage: 条件網羅) 試してみる インストール 実行方法 Visual Studio Code で可視化したい まとめ あわせて読みたい pytest-cov とは github.com pytest-cov とは、Python のテスティングフレームワークである pytest 実行時にカバレッジを取得するプラグ

【Amazon Connect】お客様が選択した番号を後で確認する方法

より早く、適切なサポートを実現するために、コンタクトフロー内でお客様に番号を選択していただき、受付オペレータのグループ(キュー)を分岐させることができます。 その際に、お客様の選択内容を属性に保持することで、後でデータを確認する方法を紹介したいと思います。 設定手順 コンタクトフローを作成します 電話番号とコンタクトフローを関連付ける 動

Lambda@Edge関数のメトリクスはここに表示されます

CI部の古川です。Lambda@Edge関数の呼び出しメトリクスを確認しようとしたら、メトリクスにデータがない!と1時間くらい嵌ってしまいました。 Lambdaコンソールに表示されない… Lambda@Edge関数の呼び出しメトリクスを確認しようと、Lambda関数のコンソール画面からメトリクスを見に行ったのですがデータがありませんでした。 ここにありました! CloudFrontのコンソール
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Amazon Redshift Serverless から Aurora Serverless MySQL 互換バージョンにフェデレーテッドクエリしてみた

コーヒーが好きな木谷映見です。 先日こちらのブログで、Aurora Serverless PostgreSQL 互換バージョンにフェデレーテッドクエリする手順を記載しました。 blog.serverworks.co.jp 今回は Aurora Serverless MySQL 互換バージョンにフェデレーテッドクエリしてみます。 実施手順概要 AWS 検証環境の準備 EC2 インスタンスに psql をインストールして Redshift Serverless に接続する Aurora Serverless MySQL

Transit Gateway を使用して、AWS Network Firewall Endpoint の集約を考えてみる。

技術課の山本です。 近所の南アルプスでも紅葉が始まっていました。 Transit Gateway を使用して、AWS Network Firewall Endpoint の集約を考えてみる。 AWS Network Firewall を使用して、VPC内の通信を監査することが増えてきたように感じます。 そこでよく考慮に挙がるのが、Endpoint の集約です。 Endpoint は従量課金になるため、Endpointの母数を減らし、いろいろなサービスが1つの Endpoint

Pythonをインストール(Mac編)

はじめに この夏の 土用の丑の日 に鰻を食べれなかったので、この秋は秋刀魚を絶対に食べることを目標にしているアプリケーションサービス部の森です。 今回は、たまたまOSをクリーンインストールしたので、 新たにPythonをインストールすることになったので、 備忘録がてらブログに情報を残そうと思います。 前提条件 MacBook Pro (13-inch, M1, 2020) Apple M1 macOS Monterey(12.6)

Redshift Serverless をプライベートサブネットに作成して S3 バケットからデータを COPY する

コーヒーが好きな木谷映見です。 今回は、Amazon Redshift Serverless をプライベートサブネットに作成して S3 バケットからデータを COPY できるように設定します。 背景 構成図 S3 バケットの作成 サンプルデータ格納 EC2 インスタンスに psql をインストールして Redshift Serverless に接続する S3 ゲートウェイ型 VPC エンドポイントの作成 拡張された VPC のルーティングをオンにする S3
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Amazon Redshift 拡張された VPC のルーティング(enhanced VPC routing)とは

コーヒーが好きな木谷映見です。 Amazon Redshift を作成する際、多くの方は業務データ保護の観点でプライベートサブネットに作成されるのではないでしょうか。 「プライベートサブネットに作成したのだからもう安心」と思われるのはまだ早く、Redshift 側で拡張された VPC のルーティングの設定を行ったり、VPC エンドポイントを作成したりする必要がある場合があります
AWS

15分でS3を使ったダウンロードサイトを構築する

こんにちは、2022年10月にサーバワークスに入社した大城と申します。現在AS部IE課で研修中で、沖縄からリモート勤務でAWSを勉強しています。本記事でS3を利用して簡単なダウンロードサイトを作ってみたいと思います。 はじめに awslabs について AWS JavaScript S3 Explorer ユースケース 構成 構築手順の前提 構築手順 最後に はじめに 円安が騒がれる現在もS3は1ヶ月、1GBあたり3
AWS

AWS Certified Solutions Architect - Professional の新バージョン (SAP-C02) の受験申込が可能になりました!

こんにちは、ラーニングエクスペリエンス課の小倉です。 AWS Certified Solutions Architect - Professional の新バージョン (SAP-C02) が 2022/11/15 から受験でき、2022/10/18 から受験申込ができるようになりました。旧バージョン (SAP-C01) は 2022/11/14 まで受験可能です。 ここでは、試験ガイドをもとに旧バージョン (SAP-C01) と新バージョン (SAP-C02) でどのように変わったかをまとめました。 試
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タイタニック号で生死を分けたものはなに?さわって学ぶAmazon SageMaker Data Wrangler

クラウドインテグレーション部の村上です。 今回は「SageMaker Data Wranglerとはどのようなサービスかさわって学ぶ」というテーマで書いていきます。 機械学習におけるSageMaker Data Wranglerの位置づけ データの前処理って大事 SageMaker Data Wranglerの機能 SageMaker Data Wranglerをさわってみよう 使用するデータセットはタイタニック データをS3にアップロード SageMaker Data Wranglerを起動す

S3 ゲートウェイ型 VPC エンドポイントのエンドポイントポリシーは "Principal" ではなく "Condition" の使用が推奨されている

コーヒーが好きな木谷映見です。 S3 ゲートウェイ型 VPC エンドポイントポリシー、使っていますか? S3 ゲートウェイ型 VPC エンドポイントは、プライベートサブネットのリソースから S3 バケットに接続するために無料で使用でき、冗長性の考慮不要で帯域幅の制限もない便利なリソースです。 このS3 ゲートウェイ型 VPC エンドポイントへのアクセスを制御する VPC エンド
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AWS Control Towerで新規AWSアカウントを発行する

こんにちは。CS課の下山です。 今日もControl Towerの話をします。 概要 Account Factory アカウント作成 アカウント作成後の確認 管理アカウント上での確認 作成したメンバーアカウント上での確認 最後に ドキュメント 概要 AWS Control TowerでAWSアカウントを新規発行する際は、Acoount Factoryという機能を利用します。 AWS Organizationsでの発行と同様に、組織に属した新規AWSアカウント
AWS

EC2 インスタンスで稼働する WordPress サイトの画像を WP Offload Media Lite プラグインを使って S3 バケットに保存するための IAM ロールの設定

コーヒーが好きな木谷映見です。 本記事は、Amazon EC2 インスタンスに WordPress をインストールして Web サイトを作成されている方向けの情報です。 背景 構成 S3 バケットの設定 IAM ロールの設定 WP Offload Media Lite プラグインのインストール WordPress の設定 おわりに 参考 背景 WordPress には WP Offload Media Lite というプラグインがあり、ストレージプロバイダーを Amazon S3 に設定す