サーバーワークス の技術ブログ

Amazon WorkSpaces クライアントアプリケーションのカスタマイズができるようになりました。

AWS CLIが好きなテクニカルサポート課の市野です。 本日のAWS CLIのchangelogを見ていて、Amazon WorkSpacesで興味深い変更がありましたので、ご紹介します。 https://github.com/aws/aws-cli/blob/develop/CHANGELOG.rst#12286 <抜粋> api-change:workspaces: Added APIs that allow you to customize the logo, login message, and help links in the WorkSpaces client login pag…
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Kinesis Data Firehose 動的パーティショニングの制限超過エラーに遭遇した件

こんにちは! サーバーワークスの松井です。 Kinesis Data Firehoseに大量のデータを送信していたら制限超過エラーに遭遇したので紹介します。 発生事象 パーティションキーをIDで指定し、1から順番にインデックスを割り振ったJSONをKinesis Data Firehoseに送信していました。 すると送信先のS3の/error配下に以下のメッセージが格納されたファイルが作成されていました。 "errorMessa
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【ネタ】Amazon Simple Storage Service(Amazon S3)使用済みバケット名を調査してみた

みなさんこんにちは。 マネージドサービス2課の塩野です。 時々話題になるネタにはなりますが、設定で使いたい名前が使えないなぁと思って色々試しているうちに、そういえばこういう名前は使えるのだろうか?というのが気になって現在の状況を調べてみました。 概要 Amazon S3の命名規則について 動作確認方法 試してみた 数字の1だけを使った場合 数字の2だけを
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【アップデート】EC2 インスタンスの自動復旧がデフォルトで有効になりました

こんにちは、テクニカルサポート課の大石(一)です。 EC2 について、気になるアップデートの情報があったので調べてみました。 aws.amazon.com 今まで EC2 インスタンスの自動復旧をおこなうには、インスタンス毎に CloudWatch アラームを作成し、復旧アクションを定義する必要がありました。 今回のアップデートでこの作業が不要となります。 執筆時点で英語版のみですが、
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【Amazon CloudWatch Logs】ApacheのアクセスログをCloudWatch Logsへ収集する

今日も屋根裏からこんにちわ。 技術1課の折戸です。 春の訪れとともに屋根裏は気温がどんどん上昇しております。 そろそろエアコンを本格的に検討しなければ。 さて、今回はApachのアクセスログをAmazon CloudWatch Logs (以下、CloudWatch Logs)へ収集する方法をご紹介します。 Amazon CloudWatch Logs とは 前提条件 EC2 に CloudWatch Logs へのログ出力権限 付与 IAM Role 作成 IAM Role を EC2

【AWS Gateway Load Balancer(GWLB)】概要と設計ポイントと構成例について

こんにちは。AWS CLIが好きな福島です。 はじめに GWLBとは 従来のアプライアンス構成 GWLBの概要 概要図 コンポーネント 概要 GENEVEのメリット 設計のポイント 構成例 TGWなし ①VPCからInternetへのトラフィック監査 TGWあり ②VPCからInternetへのトラフィック監査 ③VPC間のトラフィック監査 ④オンプレからInternetへのトラフィック監査 ⑤オンプレからVPCへのトラフィック調査 参

【AWS CLI】Route 53の情報出力編

こんにちは。AWS CLIが好きな福島です。 はじめに 利用するコマンド,サブコマンド ホストゾーンの一覧 レコードの一覧 全ホストゾーンのレコード一覧 おまけ 終わりに はじめに 今回は、Route53 関連の情報を取得する方法をご紹介いたします。 利用するコマンド,サブコマンド まず、AWS CLIの構造は以下の通りです。 aws [options and parameters] 上記を前提に今回使う , は、以下の
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AWS CloudShellを使ってAWS CLIの基本を学ぶ

技術2課の松田です。こんにちは。 AWS CLI、使っていますか? 何となくとっつきにくい印象のあるAWS CLI(以下、CLIとしますね)ですが、公式のBlack Beltでも謳われているように、作業の効率化や自動化において非常に役立ってくれます。また普段コンソールで行っている作業も、CLIでやってみると違う景色が見えたりして、ちょっとした学びの機会になったりします。あと

なぜAmazon RDSの自動バックアップの保持期間設定の内容と実際のスナップショット数が一致していないのか

RDSのスナップショット数が自動バックアップの保持期間よりも多く作成されていたことはありませんか?今回はそれを記事にしました。
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AWS Systems Manager Patch Managerで自動的にWindows Updateを実行する方法

こんにちは!技術4課のイーゴリです。 オンプレミス環境を担当した時にWindows UpdateのためにWSUS(Windows Server Update Services)を使いましたが、AWSで自動的にWindows Updateを適用させるとても楽な方法があります! 本件の記事では、AWS Systems Manager Patch Managerで自動的にWindows Updateを実行する方法をご紹介したいと思います。 企業の中でアプリケーションに影響が出る可能性がある

空ファイルをブラウザ側でダウンロードしてしまう原因となる、S3のフォルダオブジェクトを削除する

CI部 平野です。 本記事執筆時は3月ですが花粉で苦しむ方が多いですね。 私は春の花粉はほぼ感じないですが、秋の花粉症が酷くてあまり共感されません。。。 今回はS3を利用してWebサイトをホストしていた時に発生した事象について記載します。 どういう現象? S3に静的Webページをホスティングしている際に、<https://ドメイン名/ディレクトリ/>というパスへアクセス
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CloudFrontディストリビューションの代替ドメイン名を付け替える

はじめに CI部 平野です。 既存のCloudFrontディストリビューションから、新規に作成したディストリビューションへ代替ドメインを切り替えることがAPIで簡単にできるようになったようだったので試してみました。 背景 案件で使用中のCloudFrontディストリビューションのオリジンを「ELB+EC2」構成から「S3」構成へ変更する必要があり、ファーストステップとして新規S3オリジ
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AWS CLIでAMI・スナップショット一覧を取得する

コーヒーが好きな木谷映見です。今日はスタバのホワイトモカを飲みました。 EC2を利用していると、定期バックアップ等でAMIやスナップショットが溜まります。 これらをAWS CLIで一覧にして取得します。 スナップショットのSnapshotIdの取得 対象AWSアカウント内のSnapshotIdの一覧 SnapshotIdと時間の一覧 特定日次より前に作成されたsnapshotのSnapshotIdと時間の一覧 おまけ:CloudShel
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【AWS CLI】【Route 53】委任セットを使って、サブドメインを委任してみた

こんにちは。AWS CLIが好きな福島です。 はじめに 利用するコマンド,サブコマンド やること 手順 アカウントBに対する操作実施 ①委任セットの作成 ②委任セットの確認 ③委任セットを使ったホストゾーンの作成 アカウントAに対する操作 ④NSレコードの登録の準備 ⑤NSレコードの登録 ⑥動作確認 終わりに はじめに 今回はRoute 53の委任セットを使い、サブドメインを委任
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ルートボリュームをEBSスナップショットから復元したボリュームに設定する

AWS CLIが好きなテクニカルサポート課の市野です。 ふと、AMIからの起動ではなく、既存のEBSスナップショットをルートボリュームにしてEC2インスタンスを設定することができたよな?と気になったので、構築・設定手順の確認と整理をしてみました。 手順概要 大まかな手順は以下のようになります。 スナップショットからボリュームを作成 復元用インスタンスの作成 復
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