サーバーワークス の技術ブログ

Amazon Connect へ AzureADからシングルサインオン(SAML)する設定手順

概要 Amazon Connectを利用するユーザーの管理方法として、SAML2.0ベースの認証方法を選択することができます。 今回はAzureAD との連携設定を試してみました。手順が少し複雑で長くなりますが、紹介させていただきます。 なお、Amazon Connectインスタンスを作成する手続き内でユーザーの管理方法を指定し、インスタンス作成後は管理方法の変更ができません。 変更する場合は

AWS Client VPNでSAMLによるフェデレーション認証ができるようになりました!

こんにちは、技術1課の小倉です。 2020/5/19にアップデートがあり、AWS Client VPNでSAMLによるフェデレーション認証ができるようになりました! AWS Client VPN で SAML 2.0 経由のフェデレーション認証のサポートを開始 今までは、クライアント証明書による相互認証、Active Directory によるユーザー認証でしたが、さらにSAML2.0での認証ができるようになりました。SAMLとはシングルサ
AWS

Dockerを使ってコンテナを触ってみよう:Dockerの使い方の基本

はじめに こんにちは。孔子の80代目子孫兼技術5課の孔です。最近、仕事でActive Directoryとの死闘を続けた結果、チョットワカル程度までレベルアップすることができました。こんなに認証、認可って奥が深いものなのか…と感動している最近です。ADも一段落ついたので、今日はこちらDockerのブログを更新したいと思います! 先日までの内容を復習してみましょう。1回目

Amazon Connectでついつい忘れがちな顧客キューフローの設定

自分の携帯電話発信とConnect発信の通話頻度がほとんど変わらくなってしまったCI部5課の山﨑です。 今回は初めてAmazon Connectで問い合わせフローを作成する際についつい忘れがちな顧客キューフローの設定についてまとめていきたいと思います! その他のConnectあるあるをまとめている弊社ブログ記事もありますので合わせてご覧ください。 助けて!Amazon Connect で設定した

SESの上限緩和申請について(サンドボックス環境からの脱出)

AlexaにAmazon Prime Music Unlimitedを提案されて購入してしまった技術5課の山﨑です。 今回はSESの上限緩和申請の方法についてまとめていきたいと思います。 SESの上限緩和申請について(サンドボックス環境からの脱出) SESは初期環境では不正使用や悪用防止のためにサンドボックスと言われる利用制限がかかった環境に配置されています。これは全てのアカウントで同様です

東京リージョンで構築可能なインスタンスタイプのアベイラビリティーゾーン別一覧表[2020/5/26]

SRE部 佐竹です。 こちらの記事は以前2019年4月10日に投稿させて頂きました記事「[EC2]東京リージョンで構築可能なインスタンスタイプのアベイラビリティーゾーン別一覧表」の更新版となります。本ブログの最新情報については上記リンクより最新記事をご参照ください。 はじめに 結果(アベイラビリティーゾーン別一覧表) 前回からの変更点 まとめ はじめに 今回は以下
AWS, SRE

Amazon VPCでBYOIPv6のサポートが開始されました(東京リージョン含む)!

こんにちは、技術1課の小倉です。 2020/5/21にアップデートがあり、Amazon VPCでBYOIPv6のサポートが開始されました(東京リージョン含む)! Amazon Virtual Private Cloud (VPC) で独自 IPv6 アドレスの持ち込み (BYOIPv6) のサポートを開始 2019/11/13にBYOIPで所有しているIPv4アドレスをAWSへ持ち込みができるようになったのですが、今回はIPv6アドレスが持ち込み可能になりました。また持ち込み
AWS

S3 のライフサイクルポリシー以外で削除させないようにして経過を見守る

こんにちは。技術4課の保田(ほだ)です。 在宅勤務に伴いずっと家にいるので7年ぶりに自炊を再開しました。でもちゃんと作るのが面倒なので海外の調味料などを飛び道具として、日々よく分からない強い味の料理を食べています。 要約 S3 のオブジェクトをライフサイクルポリシー以外で削除させないようにして経過を見守った 導入 S3 にはライフサイクルポリシーと
AWS

Amazon Transcribe がリアルタイム文字起こしの語彙フィルタリングをサポートしました

はじめに こんにちは、技術1課の山中です。 今日は中本の蒙古タンメンをデリバリーで頼んでみたのですが、とても辛くてかなりテンションが下がっています。 ※味は美味しいのですが、辛いのが苦手なことを失念しておりました。 というのはさておき! 今回はこのアップデートについて見ていきます! Amazon Transcribe がリアルタイムの文字起こしの語彙フィルタリング
AWS

【Tips】仮想プライベートゲートウェイからDirect Connectゲートウェイを経由したDirect Connect接続への切替

GWにAmazon Echoを購入してAlexaとのコミュニケーションを楽しんでいるCI部5課の山﨑です。 今回は仮想プライベートゲートウェイ(以下、VGW)からDirect Connectゲートウェイ(以下、DXGW)を経由したDirect Connect専用線接続へ切替える際の注意点をTipとしてお伝えしたいと思います。 本旨 今回お伝えしたいTipsは以下の2つです。 AWSコンソール上でVGWとVIFの関連付けを解除するため

Box CLI でフォルダアップロード

こんにちは。 友人のハーレーダビッドソンに触発されて、とりあえず大型二輪免許を取得しようとしている設樂です。 バイクって、ベストシーズンが少ない気がするのは私だけでしょうか。それとも日本だけでしょうか。 春=強風&花粉症 夏=暑い 秋=快適 冬=寒い 今回は Box CLI を使って、Box へフォルダアップロード手順を紹介させていただきます。 事前準備 Box CLI

EC2 Instance Savings Plan の割引率向上に伴い購入プランを再検討してみました

SRE部 佐竹です。 今日も Savings Plan のお話です。 はじめに 結論 今回のUpdateの内容 実際の利用料と割引率をSavings Planで確認してみる 割引率について 1年 での比較(利用料) 1年 での比較(割引率) 3年 での比較(利用料) 3年 での比較(割引率) どのオプションが最も良いと言えるか? パターン1 Compute Savings Plan × 3年 × 全額前払い パターン2 Compute Savings Plan × 3年 × 前払
AWS, SRE

Security HubのイベントをAWS ChatbotでSlackへ通知

表題の通りです。 Security Hubで検出されたアレやコレをSlackに流し込むようにします。 AWS Chatbot が一般公開されました!の記事では、CloudWatchアラームの内容をSlackに流していましたが、今回はCloudWatchイベントの内容をSlackに流します。 全体構成はこんなイメージ Security Hubで集約したセキュリティ系イベントを自動的にSlackに通知したい場合、残念ながら直接はできません。

リポジトリとDockerfile、そしてビルド

はじめに こんにちは。孔子の80代目子孫兼技術5課の孔です。最近暑いなと思っていたら、昨日から雨が降っていて今日は朝からとても寒いですね。おかげさまで途中で起きることなくぐったり寝ることができました。 前回はDockerとは、イメージとは、そしてレイヤーとはどのようなものなのかをみてみました。こちらの知識はDockerの最も基本的な概念となりますが、Docker

【AWS超入門】初心者は必ずチェック!アクセス権限のきほん

こんにちは、技術1課の加藤です。 ただでさえ新型コロナウィルスの影響で在宅勤務な上、温度の乱高下でへばりそうな今日この頃。みなさま、どうぞご自愛くださいませ。 今回は、弊社YouTubeチャンネルにて最近アップロードを始めました「はじめてのAWS」シリーズの中から「AWS権限管理 - はじめの一歩」を取り上げまして、その内容をお伝えしていきます! 動画で見た