サーバーワークス の技術ブログ

Amazon Monitron 〜第三弾 環境準備編〜

はじめに そろそろ はじめに のネタがなくなってきましたが、絞り出してみようと思います。 春ということで、入学の季節ですね。我が家の子供が新たな学校に入学ということで、あれやこれやと大慌てで準備してました。 自分の子って感じがしたのが、ギリギリにならないと準備しないというところ。 やっぱり事前準備って余裕を持ってやったほうがいいですね。 と

Lambda関数が突然動かなくなった話

はじめに 前提 ある日のこと ググってみる botocore、boto3 のバージョンを確認してみる 徐々に核心に なぜバージョン競合が発生するのか 原因まとめ 対応 おわりに はじめに サーバーワークスの宮本です。今回は本番運用していた AWS Lambda 関数が何も変更していないのに突然動かなくなった話を共有します。一見すると信じられない話ですが、最後までお読みいただけると
AWS

M5Stack Core2 for AWS で L チカ をやってみた

こんにちは、テクニカルサポート課の荒川です。 AWS 公式の Workshop の L チカを試した時に悩んだ点がありましたので共有となります。 該当の Workshop は以下となります。 core2-for-aws-iot-kit.m5stack.com M5Stack Core2 for AWS 自体の紹介については、島村の過去記事がございます。 blog.serverworks.co.jp 結果から Workshop の手順通りに進めることで、以下を学習することが出来ました。 オン

【New Relic】AWS Security Hubイベント情報を可視化する方法(前編)

はじめに こんにちは、マネージドサービス部の福田です。 セキュリティは、技術的な環境が日々進化する中で、常に最前線で対応しなければならない重要な分野です。 このブログでは、AWS Security HubとAmazon EventBridgeを使用して、セキュリティイベント情報をNew Relicに連携する方法について 紹介しようと思います。 後編はこちら blog.serverworks.co.jp 本ブログで得られること A

New RelicのInfrastructure agentのインストールコマンドからPowershellの挙動を理解する

New Relicのインストールコマンドを使用して、Powershellでどのような処理をしているか解説します。

nginxログをFluentdとNew Relicで見える化する

こんにちは、マネージドサービス部 大城です。 リバースプロキシ(今回の場合nginx)のログをNew Relic Logsに連携して見える化してみます。 New Relic APMを入れたらデフォルトでログが自動転送されるので便利です。APMが対応している言語であればAPMを入れるのが手っ取り早いです。 ただ、APMが対応していない言語やアプライアンス製品などAPMを入れるのが難しい環境は、リ

AWS Network FirewallでSMTP通信を制御しようとして上手くいかなかった話

エンタープライズクラウド部の山下(祐)です。 AWS Network Firewall(以下、NFW)で、特定メールアドレス宛てのSMTP通信のみ許可するような制御が可能か、調査を行いました。 色々試行錯誤しましたが上手くいかないためAWSサポートへの問い合わせも行ったところ、「NFWでは、SMTP通信のドメイン(メールアドレス)での制御には対応していない」という回答がありました。 残
AWS

Guardrails for Amazon Bedrockの検証~生成AIアプリを責任あるAIに~

サーバーワークスの村上です。 2024年4月24日にGuardrails for Amazon Bedrockの一般提供が開始されました。 aws.amazon.com Guardrails for Amazon Bedrockでは、各種フィルターを設定し、生成AIアプリケーションの有害な入力・出力をブロックすることができます。 利用可能なリージョン 機能概要 Content filters(コンテンツフィルター) Denied topics(拒否されたトピック) Word filters(ワードフ

SSL/TLSで利用されている技術とその仕組みを整理してみた

カスタマーサクセス部の山﨑です。 HTTPSやSMTPS等、広く利用されているSSL/TLSにおいて利用されている技術とその仕組みを整理してみました。 SSL/TLSについて 概要 SSL/TLSで使用している3つの技術 暗号化 ハッシュ化 デジタル署名 デジタル署名について深堀り デジタル署名とデジタル証明書 デジタル証明書の発行と利用準備 1. SSL/TLSサーバー(TLS終端装置)で秘密鍵を作成す
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ガバメントクラウドAWS「以外」で必要な設備・作業を考えてみる

こんにちは、Enterprise Cloud部 ソリューションアーキテクト1課 宮形 です。 令和6年度はガバメントクラウドへの早期移行団体検証事業へ申込された、またはこれから申込予定の地方自治体様が多くおられると予想します。それに合わせて必要なAWSリソース利用料やAWSの設計構築・運用保守費用の見積・予算取りを進めることになります。 気を付けたいのが、ガバメントクラ

Amazon EventBridgeで実現するマルチアカウントイベントの集約管理

カスタマーサクセス部の山﨑です。 EventBridgeを用いてマルチアカウントでイベントの集約管理を行う方法について検証してみました 今回の構成 いざ実装 イベント集約用アカウント 1. EventBridgeでカスタムイベントバスを作成する 2. カスタムイベントバスでルールを作成する ▼イベントパターン ▼ターゲット ▼入力パス ▼入力テンプレート アカウントA 1. defaultイベント
CS

ACM for Nitro Enclaves を利用してNginxへのHTTPS通信を実装してみた

カスタマーサクセス部の山﨑です。 今回はACM for Nitro Enclaves を利用してNginxへのHTTPS通信を実装してみました 今回の構成 AWS Nitro Enclaves について AWS Certicate Manager について ACM for Nitro Enclaves について 実装してみる 事前作業 リバースプロキシ(Nginx) Nitro Enclaves CLI のインストール IAM Instance Profile の作成とリバースプロキシへの関連付け 信頼ポリシー IAMポリシー IAMロールを

ISUCON過去問のボトルネックをNew Relic APMで確認する

こんにちはマネージドサービス部 大城です。 前回のブログ の続きを書きます。今回は Python で試してみます。 New Relic APM をインストールした後、ボトルネックがどこにあるのか確認して、少しだけチューニングします。 前準備 やってみた チューニングなしの状態 ベンチマーク1回目 New Relic画面確認(チューニングなしの状態) indexを作成する ベンチマーク2回目 New R

AWSから抜け出す方法も考えておく【ガバメントクラウド】

こんにちは、Enterprise Cloud部 ソリューションアーキテクト1課 宮形 です。今年に入ってガバメントクラウドのブログを書くようになりまして、どの記事も前向きでポジティブな内容を心がけておりましたが、今回は一転して後ろ向きなタイトルになります。 本BLOGではガバメントクラウドにおいてAWSに各システムをリフト&シフトした後に、AWSから抜け出す方法 について検

AWS BuilderCardsを遊んでみた

こんにちは!DS1課、濱岡です! re:Invent2023で配っていたBuilderCardsで遊んでみました! Youtubeの動画もあるのでこちらもぜひご覧ください! www.youtube.com www.youtube.com ルール説明 実際のルールについてはこちらから↓ https://d2jm2rwvncgxr.cloudfront.net/aws-builder-card-rules-2023.pdf ここでは上の内容を日本語でまとめたものを記載してみます。 ゲームの準備 カードの準備 このゲームでは