サーバーワークス の技術ブログ

WorkSpacesにバンドルされるセキュリティソフト(WFBS)の管理コンソールについて

技術三課の杉村です。リモートワーク体制を整えることに対する需要が高まっています。 リモートワークを助けるツールの一つがVDI(仮想デスクトップ基盤)です。 今回はAWSが提供するVDIである Amazon WorkSpaces に関する投稿です。 1. WorkSpacesプラスアプリケーションバンドル WorkSpacesでは、仮想デスクトップを構築する際の元イメージとしてAWSが提供する Windows のイメージ

CloudWatch Synthetics が GA されたので何ができるのか調べてみた

こんにちは、技術1課の加藤です。 2019年にプレビューが発表されていた Amazon CloudWatch Synthetics が GA されました。 Synthetics という字面を見るとなぜか SAO っていう言葉が頭に思い浮かぶんですがそれはさておき。 (あっちは Synthesis ですけど) CloudWatch Sythetics が担う合成監視という概念についても軽く説明しつつ、何ができるのか確認していきます。 CloudWatch Synthetics さて先ほ

AWS Transfer for SFTPがFTP/FTPSをサポートしました!

こんにちは、技術1課の小倉です。 2020/4/23にアップデートがあり、AWS Transfer for SFTPがFTP/FTPSをサポートしました! Introducing the AWS Transfer Family with fully managed support for SFTP, FTPS, and FTP 2018年11月にAWS Transfer for SFTPがリリースされましたが、今回さらにFTP/FTPSがサポートされました。今までFTP/FTPSを利用していて、SFTPに切り替えることができないアプリケーションで利用できます。
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【boto3入門】起動されたEC2にAWS Lambdaでタグを自動的に付与してみる【30分】

CI部の柿﨑です。 つい最近、キーマカレーを作るのがとても簡単なことに気づきました。 あのじゃがいもの皮むきをやらなくて済むんです!! たまねぎをみじん切りにする手間さえクリアすれば、ひき肉と鍋に入れてジエンドなんです。 と、いうことでフードプロセッサーを購入して、快適なキーマカレーライフを送っています。 私がSWXに入社して初めて書いたこちら
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Amazon Connect Streamsを使ってみよう

はじめに こんにちは!孔子の80代目子孫兼技術5課の孔です。ずっとIHコンロを使っていましたが、火力がほしいなと思い、最近ガスコンロを家に導入しました。すると、カスコンロを使うと鍋の取っ手が熱くなることを知らず、いつもどおり鍋の取っ手を掴んだらめちゃめちゃ加熱されてて一瞬で火傷をしてしまいました🥺絆創膏巻いたらタッチパッドが反応しなくなる

S3にあるオブジェクトを異なるアカウントと共有する3つの方法 part2

こんにちは、CI部技術5課の村上です。 今回はS3にあるオブジェクトを異なるアカウントと共有する方法part2です。前回の記事ではバケットのレプリケーションによって共有する方法を紹介しました。この記事では残り2つの方法を紹介します。 ↓前回の記事はこちらからご覧ください。 S3にあるオブジェクトを異なるアカウントと共有する3つの方法 part1 やりたいこと 前回
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Serverless Framework で Amplify Console を使えるプラグインで SPA(Vue.js) をデプロイしてみる - 準備編

こんにちは、技術1課の加藤です。 みんな大好き Serverless Framework。 とてもよくできたサーバーレス環境のデプロイツールな訳ですが、SPAサイトを作りたい時、ホスティングをするのがなかなかやりづらくて困ったことがあります。 と思ったら、それを一発で解決してくれそうなプラグインを発見。 早速使ってみました。 ※ 長くなりそうだったので準備編とデプロイ編で

S3にあるオブジェクトを異なるアカウントと共有する3つの方法 part1

こんにちは、CI部技術5課の村上です。 今回は、S3にあるオブジェクトを異なるアカウントと共有する方法を紹介します。3パターンほど検証したのですが、全部を紹介すると長くなってしまうので、この記事ではレプリケーションによって実現する方法を紹介します。 やりたいこと 図にすると、以下のような感じです。 前提として、アカウントAのIAMユーザーであるuser-aが
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macOSのスリープ時に一時ファイルを削除しよう

サーバーワークスのBYOD制度 CI部の千葉です。 サーバーワークスではBYOD制度が普及していて、過半数の社員がPCやスマートフォンは個人所有のものを利用しています。 参照: サーバーワークスホームページ - はたらきかた BYOD制度の注意点 BYOD制度の利用にあたり、いくつかの注意点があります。 MDMソフトのインストール アンチウィルスソフトのインストール ローカルデ

GuardDutyのマルチアカウント設定がAWS Organizationsで少し簡単になりました

2020年4月21日のアップデートです。 Amazon GuardDuty simplifies multi-account threat detection with support for AWS Organizations Amazon GuardDutyはAWS組織のサポートを追加して、組織内のすべての既存および将来のアカウントにわたる脅威の検出を簡素化します。今回のリリースにより、新規および既存のGuardDutyのお客様は、GuardDuty管理者として組織内の任意のアカウントを委任し、最大5,000のAWSア
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Organization内のAWS ConfigをCloudFormation StackSetsで一気に設定する

最近は複数のAWSアカウント利用が増えてきました。 AWS Configのようなサービスを有効化する場合、「リージョン数 × アカウント数」の設定が必要になります。 CloudFormationを使ったとしても、これだけの作業をするのは一苦労です。 そこでCloudFormation StackSetsを利用し、複数のアカウント・リージョンに対して一気に設定することにしました。 要件 利用しているアカウント
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Organization内のAWS ConfigをCloudFormation StackSetsで一気に設定する

最近は1つの法人で複数AWSアカウント利用するケースが増えてきました。 AWS Configのようなサービスを有効化する場合、「リージョン数 × アカウント数」の設定が必要になります。 CloudFormationでコード化したとしても、「リージョン数 × アカウント数」を実行するのは一苦労です。 そこでCloudFormation StackSetsを利用し、一気に設定することにしました。 要件 利用しているア
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YouTube Video BuilderでCloud Automatorのショートビデオを作ってみた

こんなの作った Cloud Automatorのショートビデオを作ってみました。 所感など 今年4月14日にYouTube Video Builder(β)が発表されました。このツールを使うことで、あらかじめ用意されたレイアウトや音楽等を用いて、短いYoutubeビデオ(6秒または15秒)をすばやく作成できます。 手順はこちらにしたがって作成できます。だいたい申請からアカウント作成までに2~3日、作成に10分と

AWS Chatbot が一般公開されました!

はじめに こんにちは、技術一課の山中です。 惜春真っ只中です。 それはそうと、2020/04/22 に遂に AWS Chatbot が一般公開となりました!!!! https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2020/04/aws-chatbot-now-generally-available/ これよさそう!と思っては「まだベータ版か…」と何度夜な夜な枕を濡らしたことか… というわけで、試しに AWS Chatbot を使って Slack 連携をしてみました。 AWS Chatbot
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『テスト駆動開発』をPythonで写経するにあたって 演算子のオーバーロードとハッシュテーブル について調べた

こんにちは。 完全リモートワークもそろそろ3ヶ月目に入って、運動不足が深刻になってきた丸山です。 今回は超有名な技術書『テスト駆動開発』をPythonで写経しながら学んでいく途中でわからなかったこと、調べたことなどを記事にまとめてみました。 知識としては基本的な内容かもしれませんが、私と同じように『テスト駆動開発』を読んでいてピンとこなかった方