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はじめに こんにちは、LIFULLクリエイターの日運営委員の布川です。 6月26日、弊社の1, 2年目のエンジニアを中心とした「1, 2年目+αエンジニア交流会」が開催されました! はじめに 今回の交流会で目指したこと 部署を超えた先輩とのつながりをつくる 気軽に頼れる関係をつくる 当日の様子 みんなで盛り上がったチーム対抗クイズ大会 最後は再び自由歓談 その他、いただいた声から見えたこと おわりに 普段の業務では、同じ部署やプロジェクトのメンバーとのコミュニケーションが中心になりがちです。特に入社して間もないエンジニアの中には、次のように感じている方もいるのではないでしょうか。 「他部署にはどんなエンジニアがいるんだろう?」 「部署や年次を超えて、気軽に話せる人とのつながりをつくりたい」 「他のチームではどんな仕事の進め方をしているんだろう?」 そう思っていても、普段接点のない人と話す機会はなかなかありません。 そこでクリエイターの日運営委員会では、1, 2年目のエンジニアを中心に、年次が上の先輩エンジニアも自由に参加できる交流会を企画しました。本記事では、開催の目的や当日の様子、参加者のみなさんから寄せられた声をご紹介します。 今回の交流会で目指したこと 今回の交流会では、大きく2つのことを目標にしました。 部署を超えた先輩とのつながりをつくる 1つ目は、 普段の業務では接点のない他部署の先輩と交流し、多角的な視点を得るきっかけをつくること です。 同じエンジニアでも、所属する部署や担当するサービスによって、使っている技術や仕事の進め方、これまで歩んできたキャリアはさまざまです。 そうした先輩たちと話すことで、自分のチームだけでは得られない考え方に触れたり、新たなキャリアの選択肢を知ったりする機会になればと考えました。 気軽に頼れる関係をつくる もう1つは、 困ったときや相談したいときに、部署を超えてフラットに頼り合える関係をつくること です。 これまで接点のなかった相手に、いきなり相談したり、気軽に話しかけたりするのは少しハードルが高いものです。一方で、一度顔を合わせて話したことがある相手なら、そのハードルは少し下がるかもしれません。 そこで今回は、堅めの勉強会ではなく、自己紹介や食事、クイズなどを通して、まずはお互いを知り、自然に会話が生まれる場を目指しました。 そしてもちろん、おいしいご飯を食べることも大事な目的のひとつです。(笑) 当日の様子 当日は、参加者全員で簡単な自己紹介を行うところからスタートしました。 名前や所属に加えて、業務で使っている技術や最近のマイブームなどを紹介。お互いのことを少し知ったところで、食事を囲みながらのフリートークへ移りました。 1, 2年目のエンジニアを中心に、先輩エンジニアにも多数ご参加いただき、縦横のつながりを深める賑やかな時間となりました。 参加者の方々からも、 普段関わりがなかった、新卒の方や先輩エンジニアの方々とお話しできたことがとても良かったです。 2年目の先輩はもちろん、さらに上のベテランの方とも話せる機会があり、刺激になりました。 といった声をいただきました。 みんなで盛り上がったチーム対抗クイズ大会 交流が進んできたところで、1, 2年目のエンジニアでチームを組み、チーム対抗のクイズ大会を開催しました! 早押しや難問に一喜一憂 クイズは、チームで相談しながら答えを考えられる内容にしました。部署を超えた若手同士で一緒に盛り上がりながら、さらに距離を縮めるきっかけになりました。 アンケートでも、 クイズが盛り上がって楽しかった。前提知識が揃っていなくても仲良くなれるのがよかった。 早押しクイズで2年目の先輩方と仲良くなれた クイズイベントを若手のみに絞る判断、非常に良かったと思いました! と好評でした。 そして、優勝チームにはささやかな景品をプレゼント。 自社サービスの仕様からITトリビア、海外拠点のカルチャーやオフィスの豆知識まで幅広く出題される、エンジニア交流会らしい催しとなりました。 最後は再び自由歓談 クイズ大会の後は、再び自由歓談の時間です。 会話の弾む歓談タイム クイズの盛り上がりそのままに、若手からベテランまでエンジニアが入り交じり、わいわいと交流しました。 年次の高いエンジニアの方々もたくさんご参加いただいたおかげで、エンジニアのキャリアや仕事の進め方に関して有益な意見が得られました。 といった声もあり、時間いっぱいまで賑やかな歓談が続きました。 その他、いただいた声から見えたこと イベント後のアンケートでは、当日の企画についてだけでなく、今後の交流会につながるアイデアもいただきました。 たとえば、 グループに分かれた時、特定のテーマ(技術、キャリアなど)について話す時間があると、より深い交流ができるのではないかと思います。 という声がありました。 今回は「まずは知り合い、気軽に話せるようになること」を重視しましたが、次回はそこから一歩進んで、技術やキャリアなどのテーマをきっかけにより深く話せる機会を取り入れてもよさそうです。 また、 この会に限らず、業務コミュニケーションツールのアイコンを名札にできると交流がはかどりそうです というアイデアもいただきました。 普段見慣れているアイコンと実際の顔が結びつけば、イベント中に「あ、この人普段チャットでよく見かける人だ!」と話しかけるきっかけになります。イベント後のコミュニケーションにもつながりやすくなりそうです。 こうした声も、今後の交流の場づくりに活かしていければと思います。 おわりに 今回の交流会では、食事やクイズを楽しみながら、部署や年次を超えたさまざまな交流が生まれました。 イベントを企画したクリエイターの日運営委員会では、「創民祭」のような日々の業務を超えたテーマや創作に触れる機会を提供し、LIFULLの技術発信力を高めることを目的として活動しています。 www.lifull.blog www.lifull.blog 社内で交流の場を企画されているような方にとって、今回の取り組みや参加者の方々の声が少しでも参考になれば幸いです。 LIFULLではエンジニア同士のつながりや学び合いの機会を大切にしています。よろしければこちらのページもご覧ください。 hrmos.co hrmos.co
メインフレーム基幹系システムの移行を真剣にご検討中のお客様をお迎えし、「AWS Mainframe Modernization Day Tokyo 2026」を開催します。メインフレームの価値は伝統的に RAS (Reliability, Availability, Serviceability) に象徴されます。本イベントでは、重要なシステムの安定稼働のために AWS が提供しているサービスや機能を各エリアの専門家が説明し、基幹システムを AWS クラウド上で稼働する際の懸念を解消します。 基幹系システムを支える AWS のコアテクノロジーとインフラストラクチャ、セキュリティ、レジリエンシー、運用の高度化(オブザーバビリティと自動化)など、メインフレームからの移行後の安定稼働において最も重要な技術領域を、初めての方にもわかりやすく網羅的にカバーします。さらに、既に AWS 移行を推進されている先進的なお客様の生の声をお届けし、社内コンセンサス確立のための具体的なヒントを提供します。参加者同士の交流会では、AWS のスペシャリストやメインフレーム専門チームメンバーも交え、同じ課題に直面する企業間での直接的な情報交換の場を設けます。 背景と位置付け お客様が直面している課題 メインフレームを運用する多くのお客様は、安定稼働の継続、体制の転換、ノウハウの継承という構造的課題に直面していると考えられます。 ミッションクリティカルワークロードはメインフレーム上で過去数十年にわたり安定稼働してきました。それをクラウド移行後も同様に安定稼働することは、最も重要な移行要件の一つと考えられます。メインフレーム上の大規模なバッチワークロードはクラウド上でも同等の性能を示す必要があります。メインフレームは単一筐体内の構成要素の冗長化により高可用性を実現していますが、同等の安定稼働をクラウドでも実現できなくてはなりません。しかし、現在メインフレームのクラウド移行を検討しているお客様は、過去にその実績が少なく、経験者が社内に居ないケースが多くあります。そのため、移行後の安定稼働とセキュリティに確証を持てず、慎重になりがちです。関係者からクラウド移行の支持を獲得し、コンセンサスを確立するのは容易ではありません。 また、メインフレーム担当者は、自分達がリタイアした後も基幹系システムの安定稼働を継続できるよう、お客様社内で上層部から指示されているケースもあります。しかし、メインフレーム人材の減少により運用体制の維持が困難になりつつあり、希少スキルを持つ人材の育成や調達は容易ではありません。メインフレーム人材の育成は若手社員の動機付けが難しく、単純なクラウド移行は ROI が説明できず、板挟みになりがちです。メインフレーム担当者が持つ業務知識や、安定稼働のためのインフラの知識、運用ノウハウ等は、テクノロジーが変わっても有用なはずです。このままだと、経験を通じて得られた貴重なナレッジが引継ぎ先も無いまま喪失する危機に直面していると思われます。 本イベントの意義 本イベントは大規模開催ではなく、通常のセッションや打ち合わせでは得られない情報を、各領域の専門家から直接聞くことができる貴重な機会です。 特に以下のような方々に最適なイベントとなっており、日頃クラウドに接点のないメインフレーム担当組織からの参加を期待しています。 メインフレーム基幹系システムの AWS クラウド移行を具体的に計画されている方 専任のプロジェクトチームを立ち上げ、次期システム更改等のタイミングまでに AWS 移行を実施したい方 メインフレームの高可用性・高信頼性と同等の安定稼働を AWS クラウド上で実現する方法を知りたい方 AWS 移行に向けた予算申請や稟議を進めるにあたり、技術的な裏付けを得たい方 先進企業がどのように社内のステークホルダーの理解と賛同を得たか、具体的なアプローチを学びたい方 本イベントに参加することで、クラウド移行に漠然とした不安を感じていた方にも、AWS クラウド移行を前向きに考える機会にして頂ければと思います。 対象 IBM z/OS および富士通 GS21 OSIV/MSP で稼働する基幹系システムを担当する組織のリーダー的な役割の方を対象としています。基幹系システムの安定稼働を実現する AWS の技術的価値、先進的なお客様の移行経験や社内合意形成の工夫に焦点を当てますので、メインフレーム基幹系システムの AWS 移行を計画的に実施したい方にご参加頂きたいイベントです。 なお、本イベントはメインフレームの知識を前提とするセッションで構成されています。 イベントの構成 本イベントは 3 部構成で実施します。Part 1 の AWS セッションでは、メインフレームの RAS とは別のアプローチで基幹系システムの安定稼働を実現する AWS のテクノロジーや機能を各エリアの専門家が提示します。Part 2 のお客様セッションでは、先進的なお客様による移行経験を共有します。Part 3 の交流会では、参加者間の直接対話を通じて課題と解決方法を共有します。 Part 1: AWS セッション メインフレームの価値は伝統的に RAS (Reliability, Availability, Serviceability) に象徴されます。Reliability はハードウェアの自己診断・自己回復能力とソフトウェアの信頼性を、Availability は障害コンポーネントからの無停止回復を、Serviceability は障害原因の特定と影響を最小化した交換を意味します。 これと異なる方法で基幹系システムの安定稼働を実現する AWS のアプローチを、以下の 4 セッションで紹介します。 (1) 基幹系システムを支える AWS のコアテクノロジーとインフラストラクチャ (2) セキュリティ (3) レジリエンシー (4) 運用の高度化 本セッションを通じて、メインフレーム利用者が基幹系システムを AWS クラウド上で稼働する際に感じる懸念を解消したいと考えます。 加えて、クラウド移行には、スケーラビリティ (需要に応じたリソースの弾力的な拡張/縮小)、コスト最適化 (従量課金モデルによる固定費からの脱却)、ベストプラクティスの豊富さ (開発および運用における膨大なナレッジとツール群)、人材の調達容易性(クラウドスキル人材市場の厚み)といった、積極的なメリットがあることは言うまでもありません。 Part 2: お客様セッション 基幹系システムの AWS 移行を既に実施しつつある先進的なお客様に登壇いただくべく、調整中です。そして、「Why (何故クラウド移行を決断したか)」と「How (どのようにして社内外の理解と賛同を得たか)」を語っていただきたいと考えています。 Part 3: お客様同士の交流会 同じ課題に直面するお客様同士で会話し、直接的な情報交換の場を設けます。 AWS セッションに登壇したスペシャリストや、メインフレーム専門チームメンバーも交え、ディープな Q&A を通じて日頃の疑問を投げ掛けて頂き、より実践的な情報を得ることができます。 イベント概要 開催日時 2026 年 9 月 17 日(木) 13:30 – 18:00 (13:00 受付開始) 開催場所 麻布台ヒルズ (東京) AWS オフィス 〒106-0041 東京都港区麻布台 1 丁目 3-1 麻布台ヒルズ 森 JP タワー 東京メトロ日比谷線 神谷町駅より徒歩約 9 分、東京メトロ南北線 六本木一丁目駅より徒歩約 7 分 ※入退館等詳細は別途ご連絡いたします 定員 15 社 (1 社あたり 2〜3 名) 可能であれば、アプリケーション担当者と基盤担当者のペアでお越しください 同一グループ企業内の事業会社および子会社は合わせて 1 社として扱わせて頂きます 前提となる知識/経験 メインフレーム (IBM z/OS または富士通 GS21 OSIV/MSP) 上の基幹系システムの開発や保守運用経験があることを前提に、AWSクラウドのインフラストラクチャ、セキュリティ、レジリエンシー、運用に関連したセッションを実施します。AWSの事前知識は不要です。 参加費 無料 参加申込方法 参加希望される方は、 イベント情報 のページの「今すぐ登録する」からお申込下さい。 なお、参加申込される方の代表者は、 事前アンケート のページで、基幹システムの概要や移行予定時期 (目標) 等についての情報提供をお願い致します。 ご留意事項 会場の収容人数に限りがあるため、お申込みいただいてもご参加をお受けできない場合がございます。あらかじめご了承ください。 募集期間: 2026 年 8 月 21 日 (金) まで 参加可否のご連絡: 2026 年 8 月 31 日 (月) まで プログラム内容 時間 内容 13:00 – 13:30 受付 13:30 – 13:40 オープニング・ご挨拶 Part 1: AWS セッション 13:40 – 14:20 (1) 基幹系システムを支える AWS のコアテクノロジーとインフラストラクチャ 14:20 – 14:35 休憩 14:35 – 14:55 (2) セキュリティ 14:55 – 15:15 (3) レジリエンシー 15:15 – 15:35 (4) 運用の高度化 15:35 – 15:50 総括 15:50 – 16:05 休憩 Part 2: お客様セッション 16:05 – 16:45 お客様によるプレゼンテーションと Q&A (講師調整中) 16:45 – 17:00 オフィスツアー Part 3: 交流会 17:00 – 18:00 お客様同士の交流会
はじめに ZOZOTOWN開発本部のらぷ( @laprasdrum )とイッセー( @15531b )です。WWDC現地参加は、らぷは2016年以来2回目、イッセーは初参加(かつ初渡米)です。本記事ではWWDC26の現地参加レポートとともに、ZOZOのiOSエンジニアによるおすすめセッション、6月18日に開催されたLINEヤフー株式会社との合同報告会イベントについてもご紹介します。 目次 はじめに 目次 WWDC26のSpecial Event Day 0 Day 1 Keynote Download stations Platforms State of the Union 現地視聴をより楽しむために In-person labs Inner ring reception Day 2 Developer session Mixer @Developer Center Theater event 併催コミュニティイベント おすすめセッション集 優れたデザインのための原則 Foundation Modelsフレームワークの新機能 WWDC26 報告会 at LINEヤフー, ZOZO さいごに WWDC26のSpecial Event 今年6月7日〜9日(現地時間)のWWDC26では、昨年と同様に招待制のSpecial Eventが現地開催されました。昨年の様子は「WWDC25現地参加レポート」をご覧ください。 techblog.zozo.com 今年のSpecial EventはWelcome receptionから始まりました。基調講演後には、Appleの方へ新APIを質問したりアプリのフィードバックをもらえたりするIn-person labsが開かれました。その後、Apple ParkのInner ringで交流会がありました。最終日はSteve Jobs Theaterで、スター・ウォーズ作品『The Mandalorian and Grogu』の上映とスペシャルゲストのインタビューを楽しめました。 Date Pacific Time Content Venue Day 0 (June 7) 3 p.m. Welcome reception Infinite Loop Day 1 (June 8) 8 a.m. Check-in Apple Park 10 a.m. Keynote Apple Park After Keynote Download stations open Apple Park 12 p.m. Lunch Apple Park 1 p.m. Platforms State of the Union Apple Park After Platforms State of the Union In-person labs Apple Park 4-6 p.m. Reception in the inner ring Apple Park Day 2 (June 9) 10 a.m. Developer session Steve Jobs Theater or Apple Developer Center Cupertino 11:30 a.m. Mixer Apple Developer Center Cupertino 8 p.m. Pre-show presentation and special screening of The Mandalorian and Grogu Steve Jobs Theater Day 0 私たちはDay 0の午前にSFO(サンフランシスコ国際空港)へ到着し、宿泊先のホテルに荷物を置いてからInfinite Loopへ向かいました。道中は初めてWaymoを利用しました。急カーブでもほとんど揺れずに走行するため、仮眠できるほど静かでした。 Infinite Loopに到着するとチェックイン待ちの長蛇の列がすでにできていました。並んでいる間のおもてなしとして配られたジェラートバーとお水で暑さをしのぎつつ待ちました。 2種類の味から選べたジェラートバー 入口前でセキュリティチェックを済ませると、参加者用のバッジとノベルティを受け取りました。バッジにはNFCタグが入っており、各イベントのチェックイン時にAppleのスタッフのiPhoneにバッジをかざすことになっています。ノベルティ恒例のピンバッジにはLil Finder Guyと創立50周年を象徴するデザインが含まれていました。入場時はAppleのスタッフの方々が歓声とともに出迎えてくださり、Day 0から盛り上がりを肌で感じました。 今年のノベルティバッグ 今年のピンバッジ、ステッカー、ボトル 参加者用バッジ ── お気に入りのピンバッジを添えて その後は終了時刻の夕方7時まで自由に過ごしました。軽食とドリンクをいただきながら各国の参加者との交流、Apple Design Awardsの受賞者とファイナリストとのトーク、Appleのスタッフによるモニュメント前の記念撮影などを楽しみました。 快晴に恵まれたこの日 モニュメント前で記念撮影 また、APACの参加者で集まって記念写真も撮りました。オフラインで参加すると、多くの方がApple Platformの開発者として関わっていることを実感できました。 Day 1 Keynote まずはKeynoteの会場に向かうため、Visitor Center前でチェックインを済ませてApple Parkに入場しました。入場まで横断歩道の信号待ちで列がゆっくり進む中、Caffè Macsのスタッフからいただいたドーナツを食べながら近くの方と「今年のWWDCは何を期待してますか?」と雑談しました。話しかけた方の多くがAIのトピックを気にされていました。 Visitor Center前のチェックインも長蛇の列 Caffè Macsからいただいたオレンジ味のドーナツ 会場に到着したのは8時半頃でした。Keynote開始時間の10時までは自由に散策し、参加者とお話を楽しみました。 KeynoteおよびPlatforms State of the Unionの会場 会場のスクリーンでは、オンラインで公開されているKeynoteの動画が再生されます。現地では動画の再生前にCraig Federighi氏がステージに登場し、挨拶がありました。 developer.apple.com 続いてTim Cook氏も登場し、このときの会場の盛り上がりは強烈でした。CEOとしてのKeynoteでの登壇は今年が最後です。参加者全員が立ち上がってiPhoneを掲げて撮影する光景を前に、Cook氏自身も「これまでこんなにiPhoneに囲まれたことはありません」と語っていました。 壇上に登場したTim Cook氏 Download stations Keynoteが終了すると、高速の有線ネットワークが提供されるDownload stationsに集まりました。ここでXcode 27 BetaやiOS 27 Betaのダウンロードを始めました。この日は晴天で気温も高かったため、パラソルの影に集まって休憩する参加者も多かったです。 有線ネットワークが用意されたDownload stations Platforms State of the Union developer.apple.com 手元にiOS 27 BetaをインストールしたiPhoneを触りながら、先のKeynoteの内容も踏まえてPlatforms State of the Unionを視聴しました。今回のSiri AIやCore AI、Foundation Modelsなどのアップデートには、共通した方向性があります。デバイスへ蓄積された写真やテキストなどのパーソナルなデータをもとに、AI体験を最適化することがAppleの狙いです。Newsroomで公開されたSiri AIの記事には、Apple Intelligenceのアーキテクチャ図が掲載されています。この図では、デバイスとアプリケーション(またはSiri AI)の間にユーザーコンテキストが示されています。Appleプラットフォームのアプリ開発者には、このコンテキストを活かしたAI活用が求められているのでしょう。 www.apple.com 視聴後しばらくすると、スクリーン上にさまざまなアプリのアイコンが表示されました。幸運なことに弊社のアプリが映し出されたタイミングで撮影できました。 どこかにある弊社アプリのアイコン。見つけられましたか? 現地視聴をより楽しむために 現地ならではの視聴の楽しみ方も、二人それぞれ工夫してみました。らぷは Rokid Glasses というスマートグラスのリアルタイム翻訳機能を使って視聴しました。体感1秒未満で翻訳結果が表示されたので和訳文も追いつつ快適に視聴できました。 Rokid Glassesのリアルタイム翻訳結果 イッセーは英語に自信がなかったため、セッションの視聴でAirPods Proのライブ翻訳機能を試しました。実際に使ってみると、登壇者の英語が純正の翻訳アプリ上に日本語テキストとして表示されるだけでなく、AirPodsからも日本語に翻訳された音声がリアルタイムで流れてきます。この機能のおかげで、英語に自信がなくてもセッションの内容を大まかに理解できました。イッセーとしては、画面上のテキスト翻訳はあえて見ず、登壇者の様子を見ながら日本語音声だけを聞くスタイルがとても快適でした。 ライブ翻訳機能の翻訳結果 私たち以外にもスマートグラスやAirPodsを使って視聴している参加者が多くいました。海外カンファレンスへ現地参加する際の言語の壁はこれまでもありましたが、こうした技術によって乗り越えやすくなったと感じました。 In-person labs Platforms State of the Unionが終了するとIn-person labsが始まり、各ラボで新しく発表されたAPIや日々の開発で困っていることを相談しに行きました。特に困ったことがなくても「まだ触れたことのないFrameworkを始めようと思うんだけど何から始めたら良いですか?」といった相談でも問題ありませんでした。気さくな雰囲気の中でいろいろ話せるので、来年現地に行かれる方はぜひ積極的に利用してみてください。 Inner ring reception その後夕方6時まではInner ring内で自由に過ごしました。Xcode 27 Betaで開発したり、初対面や既知の開発者との会話を楽しんだり、Appleの方に質問したりと、あっという間に時間は過ぎていきました。 Xcodeダウンロード中にAppleのWWDRの方にいただいたFoundation Models Frameworkのステッカー 虹のApple Stage前で撮影してもらったイッセー。青いシャツの方は各国のApple Storeのスタッフ Day 2 Developer session Developer sessionに参加するため、Apple Parkへ向かいチェックインを済ませました。今回のセッションはSteve Jobs Theaterで開催されました。ここは過去のWWDCでは立ち入ることができなかった特別な場所です。定員制のため、シアターに入れない場合はApple Developer Centerでの視聴でした。開始1時間前に到着したものの、すでに多くの参加者が列を作っていました。皆がこのシアターでの参加を待ち望んでいる熱気を感じました。 無事に入場でき、ガラス張りの円形の建物と緑豊かな造形美に圧倒されました。会場で軽い朝食をとった後、いよいよセッションがスタートしました。 Developer session前のSteve Jobs Theaterの様子 今回のセッションでは、Xcode 27の「Agentic Coding」やFoundation Modelsなどの新しいAIフレームワークが取り上げられました。実際のアプリ開発にどう組み込むかという実践に焦点を当てた内容です。その中でも、Evaluations Frameworkはどのように役立てられるのかイメージができていませんでした。セッションを通して、LLMの出力の品質を容易にテスト・評価できる点を理解でき、実際に触ってみる良いきっかけになりました。動画でも公開されているので、使い方のイメージが付いていない方の参考になります。ぜひチェックしてみてください。 developer.apple.com Developer sessionの様子 Mixer @Developer Center セッション終了後はDeveloper Centerへ移動し、「Mixer」というイベントに参加しました。会場にはさまざまなフードトラックが用意されており、昼食をとりながらコーディングをする人々の姿も見られました。また、特定のテーマごとにブースが設けられており、参加者同士で交流したり、Appleのエンジニアに直接質問したりできる貴重な場となっていました。さらに、Developer Center内ではGroup Labが開催されており、会場の内外いずれも非常に活気に満ちていました。 テーマごとに交流ができる場所 Mixerの会場図 Theater event 夜は、現地参加者の中で先着申し込みができた「Theater event」に参加しました。日中と同じくSteve Jobs Theaterで開催されるとのことで、再びあの空間に足を踏み入れることができました。 Theater eventでのSteve Jobs Theater 今回上映されたのは、今年公開されたスター・ウォーズ作品『The Mandalorian and Grogu』です。上映前にはスペシャルゲストによる対談が行われていました。その際、通路の透明なディスプレイに会話の文字起こしと手話がリアルタイムで表示されていました。Appleらしいアクセシビリティへの高い配慮に、とても驚かされました。スター・ウォーズにあまり精通していなかったため少し心配でしたが、思った以上に内容が分かりやすく、シーンによっては観客の歓声で盛り上がるなど、非常に楽しむことができました。 インタビュー中に字幕と手話が表示される透明なディスプレイ 併催コミュニティイベント らぷはCommunityKitが主催している2つのイベントに参加してきました。ひとつはPaul Hudson氏が開催した「What's new in iOS 27?」です。 luma.com WWDCでは、Day 1にAppleから全セッション動画とサンプルプロジェクトが公開されます。Hudson氏はSwiftUIやSwiftDataなどのサンプルプロジェクトを実際にビルドし、発生したエラーと修正方法を紹介してくださいました。すべてのサンプルプロジェクトが修正なしで期待どおりに動作するわけではないので、こうした知見を聞けるのは助かります。 会場の様子 もうひとつは「Swift Contributor Social」というイベントです。こちらはSwiftのコントリビューターと、それに興味がある人たちによる交流会です。まだコントリビューターではありませんが、どんな観点で活動しているのか聞いてみたくて参加しました。 luma.com 今回はstdlibのメンテナーでSpanの実装を担当された方にじっくりお話を聞くことができました。 developer.apple.com メモリ安全性への興味や今後の展望、コンパイラーチームが別途持っている構想と突き合わせた上での定期的な議論などを伺いました。Swift Forumsを眺めているだけでは得られない情報が多く、刺激的な時間でした。 ボウリング場のビリヤード台を囲んで自由に交流中 参加中、もしくは興味のあるWorking Groupのバッジ おすすめセッション集 優れたデザインのための原則 ZOZOTOWN iOSアプリの開発をしているつっきー( @tsuzuki817 )です。 今回のWWDCでは、Appleが考える優れたデザインの原則を扱うセッションがありました。デザインを単なる「見た目やふるまい」ではなく、「意図をもってものを作ること」と定義した上で、数々の重要な指針を解説しています。詳細は「 Principles of great design 」のセッションをご覧ください。 私が特に注目したのは、「主導権」「寛容さ」「柔軟性」という3つの原則のつながりです。ユーザーをあらかじめ決められた道に無理に誘導するのではなく、主導権を人々に委ね、自分のペースで探索させることの重要性が語られています。しかし、自由に探索できるようになると、ユーザーは誤って削除してしまったり意図しない操作をしてしまったりすることがあります。 そこで重要になるのが「寛容さ」です。操作を簡単に取り消せるようにし、大惨事を避けられるようにすることで、ユーザーに「いつでも回復できる」という自信を与え、安全な探索を支えることができます。さらに、ユーザーがアプリを使う状況(ランニング中や運転中など)や能力は人それぞれであるため、それらに適応する「柔軟性」を持たせることも強調されていました。 すべての人に合う単一のレイアウトを見つけるのは難しいため、ユーザー自身が好みに合わせて体験をカスタマイズできるようにすることが、最良の柔軟性です。セッションの最後では、これらの原則を正しく実行した自然な結果として、真の感情的なつながりである「喜び」が生まれると語られていました。これは製品に込めた「思いやりの総和」であるとのことです。自分がアプリを開発するうえで大事にしていることでもあり、同時に難しいと感じている点でもあります。 普段ZOZOTOWNの開発や個人開発をするなかで、ユーザーにどのような体験をさせたいのか迷うことが多くあります。このような原則に則って考えることで、よりよいプロダクトが作れそうだと期待しました。また、この考え方はZOZOTOWNのアプリ開発でぜひ意識していきたいです。さらにユーザーだけではなく、普段の仕事で起きるコミュニケーションにも活かせます。相手に選択肢を委ね、ミスを許容し、状況に柔軟に対応していきます。 Foundation Modelsフレームワークの新機能 ZOZOTOWN iOSアプリの開発をしているpe( @shumpei_nagata )です。 今年のWWDCでは、Foundation Modelsフレームワークの進化に興味を惹かれました。詳細は「 What's new in the Foundation Models framework 」で紹介されています。 このフレームワークは昨年登場し、アプリ上でオンデバイスの大規模言語モデルを扱えるようになりました。そして今年は画像入力(Vision)に対応しました。テキストだけだったプロンプトに Attachment(UIImage(...)) のように画像を差し込むと、その画像について回答が得られます。ガイド付き生成( @Generable )やツール呼び出しなどの既存APIもそのまま使えるので、これまで書いたコードを活かして画像対応に広げられます。 また、Foundation Modelsの導入に役立つ道具も増えてきました。生成AIは出力が確率論的に決まるので、生成結果の品質を確かめるのはなかなか骨が折れます。サービスの機能として安心して導入するには、品質を測定できる仕組みが必要です。そういった課題には Evaluations Framework が役立ちます。併せてAppleからオープンソースで公開された foundation-models-utilities も参考になります。コンテキスト超過を防ぐトランスクリプトの圧縮やSkills APIなど、Foundation Modelsをより便利に扱えるツールが揃っています。 このセッションが気になったのは、業務と個人開発のどちらでも視覚的な情報を多く取り扱うアプリを開発しているからです。進化したFoundation Modelsフレームワークを組み込むことで、アプリ上の体験を大幅に拡張できそうです。たとえば説明文の作成、属性の抽出、altテキストによるアクセシビリティの補完などが挙げられます。こうした処理が通信なし・無料で、しかもプライバシーを保ったまま端末の中で完結するのは非常に魅力的です。 とはいえ、既存のサービスへ導入するハードルは低くありません。Foundation Modelsは利用にiOS 26以降が必要で、今回の画像入力はiOS 27以降でないと動きません。その上、Apple Intelligence対応デバイスという条件もつきます。またZOZOTOWNはiOSアプリだけでなく、AndroidアプリやWebサイトなどさまざまなプラットフォームでお客様にご利用いただいています。OSや端末が限られる機能をそのまま主役に据えると、体験に大きな差が生じてしまうので、導入の見極めが難しい技術であるのも事実です。 それでも、アプリに導入するとどのような新しい体験を提供できるかとワクワクしました。技術的な好奇心もくすぐられるセッションでした! WWDC26 報告会 at LINEヤフー, ZOZO WWDC後の6月18日にLINEヤフーと合同で報告会を実施しました。 lycorptech-jp.connpass.com イッセーは「現地で盛り上がったWWDC26 Keynote」というタイトルで登壇しました。 speakerdeck.com 報告会では、実際に現地参加して見えたことを紹介しました。Keynoteで周囲のデベロッパーがどのようなテーマで盛り上がったのか、意外と反応が落ち着いていたテーマはどれか、思いもよらないサプライズは何だったのかを共有しています。一番印象的だったのは、事前に「これが目玉だろう」と考えていたトピックと、会場が実際に沸いたトピックのズレです。この差は公式の発表資料やニュース記事を後から追っても分かりません。世界中のデベロッパーがどのトピックに興味関心があったのかは、その場にいた人にしかわからない情報でした。 らぷはパネルディスカッションに参加し、印象的だったセッションや現地参加に必要な準備などを共有しました。先ほどのスマートグラスの活用や気になったセッションの話も取り上げています。「WWDCに現地参加するなら何をすべきですか?」という質問への回答は、他の参加者やAppleのスタッフの方と積極的にコミュニケーションすることです。これはLINEヤフーのパネラーの方と同じ意見でした。自分にはない考え方に触れたり、同じ考えをもつ同志に出会えたりできる機会です。ぜひ最大限に活用してください。 パネルディスカッションの様子 さいごに 今年のWWDCで感じた現地の雰囲気とおすすめセッション、報告会の様子をお届けしました。この記事を読んで現地での思い出を振り返ったり、新しいAPIの調査を始めて共有したりしていただけると嬉しいです。 ZOZOでは、一緒にサービスを作り上げてくれる仲間を募集中です。ご興味のある方は、以下のリンクからぜひご応募ください。 corp.zozo.com

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