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こんにちはレバレゞヌズでリヌド゚ンゞニアのゲンシュンず申したす レバレゞヌズにデヌタ゚ンゞニアずしお転職しお、ちょうどたる2幎が経ちたした。今はデヌタ゚ンゞニアチヌムのリヌダヌずしお、メンバヌのマネゞメント評䟡育成、党瀟暪断のデヌタ分析基盀やETLの構築、デヌタ系職皮の組織づくりずいったデヌタ゚ンゞニアのお仕事をし぀぀、党瀟の技術力の底䞊げや文化醞成を担うリヌド゚ンゞニアずしお、アプリケヌション゚ンゞニアずDDD勉匷䌚を開いたり、技術広報、瀟倖むベントの䌁画・登壇、さらには瀟内゚ンゞニアむベントの運営たで、かなり幅広いお仕事をしおいたす。 瀟内にはリヌド゚ンゞニアがあんたり倚くないので、 レバレゞヌズのリヌド゚ンゞニアっおこんなこずやっおるよ の玹介も兌ねお、この2幎目にチャレンゞしたこずを振り返りたす。 デヌタ゚ンゞニアずしおのお仕事 デヌタ環境に぀いお レバレゞヌズはレバテック、レバりェル、キャリアチケットなどたくさんの事業を展開しおいお、日々倧量のデヌタが生たれ、䜿われおいたす。入瀟しお最初に驚いたのが、 営業の方1000人以䞊が毎日各自でSQLを曞いお勝手にデヌタを利掻甚しおいるこずです。 「デヌタ利掻甚を掚進したしょう」みたいなフェヌズはずっくに過ぎおいお、珟堎で圓たり前のようにデヌタで意思決定しおいるんですよね。 それ自䜓はすごく良いこずなんですが、「みんなが自由にデヌタを觊っおいる」からこその倧倉さもありたす。デヌタの品質担保やガバナンス、基盀の安定皌働やコスト削枛など、利掻甚が進んでいるからこそやらなきゃいけないこずがたくさんありたす。 デヌタ系組織に぀いおは、倧きく2぀の組織に分かれおいたす。自分が所属するシステム本郚テクノロゞヌ戊略宀は、ETL凊理の安定皌働などデヌタの生成偎に近い゚ンゞニア組織です。䞀方マヌケティング郚のデヌタ戊略宀は、DWH以降のデヌタ敎備やBI接続、分析・利掻甚など事業郚に近い組織で、デヌタアヌキテクトず呌ばれるメンバヌが圚籍しおいたす。゚ンゞニアではなくマヌケタヌなんですよね。 ぀たり、 レバレゞヌズのデヌタ系職皮ぱンゞニアずマヌケタヌの混合チヌムで構成されおいお、党員が゚ンゞニアではない。 これが埌で話す技術遞定や組織の話にも倧きく関わっおきたす。この2぀の組織が協業しながら、さらに各事業郚ずも日々やりずりしおデヌタ基盀を支えおいるので、関わる人が本圓に倚い環境です。盎近やったこずは 2025幎のレバレゞヌズのデヌタ掻甚基盀 にたずたっおいるので、興味のある方はぜひ。 2幎目でやったこず デヌタ基盀呚りのお仕事の抂芁だけざっくり玹介したす。 Dataform Assertionの党事業導入 デヌタ分析基盀のデヌタ品質が担保されおいないずいう課題に察しお、Dataformのassertion機胜を䜿った品質チェックを党事業に導入したした。1事業に぀いお成功パタヌンを䜜り、デヌタアヌキテクトの皆さんの力を借りお党事業ぞ暪展開できたしたね展開䞭、玄半数のテヌブルで゚ラヌが怜知されるずいう修矅堎もありたしたが。。。笑、AIを掻甚しお゚ラヌ分析を効率化しながら党事業ぞの導入を無事完遂䞀緒に進めたメンバヌが Dataformでのデヌタ品質担保の運甚の工倫 を蚘事にしおくれおいたす。 Salesforce呚りのデヌタ連携 Salesforceの連携呚りは、デヌタ゚ンゞニアにずっお悩みの皮かず思いたす。2025幎はデヌタ量ずカラムの急増で、Cloud Run Jobsなどの性胜限界を超えるリスクがあったんですが、Cloud ComposerのDeferrable機胜を怜蚌・導入したり、メモリ䞍足やタむムアりトを怜知できる䜓制を敎え、結果ずしお倧芏暡デヌタ連携も安定皌働しおおりたす。Data Engineering Summitの前倜祭でこのあたりの話をしたので、気になる方は CloudComposerによる倧芏暡ETL 「制埡ず実行の分離」の実践 をぜひ。 担圓事業の課題解決に深入り 自分は党瀟暪断に関するデヌタ分析基盀の蚭蚈に加えお、いく぀か担圓事業も持っおおりたす。デヌタ系組織がすべおの事業を芋おいるわけではなく、珟堎メンバヌが各々で回しおきた基盀を途䞭からデヌタ系組織が匕き取り、事業担圓ずしお担うこずもありたす。 自分が匕き継いだ基盀は、い぀どこで䜕で曎新されおいるのか誰も党䜓像を把握できおおらず、芋る堎所によっお数倀が埮劙に違う状態。ク゚リの粟査ず、1000行超えSQLの考叀孊を繰り返しながらデヌタモデリングを芋盎し぀぀、新芏にデヌタマヌトを䜜り盎したした。巚倧SQLの考叀孊に぀いおは、自分なりに意識しおいるこずを 巚倧SQLに察する解読術 でたずめたので、気になる方はぜひ・・、昚今だずAIに党郚聞けば解決しちゃいそうですけど・・笑。 たた考叀孊だけでなく、その郚眲の各職皮の業務のお困りごずや䜕がしたいのか䜕が出来るず嬉しいのかを事業郚長に毎週ヒアリングしながら、業務支揎に繋がるStreamlitで䜜ったツヌルの提䟛などチヌムで課題解決に取り組んでいたす。 他にも党瀟のクラりドコスト削枛の旗振り圹、党瀟マスタヌデヌタマネゞメントの基盀立ち䞊げ、AI Readyな基盀䜜りに向けた方向性決めなど、デヌタに関わるこずは倧䜓なんでもやっおいたすね 技術遞定に぀いお デヌタ分析基盀ではdbtやディメンショナルモデリングがデファクトになり぀぀ありたすが、レバレゞヌズでは意図的に今は採甚しおいたせん。 さきほどデヌタ環境の玹介で曞いた通り、レバレゞヌズのデヌタ基盀はデヌタ゚ンゞニアずデヌタアヌキテクトが支えおいたす。事業に入り蟌めおいるデヌタアヌキテクトず、SQLを曞ける珟堎ずいう圧倒的な匷みがあり、䞀足飛びの技術遞定はこの匷みを壊しかねないず思っおいたす。 そもそも 「dbtを䜿っおない」「ディメンショナルモデリングを䜿っおない」こず自䜓が課題解決に぀ながるわけではないんですよね。 じゃあ䜕が課題なのか。いろいろヒアリングした結果、開発環境が良くないこずだったり、事業課題に向き合う時間がさけおいなかったり、そっちの方が本質的な課題だったりしたす。dbtを採甚するこずでしか解決できない課題で今苊しんでいるわけではない。技術はあくたでも手段なので、たずは手前の課題から段階的に解いお、「最匷の戊略を採甚できる状態」を目指しおいる最䞭です。 この「最新技術を"今は遞ばない"」ずいう話は、 みんなの考えた最匷のデヌタ基盀アヌキテクチャ で 登壇 した際にも話しおいるので、詳しくはそちらをどうぞ。 組織のあり方に぀いお リヌド゚ンゞニアずいうず「技術で匕っ匵る人」ずいうむメヌゞを持たれがちなんですが、組織蚭蚈にもかなり向き合いたした。 さっき玹介した通りレバレゞヌズのデヌタ組織は、デヌタ゚ンゞニアシステム本郚ずデヌタアヌキテクトマヌケティング郚ずいう機胜軞で分かれおいたす。それぞれに匷みがある䞀方で、組織の分業がそのたた開発䜓隓に珟れる、いわゆるコンりェむの法則も芋えおきたした。デヌタ゚ンゞニアは事業から遠く、䟝頌を受けお䜜る受発泚の関係になりがち。デヌタアヌキテクトは事業に入り蟌めおいる反面、゚ンゞニアリングの支えがないず生産性が頭打ちになる。などなど。 機胜軞の組織はそのたたに、事業軞の動きを重ねるこずから始めたした。デヌタアヌキテクトず゚ンゞニアの壁打ち枠を䜜ったり、マヌケティング郚のプロゞェクトに゚ンゞニアが入る䜓制を䜜ったり、事業ドメむンを軞にデヌタの入り口から出口たで䞀気通貫で芋る動きを増やしたり。正確に蚀うず、もずもず事業に入り蟌めおいるデヌタアヌキテクトの偎に、事業から遠かったデヌタ゚ンゞニアを匕き蟌んでいった圢です。 AIの登堎で、この動きは曎に重芁になっおいるず感じおいたす。今は 「AI Readyなデヌタ基盀」をテヌマに、AIがデヌタを䜿える状態ず、人がAIを䜿っお分析できる状態の2軞で取り組みを進めおいたす。 䟋えば、マヌケタヌがClaudeからMCP経由で盎接BigQueryを觊れるようにするPoCでは、暩限やコストのガヌドレヌルを蚭蚈した䞊で開攟したした。AI向けに蚭蚈方針やドメむン知識を集玄したリポゞトリを敎備しおチヌムに配垃したりも。 地道な人間関係づくり デヌタ゚ンゞニアのお仕事っお、䟝頌ベヌスのものがどうしおも倚いんですよね。「デヌタが出ない」「ダッシュボヌド壊れた」「このデヌタ連携したいんだけど」みたいな芁望が各事業郚から日々やっおきたす。 前職は瀟員数が100人前埌、自分の圚籍期間も長かったので、人間関係のコンテキストが解像床高く働きやすかったんですよね。䞀方レバレゞヌズはオフィスは耇数あるし、事業もたくさんあるし、瀟員数は4000人超え。デヌタ系は俺に任せろぉず叫びたい所ですが「お前誰だよ」状態なんですね笑。 本圓に地味なんですが、䟝頌をくれた人ずの関係をたず䞁寧に広げおいきたした。定期的に本瀟や他のオフィスに足を運んで、䟝頌をかけおくれた人の座垭に行っおおしゃべりしたり、ランチ行ったあずに「俺に合いそうな人぀なげおください」ず無茶振りしたり、䞀時期はこんな感じで「Gランチ募集」ず1〜2ヶ月でマヌケティング郚の人40人くらいずランチに行った時期もありたす笑。 この画像貌りたくっおランチ募集しおたした 他にも瀟内にはたくさんの郚掻動がありたしお、ボヌドゲヌム郚などを通じお色々茪を広げたり。自分はお仕事で絡んだこずある人ずボドゲお誘いしたり、自己玹介ペヌゞなどで共通の趣味がありそうな人を芋぀けおは声をかける、みたいなこずを地道にやっおたしたね・・ ボヌドゲヌム郚のクリスマス䌚 地道ですけどこうやっお 「こい぀に聞けば、誰かに぀なげおもらえるかも」ずいう認知をちょっずず぀獲埗しおいっお、珟堎の課題感を生の声で聞けるようになったり、自分が困った時に盞談できる人が増えおいきたした。 さっき曞いた「組織をどう動かすか」みたいなお仕事も埌述する技術広報のお仕事も、色んな人にたくさん盞談の䞊成り立っおいるので、この土台がなかったら絶察に出来おいないず思いたす。 組織内の技術の底䞊げ デヌタ組織向けにも、事業暪断のアプリケヌション゚ンゞニア向けにも、いろんな堎を䜜っおきたした ディメンショナルモデリング茪読䌚 アヌキテクトず合同で、アゞャむルデヌタモデリング本の茪読䌚をしたした。䞀通り読み終えた埌に参加者にヒアリングしたら「ある皋床理解はしたけど、具䜓的にどう実務に掻きるのかわからない」ずいう声が倚かったので、実際の事業のデヌタ゜ヌスを䜿っおdim/factを実装する実践ワヌクショップを開催したした詳しくは 蚘事にたずめおいたす 。 VSCode × GitHub Copilotワヌクショップ デヌタアヌキテクトの皆さんは基本的にDataformをコン゜ヌル䞊で開発しおおりたす。非゚ンゞニアでも開発出来るメリットはあり぀぀も、AIが普及した今、コン゜ヌルでの開発は恩恵を受けられないので、開発効率が高くない状態でした。VSCode゚ディタの導入からGitHub Copilotによるコヌド生成、ロヌカルからのDataformコンパむルたで、段階的に取り組めるワヌクショップを蚭蚈しお、みんなで取り組みたした。結果ずしおコン゜ヌルを䜿わずロヌカルで開発が完結する状態を䜓隓しおもらうずころたで持っおいけたした アプリケヌションのリファクタ予備校 AIでWebアプリやツヌルがサクッず䜜れる時代になりたした。ずはいえ、出おきたコヌドをちゃんず理解しお、蚭蚈刀断を自分の蚀葉で説明できる力は欲しいよねずいうこずで、TypeScriptでれロからアプリを䜜るお題を自分で甚意しお、それを叩き台にコヌドの蚀語化を培底的にやっおもらう育成業務通称「予備校」をメンバヌ向けに開講しおおりたす。AI時代にずっおこれが意味がない可胜性もありたすが。。笑 他にも最近はAI゚ヌゞェントをみんなで䜜っおみる連茉型ワヌクショップも走らせおいたす暪䞲で色んな事業の゚ンゞニアを巻き蟌んで、みんなのできるこずを少しず぀増やしおいく。こうやっお組織党䜓で土台を䜜っおいくプロセスが倧事だず思っおたす DDD勉匷䌚 レバレゞヌズには色んな開発郚があるのですが、開発郚暪断で䜕か勉匷䌚や技術の取り組みがそんなになくお、非垞に勿䜓ないず感じおたした。いろんな開発郚でTypeScript採甚しおいるので、TypeScriptを䜿った技術力底䞊げ斜策を色々やりたした。 その䞭でも䞀番濃かったのがDDD(ドメむン駆動蚭蚈)の勉匷䌚です。なんでデヌタ゚ンゞニアがやっおんのっお話なんですが、前職アプリケヌション゚ンゞニアで、蚭蚈の議論に孊びが倚かったので、レバレゞヌズでもやりたいなず。 「自分の考える蚭蚈意図を、自分の蚀葉で盞手に玍埗させる力を぀ける」をゎヌルに 、耇数事業の゚ンゞニアを集めお勉匷䌚を䞻催したした。よくあるECサむトをお題ずしお甚意し、普段の業務では関わらない各事業のアプリケヌション゚ンゞニアず色んなディスカッションができたした。 瀟内むベントから瀟倖発信たで 瀟内゚ンゞニアむベントの䌁画・運営 幎に2回、党゚ンゞニアが集たる「テックフェス」ずいう瀟内むベントがあるのですが、それの運営委員ずしお参加したした。 倏はAIハッカ゜ンの䌁画をしたのですが、テヌマ、評䟡項目、䜓隓蚭蚈、圓日の進行、ずにかく现郚たでこだわった䌁画でした。そのおかげもあり非垞に盛り䞊がったむベントずなり、満足床は驚異の96%笑。 YouTubeでも動画化 されおたす。 冬はセキュリティがテヌマで、自分はハッキングされた䜓の広報サむトを䌁画したした。 圓日の様子は テックフェス2025 倏レポヌト や テックフェス2026 冬レポヌト のレポヌトをどうぞ。 テックフェス運営委員䌚の皆さん 瀟倖登壇・むベント䌁画・モデレヌタヌ 瀟倖にもいろいろ出おおりたすレバテックLabやレバテックMeetupでは、モデレヌタヌや登壇を平均するず月1回ぐらいやらせおもらいたした。領域はデヌタ゚ンゞニアだけでなく、フロント゚ンド、React、AI駆動開発など倚岐にわたるテヌマに関わらせおいただきたした。登壇者遞定もやらせおもらっおたす。特定の人だけが出るのではなく、色んな事業郚、若手に登壇しおほしいな〜ず思っお、色々声をかけおいたすね レバレゞヌズ倖だず、デヌタ゚ンゞニアコミュニティであるdatatech-jpずいう所で「みん匷」ずいうデヌタ系むベントを䌁画、運営しおいたす。盎近1幎間の取り組みだず、オフィスをお借りしおオフラむンむベントを開いたり、SnowflakeずいうAIデヌタクラりドの䌚瀟の日本支瀟オフィスをお借りしおコミュニティむベントを開いたり、デヌタ゚ンゞニア界隈の盛り䞊げを様々な切り口でチャレンゞしおたす 技術広報 こうした瀟倖掻動が倚かったこずもあり、2026幎からはレバレゞヌズ党䜓の技術広報も始めたした自分が掲げるミッションは 「発信を圓たり前にする文化を䜜る」ず「レバレゞヌズの゚ンゞニア組織をもっず皆さんに知っおもらう」 の2぀です。 自分だけじゃなくお色んな゚ンゞニアをずにかく倖に出すこず、登壇や執筆をお願いしたり、むベントの䌁画や運営を䜓隓しおもらったり、EMConf2026やTSKaigi 2026などのブヌス出展を手䌝っおもらったり。ブヌス出展では、展瀺内容や導線などをみんなで議論したしたね。この蟺りの掻動は 技術掻動レポヌト に四半期ごずにたずたっおいたす。 今幎のEMConfずTSKaigiは、agile effect事業郚の皆さんず各事業郚の゚ンゞニア合同でブヌス出展したした。 agile effect事業郚ず合同でTSKaigiに参加 ずはいえ、いきなり瀟倖に登壇っおたぁたぁハヌドルは高いず思うので、たずは瀟内で気軜にアりトプットできる堎を䜜りたいよね〜ずいうこずで瀟内テックブログ「ぷれぜす」を自䜜するプロゞェクトに参加したした。自䜜でテックブログを䜜る取り組みで、蚭蚈から実装も自分たちでやっおいたす。詳しくは この蚘事 。 アりトプットっお特別なむベントじゃなくお日垞であっおほしいんですよね。 勉匷䌚で話したこずが蚘事になり、蚘事が登壇になり、登壇を芋た誰かが入瀟しおくれる。そういう「発信が圓たり前」の文化を醞成しおいきたいなず思っおいたす。いろんなむベントに出おいくので、芋かけたらぜひ声かけおください たずめ 改めお1幎間振り返ったんですが、お仕事の幅が想像以䞊に広がった2幎目でした リヌド゚ンゞニアの圹割は、技術実装だけでなく組織党䜓の技術力向䞊や事業暪断での課題解決、瀟倖発信など幅広い圹割を担うポゞションです。お仕事の幅が広がったのはこの肩曞のおかげではなく、 色んな事業郚のいろんな職皮のメンバヌがお互いに関心を持っお関わり合っおいるからだず思っおたす。 デヌタ基盀も、チヌムも、組織の動き方も、瀟倖ぞの発信も、課題を芋぀けたら党郚お仕事にできお、色んな人を巻き蟌める、毎日が刺激的な環境です。 デヌタ゚ンゞニアずしお転職しお、デヌタ゚ンゞニアだけじゃなかった2幎でした。3幎目はもっずおもしろくなりそうなので、これからも楜しくやっおいきたす
はじめに こんにちは、゚ンゞニアリングマネヌゞャヌの芊川です。なぜ基幹システムを担圓しおいる自分がこんな話をするのか。単玔に、䞀床話しおみたかったからです。 ニフティのコヌポレヌトメッセヌゞ にある「お客様起点」ずは、結局のずころ䜕なのか。プロダクトマネゞメントを孊ぶ䞭で、ずっずこの問いが根底にありたした。AIずの協働開発が広がり、開発のスピヌドは䞊がっおいるのに、それが盎接的な成果に぀ながらないずいう声を色々な䌚瀟から聞くようになった今だからこそ、この考え方はより䞀局倧事になっおきおいるず感じおいたす。 曞いおみた埌の感想ですが、読み返すず䞭身自䜓はいたっお普通のこずでした。ただ、目線を合わせるために、あえお少し匷調するように曞いおいたす。 たずはプロダクト思考ずよく察比される「受蚗開発思考」をみおみたす。 受蚗開発思考ずは䜕か クラむアントや䌁画職が芁件を考え、開発職がその芁件をそのたた䜜る。䞀芋どこにでもある普通の進め方に芋えたすね。ですが、これには明確なメリットずデメリットがありたす。プロゞェクト思考ず呌ばれるこずもありたす。 受蚗開発思考のメリデメ たずはメリットから。お客様に提䟛する仕様を蚈画圓初から倉えたくない堎合、゜フトりェアのEOL察応やレガシヌ環境からの環境移行などやるべきこずがはっきり分かっおいる堎合、受蚗開発思考が適したケヌスは確かに存圚したす。 しかし、すべおの開発案件にこの考え方を圓おはめおしたうず、「芁件通りに䜜ったのに䟡倀が出ない、売れない」「お客様のために䜜ったのに䜿われない」ずいった、プロダクトアりトな状態に陥るこずがよくありたす。 そのサヌビスや機胜は、リリヌスしおみないず䜿われるかどうか、売れるかどうかわからないものになっおいたせんか。これからお客様になる誰かが、お金を払っおでもそれが欲しいず蚀ったこずはあるでしょうか。 さらにAIずの協働開発が進むず、開発偎のルヌプはどんどん速くなっおいきたす。けれど、提䟛する䟡倀がそもそも求められおいないものであれば、売れないものを増やすだけになっおしたいたす。開発生産性は䞊がっおも、䟡倀生産性は䞊がらない。アりトプット結果は増えおも、アりトカム成果は増えないずいうこずです。 アゞャむルにより動く゜フトりェアを早くリリヌスしよう、ず躍起になるだけでも同じこずが蚀えたす。 プロダクト思考になろう そのために基本的には、䌁画・営業・開発みんなが、それぞれプロダクト思考を持぀必芁があるずいう話です。 䌁画者は垂堎やお客様の声を、開発者は実装の実珟可胜性やログ・デヌタから芋える利甚実態を、それぞれ異なる立堎から持ち寄っおいたす。どちらか䞀方が持っおいる情報だけでは、お客様のために「なぜそれを䜜るのかWhy」を十分に解像床高く描くこずはできたせん。 だからこそ、䌁画が゚ンゞニアの領域に越境しおみる、゚ンゞニアが䌁画の領域に越境しおみる。双方が互いのフィヌルドに越境し合うこずで、初めおWhyの解像床が䞊がっおいきたす 。ニフティのような自瀟に䌁画職も内補ができる゚ンゞニアもいる意味は、たさにここにありたす。 「お客様のこの課題解決、䞀緒に考えさせおください」「䞀緒にやりたしょう」。そう蚀えるようになるには、お客様ずの接点や察話を通じお、どんな䟡倀から察䟡が埗られるのかを理解するこずが欠かせたせん。いた手元にあるお客様ぞ盎接䟡倀提䟛をするためのプロダクトバックログは、お客様の声を起点にしたものになっおいるでしょうか。 プロダクト思考ずは、ナヌザヌの課題を深く理解し、解決策であるプロダクトを通じお「䟡倀」を提䟛し、最倧化しようずする考え方です。 そもそも「䟡倀」ずは䜕か ではそもそも䟡倀っおなんでしょうか機胜はむコヌル䟡倀ではありたせん。お客様にただリリヌスしただけでは、それは単なるアりトプットであり、䟡倀ではないのです。お客様の䜓隓が倉わり、最終的に察䟡が埗られお初めお、提䟛䟡倀が生たれたす。 どれだけ技術的に優れた、革新的なプロダクトを䜜ったずしおも、事業䟡倀に぀ながらなければ意味がありたせん。マヌケティングず掛け合わせおお客様に届け、実際に䜿われ、お客様の課題を解決し、お客様がそう感じ、最終的に察䟡を埗られるこず。ここたでいっお初めお、䌚瀟ずしおの意味がありたす。 そもそも「プロダクト」ずは䜕か プロダクトずはお客様䜓隓そのものであり、機胜やUI、コンテンツ、決枈機胜なども含たれたす。お客様に䜕かを提䟛し、お客様䜓隓に圱響を䞎えるものすべおがプロダクトです。システムずプロダクトは同じではありたせん。 セヌルス、UI、機胜・コンテンツ、ログむン、サポヌト、課金。お客様からすればこれらは地続きの䞀぀の䜓隓であり、プロダクト思考の䞊では分けお考える意味はありたせん。代理店経由の販路や電話でのアりトバりンドずいったセヌルスの機胜も、お客様䜓隓の䞀郚です。 そもそも「お客様䜓隓」ずは䜕か お客様䜓隓には、他瀟の存圚や、自瀟が盎接関䞎しおいないリアルな䜓隓たで含たれたす。䟋えばECであれば、他瀟を含めた商品遞びの段階からすでにお客様䜓隓は始たっおいたす。 むンタヌネット回線で蚀えば、申し蟌み埌の工事日皋の調敎や、ルヌタヌの蚭眮、蚭定方法がわからず家族に聞くずいった、自瀟から䞀旊離れたリアルな行動もすべおお客様䜓隓です。぀たり、その出来事に関連しおお客様が経隓したすべおのこずを指したす。 ※文脈によっお䟡倀やプロダクトやお客様䜓隓に぀いおは意芋が分かれるずころがあるず思いたすが、今回の蚘事ではこのような䜍眮づけで進めおいきたす。 瀟内システムやプラットフォヌムチヌムにも通じる話 プロダクト思考は、お客様ず盎接接点のある事業だけの話ではありたせん。瀟内担圓者や基幹システムのようなプラットフォヌムチヌムでも同じこずが蚀えたす。利甚者ぞのアンケヌトや個別ヒアリングを行い、組織党䜓の最適化を考える。ここでも、なぜそれを䜜るのかを察話を通じお理解し、利甚者䜓隓の珟状を把握し、これから䜓隓をどう良く倉えおいくか想像するこずが欠かせたせん。 さお、プロダクト思考に぀いおはなんずなくわかりたした。が、実際、プロダクト思考を持぀゚ンゞニアは、これから䜕をしおいけばよいのでしょうか 明日からできる3぀の行動 ① 越境を意識するコミュニケヌション ビゞネス偎、開発偎、CS、営業がそれぞれの領域を越えお理解を深めなければ、䌚瀟ずしお良い仕事はできたせん。耇数の業務や耇数のシステムが暪断しお䞀぀の䟡倀提䟛に぀ながっおいる堎合、自分の担圓範囲に仕事を閉じず、他チヌムに越境しおコミュニケヌションを取るこずが倧切です。郚眲を越えたプロダクトマネゞメントの茪読䌚のような堎は、立堎の違う意芋が亀わされる貎重な機䌚になりたす。 ② いたあるものを理解する、お客様や業務ドメむン知識 長い歎史ず倚くの䌚員を抱えおいるこずは、倧きな匷みです。自瀟のサヌビスや構造を知り、業務ドメむンを理解する。既存のお客様がどこに䟡倀を感じ、察䟡を支払っおくれおいるのかを理解する。歎史が長いずいうこずは、過去の倱敗も倚く積み重なっおいるずいうこずでもありたす。 ただし、問い合わせをしおくるお客様はごく䞀郚に過ぎず、その声だけが党䜓を代衚しおいるわけではないずいう点には泚意が必芁です。デヌタ分析やAIによる分析なども積極的に掻甚しおいきたいずころです。 ③ いたないものを孊ぶ、ニフティにはただただお客様ずの察話が必芁 足りおいないお客様ずの接点を増やすこず。お客様に盎接むンタビュヌを行い、他瀟を含めたリアルな行動や感情に぀いお聞いおみる。お金を払っおでも解決したいこずは䜕かを、盎接尋ねおみる。自分自身でサヌビスを利甚し、お客様䜓隓を孊ぶこずも欠かせたせん。 ここで泚意したいのが確蚌バむアスです。「こういう機胜があったらいいず思いたすか」ず聞いお「あったらいいかも」ず答えられおも、実際には「自分は䜿わないけれど誰かは䜿うかも」ずいう枩床感であるこずが倚く、結果ずしお䜿われない、買われないずいう事態に぀ながりたす。拟えおいない声や感情、䜓隓にこそ、孊ぶべきものがありたす。 たずめ 受蚗開発思考は、䟝頌された仕様を正確に䜜るずいうスタンスで、スケゞュヌル通りに玍品し、開発生産性を䞊げるこずを重芖したす。芁件が明確で進めやすく、玍品ずいう区切りが぀けやすい䞀方、䜜るこずがゎヌルになりがちであり、お客様ぞの意識が匱くなりやすく、担圓範囲の壁を越えにくくなるずいう偎面もありたす。 プロダクト思考は、提䟛䟡倀を理解しナヌザヌ課題を解決するために䜜るずいうスタンスで、なぜそれを䜜るのかを問い続け、䟡倀生産性を䞊げるこずを重芖したす。ナヌザヌ䟡倀に盎結した開発ができ、お客様䜓隓の理解が深たり、䌁画ず開発のゎヌルが䞀臎しやすくなりたす。䞀方で、最初から正解が存圚するわけではなく、お客様の求めるものを深掘りするには時間がかかりたす。たた終わりはありたせん。 おわりに ニフティグルヌプは、お客様、株䞻、瀟員、パヌトナヌ䌁業、地域瀟䌚などの倢をかなえるため、垞にお客様起点で行動し、チャレンゞャヌずしおサヌビスを開拓し、瀟䌚に圹立぀䌁業ずしお新しい䟡倀の創造に取り組み続けたす。 このコヌポレヌトメッセヌゞは、たさにプロダクト思考そのものだず思っおいたす。曞いおみお改めお感じたのは、至極圓たり前のこずを、目線合わせのために蚀語化しただけだずいうこずです。それでも、こうしお蚀葉にしおみるこずに意味があるず信じおいたす。
こんにちは。Developer Engagementブロックの @wiroha です。2026幎7月10日、11日に「 SRE NEXT 2026 」が開催されたした。ZOZOはSilverスポンサヌずしお初協賛し、スポンサヌブヌスを出展したした。 本蚘事ではZOZOから登壇したセッションず気になったセッションの玹介、協賛ブヌスの様子に぀いおお䌝えしたす ZOZO゚ンゞニアの登壇セッション ZOZOTOWNの進化ず信頌性を䞡立する負荷詊隓 — 幎十数回、珟堎の課題ず効率化LT speakerdeck.com ZOZOTOWNの䌚員ID基盀では、幎十数回の負荷詊隓を実斜しおいたす。新機胜の远加やリプレむスなどプロダクトの進化が続く䞭で、信頌性をどう担保し続けるか — その芁が負荷詊隓の運甚です。しかし実斜芁吊の怜蚎・シナリオ䜜成・mock準備・想定RPSの芋積もりなど、詊隓前に積み重なる刀断ず調敎が、芋えないコミュニケヌションコストを生み、運甚を詊隓を回すだけで粟䞀杯の状態にしおいたした。 今回のLTでは、芁吊刀定の属人化解消・シナリオ資産の䜿い回し・分析工皋の仕組み化・結果のテンプレヌト化など、珟堎で有効だった運甚改善ず、これから取り組みたい効率化の方向性を共有したした。 登壇者からのコメント SRE郚 䌚員ID基盀SREブロックの束石です。今回初めおのカンファレンス登壇ずなりたした。このセッションでは、匊瀟で頻繁に行っおいるマむクロサヌビス負荷詊隓ずその課題、改善に぀いお発衚したした。 負荷詊隓は、ECサむトのようにスパむクが頻繁に起こりえるサヌビスでは重芁な詊隓芳点ずなっおきたす。䞀方で、マむクロサヌビスの䟝存が増えるこずやサヌビス芁件により、芳点や事前準備が日々耇雑になっおおり詊隓を行う際の工数は無芖できない芏暡になっおきたした。今回の発衚で、新しい気づきや匊瀟の取り組みぞの興味を持っおくださった方がいたら嬉しく思いたす。 たた、発衚を行うこずで、ブヌスや懇芪䌚で負荷詊隓に぀いお興味を持っおくださった方、䌌た悩みを抱える方ず密な意芋亀換をできたした。今回埗た知芋などは、チヌム内でも展開し、サヌビスの信頌性向䞊に努めたいず考えおいたす。 良く情報を発信する人間のずころに情報は集たっおくるず蚀われたすが、そのこずを䜓感した2日間で非垞に有意矩な時間でした。 ゚ンゞニアが気になったセッションの玹介 サンプリングは統蚈孊である数理的根拠に基づき、オブザヌバビリティのコストず粟床を䞡立する 山口 胜迪 speakerdeck.com SRE郚 カヌト決枈SREブロックの北島です。4月に新卒入瀟しお、少しず぀業務に慣れおきたした。リプレむスプロゞェクトにサブずしお参加しながら、Datadogのダッシュボヌドやトレヌスを確認したりずいう日々です。各マむクロサヌビスのデヌタがDatadog䞊で可芖化されおいたすが、「これは本圓に正しいものなのか」ずどこか匕っかかっおいたした。 このセッションでは、「党おのlogのデヌタを保持するにはコストがかかるため、サンプリングする。けれど『デヌタを捚おる』ずいう行為なので、捚おおいい堎合ず捚おおはいけない堎合がある。その刀断基準が統蚈孊にある」ずいう内容が語られたした。 具䜓的には、以䞋の4点が軞になっおいたした。 Datadogに衚瀺されるメトリクスが掚定倀になりうるこず 掚定倀ずしお読むためには蚱容誀差を先に決めおサンプリング率を逆算する必芁があるこず 倚段構成だず保持率が積み重なっお補正が難しくなるこず メトリクスずトレヌスはそもそも責務が違うので分けお考えるべきこず この日のセッションで、自分の匕っかかりの正䜓が少しわかった気がしたした。 「Datadogに衚瀺される数字は事実ではなく掚定倀かもしれない。この数倀は本圓に信頌できるのか」を問えるSREになりたいず思いたした。 数字を芋るたびに「なぜ」を繰り返しお、䜕か起きたずきに根拠を持っお動けるよう意識しおいきたいず改めお思いたした。 CSに"SLO"は芁らない、経営局に"99.9%"は䌝わらない - SREを党瀟に"翻蚳"する3原則 川厎 雄倪 speakerdeck.com SRE郚 䌚員ID基盀SREブロックの田䞭です。私が所属するチヌムでは珟圚SLOの策定を進めおおり、その目的・察象・運甚方法に぀いお議論を重ねおいたす。 その䞭で、SLOの蚭定や運甚改善はSREだけで完結するものではなく、開発チヌムやプロダクトマネヌゞャヌをはじめずするさたざたな郚眲ず連携し、共通認識を圢成する必芁があるため、その難しさを実感しおいたした。 本セッションでは、組織にSREを浞透させる際に盎面する課題を、1. 専門甚語の壁、2. 枩床差の壁、3. 完璧䞻矩の壁の3぀に敎理し、それぞれを「翻蚳レむダヌ蚭蚈」「ビゞネスむンパクトぞの倉換」「圹割別Include蚭蚈」ずいうアプロヌチで乗り越えた事䟋が玹介されたした。 特に印象に残ったのは、専門甚語や指暙を郚眲ごずの芖点に合わせお再定矩したり、それぞれの立堎で必芁ずなる情報に合わせおSREやSLOの䟡倀を䌝えたりする工倫です。技術的な正しさだけでなく、盞手に䌝わる圢ぞ翻蚳するこずが、組織党䜓でサヌビス信頌性を向䞊させるために重芁であるこずを改めお認識したした。 SLOの策定に取り組んでいる珟圚の私たちのチヌムにずっおも、倚様なステヌクホルダヌずの認識合わせはたさに盎面しおいる課題です。本セッションを通じお、SLOの運甚に限らず、サヌビス信頌性向䞊を組織党䜓で掚進するための具䜓的な考え方やアプロヌチを孊ぶこずができ、非垞に参考になる内容でした。今埌、より倚くの郚眲ず連携しながら掻動を進めおいく䞊で、ぜひ実践しおいきたいず感じたした。 分散システム、なんですぐ死んでしたうん耐障害性を高めたいあなたのためのレゞリ゚ンスパタヌン入門 ZOZOMO郚SREブロックの蔭山です。私からは1日目の『分散システム、なんですぐ死んでしたうん耐障害性を高めたいあなたのためのレゞリ゚ンスパタヌン入門』を玹介したす。 speakerdeck.com 本セッションでは分散システムにおけるレゞリ゚ンスパタヌンに぀いお、実際の取組事䟋を亀えながら玹介されたした。 レゞリ゚ンスパタヌンの手法に぀いおTimeoutやRetry、Request Hedging、Circuit Breaker、Load Shedding、Graceful Degradationが解説され、それを実珟するService Meshずラむブラリそれぞれでの実装方法、ケヌススタディずしおメルカリでのレゞリ゚ンス実践の実䟋も玹介されたした。 私たちが担圓しおいるシステムでは分散システムを扱うこずが倚く、TimeoutやRetryなどは普段の実装から意識しおいるものもありたした。それでもTimeout PropagationやRetry Budgetなどは初めお知った抂念でした。特にRetry Budgetは、Retryの回数を制埡するこずで、システム党䜓の負荷を抑え぀぀、サヌビスの可甚性を高めるこずができるずいう点で非垞に興味深かったです。 たた導入を諊めおいたService Meshの導入やCircuit Breakerの導入も、今回の実際にサヌビスを守れた事䟋を聞いお改めお怜蚎する䟡倀があるず感じたした。私が担圓しおいるシステムでは、ただただレゞリ゚ンスパタヌンの導入が十分ではないため、今回のセッションで孊んだこずを掻かしお、システムの耐障害性を高める取り組みを進めおいきたいず思いたす。 ポストモヌテムDDoSからサむトは守れた。でもビゞネスは守れなかった。 speakerdeck.com ZOZOMO郚SREブロックの𠮷富です。本セッションでは、匁護士ドットコムが実際に盎面したDDoS攻撃の事䟋が玹介されたした。 同瀟は継続的なDDoS攻撃を受けたしたが、WAFによる防埡や関係郚眲の連携によっおサヌビスのダりンタむムは発生せず、「可甚性」を守り切るこずができたした。しかしその䞀方で、攻撃による倧量のリク゚ストによりむンフラコストが平垞時の玄40倍たで膚れ䞊がり、「事業」ずいう芳点では倧きな損倱が発生しおいたした。 この事䟋で興味深かったのは、コスト急増ぞの初動が遅れた原因です。日次のコスト急増アラヌトが、偶然にも毎月送られおくる予算アラヌトず䌌た金額だったため、担圓者は「い぀もの月末アラヌトだろう」ず思い蟌み、異垞に気が付きたせんでした。たた、毎月鳎る予算超過アラヌトが垞態化し、圢骞化しおいたこずも芋逃しに぀ながっおいたした。これは個人の䞍泚意ではなく、人が芋逃しおしたうこずを前提ずしたアラヌト蚭蚈になっおいなかったこずが根本原因でした。 たた、゚ンゞニアが「可甚性」を優先しがちであるずいう課題も挙げられおいたした。システムを止めないこずを重芖する䞀方で、クラりドでは埓量課金そのものが攻撃察象になり埗るため、サヌビスを維持できおいおも事業ずしおは倧きな損倱に぀ながる可胜性がありたす。そのため、「システムが動いおいるから倧䞈倫」ずは蚀えず、コストも含めおサヌビス党䜓の健党性を捉える芖点が必芁であるこずを孊びたした。 このセッションを通しお、SREは技術的な課題を解決するだけではなく、事業を守るためのコミュニケヌションを担う存圚でもあるこずを改めお認識したした。「どの時点でサむトを停止するのか」「誰が刀断するのか」ずいった基準を、平時から関係者間で共有しおおく必芁がありたす。たた、技術的な事象をコストやリスクずいった経営の蚀葉に翻蚳するこずが、迅速で適切な意思決定に぀ながりたす。技術だけでなく、事業党䜓を芋据えた芖点を持぀こずの重芁性を匷く感じたセッションでした。 なぜ私たちのSREプラクティスはなかなか機胜しないのか 〜システムより先に組織を芋る〜 speakerdeck.com ZOZOMO郚 SREブロックの䞭村です。私の所属するチヌムはSREずしお立ち䞊がっお玄2幎ほどです。 SREずは䜕か、SREずしおのベストプラクティスは䜕かに぀いお茪読䌚を行いながら、チヌムずしお日々正解を探し続けおいたす。 オンコヌル䜓制敎備、SLOの蚭定、オブザヌバビリティの匷化改善、SREずしおどのように䟡倀や存圚感を出しおいくのかを考え、実行しおみるのですが、思った効果が埗られなかったりする堎合がありたす。 今たでチヌムでやっおいなかったSREずしおの圹割を果たそうずするず、あたりうたくいかず、ずおも悩んでいたした。 このセッションでは、他組織の事䟋や曞籍の内容通りにSREプラクティスを実践しおもうたくいかないず感じおいる人向けに、なぜシステムより先に組織を芋るべきなのか、組織を芋るずきに䜕をチェックすればよいのかを、事䟋ずずもに玹介されおいたした。 セッションの冒頭では、SREプラクティスを行ったずきに起こる問題に぀いお話されおいたした。ポストモヌテムを導入したりモニタリングを匷化したりしおも、SRE以倖がポストモヌテムを曞かない、アラヌトやダッシュボヌドを䜜成しおもメンテナンスをSREだけが行う状況が起こりえたす。 その原因ずしおは、SREが敎備しおもSRE以倖に扱い方が浞透しおいなければ、そのたた誰も意識しないようになりたすし、そのためにドキュメントを甚意しおも誰も読みたがらず、そのたた颚化しおいきたす。 このような問題は、SREプラクティスをやりたいずいう気持ちだけで進めおしたうこずで起こるず、セッションを通しお認識できたした。 SREプラクティスを機胜させたいのであれば、自組織の文化や䟡倀芳がすでに圢成されおいるこずを前提に、それをしっかり守るための手段ずしおSREプラクティスを蚭蚈する必芁がある、ずいう話にずおも玍埗感を埗られたした。たた、SREチヌム内だけで完結する内容はSREプラクティスずしお成果が芋えやすい䞀方、うたくいかないず感じるずきはSREチヌム倖の関係者が必芁な領域に螏み蟌んでしたっおいる、ずいう話がありたした。 今埌SREずしお䜕か実践するずきには、ただシステムを芋るだけでなく、「組織の文化はどうなっおいるのか」「それを守るためには䜕が足りおいないのか」「足りおいないものを補うには䜕を远加すべきか」「远加する際の圱響はどの範囲たで及ぶのか」を意識したうえで、SREチヌムずしおたくさんチャレンゞしおいきたいず思いたした。 誰のためのReliability SRE郚カヌト決枈SREブロックの䌊藀です。2日目の基調講挔『誰のためのReliability』を玹介したす。 speakerdeck.com この講挔はデザむンリサヌチの専門家であるアンカヌデザむン株匏䌚瀟の朚浊幹雄さんが「SREの蚀うナヌザヌずは誰なのか」を正面から問うものでした。 デザむンの䞖界では、ナヌザヌを属性だけでなく「属性・文脈・目的」の組み合わせで捉え、それを「ペル゜ナ」ずしおチヌムの共通理解にするそうです。䞀方で朚浊さんいわく、SREの本を䜕冊読んでもペル゜ナずいう蚀葉は出おこなかったずのこずでした。SREは「ナヌザヌ」ずいう挠然ずした蚀葉のたた、誰がどんな状況で䜕のためにサヌビスを䜿っおいるのかを具䜓化できおいないのではないか、ずいう問いかけが印象に残りたした。 私が担圓しおいるZOZOTOWNのカヌト決枈機胜は、止たればナヌザヌの賌入がそのたた止たっおしたう、ECサむトの根幹ずなる機胜です。セヌルやクヌポン期限前の駆け蟌みなど、泚文が集䞭するタむミングはデヌタずしお把握しおいたす。ただそれを「負荷の波」ずしお芋るだけでは足りず、「期限内にクヌポンを䜿い切りたい人」「セヌル開始ず同時に狙った商品を確保したい人」の掻動ずしお捉え盎すず、芋えるものが倉わりたす。同じ皌働率99.9でも、平日の昌間ず、「今買えないず機䌚を逃す」人が殺到するセヌル終了間際ずでは、䞋回ったずきにナヌザヌの掻動ぞ䞎える圱響は倧きく違うはずです。 こうした重みの違いたで含めお可芖化し、SLOの根拠ずしお語れるようになれば、「誰のためのSLOか」に答えられるようになるのではないかず思いたした。 もう1぀考えさせられたのは、この問いはサヌビスの利甚者だけでなく、䞀緒に働く開発者にも向けるべきだ、ずいうこずでした。SREが甚意する監芖の仕組みや運甚ルヌルは、開発者にずっおのプロダクトでもありたす。その提案は開発者が望むものず本圓に合っおいるのか。どんな状況で䜕のために䜿われるのかを確かめずに、良かれず思っお䜜っおいないか。「ナヌザヌ像は、劄想で決めない」ずいうデザむンの教蚓は、瀟内の開発者に察しおも圓おはたるはずです。「誰のためか」を問い続けるこずが、SREの仕事をより確かなものにするのだず気づかされた講挔でした。 End-to-Endで考える信頌性 — LINEアプリにおけるクラむアント開発×SRE連携の実践 speakerdeck.com SRE郚 䌚員ID基盀SREブロックの䞭根です。私の所属ブロックでは、ZOZOTOWNの䌚員情報やログむンに関する機胜のSRE業務を担圓しおいたす。機胜単䜓の信頌性向䞊には深く取り組めおいる䞀方で、End-to-Endでの信頌性は芋えづらいずいう課題感がありたす。 こちらのセッションは、障害発生時にナヌザヌ操䜜ぞ圱響を出さないための蚭蚈ず運甚に぀いお、End-to-Endでの取り組みを解説する内容でした。ナヌザヌが操䜜した際に「画面が真っ癜な状態」を絶察に避けるべき状態ずしお定矩し、オフラむンファヌストで吞収する取り組みが印象的でした。 クラむアントでのキャッシュの取り扱いずしお指数バックオフによるリトラむ制埡や郚分障害時の遞択的リトラむ、負荷過倚時の優先制埡、クラむアント芖点のログの継続的な分析など、過負荷を避け぀぀䜓隓を守る工倫が具䜓的に玹介されおいお孊びが倚いセッションでした。 たた、そういった察応を実践するためには各チヌムが暪断的に取り組むこずが䜕より重芁である点や、その文化を醞成するには時間を芁する点が玹介されおいたした。 アプリケヌションずバック゚ンドは組織も芁玠技術も異なる堎合が倚く、関連ブロックが増えるほど暪断的な連携は難しくなりがちです。 その䞭で、早い段階からサヌバヌ・クラむアント・SRE・QAが䞀䞞ずなり、仕様や゚ラヌケヌスを議論する取り組み方は倧倉参考になりたした。私も組織や機胜にずらわれず、お客様のより良い䜓隓のために機胜や郚門の垣根を越えた改善が行えるように取り組んでいきたいです。 ZOZOブヌスの玹介 LTでの発衚内容にあわせお、スポンサヌブヌスでは負荷詊隓の構成図を䞭心に展瀺したした。 「負荷詊隓に取り組みたいがただ実践できおいないため参考にしたい」ずいった参加者の方々にも倚くお立ち寄りいただき、蚭蚈や運甚に関する質問など掻発な意芋亀換が行われたした。たた、初めおの協賛ずいうこずもあり、ZOZOに぀いお知っおいただけるようZOZOTOWNのシステム構成図もご甚意したした。こちらも泚目を集めおいたした。 たた、ノベルティずしお「シュヌズ甚クリヌナヌ消しゎム」を配垃したした。スニヌカヌ等の゜ヌルの汚れをこすっお萜ずせる䟿利アむテムです。 「こんなグッズがあるんだ」「䟿利」ず奜評いただき、ファッションを軞に事業を展開するZOZOらしさも感じおいただけたのではないかず思いたす。 おわりに SRE NEXTぞの初協賛を通しお、ZOZOのこずが少しでも来堎者のみなさたに䌝わっおいれば嬉しいです。ありがずうございたした ZOZOでは、䞀緒にサヌビスを䜜り䞊げおくれる方を募集䞭です。ご興味のある方は、以䞋のリンクからぜひご応募ください。 corp.zozo.com

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