サーバーワークス の技術ブログ

RDSを本番環境で停止運用しないほうが良い理由について

CS課佐竹です。 はじめに 何故、RDSを夜間に停止したいのか? 1. 停止機能は検証用の環境向けである 2. 停止、開始に時間がかかる場合がある 3. キャパシティ不足時に対応する手段が限られている キャパシティ不足とは? EC2におけるキャパシティ不足対応 EC2と比較したRDSのキャパシティ不足対応 まとめ それでも本番環境のRDSを停止したい方へ Modifyによるdb.instance classの
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Elastic Beanstalk のCLBでTLS1.2に限定させたい

こんにちは。限定物に目がない佐藤です。 今日は私の誕生日なのでブログを書くことにしました。 きっかけ Elastic BeanstalkでデプロイしたCLBはデフォルトでセキュリティポリシーが「ELBSecurityPolicy-2016-08」が適用されて、TLS1.0 / TLS1.1 / TLS1.2が許可されています。 PCI DSS準拠な環境ではTLS1.2のみにしないといけない場合、デフォルトから変更する必要がありました。 お手軽にTL

【速報】AWS Service Quotas がリリースされました!

こんにちは、AWSセールスエンジニアの加藤カズキです。 ジーンズ、スニーカー、釣具、Tシャツ。。。集めだしたらキリがない、管理が大変なものってありますよね。 AWSの各リソースにも使える数量に上限が設けられています。これまでは個別に管理する必要がありましたが、現在の上限値が一元管理可能な AWS Service Quotas がリリースされましたのでご紹介します。 AWS Serv
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「こけしクイズ」をリリースしました! #Alexa #Skills #kokexa

こんにちは、サーバーワークスのこけしの人、坂本(@t_sakam)です。今回は、Alexaの新しいスキル、「こけしクイズ」をリリースしたので、そのお知らせです。 「こけしクイズ」スキル 名前の通り、こけしに関するクイズを出題するスキルです。日本人なら「存在自体は知らない人はいない」とも言えるこけしですが、こけしの起源や、系統ごとに「色」や「形」に決ま

t3.nanoにSquidをインストールしても起動しなかった

ええ。起動しませんでした。 ちなみにOSはAmazon Linux 2です。 $ sudo systemctl status squid ● squid.service Loaded: not-found (Reason: No such file or directory) Active: failed (Result: exit-code) since Wed 2019-06-19 02:38:40 UTC; 21min ago Main PID: 32671 (code=exited, status=1/FAILURE) Jun 19 02:38:40 ip-192-168-10-185…

【小ネタ】Red Hat Enterprise LinuxのAMIの調べ方

本記事ではEC2でRed Hat Enterprise Linux(RHEL)を用いたい場合のAMIの調べ方について、2019/6/18時点で「こうやったら良さそうという方法・留意点」についてご案内します。 8系が最近リリースされて、EC2の作成ウィザードのクイックスタートで表示されるRHELについても8系が表示されるようになりましたが、まだもうちょっと7系を利用したい・あれ過去verのAMIってどう調べたらいい

Amazon Personalizeをつかって簡単レコメンデーション

2019/06/12にAmazon Personalizeの一般提供が開始されました。 Amazon Personalize の一般提供開始と東京リージョンラウンチのおしらせ モデル(Personalizeではレシピと呼ばれる)をトレーニングし、レコメンデーション機能が簡単に作成できるAWSサービスです。 今回はこのAmazon Personalizeをつかって、社内で利用しているピアボーナ制度(Unipos)のデータをもとに、「この人へポイントを送っ
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AWS Client VPNをAD認証で使ってみる

技術一課の杉村です。AWS Client VPN が東京リージョンにやってきましたので、前回のブログでは解説をしてみました。 AWS Client VPN がアジアパシフィック (ムンバイ) と アジアパシフィック (東京) の 各AWS リージョンで利用可能に 先日のブログでは、そもそもの AWS Clinet VPN の概念を解説し、サーバ証明書とクライアント証明書を利用した「相互認証」のパターンの利用方法を
AWS

SigV2の廃止時期延期を発表: SigV2を利用しているかの調査方法もご紹介します

CS課佐竹です。 既に皆さまご存知かもしれませんが、AWSの公式ブログ(日本語版はこちら)にて表題の件のアナウンスがありましたのでご連絡いたします。また本ブログでは、「S3がSigV2を利用しているかどうか」を調べるための方法も合わせて記載いたします。 ※6月17日に記事名を変更しました 要約 これを受けて利用者はどのようにすべきか SigV4をS3で利用しているの
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AWSの認定試験に合格すると貰える特典を有効活用しよう

CS課佐竹です。 はじめに AWS の認定試験に受かって得られる金銭的な利点 自分が持っている特典の確認方法 APNポータルにサインインしてAWS認定画面まで移動する AWS認定画面から特典を確認する 特典コードを利用して模擬試験を無料で購入する まとめ 追記 はじめに 本日は、AWSの認定試験について記載します。 認定試験と言いましても、何かの認定試験対策のブログでは
AWS

WorkSpacesへの接続手順 ~Simple AD/MSAD編~

技術三課の鎌田です。 WorkSpacesの構築が完了し、いざ接続という状況になった際、接続手順が分からないという声をいただくケースが増えてきましたので本ブログにて手順をまとめたいと思います。 こちらのブログでは、Simple ADもしくはMSAD for Directory Serviceを想定した手順を記載しています。 AD Connector(既存のActive Directoryのユーザーを使った接続)の場合は一部手順が異な

WorkSpacesへの接続手順 ~AD Connector編~

技術三課の鎌田です。 WorkSpacesの構築が完了し、いざ接続という状況になった際、接続手順が分からないという声をいただくケースが増えてきましたので本ブログにて手順をまとめたいと思います。 こちらのブログでは、AD Connectorを想定した手順を記載しています。 Simple ADもしくはMSAD for Directory Service(既存のActive Directoryのユーザーとは別のユーザーを使った接続)とは一

【Cloud Automator】タイマートリガーをいつでも実行できる機能をリリースしました(β版)

普段ご利用いただいているタイマートリガージョブを、設定している日付/曜日/時間に関係なく、いつでも実行できる機能をを、β版として Cloud Automator に追加しましたのでお知らせ致します。 ( 正式版のリリースは2019年6月下旬を予定しております ) タイマートリガーの「今すぐ実行」機能について 従来ですと、タイマートリガージョブの動作確認 ( 操作対象のリソース

Amazon Connectのシステム開発時に便利な波形編集ソフト

初めに Amazon Connectを組み合わせたシステム開発をする際に以下のような場面に遭遇することがあります。 録音されたオーディオファイルを聞きたい 録音されたステレオファイルをデュアルモノファイルに変換したい(※) ※Amazon Connectで録音されたオーディオファイルはステレオファイルです。オペレータとお客様の声がLRチャネルになっています。 本記事ではそれらの
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AWS Client VPNを分かりやすく解説してみる

技術一課の杉村です。AWS Client VPN が東京リージョンにやってきました。AWS Client VPN がアジアパシフィック (ムンバイ) と アジアパシフィック (東京) の 各AWS リージョンで利用可能に特にエンタープライズのお客様にとっては、社内のシステムとリモートにいるクライアントPCを繋ぐいわゆるクライアントVPNはなじみ深いものです。「ふむ、AWS Client VPNが東京リージョンに来
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