サーバーワークス の技術ブログ

RDSのバージョンアップグレードと他のメンテナンスを同時に行う場合の考慮事項

こんにちは。テクニカルサポート課の森本です。 RDSのバージョンアップグレードと他のメンテナンス(DBインスタンスクラスの変更など)を実施した際の挙動についてお問い合わせいただいた際に 改めてご注意いただきたい点がありましたのでまとめておきます。 主にこちらのドキュメントの記載内容の実例となります。 RDS for PostgreSQL のメジャーバージョンアップグレー
AWS

Amazon Translate を利用した Alexa スキル「和英翻訳くん」を更新しました!

こんにちは、サーバーワークスのこけしの人、坂本(@t_sakam)です。今回は、Alexa スキル更新のお知らせです。タイトル通りなのですが、Amazon Translate を利用した Alexa スキル「和英翻訳くん」を更新しました! 更新内容 リピート時にゆっくり読み上げる機能を追加しました。 翻訳後の音声をリピートしたいとき、いままでは、通常速度での再生となる「リピート」のみし

【LangChain(LCEL)】3つのRunnable〇〇を理解する

こんにちは。AWS CLIが好きな福島です。 はじめに 参考 RunnableParallel サンプルコード1 実行結果1 サンプルコード2 実行結果2 補足: RunnableParallelと同等の書き方① RunnablePassthrough サンプルコード1 実行結果1 解説 サンプルコード2 実行結果 解説 補足: RunnableParallelと同等の書き方② RunnableLambda サンプルコード 実行結果 解説 終わりに はじめに 今回は、LangChainでchainを組む際に
AWS

AWS SAM でネストされたスタックを扱う方法 ~パラメータ編~

こんにちは、アプリケーションサービス部ディベロップメントサービス 1 課の滝澤です。 本記事をご覧いただきありがとうございます。 本記事は AWS Serverless Application Model(以下、SAM) でネストされたスタックを定義する際のパラメータの扱い方について解説していきます。 以下の 2 本のブログを読んでいただいていると、以後の説明に役立つかと思いますのでご興味が

AWS SAM でパラメータを扱う方法

こんにちは、アプリケーションサービス部ディベロップメントサービス 1 課の滝澤です。 本記事をご覧いただきありがとうございます。 本記事は AWS Serverless Application Model(以下、SAM) でパラメータを扱う方法について説明します。 SAM の概要についてはこちらの記事をご覧ください。 blog.serverworks.co.jp 前提(SAM プロジェクトの初期化) SAM でパラメータを使用する方法 te
AWS

AWS Public IPv4 の請求が2024年2月1日より開始されています

マネージドサービス部 佐竹です。本ブログでは AWS における Public IPv4 アドレスの有料化が予定されていました2024年2月1日が過ぎたことで、請求が開始されたと同時に想定通り AWS Cost Anomaly Detection が発砲された件や `ElasticIP:IdleAddress` の廃止について記載しています。
AWS

Flask + API Gateway + Lambda構成でServerless Frameworkのプラグインを利用せずに画面遷移をさせる方法

こんにちは。サーバーワークスの松井です。 API Gateway + Lambda + Flaskといったwsgiのアプリケーションを構築する際にServerless Frameworkを利用しています。 Serverless Frameworkがv4から有料化するとの情報を得たので、無料で利用できるAWS AWS Serverless Application Model(AWS SAM)などの別のデプロイ用のフレームワークにて同様の構成のアプリケーションが構築できるかを検証してみました。

【読書感想文】New Relic実践入門 第2版 オブザーバビリティの基礎と実現

こんにちはマネージドサービス部 大城です。 2023年12月に販売された「New Relic実践入門 第2版 オブザーバビリティの基礎と実現」を読んだので読書感想文を書きます。 www.seshop.com 今回の本は第2版となっており、第1版のときに書かれた弊社のブログもありますので貼っておきます。 『New Relic 実践入門 監視からオブザーバビリティへの変革』を読んでみた - サーバーワーク

【初心者向け】Amazon WorkSpacesについて概要をまとめてみた

こんにちは! CS3課の河本と申します。 1月末に中途入社の研修期間を終え、配属後初のブログです。 AWSにはAmazon WorkSpacesというVDI(仮想デスクトップ)サービスがあります。 VDIといえばリモートワークなどでも取り入れられたりしますね。 Amazon WorkSpaces初心者の私が、本サービスについて調べる機会がありましたので、調査結果をまとめてみました。本記事はこれからAmaz

【LangChain(LCEL) / AWS】会話履歴を踏まえた回答の生成

こんにちは。AWS CLIが好きな福島です。 はじめに 参考 Amazon Bedrock(Claude)に質問 サンプルコード 実行結果 補足 会話履歴を踏まえた回答 サンプルコード 会話履歴をメモリに保存 サンプルコード ポイント 会話履歴をDynamoDBに保存(自己履歴管理) DynamoDBの構築 サンプルコード 実行結果 メモリに保存する場合との変更点 DynamoDBに登録されたデータの確認 補足(質問や回答以外の
AWS

AWS LakeFormationで権限管理をしてみよう

こんにちは!DS1課、濱岡です 最近データ分析の話をよく聞きます。 その中でデータの権限管理ってどうしてますか? AWSではAWS LakeFormationというサービスがあります。 そのサービスについて今回はまとめてみようと思います。 AWS LakeFormationとは? AWS LakeFormationとは一言でいうとデータの一元管理ができるサービスです。 Amazon S3上のデータとAWS Glue Data Catalog関連のメタデー

アクセス制御している WorkSpaces から WorkDocs サイトにアクセスしてみた

AWS Network Firewall で WorkSpaces のアクセスを制御している構成 AWS Network Firewall のルールグループに WorkDocs サイト URL のドメインを許可 WorkSpaces から WorkDocs のサイトURL にアクセスしても表示まで遅延する事象が発生 AWS Network Firewall のルールグループに追加でドメインを許可 WorkDocs サイトURL にスムーズにアクセスできる状態 AWS Network Firewall で WorkSpaces のアクセスを制御してい
AWS

EBS Volume の io2 は io2 Block Express に統一されました

マネージドサービス部 佐竹です。本ブログでは、2023年11月21日に EBS Volume の io2 が io2 Block Express に統一され、公式ドキュメントの一覧表記から消えた件について記載しています。注意点として、2023年11月21日 以前に作成された io2 ボリュームでは io2bx 化するために何らかの変更操作が必要です。

AWS SAM でネストされたスタックを扱う方法 ~概要編~

こんにちは、アプリケーションサービス部ディベロップメントサービス 1 課の滝澤です。 本記事をご覧いただきありがとうございます。 本記事は AWS Serverless Application Model(以下、SAM) でネストされたスタックを扱う方法について説明します。 SAM の概要についてはこちらの記事をご覧ください。 blog.serverworks.co.jp ネストされたスタックの基本 前提(SAM プロジェクトの初

AWS SAM の --guided って何?

こんにちは、アプリケーションサービス部ディベロップメントサービス1課の滝澤です。 本記事をご覧いただきありがとうございます。 本記事は AWS Serverless Application Model(以下、SAM) のテンプレートをデプロイする際に使用できる --guided オプションについて説明しようと思います。 SAM の概要についてはこちらの記事をご覧ください。 blog.serverworks.co.jp AWS SAM とは? 前提