TECH PLAY

ハッカソン

ハッカソンとは、新しい技術製品やソリューションを構築するために人々が集まり、定められた期間で行われる共同イベントです。ハッカソンという言葉は、「hack(ハック)」と「marathon(マラソン)」という言葉の合成語です。ハッカソンの目的は、多様な背景や異なるスキルを持つ人々が集まり、革新的なものを作り上げることにあります。

ハッカソンは主にソフトウェア開発に焦点を当てることが多いですが、ハードウェアや他の種類のプロジェクトが含まれることもあります。参加者はチームに分かれて作業を行い、特定のテーマや問題を与えられることもあれば、自由な課題に取り組むこともあります。参加者は、使用が許可されたAPIやデータセットなどの技術的なリソースにアクセスし、その分野の専門家から指導を受けたり、フィードバックを受けたりする場合もあります。

ハッカソンは企業、大学、非営利団体など様々な組織によって開催され、小規模で参加者を限定したイベントから、数百人または数千人の参加者による大規模な集まりまで、さまざまな種類があります。ハッカソンではプロトタイプの作成、新しいビジネスプランの開発といったアウトプットが期待される場合もありますが、単にコラボレーション、交流、新しいスキルを学ぶ機会であったりもします。

ハッカソンは、人々が集まって共通の興味ある課題に取り組み、新しいテクノロジーソリューションを生み出す、とても楽しい機会です。

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月刊 AWS 製造 2026年3月号 みなさん、こんにちは。AWS のソリューションアーキテクトの山田です。 このブログでは開催予定のイベントや直近1カ月に発表された製造関連のブログ・サービスのアップデート・事例などをお届けしています。国内だけでなく海外の情報も含めていますので、リンク先には英語の記事・動画も含まれていますが、解説を加えていますのでご興味あればぜひご覧ください。 先月号は こちら です。未読の方はあわせてご覧ください。 今月は、ピックアップコンテンツとして製造業における Agentic AI の活用を特集します。 ピックアップトピック – Agentic AI × 製造業 Agentic AI(エージェンティック AI)は、人間の指示に基づいて自律的にタスクを計画・実行し、ツールを活用しながら目標を達成する AI システムです。2月には Amazon と OpenAI の 戦略的パートナーシップ が発表され、OpenAI モデルを活用した Stateful Runtime Environment を共同開発し、Amazon Bedrock を通じてユーザーに提供することが明らかになりました。AWS 上で利用可能な AI モデルのエコシステムがさらに拡充される中、製造業においても Agentic AI の具体的な適用事例が急速に増えています。今月はその中から 4 つのコンテンツをご紹介します。 品質管理:BMW Group — AWS 上の Agentic Search でペタバイト規模のデータからインサイトを抽出 BMW Group unlocks insights from petabytes of data with agentic search on AWS は、BMW Group が AWS Professional Services と協力して構築した Agentic Search ソリューションの事例です。20 PB のデータを保有する Cloud Data Hub に対し、Amazon S3 Vectors によるセマンティック検索、Amazon Athena による SQL フィルタリング、LLM による網羅的分類を組み合わせた 3 つの検索アプローチを AI エージェントが自動的に使い分けます。エージェントのオーケストレーションには Amazon Bedrock AgentCore と AWS のオープンソースフレームワーク Strands Agents を使用しており、技術スキルに関係なく自然言語でデータインサイトを抽出できる仕組みです。製品品質データの分析を例に、製造業におけるデータ駆動型意思決定の実践例として注目の内容です。 調達:Amazon Bedrock AgentCore を使用した AI エージェントによる調達ワークフローの自動化 Automate Procurement Workflows with AI Agents using Amazon Bedrock AgentCore は、製造業の調達プロセスに Agentic AI を適用した実践的なブログ記事です。Amazon Bedrock AgentCore を活用して、コンプライアンス検証、サプライヤー推薦、財務分析、RFQ(見積依頼)管理といった複雑なマルチステップの調達タスクを自律的に処理する AI エージェントの構築方法を解説しています。 研究開発:メック株式会社の事例 — Amazon Bedrock AgentCore で研究業務を効率化 メック株式会社の事例 では、AI エージェントを活用した研究業務の効率化が紹介されています。Amazon Bedrock AgentCore Runtime と Amazon S3 Vectors を利用し、ベテラン社員の検索ノウハウを AI エージェントとして実装することで、経験年数に関わらず高品質な情報アクセスを実現しています。AWS 主催のハッカソンをきっかけに約 3 週間で PoC を構築した点も注目です。 物流・SCM:Agentic AI でサプライチェーン ロジスティクスを変革 Agentic AI でサプライチェーン ロジスティクスを変革 は、シンガポールの A*STAR(科学技術研究庁)と AWS ProServe が共同開発した物流エージェントの事例を中心に、AI エージェントが ERP・TMS・WMS などの複数システムからリアルタイムデータを集約し、手動検索の作業負荷を最大 50% 削減する効果が紹介されています。複数の専門エージェントが協調するアーキテクチャは、製造業のサプライチェーン管理に直接適用できる内容です。 製造関連の主要なアップデート 2/12 Amazon EC2 M8azn インスタンスの一般提供開始 第5世代 AMD EPYC プロセッサを搭載し、最大 5 GHz のクロック周波数を実現する M8azn インスタンスが一般提供開始となりました。M5zn と比較して最大 2 倍のコンピューティング性能、4.3 倍のメモリ帯域幅、10 倍の L3 キャッシュを提供します。東京リージョンを含む 4 リージョンで利用可能で、製造業における CAE シミュレーションや設計最適化のワークロードに大きな恩恵をもたらすインスタンスタイプです。 2/17 Amazon EC2 Hpc8a インスタンスの一般提供開始 同じく第5世代 AMD EPYC プロセッサを搭載する Hpc8a インスタンスが一般提供開始となりました。192 コア、768 GiB メモリ、300 Gbps の Elastic Fabric Adapter(EFA)ネットワーキングを備え、前世代 Hpc7a と比較して最大 40% 以上の性能向上を実現します。 こちらのブログ でインスタンスの詳細が説明されています。また、 CAE アプリケーションを含むパフォーマンスの技術詳細ブログ も公開されており、ANSYS Fluent で約 50〜59%、Siemens StarCCM+ で約 36〜44%、ANSYS Mechanical で約 45%、LS-DYNA で約 51% の性能向上(いずれも Hpc7a 比)が報告されています。計算集約型のシミュレーション、エンジニアリングワークロード、密結合 HPC アプリケーションに最適です。 2/27 Amazon と OpenAI が戦略的パートナーシップを発表 Amazon が OpenAI に 500 億ドルを投資し、OpenAI モデルを活用した Stateful Runtime Environment を共同開発し、Amazon Bedrock を通じてユーザーに提供する戦略的パートナーシップが発表されました。ピックアップトピックでもご紹介した通り、Agentic AI の基盤がさらに強化されます。 直近で開催予定のイベント・セミナー AWS re:Invent 2025 re:Cap 製造業界編(オンデマンド配信中) re:Invent 2025 で発表された製造業関連のアップデートを日本語で解説する AWS Black Belt Online Seminar の re:Cap が公開されています。2部構成で、Part 1 では全体動向・スマート製造・サプライチェーン、Part 2 では製品設計・スマート製品を取り上げています。 Part 1(全体、スマート製造、サプライチェーン): 動画 | 資料 Part 2(製品設計、スマート製品): 動画 | 資料 NVIDIA GTC 2026(3/16〜19、サンノゼ) NVIDIA GTC 2026 が3月16日から19日にかけてサンノゼで開催されます。AWS は Booth #921 にて、フィジカル AI アプリケーションや Agentic AI など 6 つのドメインにわたる展示を行います。 Hannover Messe 2026(4/20〜24、ドイツ・ハノーバー) 世界最大級の産業技術展示会 Hannover Messe 2026 が4月20日から24日にドイツ・ハノーバーで開催されます。約 4,000 社の出展者が自動化、デジタル化、エネルギーシステムにわたる産業変革を展示する予定です。AWS もスマート生産やフィジカル AI に関する 展示 を行います。開催に先立ち、ブログでの事前情報公開も予定しています。また、日本人スタッフも現地に参加し、展示内容のご紹介を行いますので、ご来場予定の方はぜひお立ち寄りください。 AWS re:Invent 2026(11/30〜12/4、ラスベガス) AWS re:Invent 2026 が11月30日から12月4日にラスベガスで開催されることが発表されています。 事例のご紹介 製造業に関連する事例や、ブログによる技術詳細説明です。ピックアップトピックでご紹介した BMW Group の Agentic Search 事例 や メック株式会社の AI エージェント事例 もあわせてご覧ください。 日産が AWS と協業し SDV 開発を加速 日産自動車が AWS 上に構築した Nissan Scalable Open Software Platform による Software-Defined Vehicle(SDV)開発の加速について紹介されています。車両ソフトウェアのテスト実行時間を 75% 短縮し、世界中の 5,000 人以上の開発者を統一された開発エコシステムで接続しています。自動車産業における次世代ソフトウェアプラットフォームの構築事例として、製造業全般にも示唆に富む内容です。 Toyota Motor Europe が Amazon Bedrock でメインフレームモダナイゼーションを加速 Toyota Motor Europe が Deloitte および AWS Generative AI Innovation Center と連携し、Amazon Bedrock を活用して保証処理用レガシーメインフレームアプリケーションのソースコードからドキュメントを自動生成する取り組みが紹介されています(英語記事)。製造業では長年稼働してきたレガシーシステムの近代化が共通の課題であり、生成 AI を活用したアプローチとして参考になります。 製造関連ブログのご紹介 今月もたくさんのブログが公開されました。 1/28 AWS Well-Architected Modern Industrial Data Lens で製造ワークロードを加速 製造業のデジタルトランスフォーメーションを加速するための新しい AWS Well-Architected Modern Industrial Data Lens が公開されました(英語記事)。モダンな産業データアーキテクチャ(MIDA)基盤の構築、産業データカタログの実装、データメッシュアーキテクチャ、ナレッジグラフによるデジタルスレッド、コンピュータービジョンによる品質検査の 5 つのシナリオをカバーしています。 ホワイトペーパー もあわせてご参照ください。 2/6 VAMS における NVIDIA Isaac Lab を使用した GPU アクセラレーション型ロボットシミュレーショントレーニング AWS が提供するオープンソースの Visual Asset Management System(VAMS)は、3D モデルやシミュレーション環境などのビジュアルアセットをクラウド上で一元管理するためのソリューションです。今回、NVIDIA Isaac Lab との統合により GPU アクセラレーテッドな強化学習に対応しました。AWS Batch でスケーラブルな GPU コンピューティングを活用し、ロボットアセットのシミュレーショントレーニングからポリシー取得までをシームレスに実行できます。先月号で特集したフィジカル AI の実践的な開発基盤として注目のコンテンツです。 2/18 AWS で NVIDIA Cosmos world foundation models を実行 自律走行車、ロボティクス、スマートファクトリー向けのフィジカル AI 開発に必要な合成データを大規模に生成するための NVIDIA Cosmos ワールドファウンデーションモデル(WFM)を AWS 上でデプロイする方法を解説した日本語ブログです。Amazon EKS を使用したリアルタイム推論と AWS Batch を使用したバッチ推論の 2 つの本番環境向けアーキテクチャが紹介されています。製造業におけるフィジカル AI のデータパイプライン構築に参考になる内容です。 2/19 「導入しても使われない」を解決する ― 三菱電機 電力ICTセンターが Kiro と GitLab で実現した開発ワークフローの標準化 三菱電機 電力システム製作所 電力ICTセンターが、AI コーディングアシスタント Kiro と GitLab を組み合わせて開発ワークフローの標準化に取り組んだ事例です。Kiro の Steering(常時適用のグラウンドルール)、Powers(動的に呼び出されるワークフロー定義)、MCP(外部ツール連携)の 3 層構造を活用し、「ドキュメントを読まなくても、AI に聞けばワークフローに沿った開発ができる」仕組みを実現しています。製造業のソフトウェア開発効率化に関心のある方にぜひご覧いただきたい内容です。 2/25 Agentic AI でサプライチェーン ロジスティクスを変革 ピックアップトピックで詳しくご紹介しています。Agentic AI によるサプライチェーン物流の変革について、マルチエージェントアーキテクチャの設計パターンを含めて解説したブログです。 3/3 三菱電機のエンジニア 33 名が 3 日間で体感した AI 駆動開発の可能性 — AI-DLC Unicorn Gym 座談会 三菱電機 電力システム製作所 電力ICTセンターで開催された「AI-DLC Unicorn Gym」の座談会記事です。33 名のエンジニアが 3 日間にわたり、AI 駆動開発ライフサイクル(AI-DLC)を体験。5 チームがそれぞれ実際の業務課題(既存業務システム改良、IoT プラットフォーム改善、ダッシュボード開発など)に取り組み、AI を開発の中心的な協力者として活用する手法を実践しました。製造業における AI 駆動開発の組織的な導入事例として参考になります。 3/4 コネクテッドモビリティワークロードの DR 戦略 パート 1: バックアップとリストア コネクテッドモビリティ(CM)のワークロードにおける災害復旧(DR)戦略について解説するシリーズの第 1 弾です。車両接続、データ取り込み、可視化コンポーネントに対するバックアップとリストアの DR 戦略を、AWS Connected Mobility Reference Architecture に基づいて詳述しています。自動車製造業のお客様にとって、コネクテッドカーサービスのレジリエンス確保に役立つ内容です。 最後まで読んでいただきありがとうございました。いかがだったでしょうか?今月は Agentic AI の製造業への適用を中心に、幅広いアップデートをお届けしました。このような形式で毎月最新の情報を製造業の皆様にお届けして参ります。月刊 AWS 製造ブログを今後ともよろしくお願いします。それでは、また来月お会いしましょう! 著者について 山田 航司 (Koji Yamada) AWS のソリューションアーキテクトとして、製造業のお客様を中心にクラウド活用の支援を行っています。製造業における業務課題解決や新規ビジネスにおけるクラウド活用の可能性をお客様と一緒に探求しています。
はじめに こんにちは、奈良先端科学技術大学院大学 修士 1 年 の 東迎健太郎 です。 2025年 ...
はじめに こんにちは、レバレジーズ株式会社で普段はエンジニアをしているスガノです。 今回、 「テックフェス2026冬」運営委員長 を務めさせていただきました。 本記事では、レバレジーズグループ全体のエンジニアが一堂に会した 「テックフェス 2026 冬」 の様子を紹介します。 今回のテックフェスは「 セキュリティ 」 を軸に、 基調講演、総勢100名以上が参加したテックバトル、セキュリティにまつわるハンズオンやセッションなど、さまざまなコンテンツを実施しました。 特にテックバトルやハンズオンは、セキュリティ専門チームが主導し、テックフェス用のオリジナルコンテンツとして作成しました。 この一日を通し、セキュリティへの学び・楽しさはもちろん、横との繋がりを実感できる場となりました! テックフェスとは テックフェスは、レバレジーズグループに所属するエンジニアを対象に、半年に一度開催される社内最大級の技術イベントです。 エンジニアが新しい技術に興味を持ち、みんなで学び合うことを目的に、 組織全体の技術力と交流を高める “社内の技術祭” として続いています。 このイベントの特徴は、 事業部の垣根を超えて “有志のエンジニアたち” が自ら運営していること 。 普段は異なる開発チームに所属するメンバーが全部署から横断的に集まり、テーマ設計から企画・広報・当日の運営までを自分たちの手で作り上げています。 2026年2月に開催された 「 テックフェス2026 冬 」 のテーマは、 「 急成長のその先へ。セキュリティで信頼と未来を創る 」。 このテーマの背景には、会社として掲げている “1兆円規模の企業を目指す” という大きな目標があります。 その未来を支えるエンジニア組織として、攻めと守りを両軸に、次の2つの側面から進化していく必要があると考えました。 ① 学ぶ機会の創出 なんとなく苦手意識があったり、学ぶ機会が乏しいことのあるセキュリティ。昨今、ニュースでも大規模なインシデントが複数報道されました。 これからのレバレジーズは1兆円規模の企業を目指します。セキュリティの文脈で、狙われる機会も増えてくるでしょう。 今だからこそ、学ぶことが不可欠と捉えました。 ② 楽しみながら学ぶ 「そうは言っても知らないこと多そうだな...」と思う方もいるでしょう。 そこで、守りだけでなく、攻めたり壊したりすることで、攻撃者の目線も学びつつ、アクティビティとしてのめり込める楽しさも必要条件だと考えました。 やらされる学びより、やりたくなる学びを。こんな思いでコンテンツを作ってまいりました。 セキュリティを専門とするエンジニアが中心となった今回のテックフェスは、どのようなものになったのか? 早速、コンテンツの様子を見ていきましょう! CTFをモチーフにしたテックバトル テックフェスの目玉コンテンツである テックバトル 。今年は1回戦、2回戦に分けて実施しました。 1回戦 1回戦は 「セキュリティ×謎解き」と呼ばれるCTF を元にした、Webアプリの脆弱性を突く「攻撃者の視点」を体験できるテックバトルをしました。セキュリティを専門とするエンジニア社員らが作ったこのバトルでは、 セキュリティ未経験者を含む約100名が参加し、システムに隠された脆弱性を特定し、制限時間内にどれだけ多くのFlag(答え)を獲得できるかを最終的な合計得点を競うクイズ(Jeopardy)形式で実施しました。 採点には、正解者数に応じて問題の配点がリアルタイムに変動する「ダイナミックスコアリング」を採用。多くの人が解いた問題は価値が下がり、誰も解けない難問は高得点を維持し続ける仕組みにより、どの問題から着手すべきかという戦略性と、刻一刻と順位が入れ替わる緊張感を演出しました。 また、あえて「AIによる自動解答の禁止」をルールとし、代わりにヒント機能を充実させることで、安易な解決ではなく参加者自身の「閃き」と「調査能力」を問う設計にもしました。 この1回戦は、参加者が「攻撃者の視点」を安全な環境で体験できるよう企画・開発を進めました。実際に手を動かしてシステムを攻略する快感を通じ、教科書だけでは学べない「なぜそのコードが危険なのか」という防御の勘所を、楽しみながら肌感覚で習得できる場を目指しました。 2回戦 2回戦のテーマは ハードニング競技会をモチーフにした「システムをぶちこわしてバトル」! 1回戦の結果を踏まえて分けられたチームに、ECサイトを模したWebサイトのソースコードが配布されます。各チームをスタートアップ企業に見立て、セキュリティインシデントが株価に影響するという緊張感のある設定です。 制限時間内に自チームのECサイトのセキュリティ対策をしたり、他チームのECサイトの脆弱性をつくような攻撃をしたりして、自チームのスコアを稼ぎます。 採点は株価だけでなく、ソーシャルエンジニアリングの考え方を加味した方法で実施しました。具体的には、開始前に配布されたパスワードの紙を、競技中に会場内を歩き回る運営に撮影されたら減点という形です。 このように2回戦は、獲得点数を株価と定義することで、参加者のセキュリティ意識が会社の信用度に直結することを、楽しみながら意識できるルールにしました。 テックバトルの内容は好評で、フェス翌日も、 「セキュリティ面白い!解けていない問題があるし、楽しかったから続きをやらせて!」という問い合わせが相次ぎ、急遽コンテンツの閉鎖を1週間延長するほど でした。 ペネトレーションテストのハンズオン 今回のテックフェスでは、 完全内製の「ペネトレーションテスト・ハンズオン」 を90分の枠で開催しました! このハンズオンは、今回のために セキュリティ専門チームが作った特製のハンズオン です。 「セキュリティを身近に」をコンセプトに、自社サービスを模した“やられサイト”を用意。セキュリティチームも使用しているテストツール(Burp Suite)を用い、社内事例をベースにした脆弱性攻撃を初心者でも迷わず体験できるよう難易度設計に極限までこだわりました。 ハンズオンが始まるとSlackのスレッドは質問や実況で大変賑わい、「ハッキング体験が楽しい」「リスクを肌で感じた」との声も多く、アンケートでもほとんどの参加者から「大変満足」という回答を頂きました。準備は大変でしたが挑戦して本当に良かったです。 ご参加いただいた皆様、ありがとうございました! セッション セッションには、セキュリティを専門とするエンジニア社員を中心に、5名の方に登壇いただきました。 ハイレベルな専門的内容もありましたが、とてもわかりやすくお話しいただき、セキュリティ未経験者・経験者に関わらず学びの多い時間となりました。 発表者の社員の皆さん、お忙しい中ありがとうございました! 「ただの訓練」で終わらせない。標的型攻撃の実態と脅威 (レバレジーズ 情報セキュリティ室 杉本) この if 文を突破できる?TypeScriptで学ぶコードの脆弱性 (レバレジーズ レバテック開発部 松浪) “いくら損する?“を計算する。EDC手法による定量的なリスク評価と対策効果の可視化 (レバレジーズ テクノロジー戦略室 原田) AWSセキュリティインシデント対応実録と教訓 (レバレジーズ ソリューション開発部 橘) 退職者アカウントを削除しても要注意!人的脅威からは簡単に逃れられない… (レバレジーズ 情報システム室 高田) 懇親会 テックフェス終了後は、お待ちかねの懇親会を開催! 今年は「縦と横との繋がりを作る」を裏テーマに、コミュニケーションを促進させる話しかけやすい雰囲気の場を設計しました。 会場のメインコンテンツは、参加者全員を巻き込んだ「スタンプラリー」。 「出身地が同じのメンバーを探す」「Slackアイコンしか知らない人と交流する」といったミッションをきっかけに、 初対面同士でも自然と会話が弾む仕掛け を用意しました。 結果、アンケートでは参加者の85%が「他事業部の人と交流できた」と回答するなど、まさに事業部の垣根を越えたコラボレーションの種があちこちで芽吹いていました。 もちろん、尽きない会話に華を添えるのは、 寿司やピザなどの豪華な食事たち 。 そこで生まれた、人とのつながりによる化学反応が、組織の結束をより強固なものにし、熱気冷めやらぬまま幕を閉じました。 最後に 今回のテックフェス2026冬は、「 急成長のその先へ。セキュリティで信頼と未来を創る 」というテーマのもと、学びやつながりが各所で萌芽する特別な1日となりました。 セキュリティは難しい、発表機会が少ない分野の1つと言われることも多いですが、今回のフェスではセキュリティ専門チームが中心となり、ハイレベルかつワクワクするような時間を作ることができました。 加えて、この1日は運営・参加者全員の笑顔と熱意があったからこそ成り立ったのだと思っています。 いつの時代も、 “人と人がつながる力” こそが最大のエンジニアリングではないでしょうか。 最後までお読みいただきありがとうございます! それでは、次回のテックフェスでまたお会いしましょう! P.S. 今回のテックフェスも、朝から会場がいい香りに包まれていました。 実は 社内エンジニア有志の「コーヒー事業部」 がまたまたコーヒーを提供してくれてました! コードも書けて、豆も挽ける。そんな “フルスタックな男たち” の奮闘記は こちら ! レバレジーズでは、社内で技術ノウハウの共有を行うイベントはもちろん、外部から著名な方をお呼びして貴重なお話を聞く機会を積極的に設けております。 レバレジーズに少しでも興味を持っていただけた方は、 こちらからエントリー をお願いします。 ■関連リンク 会社説明資料 ~ 過去のテックフェスレポート ~ - 【1日密着】AIと共に次世代のエンジニアへ/レバレジーズテックフェス/AIハッカソン - テックフェス2025 夏レポート - テックフェス2025 冬レポート - テックフェス2024 夏レポート - テックフェス2024 冬レポート - テックフェス2023 春レポート - テックフェス2022 秋レポート

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