サーバーワークス の技術ブログ

Amazon RedshiftのAUTO VACUUM機能について

技術一課の杉村です。2018/12に Amazon Redshift の AUTO VACUUM 機能がリリースされました。 https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2018/12/amazon-redshift-automatic-vacuum/ Redshift を利用されているお客様がこのリリースを見て、自動で VACUUM が走ることに対してパフォーマンス影響があるかを気にされたことがあり、そのときに調べた内容を遅まきながらもブログにしてみました。 ポイント 自
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ETLツール「Talend」でS3署名バージョン2廃止に対応する方法

TalendのS3コンポーネントと「S3署名バージョン2廃止」の影響 「S3の署名バージョン2 廃止にAWS CLIやSDKをバージョンアップせずに対応する方法を調べてみた」 「S3の署名バージョン2 廃止に対応する方法を調べてみた(Embulk S3プラグイン編)」 に引き続き、ETLツールである、Talend で提供されているS3用コンポーネント(「t3Get」など)が、「S3署名バージョン2廃止」による影響
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CUIでGmail

はじまり こんにちはCI部の千葉です。 当社では、お客さまとのコミュニケーションには Backlog 、社内のコミュニケーションには Slack を使っているので多くのエンジニアは日々の業務でメールを利用しません。 とは言え、名刺にメールアドレスを書いているのでメールチェックしない。ってワケにもいかないのでWebブラウザGmailを開いているのが実情です。 わたしは、ず

S3の署名バージョン2 廃止に対応する方法を調べてみた(Embulk S3プラグイン編)

S3の「署名バージョン2」廃止と、サードパーティツールのS3プラグインへの影響 「S3の署名バージョン2 廃止にAWS CLIやSDKをバージョンアップせずに対応する方法を調べてみた」 に関連して、S3を利用するサードパーティツールへの影響についても調べてみました。 S3はデータのETL処理(Extraction Transformation and Load)において、加工前データ・加工後データの保存先として利用さ
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Datadogでブラウザテスト機能がリリースされました!

Datadogでブラウザテスト機能がリリースされました! こんにちは。佐藤です。 最近、Datadogをつかってます。Datadogでブラウザテストの機能がリリースされましたので、記事にします。 Datadog公式ブログにも記事が書かれていますね。 User experience monitoring with Datadog browser tests どんなもの? Datadog Synthetics でAPI Testと Browser Test の2つのテストができるようになりました。API Testの

Marketplace(Centos.org)提供CentOS7AMIのマイナーバージョンを調べてみた(2021/8/27現在)

※2021/8/27 AMIが追加されているので、追記、修正しました。 こんちには、技術3課の城です。 当社ではAWS環境でLinuxを利用する多くのケースでAmazonLinux2をお勧めしています。 ただ、アプリケーション要件により、どうしても他のOSを利用する必要がある場合があります。 先日も、とある案件にてCentOS7を利用する必要があり、かつ動作保証のマイナーバージョンが限られてい

DSaaSのライセンス超過時の動作を確認した

Trend MicroのDSaaS(Deep Security as a Service)で消費ライセンスをカウント方法が気になったので検証してみました。 検証環境 5台分のライセンスがあり、コンピュータ5台を保護対象し、すでにライセンスを使い切っている状態です。 ちなみにトライアルライセンスで検証しているので無償と表示されています。 ライセンス超過する数のコンピュータを追加した時の動作 DSM(Deep Secur

Lambda上でAWSCLIを動かしてS3 Syncする

こんにちは、技術一課の加藤です。 AWS CLIのS3 Sync、便利ですよね。 コピー元とコピー先の付き合わせやバージョンの比較など、Sync処理において面倒だな、と思うことを全部端折ってくれるS3 Syncは、まさにバケット間のデータ移動の最適解といえるでしょう。 しかしこれを定期実行したい、となるとやや面倒です。実はAWS SDKにはS3 Syncと同様の機能がないため、Lambdaでい
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東京リージョンで構築可能なインスタンスタイプのアベイラビリティーゾーン別一覧表[2019/4/10]

CS課佐竹です。前回は「IAMに関する話」を記載させて頂きましたが、今回はEC2になります。 はじめに リージョンにおける構築可能インスタンスタイプの制限 アベイラビリティーゾーンにおける構築可能インスタンスタイプの制限 具体的な調査方法 実際に利用したコマンド 結果(アベイラビリティーゾーン別一覧表) エラーメッセージと判定条件 成功 他のAZで構築可能 東
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AWSで始める機械学習その1『Comprehend Customを使おう!』

AWSではマネージドな機械学習サービスが様々提供されています。 ComprehendやTranscribe等で、ユーザーがInputを与え簡単に機械学習で予測することはもちろん、SageMakerで しかし、私のような機械学習初心者からすると、いきなりSageMakerを使うのはハードルが高く、ComprehendやTranscribeでできる範囲で予測を行うにとどまってしまいます。 ということで、AWSのサービスを使いつつ

【DynamoDB/Boto3入門】DynamoDBでアトミックカウンタを実装しつつ更新式について学ぶ。

こんにちは、技術一課の加藤です。先日、特定条件のファイルの個数をカウントするために、DynamoDBを使ったアトミックカウンタを実装しました。 こりゃー便利だと思うと同時に、DynamoDBのUpdateItemについてある程度わかっていないとちょっとだけ困るなあと感じたので、実装手順や注意点を備忘録的に書き残しておきます。 アトミックカウンタ 他の書き込みリクエストを

IAMユーザにMFA設定を強制するにあたりiam:ListUsersが必須では無くなった話

CS課佐竹です。 はじめに 仮想 MFA デバイス、U2Fセキュリティキー 2019年1月までのMFA強制 IAM Policy のベストプラクティス "iam:ListUsers"が問題になるシーン 実際の設定画面を確認する 現在のMFA強制 IAM Policy のベストプラクティス 新しく増えた My Security Credentials (セキュリティ認証情報) ページ 実際の設定画面を確認する DenyAllExceptListedIfNoMFA に iam:DeleteVirtualMFADevice が必要な理由

S3の署名バージョン2 廃止にAWS CLIやSDKをバージョンアップせずに対応する方法を調べてみた

S3における「署名バージョン2」が2019年6月24日に廃止されます 下記リンクに記載があるとおり、S3へのAPIリクエスト時の「署名バージョン2」が廃止され、「署名バージョン4」のリクエストのみを受け付けるようになります。 Amazon S3 における AWS 署名バージョン 2 の廃止 https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/AmazonS3/latest/dev/UsingAWSSDK.html#UsingAWSSDK-sig2-deprecation Amazon S3 における署名バージ
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【Cloud Automator】APIでのジョブ作成においても「リソースの終了ステータスチェック」がデフォルトでONになりました

以下の記事でご案内しました通り、Cloud Automatorにおきまして、本日12時よりAPIを利用したジョブの作成においても「リソースの終了ステータスチェック」がデフォルトでONが指定されるように変更されましたので、お知らせいたします。 【告知】APIでのジョブ作成においても「リソースの終了ステータスチェック」がデフォルトでONになります APIをご利用頂いているお客様
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【速報】Direct Connect Gateway のマルチアカウント対応が発表されました!

こんにちは、AWSセールスエンジニアの加藤一喜です。 何かと繋がっていたい昨今です。 そんな折、Direct Connect Gatewayのマルチアカウント対応の発表がありましたのでドカンと報告します。 従来のDirect Connect Gatewayはどうだった? Direct Connect Gateway(DXGW)を利用する事で、同一アカウント内で利用される複数のVPCへの接続が可能です。 一方で、アカウントが異なる場合は従来、
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