サーバーワークス の技術ブログ

AWS Client VPN で iPhone からプライベートリソースを表示してみた

こんにちは、技術2課の駒井です。 今更ながら NBC ドラマの HEROES を視聴しているのですが、 頻繁にガラケーが登場するのでなんだか不思議な気持ちになりますね。 今回は、AWS Client VPN を手元の iPhone から接続してみようと思います。 これでお手軽にプライベートリソースに接続できますね! ヤッター!\(^o^)/(時空間制御) VPN 接続端末について Client: iPhoneX Software Version
AWS

Railsを動かして理解するDBコネクションプール

データベースの文脈でコネクションプールという用語は昔から聞くのですが、私はあまり理解できていませんでした。 アプリケーションサーバの代表的な実装の一つであるRuby on Railsで実験し、理解を深めてみました。 検証環境の構築 今回は1台のEC2インスタンスを使います。 アプリ(Rails)とDB(MariaDB)は、同じEC2インスタンス(Amazon Linux 2)で動かします。 検証用Rail

【ECR】リポジトリの作成からイメージのプッシュまで

こんばんは。 ECSのAutoScalingが使いやすくなりましたよね。 新機能 – AWS ECS Cluster Auto ScalingによるECSクラスターの自動スケーリング これでECSの利用もより進むんじゃないでしょうか。 ECSで立ち上げるコンテナのイメージはDucker HubかECRからpullできます。 今回はそんなECRの利用のご紹介です。 リポジトリ作成 ECRのリポジトリを作成します。 ECRの利用が初めての場合以下の
AWS

【Cloud Automator】複数のジョブをワークフローとして管理できるようになりました

本日、Cloud Automatorの新機能として「ジョブワークフロー」機能をリリースしました。 これまで、「AMIを作成するジョブ」と「インスタンスを停止するジョブ」を組み合わせてEC2インスタンスの定期的なバックアップを実現するような場合には、それぞれのジョブを「Webhook後処理」と「HTTPトリガー」などを使って個別に繋ぎ合わせる設定が必要でした。 このやり方では、
AWS

AWS Cost Explorer の Hourly Usage report を使ったオフピーク分析

CS課佐竹です。 冬で乾燥している昨今ですが皆様、加湿器炊いてますか?(挨拶) はじめに Hourly を有効にする 2021年4月追記 AWS Cost Explorer CostDataStorage AWS Cost Explorer USE1-APIRequest Hourly の Usage Report を確認する Charge Type の Usage Report の使い方 オフピーク分析 まとめ はじめに 本ブログは「Savings Plans はどのように適用されるのか?」にて以下の通り記載しました内容の補足に
AWS

EC2からADサーバーを自分で作成し、WorkSpacesのディレクトリとして使ってみよう!

はじめに こんにちは、孔子の80代目子孫、孔です。自己紹介に子の字が多いですね。この度、自分でADサーバーを作ってそのディレクトリを使ってWorkSpacesを構築してみました。 WorkSpacesを構築する際にAWS managed MSADやSimpleADを使うとより簡単にWorkSpacesの構築ができますが、そうするとその裏にあるディレクトリの仕組を理解することができないかと思います。ですので、ADサ
AWS

Amazon Transcribeを使って自動で文字起こしできるようにする

技術2課の小林です。 最近Transcribeを触る機会がありました。 そのとき、S3にPUTするとTranscribeが自動実行される構成を考えました。 構成とシナリオ S3 Bucket音声データ格納用に音声データを格納 1をトリガーにLambdaが起動し、Transcribeが起動する 文字起こしの結果がS3 BucketTranscribe結果格納用に格納される 構築手順 S3 Bucketの作成(音声データ格納用と Transcribe結果格納用) 2, L
AWS

RDSのCA証明書を最新版の「rds-ca-2019」に更新する手順

健康診断が明日なのにお腹を壊して体調があまり宜しくないCI部5課の山﨑です。 本日はRDSのCA証明書の更新手順を簡単にまとめてみました! RDSのCA証明書の更新について すでにAWS等から証明書の更新を促す通知が来ている方も多くいらっしゃるかと思いますが、改めてドキュメントの内容を確認します。 現在の CA 証明書は、2020 年 3 月 5 日に期限切れになります。そのた
AWS

RADIUSサーバーを構築して、WorkSpacesを多要素認証で運用する

こんにちは、鎌田です。 WorkSpacesを運用される際に、多要素を検討されるお客様が増えてきました。 今回のブログでは、RADIUSサーバーを構築し、WorkSpacesで多要素認証を有効にする方法をご紹介します。 1.構成 以下のような構成で、実施しました。 RADIUSサーバーを冗長化したい場合、ELB等は不要で、同じ設定をしたサーバーを2台並べておくだけでOKです。 AZがまたがって

AWS未経験/入社1ヶ月半でAWS SOA試験に合格できた勉強法(2020年)

こんにちは、2019年12月入社のCI部5課の山﨑です。 運動不足に危機感を覚えて久しぶりにジムに行ったら膝が死んで、さらに危機感を覚えました。 そんな私ですが、SAAの受験から2週間の時を経て、SysOps Administrator Associateを受験して合格することができたので、具体的にどのような勉強法を実践したのかを本記事で皆さんにお伝えしたいと思います! 私の簡単なバックグラ
AWS

EC2インスタンスにIAMロールをアタッチしてアクセス制御してみた

新年あけましておめでとうございます。CI部5課の山﨑です。研修を終えて無事に大阪に帰還してホッとしている最近です。 今回はIAMロールについて理解が浅かったので、基本的な操作にはなりますが手を動かして実際の動きを見てみました。 そもそもIAMとは IAMは AWS Identity and Access Managementの略で、AWSリソースへのアクセスを安全に管理するためのWebサービスで、AWS Well-Arc

Ruby on Rails 6をAmazon Linux 2で動かす

Amazon Linux 2 に Ruby on Rails 6 の環境を構築してみました。 軽い気持ちでやったのですが、想像以上にハマりどころが多かったです。 今回の構築方針は以下の通りです。 rbenvなどのRuby環境の管理ツールは使わない 関連ツール類は、なるべくAWSのリポジトリからインストールする Dockerなどは使わず、Amazon Linux 2 で直接動作させる Rubyのインストール Amazon Linux 2 では、Rubyのバー

【Cloud Automator】EBSのバックアップ状況を定期的にチェックできるようになりました

本日、EBSのバックアップ状況を定期的にチェックする機能をリリースいたしました。 EBSのバックアップチェック機能について 背景 昨年、AWSの東京リージョンの一部で大規模な障害が発生しました。これを受けて、複数アベイラビリティゾーンによるシステム構成やバックアップの重要性があらためて認識されました。 Summary of the Amazon EC2 Issues in the Asia Pacific (Tokyo) Region (A

MacからEC2(windows)にリモートデスクトップ接続でログインする方法

こんにちは。2019年12月より入社した古川です。 主にサーバレス開発を担当しており、普段はEC2にはあまり触れないので 備忘録として残しておこうと思います。 本記事は、まだAWSの使用経験が浅く、普段MacOSを利用している方を対象としております。 前提 MacOS Catalina(10.15.2) IAMユーザー(AdministratorAccessをアタッチ済み) 踏み台用のLinuxサーバーを作成済み (踏み台サーバーにsc

AWS BackupでEC2のバックアップを別リージョンにとる

AWS Backupには、EC2インスタンスのバックアップを他のリージョンにとる機能があります。 他のリージョンにバックアップがあれば、普段利用しているリージョンの障害時に、他のリージョンでサービスを再開することができます。 いわゆるDR(Disaster Recovery)です。 今回、東京リージョンからシンガポールリージョンに、バックアップ・リストアしてみました。 [東京リー
AWS