サーバーワークス の技術ブログ

【その2:フェイルオーバー編】CloudEndure Disaster RecoveryでEC2をAZ間DR

CSM課の佐野です。 前回の記事では、CloudEndure Disaster Recoveryを使い始めるまでのセットアップを中心に手順をご紹介しました。 本記事では、実際にフェイルオーバーがどのように動くのか、手順とともにご紹介したいと思います。 やりたいこと BLUEPRINTの設定 無停止フェイルオーバーテスト 本番フェイルオーバー フェイルオーバー編のおわりに やりたいこと 以下のDRシナ

Amazon ElastiCache for Redis がクロスリージョンレプリケーションに対応しました!

はじめに こんにちは、技術 1 課の山中です。 春が訪れたので、入社以来変えていなかった Slack のプロフィール画像を新しいものに変えました。 春の格好をしてでかけたら、寒い。そんな毎日です。 Amazon ElastiCache for Redis がこの度クロスリージョンレプリケーションに対応したとのことですので、試していこうとおもいます! Amazon ElastiCache for Redis がグローバルデータス

Amazon Connect 導入支援をお願いしたときのコスト感を知りたい

わたしがはじめてAmazon Connectの本番稼働案件を担当してからちょうど1年がたちました。 ありがたいことにその後複数のお客様のAmazon Connect本番導入を複数サポートさせていただきました。 そして自社の代表電話もAmazon Connectで運用することができるようになりました。 2018年12月に東京リージョンでAmazon Connectが利用できるようになって1年と少し。 1年でずいぶんとAmazon Conn

Amazon EC2のT2インスタンスタイプを休止状態にできるようになりました!

こんにちは、技術1課の小倉です。 2020/3/19にアップデートがあり、Amazon EC2のT2インスタンスタイプを休止状態(ハイバネーション)にできるようになりました! Amazon EC2 Hibernation で、T2 インスタンスタイプのワークロードを一時停止および再開できるようになりました 今まではM3、M4、M5、C3、C4、C5、R3、R4、R5のインスタンスタイプで休止状態にできていましたが、ここにT2が
AWS

打刻したかどうかをSlackに通知するBotを作った話

こんにちは! 今月から技術2課に配属になりました濱岡です。 先日、Nintendo Switchでどうぶつの森が発売になりましたね! 業務以外はほぼどうぶつの森をやってます。 お金を稼いで借金生活から脱却したいです。 さて今回は、打刻したかどうかSlackに通知するBotを作成しましたので、これについて書きます。 今回のBot作成の経緯 今回、これを作成するに至った経緯なんで

条件付きで最大50人のユーザーが Amazon WorkSpaces と Amazon WorkDocs を無料で使用できます

こんにちは、技術1課の小倉です。 2020/3/19にAWSからアナウンスがありましたが、条件付きで最大50人のユーザーが Amazon WorkSpaces と Amazon WorkDocs を無料で使用できるようになっています。 在宅勤務を実現するAmazon WorkSpaces および Amazon WorkDocs に関する新しい提案 無料で使用できる条件は以下です。 今までWorkSpacesとWorkDocsを利用したことがないこと 2020/4/1から6/30までの期間限
AWS

Alexa for Business(15)Tableauで会議室の利用状況を可視化する(1)

こんにちは、サーバーワークスのこけしの人、坂本(@t_sakam)です。 前回は、Alexa for Business用のプライベートスキルをノンコーディングでスキルを作成できる「Alexa Skill Blueprints」を使って作りました。とても簡単にAlexa for Business用のプライベートスキルが作成できて便利でしたね! さて今回は、Using Tableau with Alexa for Business meeting room utilization metrics(Alexa for Businessの会議

Amazon Inspectorの評価結果をS3に集約する

AWSの様々なサービスでは、ログをS3バケットに保管できる仕様になっています。 しかし、残念なことにAmazon InspectorにはS3バケットへの出力機能がありません。 今回は、マルチアカウント・マルチリージョン環境でのInspectorの検知結果を、どのように1つのS3バケットに集約するかについて考えていきます。 1.Amazon Inspectorの評価結果の出力機能について Amazon Inspectorの脆弱性

特定の接続元IPアドレスだけAmazon Connectを使いたいあなたへ

在宅勤務になって会社電話の対応に困っていませんか? サーバーワークスでは代表電話がAmazon Connectになっているため、現在は在宅勤務推奨となっていますが今まで通り電話の応対ができています。 Amazon Connectはどこからでも利用できる点がメリットの一つです。 しかし「どこからでも利用できる」ことが会社的にNGのこともあるのではないでしょうか。 今日はその解決

【初級編】AWS CDKを使用してデプロイする際にハマったポイント

こんにちは、今期から技術4課に配属になりました古川です。 最近はコロナウィルスの影響で、ジムに行くことが出来ず悶々としています。 本記事では、AWS Cloud Development Kit(以下、CDK)を使用してCDKアプリをデプロイする際にハマったポイントを紹介します。 AWS CDKとは、AWS上のインフラ構成をプログラミング⾔語で定義し、CloudFormation を通じてデプロイするためのフレーム

【Cloud Automator】「リソースの終了ステータスチェック」に対応した「EC2: Windows Update」アクションをリリースします

はじめに 従来の「EC2: Windows Update」アクションは、「リソースの終了ステータスチェック」に対応していなかったため、ジョブの成否はSystems ManagerのSend Command APIリクエスト時の実行成否となっていました。 したがって、最終的にWindows Updateが実行完了したかどうかはCloud Automatorのジョブの成否では確認できませんでした。 【その他】リソースの終了ステータスをチェック

Amazon Data Lifecycle Manager(DLM)で1時間おきにスナップショットがとれるようになりました!

こんにちは、技術1課の小倉です。 2020/3/9にアップデートがあり、Amazon Data Lifecycle Manager(DLM)で1時間おきにスナップショットがとれるようになりました!ここでいうスナップショットとは、Amazon EBSのバックアップのことです。 Amazon Data Lifecycle Manager (DLM) が 1 時間のバックアップ間隔をサポート 今までは最短でも2時間おきでしたが、それよりも短い時間でとれるようになっ

【その1:準備編】CloudEndure Disaster RecoveryでEC2をAZ間DR

CSM課の佐野です。寒くなったり暖かくなったりしますが、春らしい陽気が感じられるようになってきましたね。 最近は1ヶ月ほど在宅勤務をしており、引きこもりがちのせいか、外ではいろいろな花が咲いていることに気づくのが遅くなってしまいました。季節に置いて行かれそうです。 さて、今回はCloudEndure Disaster Recoveryのご紹介をします。 CloudEndureと言えば、CloudEndure

AutoScaling グループからターゲットをデタッチしてみた件

こんにちは、SRE1課の冨塚です。 みなさんAuto Scaling利用していますか?負荷に応じてインスタンスをスケールアウトやスケールインしてくれる便利なサービスですよね。 ELB配下のEC2をAuto Scaling Groupで構成し状況に応じてスケーリングする環境があるとします。そんな中、稼働中のインスタンスをメンテナンスしたくてサービス止めたいんだけどな、とか思ったことありま
AWS

File Gateway の WindowsACL 利用について

こんにちは、技術2課、大阪勤務の全(ちょん)です。 最近、便利なWindowsのコマンドを発見しました。 fsutil 大容量データの転送テストの際によく使われるコマンドとなりますが、CUIに長けている方は「常識だろ」と思われる方は多いかもしれません。 5年早く知って入ればテキストファイルに文字列を繰り返しコピペするといった苦行を味合わずに済んだのにと、恥ず